アモクウェイブ
Last-modified: 2019-01-28 (月) 09:42:54
◆忍◆ ニンジャ名鑑#0022 【アモクウェイブ】 ◆殺◆
存在の痕跡を物理世界に3Dプリントして固定する「シャドウトレース・ジツ」にくわえ、サツガイからジョルリ・ジツを与えられて無生物のコントロール能力すらも身に着けた危険なニンジャ。カラテにも長けた恐るべきサイコパス。
◆ニンジャスレイヤーカードAoM-0022【アモクウェイブ】◆
(note記事)
登場エピソード 
「友達っていうのは宝だよ」
人物 
- サンズ・オブ・ケオスに所属するニンジャ。アカシ・ニンジャクランのソウル憑依者である。
- サンズ・オブ・ケオスのニンジャを殺して回る者の存在に感づき、ジツによって居場所を看破。ニンジャスレイヤーの活動拠点であるピザ・タキを単身襲撃する。
- 話し相手を絶望させるためだけに殺人行為を行うなど、息をするかのように猟奇的行動を繰り返す一方で「友達は宝」という持論を嘯く様はこれまで登場したニンジャの中でも一際異彩を放つ。タキ曰く「どサイコ野郎」。
- 同じくサンズ・オブ・ケオスに所属するジェイドマムシ、ロングゲイトとは親交があったようだが、後に「どいつもこいつもたいして覚えちゃいない」とも発言している。
- サツガイとの接触については「今でも背筋が凍る」「強烈な体験だった」と振り返っている。
外見 
- 帽子を被った旅姿。ニンジャスレイヤー名鑑カード
によると身長177cm。
- ニンジャ装束は紺色で、紫色を表面に波打たせている。
- 顔には鋼鉄のメンポを装着している。
元ネタ・考察 
- アモクウェイブ(amok wave)は「荒れ狂う波」の意味。彼の性格を表すと共に、登場エピソードのタイトルにも掛けたニンジャネームか。
- 後にニンジャスレイヤー名鑑カードにて、ニンジャの一種である「乱波」の漢字を一文字ずつ別々に英語に直して繋げたものだと明かされた。
- また、アモク(amuck)だとマレー人に見られる攻撃的な精神錯乱の発作のこととなる。ヨグヤカルタで行動していたことも考えると、彼は東南アジア系のニンジャだったのかもしれない。
ワザ・ジツ 
- その振る舞いやジツの性質からはいささか想像しがたいが、ニンジャスレイヤーと互角に打ち合えるカラテのワザマエを持つ。
- 自信家な一方で戦闘中の不覚について自省する場面も見られるため、意外と真面目に研鑽を積んできたのかもしれない。
- スリケン使用者である。
シャドウトレース・ジツ 
- その場にいた者のビジョンを人型の輪郭をもった複数の砂嵐ノイズという形で浮かび上がらせるジツ。それら一つ一つはストップモーションめいており、そこで行われたイクサを観察したり痕跡を辿ることが出来る。
- また、強く精神集中することでその者の名前をWHOISめいて読み取ることも可能。素性の知れぬ相手を追跡するというシチュエーションにおいて極めて有用なジツである。
- このビジョンは映像ではなく実体であるため、物理干渉することも出来る。
- Twitter連載版では一ヶ所アカシ・ジツと表記されている
が、ニンジャスレイヤープラス版ではその箇所はシャドウトレース・ジツとなっている。文字数制限による苦肉の策だったのだろうか。
ジョルリ・ジツ 
- 無生物、現代においては主に機械やサイバネティクスの類を操るジツ。サツガイに授けられた力である。
- アモクウェイブはサツガイの胸元の虚無に触れ、孤独の奥底から引きずり出すことでこのジツを得たという。
- オイランドロイドやロボ・ニンジャをニンジャの反応速度で操作することが可能であり、通常ならニンジャには一歩二歩及ばないこれらを明確な脅威としてイクサに持ち込める。
+
| | 過去このようなネタバレを用いたニンジャは居ただろうか?
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否、平安時代にとて居なかったに違いない。それが直感できる。今も嬉しくてたまらない。
シャドウトレース・ジツ+ジョルリ・ジツ 
- さらに、シャドウトレース・ジツで浮かび上がらせた残像体を操作することも出来る。
- この場合はジツをジョルリ体に注ぎ込むことで再現度を高め、そのカラテをアモクウェイブのものから相手のものに近付けることが可能となる。
- このようなジツの併用は通常のニンジャでは到底不可能であり、その性能は神話級ニンジャソウルの憑依者にさえ比肩する。サツガイにジツを授けられたニンジャの特異性が如実に表れているといえるだろう。
- 作中ではジツを発動した時点で既に負傷していたためかジツの行使に専念していたが、「もうちょっと早くやれれば挟み撃ちで楽に片付けられた」という本人の言からするに、万全の状態であれば「残像体とアモクウェイブ自身の挟み撃ち」も可能らしい。実現していればさらに過酷なイクサとなっていたか。
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ストーリー中での活躍 
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| | 「AMOK WAVE」「NETABARE SEXY」
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- 「アセイルド・ドージョー」のエピローグに彼と思われる人物が登場。イクサの舞台となったヨグヤカルタの最高級料亭「ペラサーン・スカ・シータ」にてロングゲイトが死に至ったイクサを観察すべく、邪魔者のいない環境を整えた上でシャドウトレース・ジツを発動。犯人たる「ニンジャスレイヤー」の名前を読み取った。
- 「ストーム・イナ・ユノミ」にてヨグヤカルタからネオサイタマまでオマカリ社のポータルを用いて移動し、ネオサイタマ観光もそこそこにジツの力でニンジャスレイヤーの足取りを辿ってピザ・タキを襲撃。その場にいた客を皆殺しにした上でタキにインタビューし、ニンジャスレイヤーの情報を掴む。インターラプトしてきたコトブキをジョルリ・ジツで掌握し、タキ相手にファック・アンド・サヨナラさせようとするが、そこにトラップマスターとのイクサを終えたニンジャスレイヤーが帰還する。
- コトブキを操っての挟撃やシャドウトレース・ジツとジョルリ・ジツの併用によって作り上げたジョルリ体でニンジャスレイヤーを追い詰めるが、「今ここで成長する」という打開策を編み出したニンジャスレイヤーはジョルリ体、すなわち過去の己自身の動きを上回るカラテによってこれを撃破する。
- すぐさま巡回していたモーターガシラを操って機銃掃射を浴びせるも、タキの銃撃にジツの集中を乱されたことによって生じた一瞬の隙を突かれて致命傷を負う。インタビューでは「サツガイに二度接触したニンジャ」であるブラスハートの名前を吐き、後悔ともとれる台詞を残して吊り上げられたまま爆発四散した。
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一言コメント
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| | 「コメント権を行使使使使使使死ね、ニンジャスレイヤー=サン」
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- 相手と同等のノイズ体+自分VS相手の戦いを常に展開できるという、タイマン理論値最強格。ノイズ体がジツを繰り出せるかは不明だが、少なくともカラテ極振りの相手には極めて相性が良さそう。 4部の相手は鬼畜揃いである --
- サツガイとの接触で人格歪んだんかな?回想シーンの語り口は普通に気後れしてたし --
- 最初に残像体を浮かび上がらせる必要がある以上フーリンカザンの構築条件は厳しいが、作り上げてしまいさえすれば格上食いも平気でやりかねない辺りが実際ジョジョめいていて面白い --
- もう一人、ジツ集中の間に護衛するニンジャがいれば最強だったのに --
- ジツに集中しなきゃならんから一人で2対1は無理なんじゃないの。実際ジョルリノイズ体まかせだったし。↑ジョルリノイズ体が強いならありだとは思うけど、結局ジツ使ってようが使ってまいが2対1なんだよなあ。 --
- 少なくともニンジャスレイヤーとカラテ応酬しながらノイズ体を練ったんだろうし、一応ジョルリノイズが活動停止する以前にモーターガシラを追加で支配してるあたり、使うリソースは全てではなかろう。 というか相手VS相手の一対一が限界だと使い所が悲惨過ぎる --
- サツガイガチャによるシナジーだからこそのチート的な性能はあるだろう。それでも最終的にはカラテだが(こいつの場合カラテも強かったが)。 --
- 時代の変化もあるだろうが平然と街に溶け込んでるあたりがコワイ。昔のニンジャはどっちかというとメキシコの野獣めいてたがこいつは人間のフリして日常に潜むサイコキラーめいてる。 --
- ↑3 発動までの隙は少ないみたいだけど、カラテの再現度を高めるためにジツを注ぎこまなきゃならんからカラテが疎かになるのは避けられんと思われ。>相手VS相手の一対一が限界だと使い所が悲惨過ぎる 作中では疲労が理由でマスラダを押してたからそう悲観するほど使えないってことは無いだろう --
- ジツそこまで注いでない状態でも本体のカラテと合わせれば実際二忍相手状態で驚異では。故にもっと早く使ったけばと反省してたわけで。あと地味にクナイ派か。 --
- 「もうちょっと早くやれれば挟み撃ちで楽に片付けられたかな」って言ってるから2対1作れるのは確定よな。 --
- 真のユウジョウでも欺瞞的タテマエユウジョウでもなく自分本位で自己満足なユウジョウであるところが彼のサイコみを際立たせてる --
- 今までのジツコンボと違って結構複雑なジツの組み合わせだからどこまでいけるか気になる…似ているハデスの影みたいに自在には使えなさそうではあるけど --
- 描写とかからするとハデスのアレの方が単純に高性能っぽくもあるんだが恐らく元々ソウルの格とかが高いわけでもなく非戦闘用ジツしかなかったアモクさんでも追加の能力着けるとそれと同じようなことができるようになったってのが可能性を感じるべきところなんじゃなかろうか --
- ↑4,5 未熟と自嘲してたからもっと練れてくればそのもうちょっと早くが可能になってたり↑6で書いたデメリットも減らせれたんだろうな --
- ジツ持ってないカラテ極振り相手なら格上食いできそうだがガン有利って程じゃなさそう。ストーンコールドくらいならワンチャンありそうだがサラマンダーやスパルタカスクラスになるとジツ発動前か再現度高める前にアッサリやられるイメージ --
- ニンジャの…ファック野郎! --
- ハデスと違って明確に有利と言えるのはソウル痕跡さえ残っていれば全く知らないニンジャでも再現できる点な。これまでニンジャが来たことのないピザタキでイクサしたからそのようなフーリンカザンを得られなかったが --
- 古代ローマカラテ振興会跡地とかに呼び出してイクサしてたらエラいことになってたかな --
- 無生物を操れるジョルリ・ジツなら、ズンビーニンジャも操れるのかね? アモ波さんが爆発四散した今となっては確かめるすべもないだろうが --
- ジョルリジツで操れるものの境は有機物と無機物とかじゃないかな。店内の死体を使わなかったのは強度の問題とかかもしれないから断言はできないけど。 --
- ↑3,4 いくらネオサイタマでも偶々そこにツヨイニンジャの痕跡がある確率ってかなり低そう。雑踏がジツの邪魔になるようだし人の痕跡がたくさんあるとツヨイニンジャの再現にまた一手間かかりそうだ。ツヨイニンジャの再現が難しいと環境に文句を言う奴に晴れ舞台は一生来ない。 --
- かなりのカラテがあってかつ相手のコピーを作れるんだからその場で成長する奴やジツ系強者が相手でない限りまず有利に戦って倒せるのでは。その自信があるからあんな余裕の態度なんだろう。 --
- サツガイと接触してサイコ野郎になったのか、元々ああいう感じだったのか本編中の描写だけだとわからないな。ニンジャになるだけで強すぎて倫理観おかしくなるのにさらにチートめいて能力増えたら誰でもおかしくなるとは思うが。 --
- 「ストーム・~」冒頭でモーターガシラが発狂するところを想像するシーン、たわいない妄想というわけでもなかったのか…そりゃさすがにやんないよな… --
- アモク=サンが、自分自身をトレースして、毎日「昨日の自分に勝つ」カラテ修行を繰り返してたら、マスラダ=クンも危なかっただろう。 --
- 基本的に4部ニンジャは強いのが多すぎる、サヴァイブするのも一苦労だ --
- ↑6最初の料亭ではニンジャの痕跡、who isした後はマスラダ=クンのみ、みたいに絞り込みはできそうでしたね。 --
- ハデスって神話級ニンジャだっけ?名前は完全にそうだけど --
- 作中で見せたような調査追跡や、闘った後のカラテ反省会には最適なシャドウトレースジツだけど、闘いその物での有効活用がいまいち思いつかない。過去のアカシニンジャクランはどういう風に使っていたんだろうか? --
- 公式でサイコパス認定されててちょっと安心。4部のニンジャはあれくらいは普通の感覚かと思ってヒヤヒヤしてたから --
- シャドウトレース・ジツはアレじゃね?自分の影出せばブンシンに成るし人通り多い(若しくは多かった)所なら影たっぷり出して黒装束着たら撹乱出来るんじゃない? --
- コレで大手組織に狩られず生きてられたの、傍から見るとまったく無意味無価値な突発殺人専門&定住せずフラフラ物見遊山ですぐ他所に行く、の合わせ技かな。四部ならではのサイコ生存可能ニッチ。 --
- ↑2 ジョルリ・ジツ無しでは過去の再現しかできないから単体じゃブンシン・ジツの代わりにはならんだろう。撹乱させるのもジョルリ・ジツを込めないと影が濃くならないから効果は薄いかも。↑4そもそも戦闘用のジツではないだろう。 --
- ↑アカシニンジャと言うからには、目明し的な、探偵専門のクランだったのかもしれない! --
- ↑ アカシックレコード アカシックレコード(英: Akashic Records)は、元始からのすべての事象、想念、感情が記録されているという世界記憶の概念で、アーカーシャあるいはアストラル光 [注釈 1]に過去のあらゆる出来事の痕跡が永久に刻まれているという考えに基づいている。 wiki抜粋。 世界記憶の概念=コトダマ空間で、コトダマ空間に残された痕跡に干渉するニンジャのクランと見た --
- 明石でも証でもなくアカシックか --
- シャドウトレースのみだと戦えないため、カラテも強い。そんなニンジャにジツを後乗せするサツガイパワーは実際ヤバイ。 --
- シャドウトレース・ジツはカラテの鍛錬にうってつけのジツだな --
- ↑過去のリピートしかできない上に集中がいるから微妙だろ --
- 複数の残像をストップモーションめいて浮かび上がらせるジツだからシャドウトレース・ジツ単品で残像を動かすことはできないんだな。 --
- ニンジャ学習力を考えればイクサの記録を精査したり強者のカラテを自分が戦わずに見れるシャドウトレースはトレーニングにも便利そう。 --
- 相手の癖やワザマエ、ヒサツ・ワザを戦わずして見られるからイマジナリーカラテで対策とって戦うジツなんじゃね --
- そこまで行くとバキ=サンのリアルシャドーめいてるな --
- シャドウトレース・ジツはジョジョ5部のムーディー・ブルースっぽい感じなのかね?情報収集には使えるけどそれ単独では戦闘はできない --
- ↑それとは違って砂嵐ノイズは動かないって違いがある。 --
- スパルタカスのソウル残渣トレースみたく現場検証に使えるし、こっちは肉眼に映るからクランの仲間とも共有可能。情報の価値を理解してるクランだったんだろうな。 --
- アモクウェイブ「今温めてる弁当、俺のなんすよ。」 --
- もはや全く関係のない話なので書いてからセプクするが、ムーディブルースはゲームでは本体の行動を録画しておいて遅効再生したり、ヒサツ・ワザでリアルタイムトレース挟撃を繰り出せる能力に仕様変更されているのだ。原作のままだと格ゲーにならんので。ではセプクします --
- 本来であれば合わさることのない既存の能力同士が合わさりケミカル反応めいて新境地に達した、サツガイガチャの奥の深さを感じるニンジャ。 --
- 子供なんだよ、俺達は…ル~シ~・モノストーン=サンのwww --
- ↑3「黄金の旋風」は格ゲーではない、わかったか。 --
- noteの彼の項目読んで「語源綾波じゃないんだ…」てなった --
- 綾波じゃなかったのは実際意外な --
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