ミズマル

Last-modified: 2021-11-02 (火) 17:32:19

◆忍◆ ニンジャ名鑑#(未掲載) 【ミズマル】 ◆殺◆

登場エピソード

 

「私も卑怯ね。自分でも、どうしたらいいかわからない。だから、貴方たちに、好きにさせる」


人物

  • ネザーキョウの首魁タイクーンの第四寵姫。
  • 11人居る寵姫の中でも特にタイクーンの気に入りの一人のようだ。
  • タイクーンの前でもいかなる感情もあらわにせず人形めいて仕えているが、心の内には畏怖や恐怖や情欲や悲哀や自暴自棄の感情がわずかに揺らめいている。しかし、タイクーンはその感情を敏感に感じ取っており、ミズマルにいじらしさを感じ、それを看破できる己に酔い、故に強く彼女を愛している。
  • エメという侍女が居る。

外見

  • 長いまつ毛をした美しい姫。
  • 容姿がそっくりな姉がいる。

ワザ

  • 当身で侍女を気絶させるくらいのワザマエはあるようだ。

ストーリー中での活躍

「私は置いていきなさい。ネタバレを……あの人を終わらせなければ……」
  • 「エンター・ザ・ランド・オブ・ニンジャ」にて初登場。居城に帰還したタイクーンを出迎える。
  • その後のエピソードでも、他の寵姫たちと共にタイクーンに酌をしたりしなだれかかっているような描写しかなかったが、物語が佳境に差し掛かかったとき、遂に彼女は動き出す。
     
  • 「タイラント・オブ・マッポーカリプス」にて、タイクーンとニンジャスレイヤーの一騎打ち中に発生した騒乱にまぎれて天守閣に潜入したコトブキザックをミズマルは部屋に匿って救う。
  • 一騎打ちの席で必死に応援するコトブキ達を見ていたミズマルは彼女たちが悪人ではないと理解しており、自らの事情を話し始める。
  • 元々彼女ははずれの村の農家に過ぎなかったが、姉がホンノウジに召し上げられていった一年後に、自分もまた召し上げられた。しかし、彼女は姉が城で身投げしていたことをホンノウジで知ってしまう。タイクーンを恨むミズマルだったが、姉の死を悔やむ彼の姿に心が揺れ、いつのまにかタイクーンを愛するようになり、愛憎の心で身動きができなくなっていった。
  • 事情を話し終えた彼女は、コトブキ達に運命を全て託す決心を伝えたものの、天守閣の崩落で負傷してしまう。自分に構わず先へ行くことを促すミズマルだったが、ザックが自分一人で彼女を連れ出すと決心し、ミズマルはコトブキにUNIXサーバー室への経路を伝えてザックと共に城を脱出した。
  • 城外まで逃走したミズマルは、やがてタイクーンの死を感じ取り、涙を流すのであった。
     
  • note版のエピローグでは、姉と愛する男が死んだ土地であるネザーキョウに危険を承知で留まる決心をし、古びたブッダテンプルに身を寄せる彼女の姿が確認できる。

一言コメント

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