◆忍◆ ニンジャ名鑑#285 【ブルーオーブ】 ◆殺◆
スローハンド直属のマスターニンジャ。
スリケンすら通さぬ巨大なシャボン玉「カラテ・バブル」を精製し、イクサに応用する。脇の甘いところがあるが、実力は確か。
登場エピソード
「そういうの、やめろ!」
人物
- ザイバツのグランドマスター・スローハンド配下のマスターニンジャ。
- マスター位階の中でもグランドマスター直属のエリートであり、特に部下の振るい分けが厳しいスローハンド配下という事もあってか高いエリート意識の持ち主。その自尊心の高さは常に敵を侮ってかかる態度にも表れている。
- 同僚のジャバウォックと常に行動を共にする。
- お互いを「ジャビー」「オーブ」と愛称で呼び合う程のチンチン・カモカモ関係な仲。書籍版名鑑では「公私ともに密な関係」と明記された。
- というか、会話を見ているとこの二人どう見ても……。
- 挙句仲睦まじすぎてナンシー・リーにまで「TPOをわきまえろ」とツッコまれる。
- 書籍版では、ジャビーへの態度もよりハードモードになっている。
- ニンジャスレイヤープラスのN-FILES【ドゥームズデイ・ディヴァイス】にて、マンタ・ニンジャクランのグレーターニンジャのソウル憑依者であることが明かされた。
外見
- 大柄な体格であり、不気味なマントと一体化した水色の装束を身に纏う。
- 装束には応急の止血を行える機構が備わっている。
- その魔術師めいた風貌とは裏腹に、口調は妙にテンションが高い。
ワザ・ジツ
- ジャバウォックとの連携は堂に入ったもので、互いの能力をよく理解していることが窺える遣り取りも見える。
カラテ・バブル
- 詳細な原理は不明だが、大小様々な虹色のシャボン玉を生成するジツ。
- 盾めいて攻撃を受け止める使用法の他、破裂と同時に爆発を生じて周囲にダメージを及ぼす機能も有する、厄介な能力である。
- シャボン玉はスリケン等の飛び道具で相殺されず、粘着質の壁めいて受け止めてしまう。物理書籍版の加筆シーンでは走行中の瓦屋根バスすら受け止めてみせた。
- 本作におけるカラテの概念を考察するうえで、また一つ課題を残すジツと言える。
- N-FILES【ドゥームズデイ・ディヴァイス】によると、カラテ粒子を核にして生成されているとのこと。
変身能力
- 上司であるスローハンドのコネクションによるものか、その肉体にはジャバウォックと同様にヨロシサン製薬の技術による最新バイオモーフ手術が施されている。
- 体から出た粘液で全身を包み込むことで、ヨロシサンのバイオボディを持ち、腹部には第二の顔を有した奇怪にして冒涜的なエイ人間へと変貌する。
- この変身はヨロシサン製薬のバイオ手術が可能にしたものであり、一度変身するともう二度と人の姿には戻れないらしい。
- そんな必死の想いを込めた変身であり、その戦闘力で戦況を立て直すのだが、エイの生態のためか体の乾燥に苦しまされることになる。
- 書籍版においては、戦闘描写の加筆修正に伴い設定が変更され、変身後の姿から元の姿に戻る事が可能になった。
- 変身は「久しぶり」とのこと。慣れたせいか乾燥も平気のようだ。
- ただし、バイオインゴットの消費量が多大なため長時間は変身できないらしい。
- 変身するとニンジャドーパミンが過剰分泌され、恍惚とした喋り方になる。ジャバウォックがアドレナリン過剰分泌で興奮するのとは対照的である。
酸性カラテ・バブル
- 変身後のエイの腹部に生じた第二の顔の口から、酸性を帯びたカラテ・バブルのブレスを吐き出す。
ストーリー中での活躍
- 特徴的な風貌、確かな実力、ユニークな能力と、少ない出番ながら中々印象深いニンジャ。
- 名鑑にも記述のある「脇の甘さ」にかけては右に出るものなし。
- 「ドゥームズデイ・ディヴァイス」での登場直後、ニンジャスレイヤーとの熾烈な戦闘の最中ではあるものの、走ってきたスクーターに轢かれて「グワーッ!」する。
- 無論、スクーターに轢かれたニンジャは劇中初である。本人は割りと平気で、転んで骨折したスクーターの運転手を蹴っていた。実際八つ当たりな。
- 物理書籍版ではこのあたりの描写が変更され、乗り物に轢かれるも相手側を弾き飛ばし本人は平然としているという驚異的なニンジャ耐久力を見せている。
- 「キョート・ヘル・オン・アース」にて、ジャバウォックと共にディプロマットを追い詰めるが、ミニガンでの銃撃に焦りディプロマットの開いた攻性ポータルにうっかり右のパンチを突き込む。当然ケジメ!
- こちらの描写も変更され(再放送から?記載ログと物理書籍はこちらの方)、ジャバウォックがミニガンに撃たれたのに気を取られ、羽交い絞めが緩んだ隙を突かれて左の手首から先をポータルで捻り切られている。
- 地の文=サンにも「侮りの気持ち」と明言されてしまって実際うっかりな。
- 尤も、登場するたびうっかりをやらかしているのに此処まで生き延び、マスター位階まで到達していることを鑑みると、彼の真の能力は寧ろ幸運とか頑丈さとかの類なのかも知れない。
- 「ドゥームズデイ・ディヴァイス」での登場直後、ニンジャスレイヤーとの熾烈な戦闘の最中ではあるものの、走ってきたスクーターに轢かれて「グワーッ!」する。
「苦しく無い。むしろ心地良いんだ。世界は奇麗だ。こいつらは醜いな」
「奇麗な世界に、クソみたいな社会は、嫌だ。醜い奴らを、みんな殺そう」
- そして上記の言葉を相方から受けて遂に真の姿であるエイ人間の姿を現し、同じく真の姿を見せたジャバウォックと共にブラックヘイズ達に戦いを挑むも、相方であったジャバウォックの戦死に動揺した隙を突かれ、ヘンゲヨーカイ・ジツにより同じく怪物化したフェイタルに圧倒された末、肉体を食い千切られたことで無残な爆発四散を遂げた。
- 師・スローハンドとロードとヨロシサン製薬。新しい王国を夢見て戦い散っていった彼らは、師共々ブッダの手のひらを飛ぶマジックモンキーさながらであった……。
- エリートニンジャに相応しく、変身前後の両方でカラテ描写が重点強化されている。
- と同時に、ヘイズネットによりカラテバブルを相方にフレンドリーファイアしてしまった際、自身に叩き込まれるカラテを無視して泣き叫んで相方に許しを請うという、ある意味スゴイ・慢心も強化。
- 変身後は、洞穴天井付近にホバリングしてバブル・ブレスによる飽和攻撃を仕掛けるも、イグナイトのインターラプトによりバブルが連鎖爆発し、灼熱地獄の中心に居た彼は瞬時に炭化した。
- 過程は多少異なるものの、ジャビーとオーブの死に様(爆死/咬殺)が、連載版と入れ替わった形である。
一言コメント
- ウカツもそうだが性格が非常にめんどくさいアトモスフィア -- 2013-03-09 (土) 15:01:26
- 「嫉妬深いということは同時に実際愛情深いということだ」平安時代のいい男、ミサモト・マサシの言葉である -- 2013-03-09 (土) 16:13:12
- いかほどよーッ!から溢れるトミノ・アトモスフィア -- 2013-03-12 (火) 22:47:50
- 原作読むまで「そういうの、やめろ!」は「今はフザケた事言ってる場合じゃないだろう!」くらいの意味の台詞だと思ってました…縁を切るぞ!(震え声)俺達のこと誓えよ!(迫真) -- 2013-04-01 (月) 23:27:36
- 相方ともども変身のヤバレカバレ具合が毎週7:50台で爆発四散するスゴイ・センタイのヴィランめいている。 -- 2013-04-02 (火) 01:01:02
- 愛称で呼び合うこいつらのせいで風魔大手裏剣衛門=サンの疑惑が一層色濃く… -- 2013-04-02 (火) 02:21:39
- 装束燃やせ♪メンポを燃やせ♪今が・そ・の・と・き・だ! -- 2013-04-02 (火) 19:16:24
- ↑チェンジ!ゲッターロボ=クランとは…同士よ! -- 2013-04-05 (金) 16:04:25
- カラテバブルも一応変種カラテミサイルってことになるんだろうか -- 2013-04-07 (日) 12:49:25
- 「ジョジョの変な冒険」の「イクサ重点」に出てくる古代ローマめいた名前の…… -- 2013-09-09 (月) 16:41:27
- カラテバブルとか血中カラテとか、ニュービーたちに殊更忍殺独特カラテ概念を突き付けるコトダマだと思う -- 2013-09-09 (月) 19:16:53
- 相棒が凄む横で乾きに苦しむ姿に腹筋が爆発四散重点 -- 2014-01-05 (日) 09:47:53
- エイって事は突っ込まれる方なんだろうなとか勘ぐってしまう事ですね? -- 2014-03-03 (月) 22:35:50
- ↑そういうの、やめろ! -- 2014-03-18 (火) 03:48:04
- さおとめあげは=サンによるウキヨエが実際待ち遠しい -- 2014-04-20 (日) 09:27:33
- 物理書籍版では出番と引き換えにうかつな台詞や描写が削られてしまって少し残念。兄者デザインは厳ついメンポに対してチンドン屋めいたニンジャ装束がそこはかとなくカワイイだ。そして胸元があからさまにゲイなのだ! -- 2014-07-10 (木) 01:57:20
- エリートらしさが重点されるのもまた良し。しかし三輪ビークルぶつけられて相手だけ吹っ飛ぶっていうのは大柄とはいえ質量差的に……アッハイ。速度がスリケンを生じさせるように、カラテが質量を生じさせると考えられます。理解しました -- 2014-07-11 (金) 21:52:18
- ビーグル轢かれ案件はめっちゃ好きなシーンだったので物理書籍で改変されて残念な… -- 2014-07-12 (土) 03:22:43
- ヘルオンアースでのハードモードの為の強化でしょうネ。屋台バンの皆さんカラダニキヲツケテネ! -- 2014-07-14 (月) 06:49:34
- ↑3 『バオー・オタズネモノ』でバオー=サンにぶつかったトラックが宙を舞うシーンがある。カラテで力の向きを変えれば造作なかろう。 -- 2014-07-14 (月) 08:15:46
- カラテミサイルの形を変えて名前もミサイルじゃなくなったやつがこいつのバブル? -- 2014-10-17 (金) 18:08:44
- はやくオーブとシャビーの顔が近いのみたい! -- 2014-10-21 (火) 00:29:23
- 神聖部隊めいたアトモスフィアを感じる -- 2014-10-24 (金) 14:32:14
- ひきかえせ -- 2014-10-25 (土) 13:00:21
- さわるとひんやりしていて、ちょっとザラザラしてそう。 -- 2014-11-04 (火) 16:37:05
- ちょっとやらないか -- 2014-12-30 (火) 12:48:24
- ↑そういうの、やめろ! -- 2014-12-30 (火) 13:25:40
- (-_^な -- 2014-12-30 (火) 19:49:59
- 物理書籍ヘルオンアース下巻でなんか悪化してませんかねこのひと・・・ -- 2015-01-26 (月) 03:44:44
- 黒焼き飲んで寝たら直るよ、たぶん。 -- 2015-01-26 (月) 03:47:35
- ジャビオブはその関係性もカラテも物理書籍では重点強化されていたなぁ、脳内のニンジャツヨイさランキングもなかなか乱高下 -- 2015-01-26 (月) 12:27:15
- どうみてもエイというより殺人ペンギンにしか見えない変身後の姿と股間のよくわからん器官に動揺を隠せない -- 2015-01-26 (月) 22:26:26
- なんと書籍版では乾いて苦しんでいない!これは実質ブルーオーブ改善と呼んでもさしつかえないのでは? -- 2015-01-27 (火) 13:41:11
- ブルーオーブ再び改善とかブルーオーブ(払い下げ品)とかがニューロンを過った -- 2015-01-27 (火) 15:11:28
- あからさまにSAN値直葬してくる見た目なのだ!これにNRSをかけてポイント倍点!探索者は発狂! -- 2015-01-28 (水) 12:50:51
- ツイッター版だと変身する意味あったの?弱体化じゃね?とかいわれてたけど書籍版だと変身後かなりがんばってた。 -- 2015-02-01 (日) 15:11:15
- 挿絵アンブッシュに素でアイエエエ!と言ってしまった -- 2015-02-01 (日) 19:32:16
- 変身後のウキヨエまで名鑑に描いてもらえるとは相棒共々果報者。これまでもイヴォルヴァー=サンやフェイタル=サンのようにヘンゲするニンジャはいたというのに・・・ -- 2015-02-23 (月) 16:38:42
- 偽りの夢を見て死んでいったキャラはザイバツでもたくさんいるんだけど、その中でも特に印象的なキャラであることだなぁ。改造やヨロシサンとのつながりでギルドでも肩身が狭い、既にポイントオブノーリターンを越えてしまっていたキャラであるからだろうか -- 2015-02-24 (火) 14:47:47
- 最大派閥である貴族三巨頭配下のマスター位階である時点でそれは無いと思う。むしろバイオモーフに伴う精神の悪化でホモ妄想をこじらせていただけでは? -- 2015-02-24 (火) 18:55:00
- ヨロシサンとのつながりを疑われるのはよろしくないからバイオニンジャであることを隠す必要はあっただろう。口に出せぬ悩みをジャビーと共有するうちに二人は…ウフッ!ウフフーッ! -- 2015-02-24 (火) 20:33:22
- ↑そういうの、やめろ! -- 2015-02-26 (木) 20:06:36
- そういえばかの -- 2015-06-01 (月) 01:02:04
- おっと。途中送信してしまいました。ケジメします。が、それはそれとしてかの哲学者ソクラテスは、渾名をシビレエイと呼ばれていたそうですが、それというのも「色んな意味で男を痺れさせる(意味深)」からという……つまり、オーブがエイの姿を取るのも…… -- 2015-06-01 (月) 01:06:06
- ドーモ、ブルーオーブ=サン。ラーミアです -- 2015-07-01 (水) 18:23:46
- 「レッドオーブです」「イエローオーブです」「グリーンオーブです」「パープルオーブです」「シルバーオーブです」 「「「「「「我らレジェンド・フェニックス六宝玉!!」」」」」」 -- 2015-07-01 (水) 18:42:46
- ↑ グワーッ眩しい! -- 2015-07-01 (水) 19:19:11
- ごあんしんください -- 2015-07-01 (水) 20:25:03
- 直前の罪罰罪罰ショックもあって実況中は「お前ら存在自体が罪罰の逆鱗に触れてるからそこを出てサヴァイヴァー・ドージョーかニチョームへ行け!」の大合唱だった -- 2015-12-30 (水) 08:27:45
- 今更だけど、連載版の変身直後の乾きリアリティショックは物理的な乾きじゃなくて、血に渇くとか心が渇くとかそういうメンタル的ななんかだと思ってたんだが違うんだろうか -- 2018-01-24 (水) 03:46:33
- 実際ホモな。 -- 2018-01-24 (水) 13:06:34
- 実際ホモな。 -- 2018-01-24 (水) 13:06:35
- 希少なガチホモニンジャだった、彼らを -- 2018-01-24 (水) 13:46:14
- 途中送信 彼らを超えるホモニンジャは今後でるのだろうか -- 2018-01-24 (水) 13:46:52
- ホモではない、行き過ぎたユウジョウだ -- 2018-01-25 (木) 00:04:34
- ヤモト=サンとアサリ=サンの友情は美しいのになぁ -- 2018-01-25 (木) 00:23:55
- 任務が成功したゴホウビに相方とネンゴロする許可をスローハンド=サンやロードに申し出たら・・・ -- 2018-01-25 (木) 12:58:08
- ユウジョウとホモに境界線はあるのだろうか、ヤモト=サン達も女子ではなくおっさんだったらホモ扱いだろうし -- 2018-01-25 (木) 17:01:41
- ブルーオーブとは公私にわたって親密な関係にある。なんかグラキラ版でイクエイション=サンとミニットマン=サンが楽しげにしてるシーンが浮かんだwグフフ・・・スミマセン。 -- 2020-03-13 (金) 08:10:18
- マンタとはイトマキエイ、つまりバイオ化した姿こそがソウルの本性だった訳ですね…水中で闘えば相当な強さだったでしょうが、フーリンカザンに恵まれなかった事ですね -- 2020-03-13 (金) 08:18:41
- cv.大塚明夫キャラにしてやられるシャボン玉使い…某奇妙な冒険に通じるアトモスフィアですね -- 2020-04-21 (火) 08:20:39