小田急小田原線

Last-modified: 2022-03-12 (土) 05:59:19

小田急小田原線とは新宿~小田原間の路線名称である。現在では大回りでは利用できないが、2019年3月15日までは代々木上原~下北沢間を大回りで乗ることが出来た。2014年2月14日までは厚木に簡易改札が設置されていたため、下北沢~厚木間での大回りも可能だった。東京メトロ千代田線・常磐線(各駅停車)代々木上原~取手間、小田急江ノ島線相模大野~片瀬江ノ島間、小田急多摩線新百合ケ丘~唐木田間、箱根登山線小田原~箱根湯本間、御殿場線松田~御殿場間に乗り入れる列車もある。


駅一覧

駅番号*1駅名各駅停車準急通勤準急急行通勤急行快速急行乗り換え路線備考
新宿・東京メトロ千代田線方面
OH05代々木上原?東京メトロ千代田線
OH06東北沢?
OH07下北沢京王井の頭線
↑2019年3月15日まで大回り出来た区間
OH08世田谷代田?
OH09梅ヶ丘?
OH10豪徳寺?
OH11経堂?
OH12千歳船橋?
OH13祖師ヶ谷大蔵?
OH14成城学園前?
OH15喜多見?
OH16狛江?
OH17和泉多摩川?
OH18登戸?JR南武線
OH19向ヶ丘遊園?
OH20生田?
OH21読売ランド前?
OH22百合ケ丘?
OH23新百合ケ丘?小田急多摩線
OH24柿生?
OH25鶴川?
OH26玉川学園前?
OH27町田?JR横浜線
OH28相模大野?小田急江ノ島線
OH29小田急相模原?
OH30相武台前?
OH31座間?
OH32海老名?相鉄本線、JR相模線
OH33厚木JR相模線
本厚木・新松田・小田原・箱根湯本方面

当路線を走行する車両

大回り可能だった時期から運用されていた車両

小田急車*2 一般車

8000形
一般車では小田急最後の鋼製車体を採用した系統である。小田急の通勤型車両の中では一番古い系統である。元々は界磁チョッパ制御だったが、6両編成の一部を除きVVVFインバータ制御に変更されている。
1000形
小田急初のVVVFインバータ制御本格採用形式であり、一般車としては初のステンレス車体採用系統である。4両から10両までとバリエーションが幅広い。6両編成にはワイドドア編成が存在する。
2000形
1000形のマイナーチェンジ車で8両編成のみ在籍する。小田急では初めてLED幕を本格採用した。新宿発着の各駅停車8両編成化を目的に製造され、現在も新宿~本厚木間の各駅停車を中心に運用される。
3000形
小田急の主力系統。旧式車両を全て一掃した。当初は6両編成と8両編成が在籍していたが、後に10両編成も登場した。製造時期により差異が見られる。
4000形
小田急線から千代田線に乗り入れてくる系統はこの系統のみである。当系統はE233系をベースにした系統であるが、E233系2000番台とは前面が大幅に違う。全編成が10両編成である。

ロマンスカー

30000形
愛称は「EXE」。NSE車の置き換えの為に登場し、時代の流れを考慮して小田急ロマンスカーでは2代目のボギー車となり、初の20m10両編成が組める系統になった。6+4両編成の為箱根登山線乗り入れの際には小田原で後ろ4両を解結する。通勤特急「ホームウェイ」はほとんどがこの系統である。車両コンセプトや展望席がないことが災いしてロマンスカーの中では唯一鉄道友の会「ブルーリボン賞」の獲得が出来なかった上、TVCMの主役をHiSE車に譲ってしまった。2017年よりリニューアルが行われ、愛称が「EXEα」に変更されている。
50000形
愛称は「VSE」。箱根特急復権の為の系統で、展望席ありの連接10両編成となっている。サルーン席も設置し、グループ客にも配慮している。登場時より臨時運用を除いて箱根特急専属運用となっている。2022年3月11日を持って定期運用から退き、2023年秋頃を持って引退することが発表された。
60000形
千代田線及び御殿場線に直通するロマンスカーに投入され、愛称は「MSE」。6両編成と4両編成が存在し、通常千代田線直通運用では両者を連結した10両編成、御殿場線直通「ふじさん」では6両編成が直通する。特急車とは思えない椅子の堅さなので椅子にはあまり期待しない方が良かろう。
70000形
愛称は「GSE」。20m7両編成という編成ながら、展望席を有する新系統。LSEと同じ色となっており、LSEの後継者的存在となっている。2018年3月17日より営業開始し、現在は2編成在籍する。

東京メトロ車*3

16000系
現在の千代田線の主力車両。東京メトロの新形式車両では初めてPMSMを採用するなど、環境に配慮した設計となっている。編成によって前面の貫通扉の位置が違うほか、16117F以降の4次車では帯色が変更されている。乗降促進はメトロ版以外の他2社版も流すことが可能。

JR車*4

E233系2000番台
常磐線各駅停車の主力車両。他のE233系とは異なり、千代田線の車両限界に合わせたストレート車体となっている。2016年3月26日ダイヤ改正より小田急線への直通運転を開始した。

大回り不可能となった後に登場した車両

小田急車*5 一般車

5000形
地上用の10両固定編成で登場した新系統 拡幅車体を採用し貫通扉がない仕様となっている。2020年3月26日より営業運転開始 今後順次導入され8000形と1000形を置き換えていく予定。

備考

※2018/03/17改正より途中駅で種別変更のある列車でも、行き先は列車の終着駅を表示するようになった。

意見等


*1 2014年1月より導入
*2 千代田線・常磐線内の列車番号の末尾が「E」の電車に入る
*3 千代田線・常磐線内の列車番号の末尾が「S」の電車に入る
*4 千代田線・常磐線内の列車番号の末尾が「K」の電車に入る
*5 千代田線・常磐線内の列車番号の末尾が「E」の電車に入る