アダマンタイン

◆忍◆ ニンジャ名鑑#（未掲載） 【アダマンタイン】 ◆殺◆

登場エピソード

• 「マスター・オブ・カブキ・イントリーグ」

「なあ、そろそろ抵抗止めねえと、ホントに死んじまうぜ？保護されて、俺たちと仲良くしようじゃねえか。案外、これがな、悪い待遇じゃねえんだ……」

人物

• キョート共和国によって捕獲された後、懲罰装置インプラントや矯正プログラムによって服従を強いられたニンジャ、「マジックモンキー」の一人。認識番号は「か19122」。
• イフリート指揮下で、同僚のコボルトキング、スカーレットテングとともにディプロマット、アンバサダー兄弟の捕獲ミッションに参加する。
• かつては、マジックモンキーにされる前はザイバツから裏の仕事を請け負うヨゴレニンジャであった。実際その肩書に相応しく粗野で下劣な性格。
  • その事は本人のコンプレックスになっているらしく、自分が有利な局面になる度に、ポータル双子がザイバツのエリートであった過去を引き合いに出し、嘲笑う事で自尊心を満たしている節がある。

外見

• ビッグ・ニンジャクランのソウル憑依者と思われる、身の丈8フィートの筋骨隆々とした巨漢。
• 首にコボルトキングと同じサイバネ首輪が巻かれている。
  • この首輪はキョート共和国の処罰コマンドに反応し、装着者のニューロンに電気刺激による苦痛を与える。
• この他に脳内にIRC信号で起爆する小型アンタイニンジャ爆弾が埋め込まれており、これが彼を従順な兵士に仕立てた決定打となっている。
• 眼球はサイバネアイに置換されている。

元ネタ・考察

• アダマンタイン（Adamantine）は「非常に堅牢である」ことを意味する形容詞。古代ギリシャ、及びそれに影響を受けた中世ヨーロッパの文献などに登場する架空の物質・アダマント（adamant）を語源とする。
  • 文献によって金属だったり、鉱石だったりするが非常に硬いと言う性質は共通しており、近代以降のファンタジー小説やゲームなどにもオリハルコンとともにしばしば登場する。
  • マーベル・ユニバースにはアダマンチウムという金属が登場する。ヒーローの一人、ウルヴァリンの爪がアダマンチウム製であるのが有名。
  • スクウェア・エニックス社のヤバイ級RPG「ファイナルファンタジー」シリーズには、アダマンタイン＋タイマイ（海亀の一種）を名前の由来に持つ亀のオリジナルモンスター、アダマンタイマイが登場する。アダマンタインの鈍重そうな巨体の描写に加え、共に作戦行動を行ったモータルの部隊名が「カメ小隊」であったことから、実況でもこのカメを連想したヘッズも多かった。元ネタの一つかもしれない。

ワザ・ジツ

• 「下劣なサンシタ」と評されるヨゴレニンジャ出身の彼ではあるが、軍による更生プログラムの成果か、そのカラテは（ジツ重点ニンジャであり、その地位を与えられるため多分に政治的理由があったとはいえ）かつてのザイバツ・マスター位階二人を向こうに回して引けを取らぬほどまでに練り上げられている。
• また粗暴であっても馬鹿では無く、相手の虚を突く狡猾な戦術、直結IRCでのやりとりによって所属部隊との連携も巧みにこなし、「オペレイション・マジックモンキー」の狙い通り「共和国の従順な兵士」としてもかなりの水準に仕上がっている。

ビッグカラテ

• ビッグニンジャ・クランの代名詞たる巨体を活かしたカラテ。彼の場合、特に浴びせカラテと呼ばれるバク転、跳躍からパンチやケリ・キックを繰り出す巨体に似合わぬアクロバティックなカラテ・スタイルを得意とする。爆発的瞬発力で間合いの離れた相手にも一瞬で到達し、その全体重を乗せた強烈無比な一撃を繰り出す様は殺人キャノンボールに例えられる。
  • ただしこの瞬発力は跳躍時にのみ発揮されるらしく、通常の動き自体は（ニンジャとしては）鈍重。
  • 元ネタはレジェンド級アクション俳優であり実際カラテのタツジンでもあるサニー・チバ＝サンが繰り出したという空中縦回転からの踵落とし「浴びせ蹴り」か。

ムテキ・アティチュード

• もはやお馴染みとなった全身を硬質化させるジュー・ジツ。
• ビッグニンジャのムテキ使いと言えば、キョート城決戦でニンジャスレイヤー達を大いに苦しめたゴライアスと同じ型であり、壁役、支援役として真の恐ろしさを発揮する代物。
  • 実際彼も防護壁としての役割の他、フレンドリー・ファイア上等で囮役を務める等、共和国軍配下のモータル隊員との連携で大いに力を発揮した。
• 他、ビッグニンジャの特性としてムテキ無しでも頑健なニンジャ耐久力を持ち、急所に当たらなければ、スリケン、クナイが刺さった程度の負傷は気にもとめない。

ストーリー中での活躍

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