交易初心者講座

Last-modified: 2011-01-13 (木) 20:37:01

バルシャを卒業しよう!

会計がない、船が小さい、取引がない。とかく厳しい駆け出し航海者の懐具合。会計はさすがに
早めに取ったほうがいいですが、それまで空荷で移動するのもさすがに悲しいものです。

さほどスキルが無くても利益の挙げられる交易の例を以下に紹介しますので、スタートダッシュに
役立てて下さい。

例1・原始ロンドバ

ロンドンのビールを積み込んでドーバーで売り、ドーバーの魚肉を積んでロンドンへ戻ってまた売ることで、地味ですが確実に資金を増やせます。

少し容量の大きな船を買うことができたら,扱う交易品を増やしてみましょう。
最低購入数分だけまず購入して、売りたい港での相場を確認、次回以降は儲けの出る交易品に絞って運ぶと良いでしょう。
慣れてきたら徐々により本格的なロンドバをやってみましょう(ロンドバの項目参照)

例2・アントワープ密輸

ドーバーの対岸アントワープで売られている交易品は、購入時に関税がかかるものの、
ブリテン島で高く売れるものがあります。ねらい目はレースと食料品。

  • レースは買値が1700程度以下の時を狙って買い込むとブリテンでの売値によっては単価あたり最大で1500程度の利益が期待できます。
    購入数は少なめなので必要に応じて織物取引を取るのも良いでしょう。
  • アントワープとヘルデルの往復は食料品取引のスキル上げに最適です。
  • 鶏→鶏肉に加工→アムステルダムなどで売却
  • 豚肉→ロンドンにそのまま持ち込むか加工して売る

など、調理スキルとの相性も良いです。

例3.最短距離の名産交易

一部の交易品には、隣接しない地域へ持ち込むことによって,売却時の交易経験にボーナスが
得られるもの(名産品)があります。英国の領地が存在するブリテン島は付近のどの地域とも
隣接なため、領地の交易品を近隣へ売ることではこの恩恵を受けることができませんが、
カレーをはじめとする北フランスの港は、ネーデルラント、ドイツ、北欧とのあいだに
ブリテン島をはさむ形で文化圏が設定されています。

これを利用して通常の交易よりも効率よく経験を稼ぐことができます。
お勧めの名産交易品をいくつか挙げておきましょう。

ジン
アムステルダム、フローニンゲンで販売。北フランスで売ると少なくても単価あたり300ほどの儲け。
オランダ更紗
アムステルダムで販売。北フランスで売ると平均的な相場でおおよそ単価あたり500程度の儲け。

ナントのフルーツブランデー、リラ、カレーの干しりんご、ハンブルグのスズランなども名産品として経験稼ぎに利用できます。
この項目の交易品のほとんどは関税がネックとなりますが、会計スキルで購入時と売却時に1回づつの値切りと吹っかけを成功させればとりあえずOKです。

また、次項で紹介している船に乗り換えてより長距離、大量の輸送が可能になったら、コペンハーゲンの琥珀や銀細工などもフランスに運んでみると良いでしょう。

いずれの品目についても相場には注意。買いが100%を大きく超える場合は手を出さないほうが無難です。

積荷100を超えたら

バルシャを卒業して乗る船は,大体積荷が100前後のはずです。
お勧めは2本マストコグやベルガンティン。
2本コグは積載力、ベルガンティンは移動速度で優れています。
ウォーリックコグやフーカー、商用キャラベルなどを手に入れればさらに強力。

例4・酪農オンライン

エディンバラからベルゲンへ往復できる船と力量が備わったら、エディンの家畜から絞った乳をベルゲンの塩で乳製品に加工して売りましょう。
ベルゲンではチーズが売ってるのでバターに。
エディンではどっちを作っても良いです。
どちらも原価100くらいまで下がった製品に3~400の売値がつきます。
元の牛や羊からの量の増え方がすさまじいので、あふれないように注意!

※ベルゲンのアクアビットと木材も魅力的な商品です。
アクアビットは500ドゥカート、木材は600ドゥカートを目安に、これより安いくらいなら運んでOK。
アクアビットは北フランス以遠で名産判定ですので、交易経験を稼ぐのに良いです。

※なお、エディンでは投資によって織物2種類が追加されます。
特にフランネルは貴重な名産品ですので、将来的には取り扱ってみると良いでしょう。
エディンで買えるウイスキーとのコンボ売却は、英国商人の基本技です。

例5・プリマスの鉱工業品を運んでみよう

ロンドンは鉄鋼業や大砲製造が盛んな町という設定のようです。
ここはひとつ、お国の産業に貢献してみるとしましょう。
プリマスの鉱物と工業品は、一部を除きロンドンで割高に売れます。(ロンドンは青銅売ってるので注意)
プリマスでの買値の目安は以下のとおり。(100%)

  • スズ鉱石:423
  • 鉛鉱石 :391
  • 銅鉱石 :692
  • 石墨  :781

両手剣や青銅はダブリンへ持ち込むのもお勧めです。

地中海を目指して

ここまでの記事を読んで実践してきたなら、あなたの交易レベルは恐らく10を越え
相応の船と若干の取引スキルを備え、遠隔地に持ち込むべき有用な名産品などについて
知識を身につけていることと思います。

中級学校を卒業すればヨーロッパ全域の入港許可が手に入ります。学校をスルーしていても
イベントを進行させたり、名産品交易や港報告で名声を得たりしていれば地中海への道が
開けます。

  • 地中海へ持ち込むお奨め交易品
    北海は名産品の種類に恵まれていますので、名産コンボを組むのは比較的容易です。
    買い付け支援が受けられるものや自力で買えるものの中から、利益の良いものをいくつか
    ピックアップして積んでいくといいでしょう。

例1 アクアビット/ウイスキー/フランネル
例2 琥珀/羽毛/亜麻
例3 ジン/スズラン/オランダ更紗(この例はむしろネーデルラント籍向けですが・・・)

  •  経験よりも利益重視の場合は琥珀一点積みが効果的ですが、取引支援が受けられない場合に
    代わりとなるものとして、毛皮があります。北海では罠交易品の印象が強いですが、地中海
    中部から近東辺りのエリアへ持ち込んだ場合2300~3200程度の売値が期待できます。
    繊維上げでも敬遠されがちな毛皮ですが、買値が1000を切るような時には自宅に溜め込
    むなどの方法を使って、地中海へ持ち込んでみると幸せになれるでしょう。

地中海進出のための推奨船舶

地中海は遠いです。遠くへ物を運ぶにはある程度大量の積荷を一度に運べ、ガレーNPCが多く
危険な地中海一帯での自衛が可能なそれなりの船が必要です。

  • 推奨船舶リスト
    船種名親方価格増減、積載変更なし容量最大容量(+18%)
    商用フリュート(交易10)420,000船員28砲16積荷226船員24砲8積荷286
    輸送用キャラック(交易12)488,000船員26砲10積荷284船員21砲5積荷351
    商用ガレー(交易16)650,000船員70砲16積荷344船員48砲8積荷451
  • 上記以外にもあなたに適した船があるかもしれません。研究してみてください。
  • 注意すべき点としては、資力が少ないうちは一隻の船で何でもこなさねばならない事が挙げられます。
    船員と砲を最小にして使うことは、慣れないうちは控えましょう。30~40人程度の船員と2スロット
    20門程度の火力があるほうがNPCの襲撃に対処したり、海事学校のクエに挑んで見たりするような場合に
    柔軟性があります。