東方紅舞闘

Last-modified: 2013-08-29 (木) 21:17:26

概要

タイトル,シリーズ名
東方紅舞闘
サークル
CUBE TYPE
ジャンル
3D対戦アクション
発行日
例大祭7(2010/3/14)
取り扱いショップ
メッセサンオー,メロンブックス,ホワイトキャンバス,とらのあな,あきばおー, ホワイトキャンバス)*1*2
その他
一般向け

内容

東方紅魔郷登場キャラクター9人(ルーミアフランはパッチにて追加予定)による弾幕アクション。
残念ながら大ちゃん小悪魔はいない。
ゲームシステムはセガの往年の名作「バーチャロン」に酷似しており、プレイ経験者なら「紅魔郷キャラでバーチャロン」で全てを説明できる。

本家バーチャロンは2本のスティックとトリガー、ダッシュボタンという極めてシンプルな操作系で多彩なアクションを制御できたが、本作ではアナログスティック付きコントローラーを使用する事でオリジナルに近い操作性を再現できる。

初期状態では霊夢魔理沙しか使用できないがこの二人のストーリーモードを攻略(コンティニュー可)し、追加で出現するレミリアのストーリーモードをクリアする事で全てのキャラクターが開放される。

紅舞闘オリジナルのシステムとしてスペルカードゲージとアクションゲージが存在する。
スペルカードは各キャラ1種類。
通常攻撃を繰り出す事でゲージが上昇し、最大になると強力なスペルカード攻撃を行う事ができる。
なおスペル使用時は各武器のゲージが全て満タンである必要があり、かつ使用後は全ての武器ゲージが枯渇する点に注意が必要だ。

アクションゲージは主にダッシュ時に消費し、一定時間経過すると回復する。
ゲージを使い切るとその場で息切れしてしまい、1,2秒程度だが行動不能になる。
高火力のキャラやスペルが使用可能状態の相手にとっては絶好のチャンスとなるのでゲージ残量には十分注意したい。

また、弾幕は弾幕により相殺する事が出来る。
弾幕には強度の概念があるようで、互いに相殺しあう事もあれば、一方的に潰せる事もある。
相殺が一切不可能な物もあるので互いの攻撃の性質を把握し、回避と相殺を使い分ける必要がある。

領布後、サークルサイトにてオンライン対戦ツールが公開されたが、不具合が発見され現在では公開中止となっている。
キャラ追加パッチと合わせ完成が待ち望まれる。

なお、オンライン対戦にはパッケージに同梱されている個別のライセンス番号とパスコードが必要になる。
再発行は受け付けないとの事なので大切に保管しておく事。

操作方法

本作ではオリジナルを再現したツインスティック風操作と、十字キー使用の通常操作が用意されている。
オリジナル未プレイの人には通常操作の方がとっつきやすく感じるかもしれないが、高度なテクニックや応用を習得しようとすると一気に操作が複雑化する。
一方ツインスティック風操作もあくまで「風」であり、オリジナルに比べると操作性で劣る感は否めない。
最終的には好みの問題だが、通常操作では「6ボタン中3ボタンを同時押し」といった操作を数種類使い分ける必要が出てくるため、多少練習してでもツインスティック風操作を習得したい。
ここではツインスティック風操作を前提に操作方法を記述する。


・移動
左右のスティックどちらか、または両方を平行に倒すとその方向へ移動する。
ただし、プレイ中は任意に解除しない限り「オートロックオン機能」(後述)が働いているため、真横に移動しても相手を中心とした円を描く様に移動する。


・旋回
左スティックを前に、右スティックを後ろに倒すとその場で右旋回する。スティックを逆に入れれば左旋回となる。
ダッシュボタンを押したまま旋回すると高速旋回する。
オートロックオン時は旋回をやめると自動的に相手の方を向く。


・ダッシュ
移動中にダッシュボタンを押すとアクションゲージを消費しながらその方向に高速移動する。
ダッシュ中はオートロックオンのオンオフに関係なく一方向に並行移動するため相手が視界から外れやすいが、攻撃時は自動的に相手の方を向く。
高速移動中も進行方向は自由に変えられるが、真逆の方向に直接切り返す事はできない(左>前>右といった風にUターンする必要がある)。
再度ダッシュボタンを押すかダッシュ攻撃を行うと高速移動は解除される。ただしダッシュ攻撃直後にダッシュ操作を行うと攻撃を中断、または攻撃後の硬直をキャンセルして再びダッシュ状態になる(攻撃キャンセル時にアクションゲージを大きく消費する)。


・ジャンプ
左右のスティックを外側に開くように入力するとジャンプする。オートロックオンのオンオフに関係なく、ジャンプする瞬間に自動的に相手の方向を向く。
ジャンプ中も地上と同様に攻撃・ダッシュなどの行動を取る事ができ、空中でさらにもう一度だけジャンプする事ができる。


・ジャンプキャンセル
空中で左右のスティックを内側に倒すと即座に地上に降下する。
前述の通りジャンプ時は相手の方向を向くため、ジャンプ>ジャンプキャンセルを素早く行う事で即座に相手を正面に捉える事が出来る。
ただし、空中で何らかの行動を取ったあとにジャンプキャンセルで着地するとアクションゲージを大幅に消費する。


・通常攻撃
左右のトリガーボタンを押すとそれぞれに対応した攻撃を行う。
左右を同時に押すとセンター武器で攻撃する(センター武器に専用のボタンを割り当てる事も可能)。


・近接攻撃
相手との距離が一定以下でかつ非ダッシュ時は攻撃が近接攻撃に変化する(武器ゲージの色が青から赤に変化したら近接攻撃範囲)。
近接に変化する距離、攻撃の性能はトリガーによって異なる。


・ダッシュ攻撃
ダッシュ中にトリガーボタンを押すことでダッシュ攻撃となる。ダッシュでの消費分に加えて若干だがアクションゲージを消費する。
高速移動しながら通常攻撃を行うが、弾数が増えたり広範囲にばら撒く様になるなど若干変化する。


・しゃがみ攻撃
地上で左右のスティックを内側に入れながらトリガーボタンを押すとしゃがみ攻撃となる。
通常攻撃を対空向きにした物が出る事が多いが、全く別の攻撃に変化する物もある。


・特殊攻撃①
非ダッシュ時にダッシュボタン+トリガーで攻撃内容が変化する。


・特殊攻撃②
非ダッシュ時にしゃがみ+ダッシュボタン+トリガーで攻撃内容が変化する。


・追い打ち
ダウンした相手に対して追い打ちをかける事ができる。
近接攻撃範囲内ではモーションが変化するが、タイミングが早いと通常近接攻撃が出て空振ってしまうので注意。


・オートロックオン
デフォルトではオートロックオン機能がオンになっているが、特殊操作ボタンを1秒ほど押し続ける事で解除できる。
手動で相手を捉える必要があるため操作が煩雑になるが、移動速度が若干上がるメリットがある。
また、レーザー系の様に真正面に直進する射撃は相手の息切れを狙う以外は移動先を予想して撃つ必要があるため、オン状態では不都合な場合もある。


スペルカード
スペルカードゲージが溜まった状態で特殊操作ボタン+いずれかのトリガーボタンでスペルカードを発動する。
どのキャラのスペルも当てれば勝敗に直結する威力があるので息切れや着地の瞬間を狙って撃ちこみたい。


・ガード
近接攻撃範囲内で左右のスティックを内側に倒すと、相手の近接攻撃をガードする事ができる。
あくまでも近接攻撃に対してであり、射撃には無力な点に注意。

相殺

弾幕には強度の概念がある様で、弾幕同士が接触した際に強度が同等なら相殺、強度が上なら一方的に打ち消す事ができる。
また、相殺された弾幕は原作でおなじみの[P]アイテムに変化し、キャラクターに吸収される。
この[P]アイテムはスペルカードゲージを上昇させる効果を持つが、攻撃による上昇に比べてゲージ効率が非常に高い。
このため相殺は単に防御手段以上に戦略的な意味を持つ。

キャラクター

東方紅舞闘_キャラクター解説のページを参照


*1 ()内は過去に取り扱っていたショップ。
*2 各お店については通販サイトリンク参照。