サイコミラージュ

Last-modified: 2024-09-07 (土) 20:11:45

◆忍◆ ニンジャ名鑑#(未掲載) 【サイコミラージュ】 ◆殺◆

登場エピソード

 

「餌を誘い込み、弄び、命を喰らう事は、いわばニンジャの本懐。違いますか?そして断末魔の恐怖は濃厚であればあるほどよい……」


人物

外見

  • ウスバカゲロウめいたレリーフが施されたメンポを装着する。

元ネタ・考察

  • サイコミラージュ(psycho mirage)は「狂気的な幻影」程度の意味だろうか。

ワザ・ジツ

  • 神がかりな言動とは裏腹に、自身の能力とサツガイに与えられたジツのシナジーを活かして狡猾に立ち回る、油断ならぬ実力者である。
    • 本人曰く「我がトーテムはウスバカゲロウ」とのことで、その幼生であるアリジゴクめいて相手を封じ込める戦法を旨とする。
  • 戦闘時は背筋を伸ばし、両手を胸の前でクロスさせる独特な構えを取る。
  • 下記の能力の他、直立姿勢のまま残像を伴うスライド移動でスリケンを回避するワザを披露している。
  • サイバネアイにグリッチを起こさせ幻影を見せるドライバを作成できるなど、情報工学にも精通しているようだ。

カラテ生成ワイヤー

  • 十本の指から微細かつ鋭利なワイヤーを放つ。
  • 作中では、相手の身体に巻きつけて動きを封じたり、ムチのように打ち据えたりと、器用なワイヤー捌きを見せている。
  • ワイヤー自体の威力も建物の壁を抉るなど相当に高いが、サイコミラージュは下記のジツと併用することにより、その脅威をさらに増している。

ソウル・アブソープション・ジツ

  • 相手の生命エネルギーを吸収し、己の力に変えるジツ。サツガイに与えられた力である。
    • 本来はパンク・ニンジャのユニーク・ジツであり、彼がこのジツを使いこなすのはサツガイ接触者ならではの所業といえる。
    • 同じくソウル・アブソープション・ジツの使い手であるスーサイドとは異なり、生者のみならず死にたての死者からもエネルギーを絞り出す描写がある。スーサイドも同様の行為が可能なのか、サイコミラージュが独自にジツのスキルツリーを伸ばしたのかは不明。
  • 戦闘時はカラテ生成ワイヤーを触媒に用い、ワイヤーに接触した相手から生命エネルギーを吸収する。
    • ソウル・アブソープション・ジツには、エネルギーを過剰に流し込まれると逆にダメージを受けてしまうという弱点があるが、彼が用いるワイヤーは非常に繊細であり、過剰なエネルギー・フィードバックを受けると焼き切れてしまうため、意図したものかは不明ながらこの反撃手段を無効化している。

ザ・フロアバンガー

  • ブディズム密教僧兵団が密かに鍛え上げたとされる平安時代の名物茶釜。武骨な輝きとブッダの頭めいた表面のリベットを特徴とする。
  • ブギーマンがネオサイタマに撒き散らしたレリックの一つであり、サイコミラージュが棲む屋敷の食卓の上に落下し、斜めにめり込んでいた。
    • その場から動かされた形跡がないのは、彼のサツガイへの信仰心ゆえか。
  • 生命エネルギーを蓄積する性質があり、サイコミラージュはソウル・アブソープション・ジツを用いてエネルギーを溜め込み、サツガイに供物として捧げることでヌンジャになることを企図していた。
  • 「フロアバンガー(floor banger)」は、ダンスフロアを盛り上げるようなノリの良い曲を指す音楽関係のスラングである。
    • ネーミングの意味合いとしては、講堂(floor)が沸く(banger)ほどに素晴らしい茶釜ということだろうか。

ストーリー中での活躍

「びっくりしました!しかし、ただネタバレするわけにはいかない」
  • サイバネアイの偽装ドライバをネットワーク上にばら撒き、被害者の視界に表示させた幻影を餌に自身の棲家へ誘き寄せ、殺害するという行為を繰り返していた。
  • 昔風の美しい女性に誘われたイツコもその一人であり、近隣住民の通報を受けて屋敷に強行突入したKATANAの隊員を全滅させた後、イツコの生命エネルギーをも奪わんとするが、彼の犠牲者の一人を捜索していたニンジャスレイヤーのアンブッシュを受け、イクサとなる。
  • カラテ生成ワイヤーとソウル・アブソープション・ジツの併用でニンジャスレイヤーを苦しめるも、彼がその場に表示していた映像素材が予期せぬ動きをするという不可思議な現象に注意を振り向けた隙を突かれ、形成は逆転。複数本のワイヤーを螺旋状に撚り合わせ、頑丈な縄とすることでジツを攻略され、さらにワイヤー縄をフックロープに変じられてラッシュを叩き込まれる。
  • 死の淵に追い詰められてなお、己の邪悪な行いを正当化して憚らなかったが、彼が崇めるサツガイは他ならぬニンジャスレイヤーによって殺されたという真実を突きつけられ、絶望の中で爆発四散した。インガオホー。
    • ジツの発動中とはいえ非ニンジャの女性であるイツコに不意打ちを許す(流石に不発ではあったが)など、ややウカツな面もあったが、イクサに入るとサツガイ接触者ならではのユニークな戦闘スタイルを披露し、一時はニンジャスレイヤーを相手に優位に立つという下馬評を上回る健闘ぶりを見せ、ヘッズを驚かせた。

一言コメント

「このコメント者めがーッ!」
  • 3部のソウカイヤ残党ポジと思っていたが、SoCが博覧会を襲撃したのもちゃんと作劇上の意味があったわけだ。ブギーマンの爆発四散とレリック四散を目撃して、こうなるのか成程 -- 2024-07-14 (日) 09:41:28
  • 「直立姿勢のまま残像を伴うスライド移動」は「陽炎」っぽいし、「ウスバカゲロウをトーテムとする」辺りは「蜉蝣」っぽくてカゲロウ・ニンジャクランなのではないかと勝手に疑っている -- 2024-07-14 (日) 18:55:00
  • 実際油断ならぬワザマエをもちマスラダとも渡り合って見せたのにモータルの女に殴られかかっただけでなんであんなにうろたえてたんだろう -- 2024-07-14 (日) 20:21:27
  • 最近のニンジャの中ではバトルのビジュアルが想像しやすくて好き。 -- 2024-07-14 (日) 22:20:36
  • 沸きたつ茶釜…ぶんぶく茶釜では? -- 2024-07-16 (火) 09:04:24
  • ↑3 「(なんてことのないモータルの女がニンジャの自分に害をなそうとした無謀さに)びっくりしました!」と自分は解釈した -- 2024-07-21 (日) 19:03:27
  • あの状況だとNRS+凄惨な殺人現場の衝撃で恐慌や発狂状態になるのが普通で、下手すりゃショック死してもおかしくないからねえ。それが体を動かせるどころかブチギレて殴りかかってくるとかそりゃびっくりもするわな -- 2024-07-22 (月) 00:31:00
  • たまにこういうジュラル星人みたいな殺害計画立てるやつ出てくるよな -- 2024-08-21 (水) 09:36:07
  • フロアバンガ―……大講堂釜かも。相変わらず日本文化に造詣の深いボンモー…… -- 2024-08-27 (火) 14:05:17
  • つまりこうだ モータルを舐めるな -- 2024-09-07 (土) 20:11:45