「ラグナロク・オブ・ピザ・タキ」

◆本エピソードはニンジャスレイヤープラスにて独占公開◆しよう◆

noteまとめ

◆まとめ◆：全セクション（#1／#2／#3／#4／#5）
◆実況付◆：#1／#2／#3／#4／#5

登場人物

あらすじ

キタノ・スクエアビル地下街で進められていたジアゲ計画を乗っ取り、そこで得られる利益を独占しようとしたカタナ・オブ・リバプール社の企みは、ニンジャスレイヤーの活躍によって阻止された。だが、イクサの中でピザタキの地上階は燃え落ち、改装工事が終わり通常の営業体制に戻るには暫しの時間が必要となった。

「イラッシャイマセ！」
「ピザタキにようこそ。テイクアウト専門の本格ピザ屋だぜ」

普段はピザタキに住み込みで働いているコトブキとザックは、この期間中にワゴンを用いてピザの販売を開始。二人の前のめりな姿勢に不服げなタキをよそに、石窯焼きのホットなピザと明るく元気な接客で、ピザワゴンは地域の人々の間で人気を博していく。

「キ……キタノスクエアビル改修工事が始まり……その……ピザタキは仮設店舗で営業を再開……していると」
「……潰せ」「他の報告は要らん」

しかし、順風満帆と思われたピザワゴン営業には思いもよらぬ困難が待ち受けていた。様々な因果が絡み合い、ピザタキをライバル店と認識してしまった巨大ピザチェーン「ピザスキ」が、暗黒メガコーポならではの最強出店戦略を実行に移したのだ！
そしてその裏で暗躍するのは謎めいたサイバネ鉄仮面の男。ピザタキに対して並々ならぬ憎悪を抱くこの男の正体とは……？

「勝負を挑んできているのならば、受けて立つしかありません」
「見せてやろう。ジゴクを見た人間の戦い方をな」

かくして、いつもの戦いとは一味違う本格ピザ・バトルが始まった！
互いの意地と誇りを賭けた真剣勝負、最後に勝つのはどちらのピザ屋か！？

解説

「キタノ・アンダーグラウンド」の続編にあたる中編エピソード。「スレイト・オブ・ニンジャ」にて言及されていた、ピザタキとピザスキの「ピザワゴン勝負騒動」の顛末が描かれる。
第4部シーズン4のプレシーズンエピソードに共通する日常回めいたテイストを引き継ぎつつ、忍殺お得意の猛烈にドライヴする展開や社会派な一面も盛り込んだ、熱々のピザのように読み応えたっぷりな一編に仕上がっている。
此度ピザタキの面々が挑むは、暗黒メガコーポの巨大資本と卑劣な手段も躊躇わぬ恐るべきマーケティング戦略。果たして彼等は迫り来る「ピザ・タキ終末の日」を乗り越えることは出来るのか？