上越新幹線

Last-modified: 2023-03-25 (土) 14:12:57

上越新幹線とは東北新幹線の東京~大宮間と、路線としての上越新幹線(大宮~新潟間)を運行する運転系統の路線名称である。現在では大回りでは利用できないが、2004年3月13日までは東京~高崎間において別途特急券を購入することによって利用することが出来た。東北新幹線と東京~大宮間にて、北陸新幹線と東京~高崎間にて線路を共用している。本頁では上越・北陸の両新幹線を取り扱う。

駅一覧

当路線を走行する車両

大回り可能だった時期に運用されていた車両

200系
東北新幹線開業時に投入された車両。上越新幹線では2011年まで「K編成」が主力として活躍したが、E5系投入による玉突きでE2系が転入したため2013年3月13日をもって撤退した。
E1系
初代2階建新幹線「MAX」である。12両固定編成で6本のみの在籍だった。東北新幹線からは早期に撤退し、ほぼ上越新幹線の運用のみだった。E4系が転入したため2012年9月28日に定期営業運転から離脱、10月28日のさよなら運転をもって営業運用を離脱した。そのあと全車両廃車となった。
E2系
秋田新幹線増結車及び北陸新幹線長野開業用として導入された。上越新幹線ではN編成が投入された。N編成は「あさま」用編成であり北陸新幹線運用がメインだったが「あさひ」運用も大回り出来た時代には存在した。投入時点ではJ編成・N編成共に8両だったが2002年12月の東北新幹線八戸開業に伴いJ編成は10両に増結された。元々8両だったJ編成は現在でも北陸新幹線に入線出来る。同時期より200系置き換え用として1000番台を名乗るJ編成が増備されている。2010年新青森開業時にもLED表示器をフルカラー・大型の機械に変更した編成が増備されている。2002年以降に増備されたJ編成は北陸新幹線には入れない。このためE2系には4つのパターンが存在する。N編成はE7・W7系に置き換えられて2017年3月31日を持って営業運転から退いた。J編成も2023年3月17日に上越新幹線での定期運用を終了し、東北新幹線のみの運用になった。
E4系
2代目の2階建新幹線「MAX」である。8両編成であり、2本繋げた16両で走れる。E7系の増備に伴い2021年10月1日を持って定期営業運転から離脱、10月17日のさよなら運転をもって営業運用を離脱した。

大回り不可能となった後に登場した車両

E7系・W7系
2014年より当時の長野新幹線(現在の北陸新幹線)から導入されている形式。JR東日本所属編成は「E7系F編成」、JR西日本所属編成は「W7系W編成」を名乗る。E7系・W7系共にグリーン車とグランクラスが一両ずつ組み込まれた12両編成。E7系とW7系では車内チャイムが異なる。W7系でもJR東日本管内のみ運転の「あさま」「たにがわ」の一部に入る。2018年度より上越新幹線用編成も投入され、2019年3月16日より営業運転を開始。2023年3月18日より上越・北陸新幹線の全ての列車が本系列に統一された。

備考

現在では大回りでは乗れない。上越新幹線は高崎停車列車がとき、たにがわ、あさま共に多かったため実用性があったと思われる。大宮-熊谷間は新幹線の方が実キロが長いため最長大回りでの利用もあったかもしれない。
現在は東京~高崎(~新潟・上越妙高(北陸新幹線))はタッチでGo!新幹線によってICカードで乗ることが出来るが、在来線区間と新幹線区間の間で運賃が通算されず*2、新幹線区間のみで乗車が打ち切りとなる為、大回りで利用することはできない。

意見等


*1 この駅の開業により大回り出来なくなった
*2 特定都区市内制度も適用されない