概要
第七章③で右腕*1のモシレチクが魔導博士との内緒話に聞き耳を立てていた*2サー=ヴァル暗黒卿に対して発言した台詞。
カーバンクル公とサー=ヴァル暗黒卿が食物再拝錬金術について調べている最中、暗黒卿が【帝国魔導図書館】の主たる二人がしていた内緒話の内容に反応し、「現在(いま)ヒトの書いた予言の書って言わなかったー?」と問いかけた後、右腕であるモシレチクが若干喰い気味に「ナメてんじゃねぇぞ!」凄みを利かせて返答した。
メタ的な解説
第七章③で登場した台詞。視聴者に強烈なインパクトを残した。
この恫喝めいた台詞によってモシレチクの激しい性格がより鮮明になったと言えるだろう。
「さあ」の翻訳結果の一つのようだが、それにしても少々ブッ飛びすぎである
スクエニ作品では、キングダムハーツの登場人物アクセルが真実を知りXIII機関から離れようとするシオンと敵対するときに発言している台詞に。
てめー ナメてんじゃねーぞ!俺は決めた! おまえらが何度逃げようが 俺が何度だって連れて帰ってやる!
という台詞がある。
ちなみに「さあ」という言葉の用法には4つあり。
①曖昧、否定的な返答の「さあ」(本項で使われた「さあ」)
例:さあ、何のことか分からないですね。
②勧誘する時の「さあ」
例:さあ、行こう行こう。
③事態の切り替えや始まりの「さあ」
例:さあ作るぞってところで材料を目の前にすると悩んじゃって
④話しを切り出す時の「さあ」
例:うーん、Aちゃんさあ、地味すぎじゃない
つまりは
ナメてんじゃねぇぞ!行こう行こう
ナメてんじゃねぇぞ!作るぞ
Aちゃんナメてんじゃねぇぞ!
「ナメてんじゃねぇぞ!」は「さっさとやれ」「急いでやれ」のようなニュアンスなのかもしれない。
ちなみにネクソンアプリ版、ぱびりおん等のワシミミズクのプロフィール部分に
ちなみに猛禽類ですからナメた態度だと、わたしのワシ的部分を激しく発揮するですよ。
という一文がある。