ホリイ・ムラカミ

◆忍◆ ニンジャ名鑑#（未掲載） 【ホリイ・ムラカミ】 ◆殺◆

登場エピソード

• 「ウィアード・ワンダラー・アンド・ワイアード・ウィッチ」
• 「ロンゲスト・デイ・オブ・アマクダリ」
  • 「ショック・トゥ・ザ・システム」
• 「アンダーワールド・レフュージ」
• 「ニンジャスレイヤー：ネヴァーダイズ」

「いずれ教えてあげるわ。貴女には力がある。いずれ、世界をも裏返すほどの力が。私もそれを、この街で学んだの」

人物

• ナカニ・ストリート出身の女性。クラタ・メイジンのもとで修業を積んだコードロジストである。
• クラタ・メイジンの方針で10年前にストリートを離れ、経歴も抹消してオナタカミ社系列カチグミ企業に勤めていた。しかし、同僚がドサンコ支社に飛ばされ帰ってこなかった件を詮索しているうち、アマクダリ・セクトの名を知ってしまい、追われる身となった。アマクダリのデータベースにも指名手配済みとして登録されている模様。
   
• 物理・論理両面での戦闘能力は無い。物理面についてはドージョーに通ったこともない脆弱な女性で、カラテ段位がない、と明記されている。論理面についてはコードロジストの説明で「ハッカーのようなIRC戦闘能力は有さない」とある。
• しかし、それを補うのは意志の強さと聡明さ、コードロジストのワザである。
  • アマクダリに反抗したように好奇心、猜疑心、正義感があり、危険を冒して仲間を助ける行動力・義侠心も持ち合わせる。

外見

• 「マブなお嬢さん」と評されており、相応に若く美人と思われる。
  • 高校の寮に入ったのが「もう十年も前」とある。ネオサイタマの教育制度が実際の日本同様で、ホリイがおおむね学齢に従って進学しているならば、20代後半と推測される。
  • 「黒い眉は力強く、辛抱強さと我の強さを感じさせる」。行動を通して描かれる利発さや気丈さは、表情からも窺える。
• 左網膜にサイバネアイをインプラントしている。
• 髪は髪型を適度に変えられる程度の長さ。
  • 初登場回で最初に（そして唯一）言及された際の髪型は「ツイン・オダンゴ」。これは逃走中に変えたものであり、カチグミ企業勤め時代の「普段の髪型」がどうであったは不明。その後のエピソードでもこの髪型をしているので、作中のホリイ・ムラカミというキャラクターを象徴する髪型と認識してよいのだろう。
• 追われる身であったゆえに様々に変装している。
  • デジ・トライバル文様の即席蛍光流体タトゥーを左頬に入れたこともある。
  • ハッカーゲイシャのふりをしていたこともある。
  • ある時は黒いフードを被り魔女めいた格好をしていた。

ワザ

コードロジスト

• 彼女の称号「コードロジスト」は、本文の説明（1, 2）によれば「電脳世界の武器（ウイルス）職人」である。彼女は積極的に戦う姿も見せ、UNIXをウイルスに感染させて制御を奪いとると魔法や妖術めいて操った。ハッカーがIRCでのタイプ手技を競うカラテならば、コードロジストの戦いはジツの如しといった印象である。
   
• ただしコードロジストは彼女が作中最初の登場であり、他のコードロジストはまた一味違うかもしれない。
• ニンジャスレイヤープラスによる解説はこちら。

ウイルス

• 作中ではウイルス入りのフロッピーディスクをUNIX端末に挿入する形で用いられた。
• 威力は実際凄まじく、データ注入一つでUNIX端末を次々に爆破させ、無線LAN経由で多数のサイバーサングラスを制圧するなどの戦果を挙げた。
  • なお、彼女のウイルスが猛威を振るう際に表示された文章の元ネタは旧約聖書の出エジプト記の一節である。
• その反面、ウイルスの作成にはセキュリティシステムの情報と数日の時間を必要とする。また、ハッカーのような臨機応変な対応もできず、実行中の状況に応じた修正は難しいようだ。

ストーリー中での活躍

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