用語/カーバンクル

Last-modified: 2018-06-05 (火) 21:28:16

概要

 記憶喪失のカーバンクル公が最初から所持していた謎の❛力❜。クァール枢機卿から与えられた真名の由来となった。
 クァール枢機卿以外は「公」を付けずに「カーバンクル」と呼び捨てるため、むしろ彼の通称として用いられており物自体の方を指すことは少ない。クァール枢機卿もごくたまに呼び捨てで呼ぶことがある。*1

 

 アイテムを格納する能力をもった収納宝具と考えられる。カーバンクル公は螺旋を巡る途中、入手したアイテムをこの中に収納している。第一魔法障壁を閉ざしていた巨人族の血を引くファルシとの聖戦時は、これによって『天翔ける翼』を召喚してクァール枢機卿を助太刀した。

 
  • カーバンクルを取り上げるクァール枢機卿。しばしの推考の後、人類の手には負えないと判断した
     
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  • 窮地のクァール枢機卿を助太刀するため、『天翔ける翼』召喚のためのマテリアを取り出すカーバンクル公
     
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メタ的な解説

FF5以降シリーズ常連の召喚獣。小動物のような可愛らしい姿をしているものが特に有名。召喚すると特技【ルビーの光】で味方全員にリフレクをかけてくれる他、魔石や習得アイテムでリフレクを覚えられる作品もある。
意外にも敵として出てくるシリーズも多い。むしろ名前としての初出はFF3で先だが、上の召喚獣とは似ても似つかない姿をしたモンスターで全くの別物である。
FFファンの間ではこのカーバンクルを「カバン」と呼ぶ事があるため、このような翻訳結果になったものと思われる。

 

なお動画コメで「ぷよぷよかよ」等が見られることがあるが、これは魔導物語/ぷよぷよシリーズに登場する同名の幻獣を指す。同じ伝承生物(おそらく直接典拠は1980年代のゲームデザイナーが多く参照したボルヘスの『幻獣辞典』)をベースにしているがこちらは所謂「マスコットキャラ」的外観で性質も全く異なる。登場自体は(PC版魔導物語等)FFより古く(ノムリッシュ動画にも関わらず)こちらの印象が強い視聴者が少なくないようである。〇〇ゾイ?」がストラゴスより涼風青葉なのと似たようなものか


*1 メタ的に言えば、普段「公」と翻訳される「ちゃん」を演出上他の翻訳を当てている。第一魔法障壁で壱式回別れるシーン等