◆忍◆ ニンジャ名鑑#0030 【ヘラルド】 ◆殺◆
ザイバツ・シャドーギルドのニンジャ。ザイバツがシベリアに領土を構えて以後に加入したニンジャで、比較的新参の存在である。ロシア貴族の血を引き、電子戦争以前から続く歴史をひそかに誇りにする。ニンジャスレイヤーに顔面を砕かれた。
登場エピソード
- 「ザイバツ・シャドーギルド」
- 「ソウカイ・シンジケート」
- 「アルター・オブ・マッポーカリプス」
- 「エンター・ザ・ランド・オブ・ニンジャ」
- 「デス・フロム・アバブ・UCA」
- 「ヘラルド・オブ・イル・フェイト」
- 「ヘラルド・オブ・メイヘム」
- 「ナラク・ウィズイン」
- 「タイラント・オブ・マッポーカリプス」
「貴公のカラテは見切った……!」
人物
- ダークニンジャ率いる新生ザイバツのニンジャ。
- ニンジャスレイヤープラスのニンジャ勢力名鑑によるとアデプト位階。
- 名鑑にある通りロシア貴族の出であり、実力主義の新生ザイバツの中では表にこそ出さないものの、己の血統を密かに誇りとしている。
- しかし、その誇りは「一点の曇りなき迷いなきカラテによって卑しき者を屈服させ省みぬ」というニンジャらしい邪悪さを孕んだものであり、これをノブレス・オブリージュとする歪んだ価値観を持つ。
- 唯一の嫡子である彼がニンジャとなったため血筋は途絶えたが、ザイバツ内で自身のドージョーの系譜を作ることによりニンジャの一族を新生しようとしていた。
- ダークニンジャは彼を「使い捨てても構わぬ斥候」として現世に派遣しており、組織内での地位はそう高くないと推測される。
外見
- 黒い装束に黒い巻毛。顔にメンポを装着している。
- 「ザイバツ・シャドーギルド」にてニンジャスレイヤーに顔面を砕かれたため、「ソウカイ・シンジケート」以降は仮面めいた奇怪なメンポとなっている。
- かつては端正であっただろうが、ニンジャスレイヤーとの戦いにより顔面の左は痛々しく歪み、剥がれた皮膚がふたたび塞がったような大きな傷痕が出来ている。
- 「アルター・オブ・マッポーカリプス」以降はある理由により、胸にエメツ塊が突き刺さっている。
元ネタ・考察
- ヘラルド(herald)は「先駆者」「先ぶれ」といった意味。
- 元々は古代ギリシアにおける伝令官を指す語であり、斥候ニンジャであることを考えるとこちらの意味を汲んだネーミングか。
- また、MARVELのコミック作品に登場する宇宙存在ギャラクタスの部下もヘラルドと呼ばれる。ギャラクタスに先んじて様々な惑星を巡る水先案内人を命ぜられた超人集団であり、あるじの命でコトダマ空間より現世に派遣されるヘラルドの役割とも符合する。
- ちなみに、ニンジャスレイヤープラスのインタビュー・ウィズ・ニンジャ特別編:キャラ名の漢字表記まとめによると、マスラダ・カイの「カイ」には「魁」の字が当てられているが、魁(さきがけ)はヘラルドと同じく「先駆者」の意味を持つ。両者の因縁は当初から運命付けられていたのかもしれない。
ワザ・ジツ
- ザイバツという組織に属する者ならではの、洗練されたカラテの持ち主。ネザーキョウのニンジャを複数撃破していることからも伺えるように、その実力はなかなかのもの。
- ニンジャスレイヤーとの初戦時は彼が連戦により疲労状態にあったとはいえ、彼の野蛮なカラテにも対応し、イクサを継続してみせた。
- とはいえ、ボイリングメタルからはその様を「未熟者」と叱咤されている。
- 飛び道具はスリケンとクナイの両方を使用する。
ツバメガエシ
- 逆袈裟に振り上げたチョップで相手を斜めに裂き、さらにチョップを振り下ろして身体を断裂させるヒサツ・ワザ。
ニンジャ感覚(アカシ・ジツ?)
- 「エンター・ザ・ランド・オブ・ニンジャ」にて、ニンジャスレイヤーを追跡する際に使用した能力。部屋の中央で床に指を当てて半トランス状態に入ることにより、周囲にぼんやりとした輪郭を生み出し、部屋の中の過去の出来事を読み取った。
- この描写が彼の鋭敏なニンジャ感覚を可視化したものか、ジツによるものかは不明。仮にジツだとすると、類似したジツを使うニンジャがいることから、名称はアカシ・ニンジャクランのアカシ・ジツ(シャドウトレース・ジツ)ではないかと推測される。
ナラク暴走状態
「ア……ア……ア……アアア……!」「AAAAARGH!」
- ケイトー・ニンジャによってナラク・ニンジャの力の一部を胸のエメツに送り込まれた際の姿。
- これにより彼はニンジャスレイヤーとも互角以上に戦えるほどの強大なカラテを手に入れたが、最終的には力が制御不能となり暴走。地の文から「けもの」と称される異形の怪物に成り果てた。
- この時の彼はメイアルーア・ジ・コンパッソやヘルタツマキといったナラク由来と思しきワザを繰り出した他、人外の獣じみた挙動や爪攻撃を行っている。
ストーリー中での活躍
- 「ザイバツ・シャドーギルド」にて初登場。ニンジャスレイヤー捕縛の任に就き、ボイリングメタルと共にデミ・ニンジャを引き連れてデジ・プラーグへと向かい、そこでニンジャスレイヤーと交戦する。
- 洗練されたカラテでニンジャスレイヤーをジリー・プアー(徐々に不利)な状況にまで追い込むが、彼が放った起死回生の拳によって顔の左半分が吹き飛ぶ重傷を負う。しかし爆発四散には到らず、キョート城に強制送還された後は苦痛と憤怒の叫びを上げてブザマに荒れ狂った。
- 「ソウカイ・シンジケート」にて再登場。アガートラム、ディアボリカ、ネフィリムらと共にラオモト・チバの私邸に顕現し、以前の恨みを晴らすべくニンジャスレイヤーとカラテを交わすも、彼より上位のニンジャであるアガートラムが介入してきたため遠巻きにせざるを得なくなってしまう。
- さらにはガーランドに痛烈な挑発を受け、激昂して彼に挑みかかる。格上の相手とのイクサではあったが凌ぎ切り、冷笑するアガートラムとは対照的に絶望に歯噛みしながら01ノイズに覆われ消失した。
- 「アルター・オブ・マッポーカリプス」ではベッピンの破片を奪還すべく他のザイバツ・ニンジャと共にシトカに現れたが、イクサの最中に三度ニンジャスレイヤーと遭遇した彼は帰還命令を拒否。エメツの欠片を身体に取り込むことで現世滞在の猶予を延ばし、ヌケニンの身となってシトカを去っていく彼を追跡した。
- そしてカナダ国境付近で弱りきったニンジャスレイヤーの元に辿り着くが、同じくシトカからニンジャスレイヤーを追いかけてきたコトブキがモーターサイクルで彼を回収。全力で追走するもそのまま振り払われてしまった。
- 第4部シーズン3ではニンジャスレイヤー側でもネザーキョウ側でもない第三勢力として、雪辱を果たすべくニンジャスレイヤーの命を狙う。
- 「エンター・ザ・ランド・オブ・ニンジャ」ではニンジャスレイヤーを追ってネザーキョウへと足を踏み入れ、そこでフィルギアと接触。何らかの意図により、ニンジャスレイヤーの行く先がバンクーバーであることを教えられる。
- 「デス・フロム・アバブ・UCA」時点ではバンクーバーでニンジャスレイヤーを捜索する中で絡んできたチンピラ達を惨殺したことでUCAに指名手配されており、襲撃してきた賞金稼ぎのニンジャを返り討ちにした。
- その後、バンクーバーを訪れていたニンジャスレイヤーを発見し、三度目のイクサを繰り広げる。その最中、ニンジャスレイヤーに己のプライドを傷つけられたことへの恨み言をぶつけるが、当の彼には一刀両断されてしまった。
「どうでもいい」「要は貴様が弱い」――ニンジャスレイヤー
- 激昂した彼はニンジャスレイヤーに猛攻を浴びせるも、イクサの中でそのカラテを理解され、サマーソルトキックの亜種を食らい敗北を喫する。そのままカイシャクされかけるが、メタルファルコ率いるネザーキョウのノブスマ・ストームボーンが襲来したためすんでのところで免れる。
- その後、動けるまでに復帰するとニンジャスレイヤーとノブスマ・ストームボーンの戦場に乱入。メタルファルコにとどめを刺してニンジャスレイヤーを追おうとするも、ニンジャスレイヤーはメタルファルコのカイトを利用することで空に活路を見出したため、またも逃げられる結果となった。
- この直後の出来事を描いた「ヘラルド・オブ・イル・フェイト」では、街を彷徨ううちにノブスマ・ストームボーンの重点攻撃ポイントに入り込み、襲いかかってきたゲニンとエタンダールを次々に惨殺する。
- その場に居合わせたUCA強襲部隊のニンジャであるデズデモーナにも挑みかかるが、疲弊していたこともあってか抑え込まれ、戦力を求めていた彼女によって廃墟ビルに運ばれて治療された。
- 目覚めた後はデズデモーナの誘いを受け、反抗的な態度を取ったことで痛めつけられつつもニンジャスレイヤーを追うためにその誘いに乗り、傭兵ニンジャとして彼女の部隊に加わった。
- 「ヘラルド・オブ・メイヘム」では、UCA強襲部隊の一員としてネザーキョウの城塞都市トオヤマの五重塔を破壊する「ニーベルング作戦」に従事する。
- デズデモーナとのコンビで複数のセンシやゲニンを倒し、五重塔を全て破壊することに成功するが、作戦終了直後にインヴェインがUCAのニンジャを標的として超長距離イアイを敢行。自身はデズデモーナの咄嗟の機転によって命を拾うも、デズデモーナは首を切断されて爆発四散してしまう。
- デズデモーナへの複雑な感情やニンジャスレイヤーへの呪詛で頭を満たしつつも必死にその場から逃走を図り、逃げた先で同じく作戦に加わっていたニーズヘグと合流。無意識のうちに運んでいたデズデモーナの生首を埋葬した後、彼と共にネザーキョウ領内のギンカクを目指すこととなった。
- 「ナラク・ウィズイン」では、ニーズヘグと共に多数のセンシやゲニンを蹴散らしつつギンカクのもとへと向かう。そしてゴマグラウンドにてニンジャスレイヤーと相まみえるが、ここに来て己がニンジャスレイヤーに向ける憎悪の根拠の薄弱さに気付いてしまい、鎧袖一触で戦場から転落してしまう。
- 落ちた先でハイローラー率いるゲニン部隊に包囲され、彼の旅路もここまでかと思われたが、「スカーレット」を名乗るケイトー・ニンジャに救出される。そして彼の甘言に弄され力を得るべく再びゴマグラウンドに到達するが、それはナラクの力を彼に押し付けようとするケイトー・ニンジャの企みであり、さらには彼の手駒として利用されてしまう。
- ケイトー・ニンジャを仕留めんとするクセツを排除し、ニンジャスレイヤーとザンマ・ニンジャを相手取って暴走するが、最終的にはニンジャスレイヤーによって内なる炎を吸い出され、辛うじて一命を取り留めた。
- ギンカクを巡るイクサが終結した後、彼は他でもない己の仇に命を救われたという事実に打ちのめされ、呆然とするのであった。
- 「タイラント・オブ・マッポーカリプス」では、ニンジャスレイヤーとタイクーンの決闘の場となったホンノウジに潜り込んでいた。
- 各勢力の乱入によってホンノウジが大乱戦となる中、ニンジャスレイヤーへの報復を果たそうとしたクロスファイアによる狙撃を身を挺して阻止。これをもって命の借りを返し、そのまま襲い来るゲニン達との戦いに身を投じた。
- エピローグでは無事に生き延びており、ホンノウジ市街の酒場で殉教者じみて孤独にサケを飲んでいたところを、同じ酒場で飲んでいたモモジ・ニンジャに付き合い切れなくなったグラニテに声をかけられる。
- 同席に誘うグラニテを邪険に扱うが、彼女は彼に笑顔を向ける。復讐という目的を失った彼に、また新たに奇妙な出会いがもたらされることとなった。
一言コメント
- こいつ色んな意味で何してんだよww何がしたいんだよwww -- 2021-02-02 (火) 14:42:12
- 二人きりでバーに連れてかれて(ヘラルドの趣味ではなさそう)お揃いの何やら強そうな酒を飲まされた上に介抱されるとか完全に尻に敷かれてませんか? -- 2021-02-02 (火) 17:50:53
- ミーミーはヘラルドとレイジのダメオトコ対決が見たい -- 2021-02-02 (火) 23:39:21
- 読み直して思うけどこの子結構無害なモータル八つ当たりで殺したりとかなり邪悪なんですよね。生き残ってこれからも登場するのって意外かも -- 2021-02-03 (水) 14:27:29
- 連れションシーンはコラで前田慶次とシャーリーが小便鉄砲食らわせてるシーンを思い出してしまった・・・w -- 2021-03-15 (月) 06:39:03
- なんかシャドウウィーヴ=サンみたいにいつの間にか改心してそうだな んであっちでいうユンコ=サン同様にグラニテ=サンといい感じになる 俺は知能指数が高いからわかる -- 2022-08-26 (金) 17:56:26
- レイジが改心というか今の感じになったのはそもそもザイバツへの向き合い方がだいぶ複雑だったのもあるからヘラルド君はどうだろう。シーズン5でその後の姿は見られるのかな -- 2023-12-28 (木) 10:57:54
- 「要は貴様が弱い」は先代含め作中のバトウ・ジツの中でも随一の切れ味があって実にすき -- 2024-01-31 (水) 12:08:24
- 今のこの人の所属ってモモジ・ニンジャクランってコトになるんですかね…… -- 2025-08-26 (火) 18:15:38
- 出会ったニンジャ達にそう言われて猛烈に否定するヘラルド=サンがイメージされたw -- 2025-08-27 (水) 12:36:59
