ジャージーデビル

◆忍◆ニンジャ名鑑#459【ジャージーデビル】◆殺◆
馬、コウモリ、蛇の特徴を持つとされるUMAニンジャ。写真を見た報道特派員イチロー・モリタはこれをニンジャではないと断じ、ナンシーへの協力を拒む。やむをえずエーリアスを助手として雇ったナンシーは、とある廃村へ辿り着くが……。

登場エピソード

• 「マーク・オブ・ザ・デビル」

その時、前方の松林から馬めいたいななき声と、荒々しいヒヅメ音、そしてコウモリめいた翼が澱んだ夜の大気を打つ音が聞こえたのだ！

人物（？）

• ネオサイタマの遥か南東・ヤマ山地で目撃されたUMA存在。
• マンゴーやパイナップルといった農作物を食い荒らしたり、峠の国道を通る車を襲う、水牛ミューティレーションを行うなどの実害を出していた。
• 作中の伝説によると、昼間は〈黒の男〉と呼ばれる黒いローブ姿でいるらしい。

外見

• 馬の蹄じみた前脚やコウモリめいた翼を持った巨大生物。
  • 名鑑や本文中の記述からすると蛇のような器官もあると思われるが、カメラには映っていなかった。ただし後述の通りヘビ毒は備えている模様。

元ネタ・考察

• ジャージーデビル（Jersey Devil）とは、アメリカ・ニュージャージー州で目撃されるUMA。
  • ヤマ山地ならヤマデビルでは？ヘッズは訝しんだ。
• 一説にはその昔ジャージーという家の末の弟に生まれた「馬面で蝙蝠の羽と蛇の尾が生えた赤ん坊」がその起源であるとも言われる。
  • 現実にはアフリカ産のコウモリであるウマヅラコウモリがその正体とされ、ナンシー・リーも当初は「何らかの要因で大型化したバイオウマヅラコウモリではないか」と疑っていた。
• 登場エピソードはモキュメンタリー形式のホラー映画（『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』などが有名）のパロディであるが、これはそのジャンルの映画の草分けの一つにジャージーデビルを取り上げた作品が存在したことへのオマージュとも考えられる。

ワザ・ジツ

• その異形を駆使した、荒々しいカラテを振るう。コウモリの翼で飛ぶことも可能。

怪音波攻撃

• 頭を割るような凄まじい怪音波を放つ。人間が受ければおびただしい鼻血と共に悶え苦しみ、廃屋程度であれば崩壊させてしまう。
• 有効範囲は狭いようで、ニンジャであればトライアングル・リープで躱すこともできる。

ヘビ毒

• 筋肉を弛緩させてしまう毒。

マキビシ

• お馴染みの非人道設置武器。車での逃走を妨害するために敷設していた。
• どのように調達していたのかは不明。

ストーリー中での活躍

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