キンジャール

Last-modified: 2021-06-25 (金) 02:31:02

◆忍◆ ニンジャ名鑑#0082 【キンジャール】 ◆殺◆
過冬のニンジャ「ワイズマン」の一人。クナイ・ダガー二刀流の恐るべきタツジンであり、また、シノビニンジャ・クランの秘伝、トビマッタキのジツによって死を偽装する。初戦で致命傷を受けたため、このジツを用いてもなお延命はかなわなかった。

登場エピソード

 

「呼吸。眼差し。若さを感じるな」
「そのカラテに釣り合わぬ。短期間のうちに経験を積んだタイプか。油断ならんな」


人物

  • ロシア系ヤクザクラン「過冬」の上級戦士「ワイズマン」の一人。
  • 闘争心が非常に強く、戦士として死ぬことを是とする性格。シックス・ゲイツの三忍を相手取ったザルニーツァのイクサぶりに感化され、対抗心を燃やす様子も見られた。

外見

元ネタ・考察

  • キンジャール(кинжал)はロシア語で「両刃の短剣」の意味。
    • ロシア軍の戦闘機発射型ミサイルの名称にもなっている。

ワザ・ジツ

  • ワイズマンに名を連ねるだけあり、カラテのワザマエは非常に高い。
  • ニンジャスレイヤーの呼吸や眼差しから彼がまだ若いニンジャであることを見抜き、またその呼吸に危険な兆候を感じ取るや否やすぐさまインターラプトを仕掛けるなど、観察眼にも特筆すべきものがある。

「マガ・ツメ」「マガ・キバ」

  • ナノテクノロジーを用いて成形されたカタナ社製の二本のクナイ・ダガー。彼自身はクナイを生成出来るが、もっぱらこの業物を使う。
  • キンジャールはクナイの扱いに極めて卓越しており、単に二刀流で戦うだけでなく、投擲した一本目のクナイに二本目のクナイを当てることによって推進力を再び与えるという曲芸めいたワザも披露している。
  • また、クナイを前方に撥ね上げて両手を後ろで組むという必殺の構えを持つ。この構えは手が隠れているが故に攻撃がどちらから来るのか分からず、その分手薄になるはずの防御も宙に留まるクナイが担っているため、攻防一体かつ隙がない。
     
(((マスラダ!備えよ!なんたる事か……!)))

トビマッタキ

「AAAARGH……第2ラウンドと行こうか……!」

  • 爆発四散した後に粒子じみて相手の装束に付着することによって死から隠れ逃れ、さらに身体の主導権を奪うという極めて特異なジツ。
  • シノビ・ニンジャクランの得意とするシニフリ・ジツの中でも特に油断ならぬジツであり、ナラク・ニンジャをして「謎が多い」と言わしめる秘儀中の秘儀。
  • 名鑑の記述や味方がジツの詳細を把握していると思しき描写があることから、本来ならエッジウォーカーフドウテンセイ・ジツのように復活を果たせた可能性も考えられるが、作中では初戦で致命傷を受けたため、ジツを行使しても一時的な延命に留まらざるを得なかった。
  • この状態ではクナイを生成して戦う。

ストーリー中での活躍

「ネタバレを確認し外見特徴要素の裏付けが完了」
  • ワイズマンの一番手としてニンジャスレイヤーと激しいイクサを繰り広げる。
  • 一切の慢心なきカラテでニンジャスレイヤーを追い詰めるも、超至近距離での打ち合いの末、クナイを両手に貫通させて動きを止めるという「肉切り包丁で骨も斬る」戦法によって肘関節をへし折られ破壊される。破壊された腕でなおも防御姿勢を取ろうとするが間に合わず、サマーソルトキックめいた蹴りを食らい爆発四散した。
  • ……が、死の直前にニンジャスレイヤーにトビマッタキを行使。ナラクにジツを阻まれて乗っ取りには失敗するも排除されるには至らず、ニンジャスレイヤーが対していたヴォジャノーイに乗り移る。逃れられぬ死を自覚しつつも戦士として死ぬべくニンジャスレイヤーに再び戦いを挑んだが、必殺の構えを盾のクナイの逆利用によって破られ、強烈なカラテ・アッパーカットを受けてヴォジャノーイ共々マッタキな死を迎えた。

一言コメント

打ち付けるコメントは、彼の闘争心の発露であろうか。
  • 今のとこクナイの扱いに一番熟達してるニンジャ? -- 2018-03-11 (日) 07:51:07
  • ヴォジャノーイがトビマッタキを知ってるようなそぶりがあったので、過去にも使用したことがあったのでは?完全に成功すれば生きながらえていた可能性もある。不完全なのはナラクの妨害を受けたせい? -- 2018-03-11 (日) 08:35:30
  • 今までのシニフリga死を偽装するジツだったし、発動する前に本当に致命傷受けたのが良くなかったんじゃなかろうか -- 2018-03-11 (日) 09:44:05
  • 熟達した恐るべきワザマエだけでも十二分に風格たっぷりだったのに隠し玉のジツでなお食らいつく。すべては戦士としてのプライドゆえに。クナイ・ダガーに包まれてあれ -- 2018-03-11 (日) 10:01:02
  • これほどの強者ですら恐れるシンウインター=サンとはいかほどのものなのだ…!という感じで上司の株も上げる理想的最初の幹部ポジションな -- 2018-03-11 (日) 12:51:40
  • キンチョール……(小声) -- 2018-03-11 (日) 13:41:54
  • 凄まじい猛者だった。しかし再戦時は再生怪人の如くあっけなかった。一度敗れたヒサツワザは二度は通じぬニンジャのイクサの苛烈さよ。ショッギョムジョ。 -- 2018-03-11 (日) 15:18:54
  • ↑追記 二度にわたってマスラダが情報を引き出す余裕が無かった激闘に違いないことは付記しておきます -- 2018-03-11 (日) 15:27:52
  • 頭上のクナイ&両手を背で組む構えからサソリ・ニンジャクランかと思ったら、まさかのシノビ・ニンジャクラン。 -- 2018-03-11 (日) 16:57:09
  • 後生大事にしていた貴様の武器もここには無いと言うニンジャスレイヤーの言が全てだと思う二回目の戦闘 -- 2018-03-11 (日) 18:12:10
  • 技のカラテ巧者。そのクナイ・ダガー捌きは芸術的ですらあった -- 2018-03-11 (日) 19:38:43
  • 回転したクナイが何秒も滞空していられるとは思えないけど、あれはやっぱ銃弾にも反応できるニンジャ反射神経の成せる読み合いなのかな。 -- 2018-03-11 (日) 20:01:09
  • トビマッタキ、深手を負った状態だと完全復活できないみたいだけど余裕のあるうちに仕掛けないといけないわけか。なんというかちぐはぐな感じが… -- 2018-03-11 (日) 20:25:31
  • 死を偽装する性質上どの道ダメージを受ける前提だろうしね。とはいえそもそもジツがどういう目的での使用を想定するものかが明確でないから、逆に今回のキンジャール=サンの使い方が異質だった可能性も…? -- 2018-03-11 (日) 22:09:25
  • ↑推測だけど敵に追い詰められた時、わざと弱い攻撃を受けてジツを発動、死んだと油断した敵に引っ付いて戦線離脱。頃合いを見計らってそいつから離れて近くにいる適当な奴を依り代に復活。みたいな感じが本来の使い方な気がする。 -- 2018-03-11 (日) 23:42:05
  • なるほど。イクサというより諜報向けのジツか。いや、シノビ・ニンジャクランの性質上諜報が本業だからそれでもおかしくないと思うけど…敵の本拠地に忍び込むときなんかにいいかも。コバンザメみたく相手にくっついて… -- 2018-03-12 (月) 09:16:55
  • 今回はマスラダくんに取りついたが、例えば爆発四散した場所にあったもの(今回だと破壊されたコンベアとか水槽とか)に取りついてやり過ごすとかも出来たのかな? そういうことが出来るならより厄介になるけど…。 -- 2018-03-12 (月) 10:28:47
  • 本来は死を偽装しながら敵の体を乗っ取るジツだと思ってる。マスラダ君はナラクに守られたから助かって、仕方なくヴォジャノーイに移ったとか。 -- 2018-03-12 (月) 20:15:57
  • キンジャール=サンが粒子状のキンジャーリキッドに… -- 2018-03-13 (火) 18:17:16
  • ↑2私も、それが本来の使い方だと思う。自分を殺したという手柄を立てた敵と入れ替わって敵の陣地に忍び込める。諜報にピッタリ。 -- 2018-03-14 (水) 21:17:13
  • 夏場のモスキート=サンによく効くのだ -- 2018-03-14 (水) 22:20:29
  • シノビのジツでありながらフドウノリウツリ・フドウテンセイに近い…アルマジロとダンゴムシが偶然同じような進化を選んだのと同様の現象なんだろうか -- 2018-03-14 (水) 22:27:21
  • ワイズマンで一番手に爆発四散したのは、カシマール=サンと微妙に名前が被って紛らわしいから、というヒドい仮説w -- 2018-03-16 (金) 14:11:12
  • というか今更だけどシニフリじゃなくてマッタキなんだな。 -- 2018-03-16 (金) 20:40:14
  • トビマッタキは本来コロナ・ジツみたいに -- 2018-03-24 (土) 18:58:36
  • 爆発四散したように見せかけるジツで今回の使い方は致命傷を受けたが故の変則活用じゃないかな -- 2018-03-24 (土) 19:00:22
  • ↑スミマセン途中送信してしまいました。ケジメします。 -- 2018-03-24 (土) 19:01:31
  • トビマッタキはガンドーのカラスと同じでソウルの力を外部に逃がすものじゃないかな?キンジャールは初戦で致命傷を受け半ばソウルが爆発した状態で使用したため復活等できなかったそういうことと独自解釈してる -- 2018-03-28 (水) 21:00:08
  • ミニットマン=サンの例を見るに、彼がマッタキを使った時は肉体が残っていたようだし、本来は致命傷に至らないダメージを受けた時にソウル?を粒子化し体外に逃すことで死を偽装し、後から肉体に戻るジツな気がする。ミニットマン=サンも2度目は肉体が爆発四散しまったので復活はできず、粒子化してフジキドにまとわりつくことしかできなかったのではないか -- 2018-05-21 (月) 16:12:01
  • ↑そもそもミニットマンのシニフリ・ジツはトビマッタキではないのでは? -- 2018-05-21 (月) 16:16:25
  • ↑両者はジツの名前も効果もかなり類似しているなと思いまして。ミニットマン=サンの爆発四散後にニンジャソウルを発する破片がまとわりつくという他にはみられなかった現象が生じた理由も説明できると思ったので、彼らのジツは近い関係にあるのではないかと。ミニットマン=サンの憑依ソウルやジツの原理が明かされない以上単なる想像ですが -- 2018-05-21 (月) 16:25:52
  • ↑トビマッタキはシニフリ・ジツの一種と明言されてる。だがミニットマンのそれがどうかは全く触れられてないがグッド・タイムズ~でフジキドが語ってる内容を考えると別もの -- 2018-05-21 (月) 18:30:36
  • 実際中国の伝説に借屍還魂や奪舎と呼ばれるトビマッタキめいたジツが存在するようだ。 -- 2018-06-09 (土) 04:56:52
  • シノビ・ニンジャクランの中でも秘技中の秘技というトビマッタキを使えたからには、明言されてないだけで憑依ソウルはアーチ級でも不思議ではない。 -- 2021-03-22 (月) 21:39:22