◆本エピソードはニンジャスレイヤープラスにて独占公開◆しよう◆
noteまとめ
登場人物
あらすじ
南アフリカ、ヨハネスブルグ。
月が破砕した直後に地下遺跡が露出し、レリックブレイカ――テック遺跡狩人達のメッカと化したこの街で、ヤコという名の若者が盗みを働いていた。
彼はここ最近、奇妙な感覚を覚えている。手足が自分で考えるよりもずっと「うまく」動くし、下手を打つことも少なくなった。首尾よく避難場所の遺跡へと逃げおおせたヤコは、盗んだメッセンジャーバッグの中身を改めるが……。
「エ、本? 何?」
「ナメんなよ! 読めねえよ!」
バッグに入っていたのは、分厚い書物にいくつかのノート。金目のものは一つもなし。
さらに間の悪いことに、そこに上納金をせしめるべくヤコを尾行していたニンジャが現れる。
彼はこのままニンジャの暴力に心折られ、インガオホーの末路を迎えてしまうのか……?
そして屋上、ヤコに「追い抜かれた」男――ルイナーは、その場の全員を見下ろしていた。
解説
己のカラテのルーツを求めて南アフリカに暮らすルイナーを主人公に据えた、「レリックブレイカ・シリーズ」の第1話。
ひょんなことから無鉄砲な若者ヤコと関わりを持つことになった彼の「苦労」、そして厳しくも情に厚いメンターとしての姿が描かれる。
ヨハネスブルグの奇妙な街並みを跋扈するニンジャ達のイクサを見届けよ。
- 倒したニンジャを生かしておくという選択肢があることに驚きを禁じ得ない。これは私がフジキド原理に深く冒されているからなのか…。 -- 2021-07-28 (水) 19:08:52