初めての革新~入門編

Last-modified: 2021-07-25 (日) 13:23:30

初めての革新

はっきり言って今更な感じが強いのですが、30周年記念パックの発売で再び新規プレイヤーが増加しそうな予感がしたので新規で作りました。(一応、無印判でも適用できます。)

まず始めに

  • チュートリアルをプレイしましょう。
    • キャラの掛け合いが面白く、プレイの仕方がある程度はつかめるので是非ともやりましょう。チュートリアルの状況に合わせて勢力補正が掛かっているのでかなり脱線したプレイ(制限時間内に他の大名家に攻め込む等)も可能です。
  • 革新の重要要素、兵糧と士気
    • 兵糧は輸送や合戦であっという間に減っていき、なくなると兵士がどんどん減っていき滅亡の原因となる(篭城戦でも兵糧は消費される)ので金銭収入との兼ね合いで畑(年4回収穫でき、凶作の影響を受けにくい)や商館(余った金で米を買える)を建てておきましょう。こちらがすぐに各地へ攻め込めるのならこちらを最優先で建てるべきでしょう。
  • 士気も合戦において重要な要素です。士気が低いと敵を押し切れなくなり、部隊の潰走、壊滅する危険が増します。必ず戦法の「鼓舞」を持った武将を随伴させて適時使用し常に高い士気を保つよう心がけましょう。「鼓舞」は士気上昇のほかにも高揚状態にして攻撃力、守備力、闘志ゲージ上昇率も上昇させられるので下手に他の戦法を使うよりも効果的です。
  • 物資、人材は一点集中
    • 兵力や合戦要員は最前線へ集中させましょう。下手に分散させても各個撃破されて負傷兵として取り込まれてしまうのがオチです。攻め込む予定の城の最寄の領地に輸送や移動で物資などを送り込みましょう。各地から攻め込む場合だと兵糧の消費(出陣よりも輸送の方が消費が少ない)や士気の低下などの悪影響が大きくなります。
  • また、内政に関しても複数の領地でバラバラに行うよりは後方の比較的安全な領地で内政に適した武将をひとまとめにして行ったほうが効率がよいと思われます。

地方モードをプレイ

いきなり全国統一はやはり難しいので地方モードをプレイする事をオススメします。地方モードの特徴としては・・・

  • 選ばれた地方以外の大名等は一切登場せず関与してきません。イベント等も無いので地方統一に専念できます。
  • 城数も少ないので統一までの時間も余りかからず、中だるみが起こりにくく何度でもプレイしやすいので色々なプレイ方法を試しやすいです。

チュートリアルクリア直後はなるべく大勢力の大名(こちらが倒されにくく、倒す大名家が必然的に少なくなる)や強い武将が多数存在する(合戦で有利になる)大名家を選ぶのがよいでしょう。ゲームに不慣れな時点では状況を掴みにくいのでたとえ圧倒的な戦力を持った大名家でプレイしても油断は禁物です。

入門編1 シナリオ:夢幻の如く 大名家:織田家 地域:近畿

注:無印版準拠の攻略となっております。
本能寺の変直前のまさに絶頂期とも言える織田家、その当主信長様が直接統治している近畿地方です。一応このゲームは「信長」の野望なのでそういった意味でも初プレイには最適でしょう。

状況

  • 人材、物資、兵力共に開始直後に統一出来る程に豊富。
  • 倒すべき大名家は鈴木家と筒井家の二つ、しかも筒井家とは長期の同盟を結んでおり鈴木家は陸路で攻める場合、筒井家を通る必要があるのでまず攻め込まれない。
    • 同盟のお陰で各大名戦で戦力を結集して攻めることが可能。
  • 技術面も主力となる鉄砲は基礎技術の研究済み、内政は伝馬制の研究がすんでおり輸送が楽。最悪このままでもクリア可能。
  • 更に家宝、役職、冠位のストックまで豊富で能力や指揮兵力の底上げも思うが侭。

本当、どう見てもチートです・・・

鈴木家討伐

主力武将、各城の物資(兵力と鉄砲)を岸和田城へ輸送、移動→雑賀城と熊野港を攻める・・・以上

戦力の結集~城攻め

岸和田城に物資が集結次第攻め込みます。
城攻めに向かわせるべき武将は「織田信長(鉄砲)」、「蒲生氏郷(鉄砲)」、「明智光秀(足軽)」です。彼らを大将として鼓舞で士気を高めるだけでも十分攻め落とせるでしょう。鈴木家の武将は意外と手ごわいので効かない可能性がある戦法よりも鼓舞で士気を高めながら戦う方が確実です。

城攻めの合間に

留守番している武将たちには内政を行ってもらいます。開始直後は後に備えて金銭収入を高める為に市を立てましょう。なお、二条御所は武将が一人しか折らずこのままでは内政がはかどらないので他の城から内政要員を向かわせましょう。

軍備拡張

鈴木家を滅ぼしたら同盟解消後の筒井家侵攻に備え、ひたすら軍備を整えていきます。

兵力、物資の確保

雑賀城に兵力、鉄砲を集めます。最も、鈴木家の攻略の際に殆どの物資を送ってしまっているので、鉄砲鍛冶(又は牧場)と兵舎を建てて直接雑賀城で集めるほうが楽でしょう。筒井家を滅ぼすなら5万程あれば十分です(民忠に注意)。
天災の影響で減少する事もあるので多めに確保しておきましょう。

技術の研究

同盟期間が長いので技術も研究しておきましょう。ある程度研究されている鉄砲を研究(学舎建築→研究)するのがベストですが同盟期間が長いために他の兵科の技術を研究してもよいでしょう。
推奨順位は鉄砲>>足軽>>騎馬>>弓>>兵器あたりかと・・・
なお技術研究を行う際は必ず研究要員を確保して一つの城に留めておきましょう。

筒井家攻略

何も言う事はありません。これまでに蓄えた物資、技術力を駆使して攻めれば楽勝です。

補足

PKでは南蛮技術の要素があり技術研究と並行すればより戦力が強力となります。このシナリオでは鉄砲が更に強力になるイスパニアとの貿易がベストかと思われます。

入門編2 シナリオ:尾張統一 大名家:長尾家 地域:甲斐・北陸・東海

注:無印版準拠の攻略となっております。
信長の野望にて最強の武将、長尾景虎様率いる長尾家でのプレイです。この地方は強豪大名がひしめき合う激戦区なのですが軍神と呼ばれた景虎様の武力の前には全てが灰塵に帰するのみです。

状況

  • 景虎様の統率と武勇はもはや超人級、全てをその力で叩き潰せる。
    • オマケに景虎様唯一の泣き所である知略の低さも軍師、宇佐美定満がカバーしてくれるので死角はない。
    • 景虎様の最適兵科は騎馬だが、足軽でも問題なく戦える。
  • 後方の安全が確保された地形、物資全てが恵まれており開始直後から怒涛の進行が可能。
    • 兵力や騎馬も奪い取った城の負傷兵や備蓄で補えるので補給の手間も掛からない。

統一へ向けて(城攻め編)

兵科の選考

景虎様の最適兵科は騎馬ですが足軽でも問題なくクリアできます。各兵科の考察は・・・

  • 騎馬のメリット
    • 進行スピードが速く、攻撃力も高い。
    • 景虎様最強戦法、車懸も強力
  • 騎馬のデメリット
    • 兵力とは別に騎馬の確保が必要、奪った城に騎馬がなければ輸送の手間が掛かる。
    • 城の耐久に対する攻撃力は高くない。
  • 足軽のメリット
    • 兵力さえあれば良いので物資の輸送は不要。
    • 城の耐久を簡単に下げられる。
  • 足軽のデメリット
    • 適正と兵科の関係上、騎馬ほど有利には戦えない。
    • 進行速度もどうしても遅くなり、兵糧の消費も激しくなる。

長尾流陣形車懸の陣

新発田城の物資を春日山城へ輸送→長尾景虎、宇佐美定満の編成部隊で各地を侵略します。
侵略順は春日山城を1時と見立てて時計回り(武田→今川→織田・・・の順)に進んでいきます。
兵を旋回させながら攻撃を行った車懸の陣のごとく強豪から潰していくのがコツです。

  • 戦法には必ず鼓舞を入れておきましょう。各兵科の最強戦法(又は計略)→鼓舞と選択しておき、戦法や計略を発動しつつ、士気を高められるようにしましょう。
  • 城を攻め落とす→負傷兵が統率可能数限界に達するまで内政→再び侵略の順で進んでいきます。

統一へ向けて(内政編)

兵糧に気を配りつつ侵略していけば内政は不要なのですがスムーズに進めていくのならばやはりある程度の内政は必要になるでしょう。

腹が減っては戦はできぬ。

兵力や物資は奪った城からの補充でまかなえるので兵糧の確保に努めるべきでしょう。各城の農村等で、畑や漁戸を建てましょう。攻め取った城でも負傷兵が回復するまでの期間で建てておくとよいでしょう。
収入自体は水田の方が高いのですがこちらにもメリットがあるのです。

  • どちらも水田と比べ比較的安価、短時間で建設可能(負傷兵の回復期間中でも建て易い)。
  • 凶作の影響を受けないので安定した兵糧収入が望める。
  • 年4回収入があるので態勢を立て直しやすい。

いずれも侵略重視でいくなら無視できないメリットとなります。

戦後処理

敵の捕虜の登用や人事・・・はしなくても特に問題はありません。万一逃げ出して敵に登用されたとしても再び倒せば良いだけです。

立つ鳥跡を濁さず

万一敵に攻め込まれた場合は兵舎を潰しその城の武将、兵力を他の城に移して敵の利益を最小限に抑えます。
城を取られたくないのならば各地の残存兵を春日山城や柏崎港へ集結(武将の移動→兵力輸送)させておきましょう。兵力が十分ならば簡単には攻め込まれません。更に城近辺に櫓を建てておけば完璧です。

補足

PKで南蛮技術を得る場合ならばオランダとの貿易がオススメです。携行食で兵糧が節約でき、蘭方医の技術で負傷兵の回復が早まり各地への進行がよりスムーズになります。
ただし諸勢力の存在により難易度が上がっているので気をつけましょう。