◆忍◆ ニンジャ名鑑#(未掲載) 【ブーンズ洞】 ◆殺◆
登場エピソード
「あのボンズ=サンはとにかく生け捕りに」
人物
- ガイオンでは名の知れた闇ブローカー。
- 破戒僧グノーケの行方を追うにあたり、スミスが有力な情報源としてアコライトに紹介したようだ。クライアントを売らないのが矜持らしく、情報屋としては信頼されている模様。
- 配下としてキャタピラーとヴァーミリオンというニンジャを従えているが、いずれも悲しいほどにサンシタ。
- 登場時には伝統的に精力剤とされるバイオトカゲの黒焼きを食しており、性に対して極めて貪欲な様が伺える。
- アコライトを「ねっとりとした目」で見つめ、彼を生け捕りにするよう配下に命じていることから、ゲイではないかと見られる。
外見
- 自らの脂肪で思うように動けないほどの肥満体。「ヒキガエルめいて肥った、ガウン姿の巨大な男」と地の文=サンに表現されている。
- 端的に言えば『スター・ウォーズ』のジャバ・ザ・ハットそのもの。
元ネタ・考察
- 名前(?)に漢字が入っている珍しい人物。
- どちらかと言えば地名っぽいが、文中ではあくまで彼の名前が「ブーンズ洞」であるかのように扱われている。
- 物理書籍版によれば、「洞」の読み方は音読みで「どう」のようだ。
- 「洞」という字は古くから「集まり」という意味を持っている。日本においてはかつて武家の「○○一門」を表す言葉として使われたことがあり、また韓国語では「○○町」に相当する行政区分として今でも生き残っている。
- のだが……やはり個人名につける語としてはしっくりこない。「ブーンズ家(のオヤブン)」めいたニュアンスなのだろうか?
- アコライト=サンの登場エピソードは全体的にカンフー映画のパロディが多い。映画の中国マフィアなどに用例があるのかもしれない。備えよう。
- 「ノット・ザ・ワースト・デイ、バット・アット・リースト・カースド・エニウェイ」では、レッドハッグが「バーワー洞」なる情報屋の存在に言及している。
- ニンジャスレイヤープラスのN-FILES【ガントレット・ウィズ・フューリー】にて、双方が電子ネットワークで繋がった義兄弟「洞兄弟」であること、岡山県にも「イズグル洞」なる情報屋が存在していることが明かされた。
ストーリー中での活躍
- ブーンズ洞と接触する方法を探るため手頃なヤクザ事務所でインタビューを行うアコライト。時同じくして、ニンジャスレイヤーもマルノウチ抗争に関わったザイバツ・ニンジャのうち、情報のセキュリティが固く行方の掴めないパーガトリーとスローハンドの情報を得るためブーンズ洞への接触を図っていた。
- 利害の一致した2人はタカギ・ガンドーを通じてコンタクトを取り、アンダーガイオン繁華街区の猥雑な飲食店「大きく慕情」で彼と会談に望んだ。
- ところが、ガンドーが既に故人となったヤクザ・オヤブンの名でコンタクトを取るというポカをやらかしたためイチロー・モリタ(ニンジャスレイヤー)を怪人物と看破、キャタピラーとヴァーミリオンをけしかけ抹殺を図る。
- ……しかし、配下の2人はカラテのタツジン2人の前に瞬殺。自身は命までは取られなかったものの、ニンジャスレイヤーの念入りな脅迫を受け、無料で情報を吐かされた挙句、失禁する羽目になった。
一言コメント
- ブンズーブンズーブンズズブンズー -- 2014-06-03 (火) 22:25:29
- ブーンズ洞はゲイだ。 -- 2014-06-03 (火) 23:06:32
- 洞というカンジは古くから「集まり」という意味を持っており、日本においては武家の「○○一門」を表す言葉としてかつて使われ、また韓国語では「○○町」に相当する行政区分として今でも生き残っている。のだが…やはり個人名につける語としてはしっくりこないことだなあ。「ブーンズ家(のオヤブン)」めいたニュアンスなのだろうか?映画の中国マフィアなどに用例があるのかもしれぬ -- 2014-06-04 (水) 10:26:36
- 洞は書籍版だとルビで「どう」と振られてましたネー。私もそれ読むまで「ほら」だと思ってましたが -- 2014-06-04 (水) 14:16:10
- 洞は書籍版だとルビで「どう」と振られてましたネー。私もそれ読むまで「ほら」だと思ってましたが -- 2014-06-04 (水) 14:42:15
- 情報提供ドーモ。本文に反映させていただきました。 -- 2014-06-06 (金) 20:27:17
- ブーンズと言えばMtGで初期にあった「1マナで3つの何かが起こるサイクル」カード群。そしてMtGと言えばブラックロータス。共にゲイのサディストって何かMtGに恨みでもあるんですかね -- 2014-06-09 (月) 14:05:18
- ではまさかバーワー洞はパワー9なのでは?ボブはいぶかしんだ -- 2014-06-09 (月) 18:06:53
- 「洞」の字については、上記のように◯◯一門の意でしょうネー。自己紹介時の「そうとも言えるし、そうでないとも言えますな」という台詞から考えるに、ブーンズを名乗るブローカーは多数存在していて、オヤブンかは分からないが、彼はその一人なのだろう。さながらエチゴヤめいた呼び方なのやも。 -- 2014-08-27 (水) 21:29:09
- ゲイの………闇ブローカー! -- 2015-05-15 (金) 23:59:23
- ゼンキョートー時代めいたアトモスイアも描き出すボンモーの驚異的取材力をもってすれば、現実世界のキョートに最近まで存在した70年代カルチャー的に有名な喫茶店「ほんやら洞」を把握していることはかくじつだ。また漢文めいた骨董品店の屋号には「○○洞」も少なくないことも洞察している可能性がある。↑2の推測とも似るが「○○洞」=「○○屋」めいたネーミングと捉えていいのでは? -- 2015-06-17 (水) 15:13:14
- つまり、こうだ「あのブーンズ洞が最後の一人とは思えない」 -- 2016-12-28 (水) 18:49:48
- ガンドー=サンの手抜かりさえなければ配下を失うことなく、取引も円満に完了していたであろうと思うとちょっと不憫な -- 2023-01-04 (水) 19:43:34