ネブカドネザル

Last-modified: 2020-04-19 (日) 20:46:37

◆忍◆ ニンジャ名鑑#208 【ネブカドネザル】 ◆殺◆
オムラ・インダストリ専属、決戦ニンジャ。身体の90%がサイバネ化されている。電磁バリアで攻撃を跳ね返し、アンタイ・ニンジャ・アサルトキャノンを体内に格納。モータードクロ以上の超火力で敵ニンジャを消し炭と化す。

登場エピソード Edit

 

「イエスボス」
「無意味な質問です。私はニンジャソウル憑依者であり、私の身体は機械です。私はオムラ・インダストリの所有物です」


人物 Edit

  • モーティマー・オムラ提唱のモーター理念を体現するサイバネティック決戦ニンジャ。全身の95%(名鑑から5%増加!)をサイバネ化した、ほぼ完全なサイボーグである。
    • ザ・ヴァーティゴ=サンによると生身で残っている箇所は脳、脊髄、心臓のみ。つまり、臓器の大半もサイバネ置換されている可能性が高いが、作中では密かにスシを食す場面も見られた。……まあ、ロボットでもスシは食えるし……。
    • さらにジェリー・タグチ・ウィルキンソン=サンからは、「脳組織全てがそのままとは考えづらい」との見解が示されている。
       
  • お世辞にも企業経営者として褒められた器ではないモーティマーに絶対的に従っている。アルベルト・オムラ会長の言葉を「妥当」と判断しながらも、『命令』を仰ぐのは社長に対してのみ。
    • 会長にとってのオメガに相当するのが、社長にとってのネブカドネザルであるのかもしれない。何が彼をそこまでさせるのだろうか……?
  • 終始感情を発露させる事はなく、淡々と事務的なやり取りを続ける姿が「会社の備品」めいたアトモスフィアを醸し出している。
     
  • 過酷な戦闘機動やダメージにも耐える驚異的なニンジャサイバネ耐久力と、火力を過信せず状況に応じて的確に武装を運用する冷静な判断力と戦術眼は、マサムネ・シロウ=サンの『アップルシード』や『攻殻機動隊シリーズ』に登場しても全く違和感がない。
  • 当初は今までのオムラ製品の惨状からヘッズにその能力を危ぶまれていたが、いざエピソードが翻訳されるとオムラの株を右肩上がりにする実力でヘッズを魅了した。今までのポンコツどもはやはりAIに問題があったんじゃ……。
  • ニンジャスレイヤープラスN-FILES【ビガー・ケージズ、ロンガー・チェインズ】にて、憑依ソウルは不明だが、高位のものではないことが明かされた。
     
  • 「なお薬物は使用していません」「現在私はノードラッグです」と、薬物非使用アピールがやたら多い。

外見 Edit

  • ニンジャ装束風のシャープな機甲外殻によって全身を覆い、メンポの奥には眼光めいて四つの赤い光が輝く。
  • 腰部に宇宙飛行士めいた小型ジェットノズル、背部にジェットパックを内蔵。いずれも格納式。
    • 後述の追加装備を含めた物理書籍版デザインは、もはや空を舞う機械要塞といったアトモスフィア。

元ネタ・考察 Edit

  • 名前の由来は判然としないが、いくつかの説が挙がっている。
    • 新バビロニア王国の「ネブカドネザル2世」。
    • 旧約聖書(ユダヤ神話)に登場するバビロニア王「ネブカドネザル」(上記のネブカドネザル2世に比定される)。
    • サイバーパンク映画『マトリックス』シリーズに登場する武装船「ネブカドネザル」。電磁バリアも搭載。

ワザ・ジツ…というよりソウビ Edit

サイバネボディ Edit

  • ユニーク・ジツを持たない(と思われる)彼だが、その肉体そのものが「ハイテック・ジツ」という一つのジツだと言っても過言ではない。
  • ツラナイテタオスが突き刺さっても戦闘続行可能なタフネスや、ジェット推進による機動力、ガンマ線視界モードをはじめとする索敵能力など、実際隙がない。
  • 唯一の難点は兵器のアウト・オブ・アモーか。名実ともにオムラの「決戦ニンジャ」である。

モーターツヨシ Edit

  • モーティマーがモーター理念の名の下にゴリ押しで作ってしまった、「鋼鉄モンスター」や「カイジュウ」とさえ形容される恐るべき外部アーマーシステム。16の背部コネクタでネブカドネザルと脊髄直結。背中・肩部・腕部をアーマーで覆うことで装備する。
  • ジェネレーターを内蔵し、並の攻撃機を遥かに凌駕する高火力高機動重装甲を搭載しているが、常人が身につければ自重で潰れ、例えニンジャであってもネブカドネザルのような思い切ったサイバネ化を行わないと運用不可能な代物である。
スペック
サイズ「陽炎に霞む巨大なシルエット」の形容通り、最低でも人間の数倍のサイズがある模様
装甲飛行中の戦闘機と正面衝突してもほぼ無傷
運動性内蔵した各部スラスターを利用し、常人の戦闘機搭乗者ならば、過剰Gで死亡しかねない速度での急速旋回やエクストリーム飛行が可能。高機動力を活かし高速戦闘機編隊の背後に回り込める
センサーかなり離れていてもニンジャや非ニンジャの存在を捉え、さらにそれらの識別も可能
搭載武装
アンタイ・ニンジャ・アサルトキャノン×2肩部搭載。多少威力が軽減されても、五重塔を一撃で爆発倒壊させる火力を誇る電磁弾丸を射出する
小型ミサイルポッド右肩部や背部に搭載。肩部には試作型クラスターミサイルを装填
対人マルチプル機銃肩部搭載。対地攻撃に用いる
ミサイルランチャー×2腕部搭載。各3連装以上と見られる
ガトリング砲ハンガーラックに懸架、腕部に装備
モーターブレード×2ハンガーラックに懸架。聖なるヌンチャクと互角に打ち合う事が可能な他、刀身を伸長できる
散弾砲胸部内蔵。蜂の巣状の銃口が特徴
アームパンチ機構パラベラムモーターナガサマが使用していたシリンダーアームパンチ機構の大型版。偏向ブースターと電磁バリアを組み合わせることで破壊力を強化。重武装ツェッペリンさえも撃墜できる
重金属弾バルカン書籍版にて追加。アーム部分に内蔵し、戦闘機を撃墜可能な威力を有する
マルチブル・グレネード書籍版にて追加。空中から散布し爆撃を行う
アンタイ・ニンジャ・ナパーム書籍版にて追加。胸部に内蔵されており、ニンジャを焼き尽くし爆発四散に追い込むほどの火力を有する
機雷散布ボックス書籍版にて追加。パージさせることで空中から散布し爆撃を行う
アサルトガン書籍版にて追加。腰部に搭載し、引き抜いて二丁拳銃めいて射撃できる
防御兵装
電磁バリア球状に展開し、スリケンや高射砲の弾丸、ミサイルを完全に無効化する。ただしエネルギー消費量は低くない。モーターツヨシに密着した敵を弾き飛ばす迎撃手段としても応用可能。
機銃胸部内蔵。迎撃機構と連動し発射される
オプション
追加ブースター飛行用装備

 

追加装備 ネタバレ注意

追加装備:MAAA(モーター・アブナイ・アットー・アグリゲイト)システム Edit

  • 「神話モンスターめいた」と形容される、巨大なロケットエンジンの集合物。
  • 三十六個所のマイナスドライバーネジめいた機構によりモーターツヨシ背部に連結され、モーターツヨシの機動力を大きく底上げ。ネオサイタマキョート間を数時間で移動可能とする。
  • モーティマー曰く「くだらない安全保障上の物議を醸すから実地テストは行っていない」シロモノで、身体にかかる負荷もぶっつけ本番の危険性も「ニンジャだから大丈夫」で済ませたが、劇中では実際特に何も起こらなかった。
     
  • 怪しげなニンジャパワーが炸裂する本作で「一人ロボットアクション」を展開していたネブカドネザルだが、この装備を装着した事で、完全にゲーム『アーマード・コア フォーアンサー』そのものになってしまった。
  • 実際カッコいいカタパルト発進シーンはフロムソフトウェア・クランに属するヘッズを大興奮させ、続くモーティマーの「モーターヤッター!飛んだァ!」の叫びは彼らの腹筋を爆発四散させた。
    • このカッコイイ発進シーンのネブカドネザルのHUD表示は軍事兵器用語である。
    • 「システム総じ緑な」「谷」「弾薬」「殴り薬」「沈痛」。順に解読すれば下記のようになる。
表示
「システム総じ緑な」「システムオールグリーン」
「谷」「Vary(変形)」
「弾薬」「弾薬」
「殴り薬」「アッパードラッグ(精神刺激系の薬物)」
ノードラッグとは。
「鎮痛」「SAD:Safing/Arming Device(電子的安全・武装デバイス)」
  • また、「人工ニンジャアドレナリン」というノードラッグとは対照的なコトダマも。
 
  • これだけハイテクの固まりなのに、なぜかカタパルト前方のカウントダウン表記は「巨大めくりショドー台」。ひょっとして、施設にかける金がもうなかったのだろうか。「ビガー・ケージズ、ロンガー・チェインズ」時点で既に「決算時に色々」しないと赤字だったようでもあるし……。
  • とはいえ、彼のキョート上空での大戦果を目撃した社長&社員一同は「ツーヨシ!ツヨシツーヨシ!」と大エールを送る大興奮状態と相成った。
     

書籍版加筆

  • 書籍版ではそのヤバさがさらに加速し、ネオサイタマからキョートまでの所要時間が数時間から10分へと短縮された。
    • ちなみに現実であっても埼玉と京都は300km以上離れているが、忍殺世界では旅客機で7時間ほどとされている。現実での旅客機7時間に相当する距離はおよそ東京-シンガポール間の約5000kmだが、もしそうだとすれば、時速3万kmという長距離弾道ミサイルを上回る速度である。
  • 実際キョート到着時の共和国防衛軍による予想速度が少なくともマッハ20(≒時速2万5千㎞)であり、水平飛行でコレとなると本当にとんでもないシロモノ。
  • 電磁カタパルトで瞬間的にマッハ20に加速・射出され、燃料切れしたブースターは次々パージしながら飛行継続……と、まさしく火星まで飛んでいくと言ってもおかしくないような機構である。モーターヤッター!
     
  • しかしその性能・サイズ故に質量も当然ながら巨大。キョート市街地で切り離した際には、パージしたMAAAが多数の暴徒を巻き込みながら五重塔を破壊し、アンダーガイオンにまで食い込むという甚大な被害を及ぼした。
 

隠されし更なる武装 ※書籍版ネタバレ注意

ゼンメツ・アクション・モード Edit

  • モータードクロにも搭載されていた対ニンジャ戦形態はネブカドネザルにも導入されていた。
  • この形態になると、モーターツヨシに格納されていた武装のほぼ全てを展開・露出させることが可能となり、嵐のような爆撃を広範囲に叩き込み全てを殲滅する。

ストーリー中での活躍 Edit

「ネタバレ総じ格納な」

  • 「ビガー・ケージズ、ロンガー・チェインズ」では反オムラ企業の会合を制圧するべく、モーティマーが出撃を強行。
  • 「決戦ニンジャ」の名に恥じぬ猛烈なイクサでドラゴンベインフェイタルを瀕死に追い込み、ニンジャスレイヤーにすら重傷を負わせるが、フーリンカザンに基づいた攻めでモーターツヨシを破壊される。
  • しかし爆散寸前にツヨシをパージし、ジェットパックによって戦線離脱。ニンジャスレイヤーがブラックヘイズ追撃を優先していたとはいえ、ほぼオールスターに近い面子を相手にしながら無事生還を果たすワザマエを見せた。
  • が、社長(47)には敗戦の責任を押し付けられる。不憫。社長の指示が的確であれば、着陸前の砲撃でさらなる戦果を出せていたかもしれないというのに。
     
  • 第2部最終章「キョート・ヘル・オン・アース」では新装備・MAAAを引っ提げ、ザイバツへのプレゼンテーション任務のためキョートへ発進する。ちなみに作戦目標は「ニンジャスレイヤーの抹殺」及び「たくさん殺してたくさん壊す」事。
  • キョート到達後、ザイバツより共和国空軍の排除がオムラに依頼される。これはガイオン・カタストロフに関する全ての罪をオムラになすりつけるザイバツの罠だったのだが、暴走する社長(47)は二つ返事で快諾してしまう。

書籍版加筆

  • 書籍版によると、ザイバツと共に共和国防衛軍への攻撃と元老院の制圧を行い、その事実をザイバツの力で隠蔽し、表向きは『武装蜂起した共和国防衛軍をオムラが粉砕してキョートを救った』という筋書きにすることでオムラはV字回復を成し遂げる、という旨の作戦がザイバツとの密約で取り決められていた模様。
  • 当然ながらザイバツはこの計画を遂行するつもりはなく、良いようにオムラを利用しただけである。
 
  • 壮絶なドッグファイトの果てに空軍機を粗方排除した後の展開は、連載版と物理書籍版では大きく異なる。
     

連載版

  • オムラキョート社にてデスドレインアズールに遭遇、交戦する。度重なり攻撃を加えるも、ガイオン広域を食い荒らし力を増したデスドレインには一歩及ばず関節部から直接アンコクトンを注ぎ込まれてしまう。モーターツヨシを切り離して離脱したところを、アズールの狼に肉体を食い破られ爆発四散。ハイクはおろか「サヨナラ!」さえ言えなかった。
  • 交戦前に弾薬や燃料の大半を消耗していたのもあり、如何せん分が悪すぎた戦いであった。
     

ガイオン……ショウジャの……鐘の声……ショッギョ・ムッジョの……響きあり。

  • 彼の死の少し前、オムラ本社はイッキ・ウチコワシによって陥落。ネブカドネザルの最期……それはモーター理念、そしてオムラ・インダストリの最期でもあった。
  • 滅びゆくモーター理念とネブカドネザルに手向けられたのは、日本人の精神性を体現すると言われる「平家物語」の序文であった。
    • ああ、ナムアミダブツ! わかりきっていた事ではあったが、やはりモーター理念の熱狂の果てにあったのはショッギョ・ムッジョだったのだ。
       
       

物理書籍版

  • 連載版に増して大雑把なモーティマーの指示により、アッパーガイオンにてヨゴレニンジャ達およびアコライトと連戦。これを圧倒するが、アコライトがアンダーガイオンに逃れたため補給行為を優先しキョート支社へと一時帰還する。
     
  • 連載時とは異なり、弾薬・エネルギー補給を終えた後に、支社を襲撃するデスドレインを迎撃する形となる。だが、イクサの大勢は変わらず、遂に背中に取り付いたデスドレインは容赦なくアンコクトンを流し込む……と同時に、彼に邪悪に囁きかける……。
  • 流し込まれたアンコクトンによって改造脳に変調をきたした彼は、デスドレインの囁きに操られるように、デスドレインを背負ったままキョート城へと飛行突入していき……。
  • 連載版と大きく異なる彼の動向の変化は、書籍版「キョート・ヘルオン・アース」加筆の目玉だ。未読の方は、ここで簡単に詳細を知ってしまわずに本編で確認だ。

一言コメント

「イエスボス」

最新の10件を表示しています。 コメントページを参照

  • ネブカドネザル=サンでクロスオーバー小説書くとしたら何がいいかな。夢想過ぎずやられ過ぎずマイナーでない作品…スパロボかなー -- 2019-05-23 (木) 12:44:15
  • 今にして思えばアカラ・ニンジャクランのソウル憑依者だったんだろうか、過剰サイバネとの適合具合と書籍版の最期の感情の爆発と -- 2019-05-23 (木) 21:16:18
  • TSしたネザ子=サンが行くアリスギアなら読みたいかもしれない -- 2019-06-05 (水) 03:58:20
  • なんで一人だけ攻殻機動隊やらアーマードコアみたいなアトモスフィアなんだろう…巨大軍需企業に潜入した草薙=サンを始末するために出てきた全身義体兵士、って言われても違和感ないぞ -- 2019-06-05 (水) 11:11:13
  • オムラ製品はAIですっかり面白ポンコツだけど武装やデザイン自体は割とガチだと思う、ドクロはラオモト=サンの趣味で方向性違うけど。よく考えるとポンコツAIも火器管制や戦闘挙動の面ではミスったことが無いのは流石 -- 2019-06-05 (水) 12:03:29
  • 「殴り薬」は "Upper Drug(覚醒剤)" なのでは?さすがに起動シークエンスでわざわざ大きくドラッグシュート点検するとも思えないしそもそもモーターツヨシは逆噴射減速が基本ですしオスシ -- 2019-07-14 (日) 00:24:01
  • ↑12 オムラのエンブレムが雷神の意匠を用いている事、ネブカドネザル=サンがオムラの決戦兵器である事を踏まえると、「風神雷神図」の雷神像にちなみ白をベースに緑や黒のラインが入っている感じではないかなとイメジしている -- 2019-07-14 (日) 08:50:31
  • なにこのアーマードコア -- 2019-12-13 (金) 10:58:59
  • なるほど、雷神像か。いいね、遥かにいい。少なくともあの控えめな塗装よりかはずっといい。 -- 2020-04-06 (月) 03:07:33
  • 地味に第二部漫画化に対する障壁の一つ -- 2020-04-19 (日) 20:46:36
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