サウザンド・アイズ・サクリファイス
CV:RYO・高(ReadSpeaker)
ターゲット… 共にセフィロスを倒そうとした筈の『古代種のコピー』の匂いじゃねェか…──ファブラ・ノヴァ第四章②より
解説
オオセンザンコウを媒介とした魔導生物。捜索者のひとり。
常にウァルシ=メィー・ザ・サイドワインダーと共に行動し、彼女からはサウザンド・アイズ・サクリファイス公(サウザンド公、コードネーム『0x3e8』)と呼ばれている。
生真面目かつ任務に忠実でウァルシ=メィーを諫めることも多い。またハシュマリムのセントアリシアに怯みつつも「生かしておいては世のためにならない」と断言するなど、魔導生物らしい好戦的な一面も併せ持つ。
やはりと言うべきかファイナルファンタジーの愛好家で「FFの読みはエフエフとファイファンどちらが正しいのか」と悩むほど。
何者かの依頼で終焉の繭を調査し、情報を入手しようとしてたり、ルルイエガルムの依頼*1で、古代種のコピー(=人類のクローン)であるバンクルルを追跡したりしていた。初登場時は「帝国騎士」を名乗っていたが、バンクルル達に出会った時には「神羅関係者の密命で新訳した」と語っており、特定の依頼主に依存しないプロの探偵らしさがうかがえる。
ライフストリームに流されても無事であったり、「科学の力で現代に蘇った」「そのために君たちをここまで鍛えた」*2などの台詞や、4章中盤でのウァルシ=メィーとの会話から、実は魔導生物とは似て非なるサイボーグなのではとも疑われる。
メタ的な解説
ノムリッシュ翻訳されたオオセンザンコウ。アニメ版から漫画版に移行したせいで設定がミドラーシュしている
ウァルシ=メィーと共にファブラ版の登場人物の中でトップクラスの名前の長さを誇る。
基本的に原典のキャラに忠実だが、やや好戦的な面を見せており、ウァルシ=メィーに対しても原文では「さん」付けなのに翻訳後は呼び捨てである。また、シリアス一辺倒なキャラかと言えばそうではなく、重要な話の途中でFFのことを考えていたりとコミカルな一面も見せる。
劇中で「モブキャラ同然」などと煽られているが、バンクルルの正体を「人類のクローン」であると明かすなど、意外と重要な役割を担っている。
前作のビヨンドフェンリルが描いたバンドデシネ*3に登場するギ・ロスギロス・イドと同じ種類のフレンズであり、同じ「捜索者」を名乗っているが、関係性は不明。
名前は「遊☆戯☆王」のペガサス・J・クロフォードが使う切り札《サウザンド・アイズ・サクリファイス》から。