10巻/2. 邪神蜘蛛の理

Last-modified: 2018-12-18 (火) 12:22:51

邪神蜘蛛の理

  • 京極夏彦のミステリー小説『絡新婦の理』から。絡新婦で「じょろうぐも」と読む。

一般のお客さんが颯爽登場。(72p11行目)

  • アニメ『STAR DRIVER 輝きのタクト』より
    • 銀河美少年!

「まったく仕方ありませんね真尋さん。たかが買い物に行くくらい楽じゃないとは、これからもっとしんどくなりますよ」(73p1~2行目)

  • 漫画『ジョジョの奇妙な冒険』51巻(第五部)より
    • ナランチャに敗れたホルマジオの死ぬ間際のセリフ。
    • 「しょおおがねーなああああ~~
      たかが『買い物』来んのもよォォー楽じゃあ…なかっただろ? え?
       これからはもっと………しんどくなるぜ……」

店内で戦って奪い合うのは半額弁当くらい(73p5行目)

  • ライトノベル『ベン・トー』(著:アサウラ)。閉店間際のスーパーで半額になった弁当を奪い合う少年少女の物語。
    • ちなみに作者は万太と同じく北海道出身である。

火山や凍土なんかを駆け巡って~(74p1~2行目)

  • ゲーム『モンスターハンター』シリーズに登場するフィールド。凍土が入っていることから『3』以降と思われる。

はりきりラビリンス(74p15行目)

  • 松来未祐・阿澄佳奈のDVD「はりきり★ラビリンス」

ナチュラルにスーパーコーディネート(76p4~5行目)

  • 『機動戦士ガンダムSEED』の用語「ナチュラル」「スーパーコーディネイター」より。
    • 本気でケンカしたら、ナチュラルがスーパーコーディネイターに敵うはず無い。
      • ちなみに、外伝であるASTRAYシリーズでは生身でMSとやり合うナチュラルが二人ほどいる。
      • しかし、そのスーパーコーディネイターはナチュラルな姉に腕相撲で瞬殺された実績がある。

「もえもえでずきゅーんだよっ」(78p5行目)

  • 非公認戦隊アキバレンジャーの萌えフィギュア型変身アイテム「MMZ-01 モエモエズキューーン」

「市松模様って動かすの手間かかるんですよね……」(78p17行目)
 「……少年、それ以上いけない。わたしの炎がだんだん揺れなくなるのと同じ理屈」(79p1行目)

  • TVアニメSAN期の全12話中、ニャル子が真尋言うところの「あの格好」をしていたのは第1、5、6話。
     その第6話において、跳び蹴りは1話の、フルフォースフォームへの変身は2話のバンク(使い回し)だった。
    クー子が戦闘形態を見せたのは第1、2、10、12話。
  • チェック柄スカートがぬるぬる動くのにも、炎がゆらめくのにも、現場の苦労というものは確実に存在する。

「さすがにその欲望(デザイア)は根深すぎますよ!」(79p11行目)

  • 「Attack with FULL FORCE」の歌詞から。
    • ブラック アーマード 根深すぎるDesire

「巨大キューピーやら風紀委員やらに見えますか?」(80p3行目)

  • アニメ版からのシャンタッ君の中の人ネタ。前者は『灼眼のシャナⅡ』、後者は『とある魔術の禁書目録』並びに『とある科学の超電磁砲』の白井黒子から。

這い寄る混沌の文句はラヴクラフトに言え。(80p14行目)

  • 武論尊&原哲夫『蒼天の拳』初期の、第六十二代北斗神拳伝承者「閻王」霞拳志郎の決め台詞。
    • 「北斗の文句は 俺に言えぇ!!」
  • また「化物語」の阿良々木暦の「なんだ。プリキュアに文句があるなら、僕が聞くぜ」もあり?

残虐行為を売りにした格闘ゲームが移植の際に血が緑色になったり、致命的シーンがモノクロになったりするような大人の都合か。(81p15~16行目)

  • スーパーファミコン版『モータルコンバットII 究極神拳』のこと。
  • 『モータルコンバット』は海外で非常に高い人気を誇る格闘ゲームで、現在シリーズ9作目まで発売されている。
  • 上記の通り残虐行為がシリーズの売りであり、少し殴っただけでも夥しく流血する。
    また、勝者は「究極神拳(フェイタリティ)」と呼ばれるトドメ専用の技で敗者を惨殺する事ができる。
  • スーパーファミコン版IIが日本で発売された際、残虐かつグロテスクな表現に規制が加えられてしまったが、
    メガドライブ版では倫理規定の違いから表現規制が行われていない。

「……とうとう世界の真実に触れましたね、真尋さん」(81p17行目)

  • 『ファイナルファンタジーⅩⅢ』のキャッチコピーから。
    • 双対する世界の真実に触れた時、人は定められし宿命と対峙する

「宇宙の始祖五十三種の邪神が自らの種の繁栄をかけて争ったんです。勝利者の種族には宇宙の声(プレゼンター)から万能の力が与えられまして」(82p2~3行目)

  • 『仮面ライダー剣』において、53体の「アンデッド」が自らの種族の繁栄をかけて争った「バトルファイト」から。
  • 種族数が53なのは、ジョーカー1枚を加えたトランプの札に対応するため。
    絵札12枚の「上級」と称されるアンデッドは人型に変身できる。
  • アトラク=ナクア星人がカテゴリーKというのも、クラブのAとKがクモのアンデッドだったことから。
    そのうち人型に変身したのはカテゴリーK・タランチュラアンデッド(人間態名:嶋 昇)。
    • なお、『剣』におけるかつてのバトルファイトで勝ち残ったのは
      ハートのカテゴリー2・ヒューマンアンデッドだった。
  • 「プレゼンター」は『仮面ライダーフォーゼ』に登場する「宇宙最高の知性体」らしい。
    ラスボスの我望光明やヒロインの城島ユウキはプレゼンターからの「声」を聞いた人間だった。

トランプで言うところの、ジョーカー。
この種族が覇権を握ったら宇宙がリセットされそうで~(83p7~8行目)

  • 上記『仮面ライダー剣』のバトルファイトで、
    地球上のいかなる生物の祖でもないジョーカーが勝ち残ること、それは全ての種の絶滅を意味する。
    • しかし、82p2行目に「五十三種」と既にジョーカーが含まれているので、ニャルラトホテプはジョーカーからも外された存在ということになる。

「生まれてくる赤ちゃんはきっとSAN値を二倍獲得できるエリートになる」(84p10・11行目)
 「使い道のない魔力が無駄に高い弓兵とかが生まれるに決まってるんですよ!」(同13・14行目)

  • どちらも『ファイアーエムブレム 聖戦の系譜』から。
  • 前者は取得経験値が二倍になる、斧騎士レックスの固有スキル「エリート」。
    キャラが育ちきってしまったら以降は死にスキル。
  • 後者はプリーストであるエーディンの恋人をアゼルやレヴィンやクロード神父にした場合、
    生まれてくる息子の弓騎士レスターを襲う悲劇。
  • 上記三名の内、当時の攻略本でも「悪いカップリング」の例に挙げられてしまっていた魔道士アゼルが、
     「赤い髪」「赤い眼」「炎使い」の三点において、クー子と共通している。

「言ってる事が分かりませんよ、イカれてるんですか、この状況で!」(84p12行目)

  • 「ジョジョの奇妙な冒険」第六部にて結婚の許しをもらおうとしたアナスィに対して承太郎が言った台詞。
    「言ってる事が分からない・・・イカれているのか?この状況で」

「トンボ取りのように落としてくれます!」(84p14行目)

  • 『ファイアーエムブレム 聖戦の系譜』4章「空に舞う」より。
  • シレジアの天馬騎士団を次々と射落とし悦に入る弓騎士団バイゲリッター団長・アンドレイのステキに鬼畜な台詞。
    • 「ぐはっはっは、おもしろいように落ちる まるでトンボとりでもしてるようだな」
  • 転じてファイアーエムブレムシリーズのファンの間ではペガサスナイトやドラゴンナイトなど、弓が弱点(当たれば必ずクリティカルになるなどシリーズ通して弱点になっている)なユニットを弓で撃ち落とす行為は「トンボ取り」と呼ばれている。

手うが(85p2~6行目)

  • 漫画「ゆるゆり」24話にて歳納京子が連呼していた言葉。アニメでは大坪由佳が担当しており、いわゆる中の人ネタ

「がーらがらがら、がらがらんだ」(85p8行目)

  • 『仮面ライダー』より、ショッカー最高幹部・地獄大使の怪人態「ガラガランダ」。
  • 2009年夏のライダー劇場版『仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー』における、地獄大使がガラガランダへ変身するシーンの再現になっている。

「イヌカレーという前衛芸術的なものらしいのですが」(87p11行目)

  • アニメーション作家ユニット「劇団イヌカレー」。コラージュを多用した前衛芸術的とも言えるその画面は、
    『魔法少女まどか☆マギカ』の魔女空間の作画などで有名。

白兎獣の毛(88p17行目)

  • 『モンスターハンター3』以降に登場するウルクススから取れる素材。
    • 異名通り巨大なウサギといった風貌で白い毛が生えている。

「生涯一人の女性しか愛さなかった」(90p7行目)

  • 「ジョジョの奇妙な冒険」におけるジョースター家の家訓だかジンクスだか。
    「家庭的に薄幸」とか「代々短命」というのもある。
    • ジョセフ・ジョースターがうっかり破って生まれたのが4部主人公・「東方 仗助」である。

「ノーカウントっ……!」
「通りますかそんなもん!」(90p14行目)

  • 賭博黙示録カイジ、第3章「欲望の沼」にて
    地下チンチロでイカサマをしていた班長がカイジに見破られたときの必死の弁解中のやりとり。
    • 「ノーカウントっ……!ノーカン!ノーカン!」「通るかそんなもん!」大体こんな感じ。
  • アニメ版では班長演じるチョー氏の演技力の高さもあって非常に面白いシーンとなっている。

「何でも、信じていた人に裏切られて復讐しようと~」(93p4~5行目)

  • 2012年の特撮映画『仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦』のディエンドの行動。

「ルドウィク・プリンだったかしら」(94p4行目)

  • 魔導書『妖蛆の秘密(デ・ウェルミス・ミステリイス)』の著者。

水虫が治るプリン(97p4~9行目)

  • 「ジョジョの奇妙な冒険」第四部に登場する
    スタンド使いの料理人トニオ・トラサルディーが虹村億泰に振る舞った料理。食べると水虫が治る。
    • 同ページで「徐々に奇妙な効能が~」と続くことからもジョジョが元ネタだと考えられる。

「いただきマレウス・モンストロルム」(99p4行目)

  • マレウス・モンストロルムはクトゥルフ神話TRPG用のデータブック。
    クトゥルフ神話に登場する邪神や奉仕種族、その他様々な神話生物のデータが掲載されている。
  • ちなみに同書において、ニャルラトホテプとその数多ある化身を解説するために割かれたページ数、実に29ページ半。

「…………間接キスは婚約の証」(99p10行目)

  • 週刊少年ジャンプの漫画『THE・モモタロウ』にて浦島まりんからキスをねだられた美樹が指を唇に当て、その指をまりんの頬に当てた時にアンコウの化身がまりんを祝福した言葉。
    • 当然ながら美樹にそんなつもりはない。

「目覚まレック時計と言うの」(104p4行目)

  • クラーク・アシュトン・スミス作『ウボ=サスラ』に登場するムー・トゥーランの魔道士「ゾン・メザマレック」。

「これは、シュトレゴイカバールのようなもの」(105p2行目)

  • ロバート・E・ハワード作『黒の碑(黒い石)』の舞台となる村の名+バールのようなもの
  • 発売時のタイミングもあり、つい「シュトレイゴーカイバールのようなもの」と空目してしまう

「鉈の重さに剃刀の切れ味を備えて、ヒゲも剃れます」(105p6行目)

  • 「グラップラー刃牙」幼年編より自衛隊の最高精鋭部隊の一人、真田の台詞
  • 「ナタの重量(おも)さと……カミソリの切れ味……」と言いながら自分のヒゲを剃ってナイフを自慢するシーンがある
  • 「いい男になったかい」

「装備すると攻撃力も~デバッグしとけよ」(105p8~11行目)

  • ゲーム『ファイナルファンタジーVI』ではパラメータに物理回避率と魔法回避率があるが、回避率の計算式では物理回避率も魔法回避率から算出されたため意味がないパラメータだった。いわゆるプログラムミス。
    • スーパーファミコン版のみであり、後のリメイク版では修正されている。

「電気処刑器という名前を付けました」(106p7行目)

  • ラブクラフト御大によるアドルフェ・デ・カストロのための改稿というか代作、タイトルそのまま『電気処刑器』。カストロ本人の作品名は『自動処刑器』。

「ドリルやオートボウガン機能も~」(106p9行目)

  • 同じく『ファイナルファンタジーVI』の機械装備バグ。恐ろしく防御力、魔法防御力が上昇する。
    • 正確には「持ち物欄の右下にアイテムを置いてじどう装備すると空欄に何でも装備出来てしまうバグ」。上記の通り機械を防具として装備するとお手軽かつ有益な為「ドリル装備」「機械装備」等呼ばれているが、武器としてあり得ない物を装備させるのもまた一興。物によってはフリーズする。
    • これもまたSFC版のみのバグ。

「スティルウォーターという飲料水です。」(107p3・4行目)

  • オーガスト・ダーレス作『風に乗りて歩むもの』から、カナダ・マニトバ州にあるとされる村。
    住人全員がイタクァを崇拝している。

「ケイオス=グルード~用済みかもしれないわね」(107p11~12行目)

  • 『第4次スーパーロボット大戦(S)』『スーパーロボット大戦F(F完結編)』の
    オリジナル敵勢力ゲスト(ゾヴォーグ)が使用する機体「ゲイオス=グルード」「ライグ=ゲイオス」。
    • ゲイオス=グルードはサバイバビリティが高く、脱出装置も完備している。
    • ライグ=ゲイオスは上級指揮官用の機体でゲイオス=グルードの発展強化型。
      撃墜高難易度のボス機体の代表格。
  • 「ライグ=ケイオスが量産の暁には~」は『機動戦士ガンダム』のドズル=ザビの台詞から。

「また騙されたわね」
「まったく気づきませんでした」(108p5~6行目)

  • 同ページ12行目「よほど暇を持て余した~」を合わせて、お笑い芸人・モンスターエンジンのショートコント。
  • 「暇を持て余した」「(邪)神々の」「遊び」

「人生……でしょうか」(108p16行目)

  • 2ちゃんねるニュース速報のとあるスレで「CLANNAD」のジャンルを聞かれた際の
    ある住人の返し「人生・・・かな?」から。
    • 「CLANNADは人生」というネットネタとなった。

めがすっ。(110p4行目)
 どぐっ、まぐっ、らぐっ。(110p7行目)

  • ゲーム「ファイナルファンタジーIV」に登場する中ボス「メーガス三姉妹」から。
    • 戦闘時は左から順にドグ、マグ、ラグと並ぶ。
      • さらに元ネタは夢野久作の小説「ドグラ・マグラ」
  • 同じく「ファイナルファンタジーⅩ」にも召喚獣として「メーガス三姉妹」が登場する。
    • 本編とは直接関係のない施設で入手することができ、「ようじんぼう」と並ぶ特殊な指揮系統を誇った。

もしかしてこいつ、年齢だけではなく性別まで偽っているのではなかろうか。(111p8行目)

  • ニャル子が(自称)乙女座であることから鑑みるに、『仮面ライダーフォーゼ』の、
    物語も終盤にさしかかった第40話において視聴者を襲った衝撃の展開、
    ファン内通称「ヴァルゴショック」ではないかと思われる。
  • 幹部怪人ホロスコープスの一人、ヴァルゴ・ゾディアーツ。
    その正体は、宇宙京都大学教授・江本洲輝(えもと くにてる)。
    五十に手が届くであろうくたびれたオッサンだった。
  • その女性的デザインと、声が田中理恵女史であった事から
    「どんな美女がスイッチャー(変身者)なんだろう…」と膨らまされていた
    ファンの期待(或いは妄想)が無惨に打ち砕かれたのは言うまでもない。

嫌よ嫌よも好きのうぃざーどっ!?(112p9行目)

  • 嫌よ嫌よも好きのうち。
  • 「うぃざーど」は説明不要だろうが「仮面ライダーウィザード」。

「探索者なら死んでましたよ」(112p14行目)

  • 探索者はクトゥルー神話を題材にしたTRPG「クトゥルフの呼び声」におけるプレイヤーキャラクターのこと。
    • 原典通りのパワーバランスのため、ただの人間にすぎない探索者は割とあっさりと死ぬ。
  • 大本は「ギャグ漫画じゃなかったら死んでた」
    • 現実には死ぬ行為も、ギャグ漫画補正で死なないことから(例:爆発に巻き込まれてもアフロで済む)。
  • 有名なのは「Anotherなら死んでた」
    • 綾辻行人のサスペンス小説及び同名の派生作品「Another」内で
      人がちょっとしたこと(例:傘を持って階段を降りる)で、簡単に死んでしまうことから。
    • まさかの2012年ネット流行語大賞受賞である。

「天秤座は自分の身を守るためなら」~「お前、天秤座の存在の重さを見せてやろうか」(113p2行目から4行目)

  • 仮面ライダーフォーゼに登場した幹部であるリブラ・ゾディアーツのスイッチャー、天ノ川学園高校校長・速水公平。口癖は私の○○が軽い、重い。もちろん、言うまでも無く天秤座のゾディアーツである。
  • 12星座最後の一人、魚座のゾディアーツが目覚めると自分の命も危ないと踏んだ校長が、理事長を裏切ってフォーゼ達仮面ライダー部に逃げ込む。その際「私は我が身を守る為ならなんだってする!」と発言。
  • なおこれは出来レースであり、まんまとライダー部は騙されてしまい、魚座のスイッチはまんまと理事長の手に。
  • 12個のホロスコープス・スイッチが揃い、理事長ことサジタリウスがダークネビュラを開くが、この時は完全なる無防備であるため、フォーゼが必殺技で倒そうとする、その際校長が盾に成ってかばい発言したのが「見ていただけましたか、私の存在の重さを」、そのまま帰らぬ人になってしまったようだ。
  • 上述のヴァルゴショックに対し、こちらの一連の展開は「リブラショック」と称される。
  • 3行目の、ニャル子の「だから天秤野郎は駄目なんですよ……!」は、第41話でのレオ・ゾディアーツ=立神吼の台詞
     「ちっぽけな疑念で心のバランスを崩す。だから天秤野郎はダメなんだよ!」から。
  • 中の人がダディヤーナザァンこと天野浩成氏であった為「ダディ化と見せかけて凄い重い忠誠心」と様々な意味で伝説と化した。

「……真尋さんとはいったい…うごごご…」(113p5行目)

  • ゲーム「ファイナルファンタジーV」のボス、エクスデスの断末魔。
    • 「無とはいったい……うごごご…」 この台詞の後自我を失ったのか無に取り込まれたのか、
      ラスボス・ネオエクスデスに変身する。

深い悲しみに包まれます……(113P13行目)

  • ブロントさんの名言の一つ「きっと鬼の首取ったように周囲が騒ぎブロントは深い悲しみに包まれた」

「こんなところにいられるか、僕が先に入らせてもらう!」(113p14行目)

  • ミステリ、ホラー作品などにおける死亡フラグの典型。
    • 雪に閉ざされた山荘などで、この中の誰かが殺人犯かもしれない、などという時に「殺人犯などと一緒にいられるか、私は部屋に戻る!」などと言って一人で自室に戻るとたいていその後殺される。

「そう、悠久の時をかけて妖教の惨禍を混濁たる瞳で見続けるように」(116p17行目)

  • ゲーム「ヴァルキリープロファイル」の大呪文「ペトロディスラプション」から。
    • 我は命ず 汝悠久の時妖教の惨禍を混濁たる瞳で見続けよ ペトロディスラプション!!

阻止限界点(117p7行目)

  • OVA「機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY」より、地球に落下するコロニー(早い話ばかでかい筒)を落下コースからそらせる限界点のこと。
  • ここを抜かれると地球の重力に捕まりそのまま地上に落着し甚大な被害をもたらす。
    • 余談だが原作中、阻止限界点を抜かれるがそのさきにあらかじめ用意されていたソーラシステムIIという強力な兵器が待ち構えていたのだが真尋には無かった。
      • まあそれも破損させられて当初の威力が出せずコロニーは落ちてしまうのだが…

誰だってそーする。真尋も、そーする。(118p5行目)

  • 「ジョジョの奇妙な冒険」第四部、虹村形兆のセリフ「おまえは一枚のCDを聞き終わったら キチッとケースに入れてしまってから次のCDを聞くだろう?誰だってそーする おれもそーする」から。
  • ニャル子ではもはや天丼ネタ。

超スピード? 催眠術?(119p16行目)

  • 「ジョジョの奇妙な冒険」第三部、ディオのスタンドを体験したポルナレフのセリフより。
    • 「催眠術だとか超スピードだとかそんなチャチなもんじゃあ断じてねえ もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ……」
  • 8行目からの「そうですか、~」の台詞も、その際ディオがポルナレフにかけた台詞より。

「本来は直径千分の一ミクロン~(120p16行目)

  • 菊地秀行「魔界都市ブルース」シリーズより、主人公秋せつらの主戦武器である妖糸。
  • 不可視のチタン鋼線で成層圏まで伸ばしたり、この世ならざるものを斬ったりというチート武器である。

毒で眠らせるわ糸で縛るわ~レアアイテムなんぞドロップしないというのに。(121p3~4行目)

  • DSのRPG「世界樹の迷宮」シリーズにおけるレアドロップ条件
    • 余談だが初代世界樹の迷宮にはある敵を頭、腕、足の3箇所を縛ることによって手に入るレアドロップがあるのだがこのアイテム名が濡れた赤糸、濡れた紫糸である。
      • さらに元ネタは映画「濡れた赫い糸」
    • このアイテムを落とすモンスターは女性タイプであり、そういう意味である事を公式でも認めている

地球のお風呂は現代と古代の行き来が可能なタイムマシン(123p3行目)

  • ヤマザキマリのマンガ「テルマエ・ロマエ」。古代ローマの風呂技師ルシウスが現代日本にタイムスリップするお話。
  • 「入力脳出版」はその出版社・エンターブレインから。

「癖のある人は、ねじくれて曲がった部分も含めて、受け入れる。それが友達なのだ」(125p7行目)

  • 『仮面ライダーフォーゼ』第5・6話にて、
    チャラ男のJKは友達というものをまるっきり信用しておらず、弦太朗を騙したりして利用していたが、
     その後彼を激しく怨むユニコーン・ゾディアーツ=新田文博に捕まり、
    上っ面だけの付き合いをしていた連中全員に見放された中、
    唯一助けに来てくれた弦太朗がほぼ上記の台詞を言いながら戦う。
  • その後初ステイツチェンジ、その前まで扱えなかったエレキスイッチの力を受け入れ、エレキステイツになる。

「きっとそれが、たったひとつの冴えたやり方です」(126p17行目)

  • 「たったひとつの冴えたやりかた」。ジェイムズ・ティプトリー・ジュニアの古典的名作SF。
    • 結局碌な事にはならないのだが。

「散々使い倒して~お捨てになるのですね」(127p10行目)

  • 「コードギアス 反逆のルルーシュR2」でルルーシュ・ランペルージが監視役につけられた義弟ロロ・ランペルージを籠絡した際に心の中で思ったセリフ。アト子の口調に変えた以外ほぼ原文まま。
    • 通称ロロ雑巾、公式が何を血迷ったかDVD/BDの初回特典に付けられたことでも有名。
      • 完璧に余談だが、一時期ニコニコ動画でこの台詞にアニメ版「狼と香辛料」でロレンスがホロを抱きしめているシーンを合わせたMAD、「ホロ雑巾」というものがあった。
        何しろロレンスの中の人=ルルーシュの中の人、ホロの中の人=カレンの中の人なので、その破壊力は絶大だった。

「うおおおおん……やめなさい……クー子……ぶっ飛ばしますよ……」(130p4行目)

  • 「とんねるずのみなさんのおかげです」内の伝説のパロディコント『仮面ノリダー』から。
    • 本家仮面ライダーOPを意識した「仮面ノリダーぶっとばすぞのテーマ」の後、木梨憲武演じる「木梨 猛」(本郷猛のパロディ)が改造手術を進めるジョッカー怪人諸々演じる石橋貴明に向かって叫ぶ「やめろぉー!ジョッカァー! ぶっ飛ばすぞぉぅ!!!」という台詞で本編に入るのがお約束。
    • おやっさん役・ナレーションに本物(それぞれ小林昭二氏・中江真司氏)を起用、本家ライダー空白期にやってた事もあり社会現象となったが、東映に無許可で制作されていた為ソフト化はされていない。
    • 平成ライダー出演者の中でも「ライダーは見た事無いけどノリダーは見ていた」という人が少なからずいたとか。

「…わたしも、5チャン見てたら~」(131p15行目)

  • 言わずとしれた巨大掲示板「2ちゃんねる」。
    • まさかそっちも「5ちゃんねる」になろうとは…。

「スペース5チャンネル~」(131p17行目)

  • セガから発売されたリズムゲーム「スペースチャンネル5」。

宇宙空間で花束でも探せそうだ。(134p2行目)

  • 映画「機動戦士ガンダムF91」のラストシーンで、
    シーブックがセシリーの機体についていた花束を頼りに漂流していたセシリーを見つけた。

『滋養強壮なる使者』(134p17行目)

  • 「強壮なる使者」はニャルラトホテプの異名の一つ。

ガラスのロープを目隠しで渡る(135p5行目)

  • 「機動戦士ガンダムΖΖ」後期OP「サイレント・ヴォイス」の歌詞から。優しい目をした誰かに会いたい。

リミットゲージMAXになって~(135p12行目)

  • 『ファイナルファンタジーVII』のリミットブレイク。
    15回連続クリティカル~は主人公クラウドの究極リミット技、超究武神覇斬のこと。

「服従回路」(136p6行目)

  • 漫画版「人造人間キカイダー」より。「良心回路(ジェミニィ)」に対する「悪の心」。イェッサーと読む。

「何度もイベント発生するとご都合主義って言われますしね」(137p17行目)
「誰にだよ」(138p1行目)

  • ……あわむら赤光氏とか? ただし氏が言及していたのはルルイエランドではなく幻夢境について、ではあるが。
  • アンソロジー『這いよる!ニャルアニさん』に寄せられた短編『もしニャルラトホテプが美食バブル漫画を読んだら』に、
    ドラマCD2作目と3作目の件を指して「毎度便利に使い倒されるご都合主義設定と成り下がってしまった」とある。

たい焼きに鯛は入ってない(139p7行目)

  • 嘉門達夫の「その日は朝から夜だった」の歌詞の一節、「うぐいすパンにはうぐいす入ってない」から
  • 近年、本当にメロン果汁を使ったメロンパンが販売されているが、筆者としては本末転倒な気がする。

誤解なく分かり合った果てに時間さえ支配しそうで~(140p5行目)

  • 「機動戦士ガンダム」においてララァが死ぬ時のアムロとの精神世界での会話より。

「……緑髪、眼鏡、巨乳は不人気の証なのに」(141p15行目)

  • 丸京さんのことかーっ!!
  • もしくは「君が望む永遠」の緑の悪魔こと穂村愛美か?
    • "幼馴染で数え役満"とのことなので漫画『じょしらく』の空琉美遊亭丸京さんだろう。

「千枚通しで刺されないうちにやめとけ」(141p17行目)

  • 『偽物語』の阿良々木月火より。演出・声優の演技・再現度の高さと高次元のマニアックなハミガキプレイ、俗にいうハブラシ回。
    • 職業上ルーヒーはほぼ常に持っているので違うかもしれない
  • ちなみに元ネタで刺される対象は言ってる真尋と中の人が同じな阿良々木火憐である。最初からスタジオにハブラシ持参する覚悟だったとのこと。
    • むしろ真尋自身がフォークで刺したい衝動に駆られたりはしなかったのだろうか…ピュアな大人の社交場的意味で。

ニャル何とかさん(142p1~2行目)

  • 電撃文庫「とある魔術の禁書目録」のヒロインであり、題名になっているのに出番の少ないインなんとかさん。
    • 以前にもニャル子が自虐ネタとして使っている。

「……きぃぇぇぇぇっ!?」(143p8行目)

  • 八木教広『エンジェル伝説』にて、主人公の北野誠一郎が、主に気が動転した際に張り上げる奇声。

まるで涼風のように(144p3行目)

  • 『聖闘士星矢』で、フェニックス一輝の最強必殺技「鳳翼天翔」を真正面から受けつつも微動だにしなかった乙女座バルゴの黄金聖闘士・シャカの台詞。
    • 「フッ これが鳳凰のはばたきか…まるで涼風だ!」