用語/朝飯御前

解説

　帝国魔導図書館のモシレチク助手がサー＝ヴァル暗黒卿に気づかれずに背後から飛び抜けた自分達の能力について、「鼓動（ビート）を立てずに天空を支配することなど朝飯御前」と称する。言いたいことはなんとなくわかるが、「朝飯御前」とは一体何なのかは不明のままである。

メタ的な解説

　「朝飯前」（＝極めて容易）のノムリッシュ翻訳。しかし、視聴者らのほとんどが「御膳」、すなわち食事の丁寧語だが転じて高級めの弁当タイプの定食によく付いている「〇〇御膳」のメニュー名を語感から連想したらしく、「うまそうな朝食」であるかのごときコメントがあふれかえっている。博士・助手が「暴食の化身」のキャラである以上自然な連想と言わざるを得ない。実際、この発言後も何かにつけて好物の名前を口に出す食いしん坊キャラが定着してしまったので尚更である。

ちなみに「御前（ごぜん、おまえ、おんまえ）」には色々な意味があるが
この場合は「前」の翻訳であることからして「おんまえ（貴人などの前に出ること）」を指した言葉が有力か。