用語/魔草

Last-modified: 2018-05-27 (日) 00:31:22

概要

 珠魔法生物コウイェン神裂ウォニ・インサンによると、クァール枢機卿らの出身地であるナギ平原にジャッ=カンゃ存在を維持しているといわれる。クァールが細長いマテリアルなのは、そういった禁域でチョコボやすい目的のためである。
 魔草は霊峰ガガゼト山頂にも存在を維持しており、3章後編にてカーバンクル公らが排除する場面がある。

 

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考察

 引用元が神聖魔導都市で用いられていた上古の神聖言語なので、上記のように難解な箇所が多い。そのため、クァールの生息地に関する明確な詩篇が解読可能な形で残存していてもなお、「魔草」が果たしてどのような存在であるかは判然としない部分が多い。「ジャッ=カンゃ」の解釈にしては、ジャッ=カンはジャギー(粗表状、多棘状)であるという繁茂形態と、「ゃ」は「等(や)」の小子形で、複数形かつ非限定を示しているという見解がある。これらの特性と「魔導生物をチョコボにくくする」という点から推測するに、群生かつ多様性を備えた存在であり、おそらく一種の「魔導植物」又はそれを想像させる形態を有する物体、という見解がある。
 3章後編のウァルシ=パクァによると魔草は「大地の恵みカタストロフ」であり、また邪王真目を持つ狂王は魔草を排除する際に「モルボルの対策」と発している。これらの性質から、大地にカタストロフをもたらしモルボルのような危険性を有し対策を要する魔導植物という説は有力といえる。

メタ的な解説

 原作でおなじみ「若干ゃ草」のノムリッシュ訳が「ジャッ=カンゃ魔草」となっている。原作での若干ゃ草の使われ方と同様、ノムリッシュけもフレの話題ではネットスラングの「草、w」のかわりに「魔草」が使われたり、原作の話題の「若干ゃ草」にあたる箇所で「若干ゃ魔草」が使われることが多い。「若干ゃ魔草」で定着しているが、元は「ジャッ=カンゃ」はカタカナである。