ブラックメイル

◆殺◆ ニンジャ名鑑N535 【ブラックメイル】 ◆伐◆
アマクダリ・セクトの末端エージェントニンジャ。タント・ダガーとムテキ・アティチュードの使い手であり、必要とあらば黒い鎧のごとく変じるムテキ・メイルのジツを用い、要人を包み込むように警護する。

登場エピソード

• 「ブラックメイルド・バイ・ニンジャ」

「クズめ、聞こえなかったか」

人物

• アマクダリ所属のニンジャ。作中では主に伝令や企業への脅迫に関わっている。
• アサノサン・パワーズ社に侵入、談合IRCにて事故の隠蔽工作を行っていたアサノ・ミツイを利用し、アマクダリにとって都合の良い事後処理を行わせていた。
• 恐怖を植え付けるためにゴルフボールを握って砕くワザマエを見せつけたり、特に理由も無く暴力を振るうなど、典型的なニンジャ暴虐性の持ち主。
• サンシタではないが手際が良いとも言えず、ミッション失敗は即組織内での立場を危うくすると恐れていることから、アマクダリの中では比較的下位のニンジャと思われる。
  • ニンジャスレイヤープラスのN-FILES【ブラックメイルド・バイ・ニンジャ】にて、末端の地位にあることが明言された。

外見

• 頭部まですっかり覆った黒いニンジャ装束を纏う。
• 虹彩の無い細く黒い瞳を持ち、低く押し殺したデスヴォイスが特徴的。
• 後頭部に生体LAN端子を設けている。

元ネタ・考察

• ブラックメイル（blackmail）は英語で「脅迫する」という意味である。エピソードのタイトルそのまま。
  • "mail"は元来「袋」を指し、中世には主に財布、郵便制度が発達した近代以降は封筒や郵便物を意味する言葉として使われている。"blackmail"の本来の語源は「財布を脅し取る」という意味だが、近代以降はネイティブでも語源俗解的に「脅迫状を送る」という意味合いで使っている人が多い。
  • "mail"には異語源で「鎖帷子」という意味もあり、作中にて「黒い鎧」という形でそちらの意味と掛けた言及もある。
  • "male"ではないことに留意されたし。
    • ニンジャ暴力性＝男性的と捉えれば、そこに端を発する#1でのアサノ＝サンの驚きへ繋がるミスリード案件のミーミーも含まれている可能性もある。
  • 作中で連絡手段として黒いマキモノを用いており、単なる「黒い手紙」という意味も掛かっているか。
• ニンジャスレイヤープラスのインタビュー・ウィズ・ニンジャ PLUS版（2）によると、ゴルフボールを握って砕くシーンの元ネタはショー・コスギ＝サン主演の映画『Ninja』シリーズ第3作『Ninja 3: Domination』であるとのこと。
  • なお、この作品以前にも小説・映画『007/ゴールドフィンガー』で脇役・オッドジョブによる同様の暴力デモンストレーションがある。

ワザ・ジツ

• スリケンやタント・ダガーを使用する。

ムテキ・アティチュード

• お馴染み全身を鋼鉄化するジツ。拳銃やマシンガンはおろかリムジンへの対戦車弾による攻撃にも耐え切っており、非ニンジャ相手なら実際強力な一手。

ムテキ・メイルのジツ

• 自らを黒い鎧の如く変じさせるジツ。これにより、要人を包み込むように警護することが可能。
  • 名称はN-FILES【ブラックメイルド・バイ・ニンジャ】より。
• アサノが乗るリムジンに対戦車弾が撃ち込まれた際、ブラックメイルが使用したのはこちらのジツと思われる。

ストーリー中での活躍

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