ルルイエガルム
CV:琴葉葵(A.I.VOICE)
「まやかしの希望なんて いりません」
種族
ガナーシュの民 インターセプター科 ダイゴロウ族 ルルイエガルム R'lyeh Garmur |
解説
イエイヌを媒介にした魔導生物。
捜索者を使役してバンクルルを探していた黒幕であり、現在は神羅の施設跡を「約束の地」として「留守番」をしている。
魔導生物と人類が生きていた時代の遺物と思われる聖画(イコン)と生き写しなバンクルル達を視界の端に捉えたことで、彼こそが待ち続けていた「人類の生き残り」であると確信する。
魔導生物の中でも異端である「人類との共存」という価値観を持つためか、バンクルルに対しては忠誠とも平身低頭ともとれる腰の低い態度をとっている。(本能によるものかところどころ「地獄へと堕落す」「この手で介錯する」と物騒なことを述べてたが)
魔導生物の中でも長い時を生きていたことが示唆され、「地獄と魔界を支配する」と評されるなど力量もある模様。
ルルイエガルムの歓待を受け、バンクルル自身もそこが安らぎの繭であると確信するが……。
メタ的な解説
ノムリッシュ翻訳されたイエイヌ(漫画版)。原作からさらに長生きキャラになっており、神羅との関わりが強調されまさしくキーパーソンとなっている。
犬と言うキャラの為か忠犬の要素が増しているのが特徴だが、地獄と魔界を支配するという物騒な設定やバンクルル自身が罪人と言う設定もあり視聴者から突っ込まれた。
ルルイエはクトゥルフ神話に出てくる舞台で海中に沈んだ都市。イエの翻訳と思われる。
海に沈んだ都市や忘れ去られているなど微妙に本編とリンクした名称と言えなくもない。
ガルムは、北欧神話に登場する冥界の番犬。ケルベロスと類似した経歴を持ち、FFにおいてはいずれも狼の姿をしていることが多い。今作のイエイヌのモデルとなっている犬種の、シベリアンハスキー(狼犬)を意識して選ばれたものと考えられる。
ルルイエの番犬という微妙に危険感のある翻訳となった。