艦これ部AAR/15年秋/落ち葉の秋、抜け毛の秋、秋津洲の秋

「はぁ～い皆さんこんにちは～。高雄型二番艦、愛宕で～っす」
「同じく一番艦、高雄です。よろしくお願いします」
「ところで高雄ちゃん、『煤提督』ってなんなのかしら？」
「諸説あるみたいだけど、大体は何かをやり終えたら『煤のように燃え尽きた状態になっている』が有力視されているわね」
「あぁ～、本部から帰ってきたとき某ロボゲーの金髪青年みたいな顔してるのはそのせいね～」
「……ネタがちょっとコアよ。任天堂機のほうはキリッとしてるからそっちを見習って欲しいわね」
「最近じゃ私達のことパンパカしてくれないし～。お疲れじゃあ張り合いがないものね～？」
「な、べべ、別に張り合いとかそういうのはどうでもいいでしょう！というか今は提督のことよりもイベントのことを話すんでしょ？」
「高雄ちゃんのナチュラルdis入りました～。それでは早速イベントについて説明しま～っす」
「今回の作戦は『輸送作戦』。史実で言うとコロンバンガラ島作戦をモチーフとしているようです」
「私達は出番がなかった作戦ねぇ。でもでもぉ、提督はちゃあんと私達も作戦に組み込んでくれるから、安・心♪」
「そのために日々演習で練度を上げているのよ。輸送作戦なので前回のように苛烈な作戦ではないと考えられますが、慢心はダメ、絶対！」
「いっつも本部の業務では慢心しすぎて、最近胃にブラックホールができたって愚痴ってたわね～」

「簡単にだけどぉ、提督の紹介をするわねぇ」
「2013年7月20日着任の舞鶴鎮守府所属。おんJ提督では古参の部類ですね」
「当時誘った提督はみんな途中でやめちゃって、リアル友人の提督は絶滅したみたいよ～」
「そうなった原因は提督の性格にもあるような気がしてきたわ……」
「それで、11/14からイベント開始時の資材状況を改めて開示するわよ～」

11/14

11/19

「たった5日で貯めすぎね」
「備蓄だけはいっちょまえよね～」
「相変わらずボーキサイトと弾薬だけ浮いた数値ね」
「うふふ、相対的に見れば十分すぎるのにねぇ～。まぁなんにせよぉ、今の仕事のように泥沼にはまらないことを祈りたいわねぇ～」

「ちなみに、煤提督のこれまでのイベント完走率ですが…」
「初参加の2013秋から2015夏まで、なんとぉ～、全イベント完走済（甲種勲章3、レア艦掘り済）ですってぇ～」
「無能に見えて結構有ｎ…まぁ運がいいだけね（空目）」
「高雄ちゃん手厳しい～」
「また、艦娘のみですが2015年夏迄に実装された艦はコンプリート済です。やるところはしっかりやっているようです」
「提督とヤるときはぁ、徹底的だものねぇ……」
「なっ……！！！///」

「それじゃあ～ぁ、作戦で活躍してもらう、高練度艦をそれぞれ紹介するわよ～」
「艦種ごとに上位四名を列挙いたします」

艦種別高練度艦娘表

E1～E3
E4～E5


「なんでニコニコ動画やyoutubeじゃなくてdailymotionなのかしらぁ？」
「色々理由があるみたいだけど、ここでは割愛させて欲しいとぼやいてたわ」

「さて、早速攻略開始するわｙ」
「って攻略したの19日じゃない！本部での業務すっぽかして何やってるのよ提督はぁ！すぐ上の手記で『攻略は20日から』って書いたのを忘れてたのかしら？」
「細かいところはいい加減よね～。ま、私はそのくらいでも全然構わないけど♪」
「あとできつ～いお仕置きが必要ね……まったく」
「イヤン、高雄ちゃんこわい～」




「さて、提督が無事ドックでお眠りになっているので、海域攻略を報告しましょう」
「攻略で整備した編成は次の通りよ～」








「装備はまぁ、王道を征くドラム缶8個搭載型ね」
「輸送作戦の委細については、次の画像を見てもらえればわかるわね～」





「道中撤退なくストレート攻略よぉ～やりますねぇ～」
「それではヒーローインタビューです。第一艦隊および第二艦隊の旗艦、日向さん、那珂さんのご登場です」

「はいは～い、みんな応援ありがとー！みんなだけの絶対★アイドル❤那珂ちゃんだよー☆彡今回は輸送作戦っていうことでぇ、とってもとおおおおってもドラム缶が重かったんだけどぉ、みんなのためにぃ、那珂ちゃん頑張ったんだよぉ～。那珂ちゃん、やるときはとことんやる性格です！いつもいつも『能力が低い』だとか『長良球磨にすら劣る』だとか『黙ってろ、人気がないくせしやがって』だとかきっつ～い御言葉ももらってるけどぉ、そんなことじゃ那珂ちゃんめげません！

「アイドルは笑顔！キラーン　なんだからね！それで」

「さて、続きまして日向さんです」

「あ、待ってぇ～まだまだ言い足りないのに～」

「はいは～い、わかったら行きましょうねぇ～」

　　＜ｽﾞﾘｽﾞﾘｽﾞﾘ……










「このような会談は私の専門ではないんだがな…」
「いつも鎮守府の眠れる獅子と称される日向さ～ん、今回の攻略の鍵はなんでしたかぁ？？」
「うむ、やはり洗練された練度、熟考を重ねた装備、そして戦場での的確な判断と行動、これに尽きるな」
（あ、あら？）
（ず、瑞雲ではないのね…）
「まぁ、逆に言えばそれが出来ていればこの程度の海域など、達成できて造作も無いということだ。それが実感出来、反省すべき点は次回に活かす。そういったところだな」
「あ、ありがとうございました～」
「続く攻略にご期待ください」
「日向さん、いつもは瑞雲にこだわってるけど、決めるときはビシッと決めるのね～かっこいい～」
「私も、あの戦果に見合った堂に入っている姿勢で臨みたいわね」






































「ふ、ふふっ……」
「ぐぅ…っ」
「はっはっは！伊勢よ、私はお前の妹艦で誇りに思うぞ！！はっはっは！！」
「くっそぉ～、途中撤退した身からは何も言い返せない……」
「悔しいか？悔しいか？自分を出しぬいて妹に武勲取られて悔しいか？いつもいつも瑞雲瑞雲師匠師匠相撲だなんだ好き勝手言ってくれたな！！」
「それ言ってるの本スレ住民とおんJの提督勢でしょうが……」
「扶桑型の劣化だ火力が低いだなんだの言われてきたが、やはりこれからは！航空戦艦の時代なのだ！！ひゃっはぁー！！とりあえず景気づけに相撲してくるわ」
（結局するんかい）

「E2は史実再現が露骨だったエリアね～」
「編成もあまり自由度が効かなくて中々に骨が折れる難易度だったようね」
「ちなみに攻略したときの編成は以下の通りよ～」





「睦月さん型が遠征とかで高練度だったので、他の提督勢の中では比較的攻略が楽だったみたい。なお装備はドラム缶を8個搭載型とフォーマルなものよ」
「8個搭載で大体60～70程度ゲージ削れるかんじだったわねぇ～」
「ドラム缶を減らして確実に勝利を目指すか、ドラム缶を増やしてゲージを一気に削るか、裁量が求められる海域だったわね、その上で8個搭載がベストだったようだけど」
「A勝利でも攻略できるのが嬉しかったわね～」
「逆に敗北するとゲージが一切削れないから、そこは要注意ね」
「あらぁ、そういえばぁ、高練度艦娘表では睦月ちゃん型の説明は省いてたけどぉ～」
「1週間前の記載がすぐ反故になる提督とか、きっとうちくらいのものでしょうね」
（ちょっとこれはフォローしようがないわぁ）
「そ、それでは気を取り直して、ヒーローインタビューです」
「今回はぁ、旗艦神通さん…といいたいところだけどぉ、イベントでは幾度と無く中破してもめげなかった三日月ちゃんと皐月ちゃんで～っす」
（というか、あまり戦果が出なかった神通さんが辞退したからなのだけどね…）




「やっほー、皐月だよ！僕の活躍、ちゃんと見てくれた？あ、これカメラ？いひひ、ぴーすぴーす！」
「も、もう皐月ったら、ちゃんとインタビューにこたえないと！」
「もうーミカはお堅いなぁ、作戦は完了できたんだからもっと明るくいこーよ！」
「そ、そうだけどぉ」
「あっそうだ（唐突）、今回の戦果のご褒美で、間宮さんのところ、特別にタダでアイス出してくれるってさ！」
「えっ！？あ、アイス……」
「僕先行くからね～そんじゃあ！」
「あ、もう、待ってよ皐月～」










「ねぇ、高雄ちゃん」
「どうかした？」
「私達、あんな笑顔を守るために戦ってるのよねぇ」
「そう、ね……」
「うふふ、なんだか久しぶりにやる気が出てきちゃったわ～」
「奇遇ね。私もよ。絶対、絶対にこの戦い、勝利を提督に届けましょう！」
「もちろんよ～」

「遂に来たわね」
「私達の本領発揮ね～」
「E2に引き続き、輸送作戦になるけど、今回は連合艦隊による輸送だったわね」
「第一艦隊の輸送路を私達が確保する……大規模な輸送作戦ねぇ」
「連合艦隊とはいえ、第一艦隊にはほとんどドラム缶を搭載していたから、戦闘時は被弾しないことをひたすら祈っていたわ」
「特に落としそこねた敵艦の雷撃時の提督の格好が面白かったわ～」
（正直私も肝が冷えたけど……）
「それでそれでぇ、珍しく提督が支援艦隊を派遣させたのよねぇ～？」
「まぁ、敵側の苛烈な攻撃を抑えるには致し方ないと思うわ」





「軽空母は艦爆に電探、航空戦艦は主砲に電探を積んでお願いしたわよぉ～」
「提督は気休め程度と思ってたみたいだけど……」





「なんか…真面目に砲雷撃戦やってるのが馬鹿らしく感じるときもあったわね」
「それは言っちゃだ～め♪」
「それでヒーローインタビューだけど」
「あきつ丸さんか阿武隈さんにお願いしようとしたのだけど、疲労困憊でそれどころじゃなかったようね」
「しょうがないわねぇ～、じゃ、高雄ちゃん？」
「え！？も、もしかして本当にやるの？」
「もっちろん♪、はい、せ～のっ……」








「ぱ～んぱかぱ～ん♪」
「ぱ、んぱか……ぱ～ん……」

「なんかぁ、ちょっと焦げ臭くなぁ～い？」
「E2からE4まで一気に書き上げて干上がってるみたい」
「うふふ、提督の寝顔か～わいい～。まるで死人のようねぇ」
「嘘みたいね、煤けてるのよそれ」








「さてさて今回も楽しい楽しい掘りイベントがやってまいりました～♪」
「掘り対象は正規空母のGraf Zeppelin、通称グラさんです」
「堀りに関してはぁ、丙難易度でボスマスまで進撃してぇ、出るまでゲージリセットを繰り返し、よね？」
「丙であればS勝利はほぼ間違いないから、肝心なのは出るまでの精神的猶予ね」
「ちなみにウチの提督はぁ、掘りを5時間ぶっ続けでやってたそうよ～」
「本部での勤務もそれくらい真面目にやって欲しいものね……」




「掘り編成は水上部隊でこんなかんじでやってたわよ～」





「あらぁ、編成画面じゃないわね～？」
「うっかり別ファイルに上書き保存しちゃったそうよ」
「無能ねぇ」
「無能だわ」





「でもしっかりお迎えしてて、偉いわぁ～」
「ま、まぐれよまぐれ！」
（5時間やっててまぐれはちょっと無理があるわよぉ）
「というわけで、新参者ではありますがよろしくお願いします」
「よろしくねぇ～」
「積もる話は後々にして、今はくつろいでいてください」
「jah、お気遣い感謝します、それでは」


「まだキャラ掴めてないから、あまり出番出したくないみたいよ～」
「発言がちょっとメタいわよ愛宕ちゃん……」




「それで今回も前イベント同様ギミックがあるみたいでぇ～」
「水上部隊で特定（J・M）マスのボスを撃破することで、潜水姫の装甲をダウンさせられるとのことです」
「ギミック発動するのは機動部隊のときでぇ、朝の5時にリセットなのよねぇ～」
「とはいえ、前ほど必須な要素ではないわけだけど、何度かギミック解除のために出撃したのでその編成を御覧ください」








「旗艦がRomaちゃんのときにJマスへのルート固定が可能よぉ」
「また、随伴の小鬼群には三式弾や副砲が有効なので、それらを第二艦隊や重巡に積むことで効果的に撃滅できます」
「ギミック解除条件としてはぁ、『JとMマスのボスを2回（以上）ずつ撃破』また『小鬼群を一定数撃破』などなど諸説あるわねぇ～」
「今では編成プリセットがあるから、何度か編成を組み直してトライするのがいいわね。後続の提督の励みになるし」
「また、画像での駆逐艦は叢雲さんと暁さんになっていますが、対空カットインを狙うなら秋月さん、照月さん、吹雪さんを編入すると効果大です」








「ギミック解除、掘りが終わったらいよいよゲージ破壊よぉ～」
「制空権をしっかり取りつつ、第二艦隊は爆雷ソナーをしっかり積んで挑みましょう」
「事前の報酬だった四式ソナーがここで活きるわけね～」
「雷巡を３隻運用する場合は、１隻に爆雷ソナーを積んでおくと安心ね」





「最後はしっかりS勝利、後を濁さずに終われたわね～」
「あ、ちなみにぃ、結局ギミック解除面倒臭くなって、そのままゲージ破壊したそうよぉ～」
「え、えぇ……」


「ではヒーローインタビューですが、ボス艦へ止めを刺した五十鈴さん、それと戦艦棲姫を撃沈させた大和さんの二名になります」


「こういう場もたまには悪くないわね」
「私がこのようなこと、もったいないことです」
「たまにはいいじゃない、華の連合艦隊の武勲艦なのよ？堂々としなさいな」
「ふふ、籠の中の鳥に収まらず、しっかり提督のお役に立てたこと、誇りに思います」
（くっ……さすが、腰は低くありつつも威風堂々……）
（ふふふ）
（五十鈴さんはそのままでも十分素敵ですよ）
「五十鈴ちゃ～ん、大和さ～ん。活躍の秘訣はなんですかぁ～？」
「と～ぜん、私の比類なき視の良さね！伊達に対潜エースは名乗ってないわ！」
「皆が死力を尽くして戦ってくれたことです。皆の想いが、私の力になりますから」
（んぅぅ～～！私が小物みたいなこと言うんじゃないわよぉ！）
「私だけでは、今回の戦いは勝てませんでした。いいえ、今回だけじゃありません」
「んん～？」
「我らは、１２隻の力を一つにしたことで、勝利を得たのです。それは誰も欠けては絶対に到達出来ない場所なのです」
「そ、そうよ！私がいなきゃ、か、勝てなかったんだから！」
「だ、だけど、ぜ、全員で勝ったのよ！全員がヒーローなの！」
「ま、まぁ、そうですね」
「全員がヒーローなのに私や大和さんだけ祭り上げるのは論外よ！提督はどこ！？一発お仕置きしてやるんだから！」
「提督なら、今は執務室にいらっしゃいます」
「ありがと！じゃあ！次も勝つわよ！」
「はい、もちろん」




「結局、こうなるのよねぇ」
「本人も望んでるからいいんじゃないかしら」

「最後の海域です」
「長かったようであっという間だったわねぇ～」
「E5では以下のような攻略手順を踏みます」


1.輸送ゲージを破壊
2.ギミック解除
3.ゲージ破壊
4.嵐掘り


「一番の強敵はやっぱり4なのよねぇ～」
「そうね、でもE5堀りはバケツさえあれば難易度はそう高くないのよ。それは後述するけどね」
「ではまず1の攻略を開始しま～っす」





「川内さん、時雨さん、江風さんで固定ルートが可能です」
「江風ちゃんはこの海域ではやたらドロップするのよねぇ～」
「前回のイベントに参加していれば入手は容易だったけれど、惜しくも出来なかった提督のための救済でしょうね」
「ここでは雷巡を起用しているけど、川内ちゃんに夜偵を装備させて航巡に瑞雲を装備させるのもありよ～」
「開幕雷撃による撃滅か、それとも手堅く弾着で確実に撃滅するか、選択の余地があります」





「ゲージ破壊時にも共通するルートよ～」
「ここでもこれまで通り、ドラム缶を増やしてゲージを一気に破壊するか、ドラム缶を減らして確実にゲージを破壊するか、で進捗がずいぶん変わります」





「輸送が終わったら次は2のギミック解除ね～」
「ドラム缶を外すのを忘れないように！」








「今度は川内ちゃんと時雨ちゃんのみで小鬼群マスへ固定できるわよ～」
「いわゆる『小型深海棲艦』ではあるけど、回避は高いし雷撃は撃つし夜戦マスでもカットインを出してくる、かなり厄介な相手ね。E4ギミックでも相手するけど、あちらはしなくてもゴリ押しできるからここで初めて戦う提督もいるでしょう」
「駆逐艦の砲撃や副砲が効果的だから、優先的に装備させるのよぉ～」





「なんというか……」
「アレに似てるわねぇ……」


「Hマスで約20体ほど撃滅したら、いよいよゲージ破壊よ」
「ボスマスでも小鬼群が出ることもあるから、副砲はある程度装備させたままがいいわねぇ～」
「ここでは新艦娘である嵐さんと邂逅出来ます」
「ボスマスは駆逐艦が多い上、A勝利でもドロップできるから掘りや攻略自体はそれほど難しくないわよ～」





「ここが新しい鎮守府かぁ、姐さん達、よろしくな！」
「はぁい、よろしくね～」
「溌剌としてて大変いいですね」
「萩風に挨拶してくる！またあとでな！」






「さぁてー、ヒーローインタビューの始まりよ～」
「最後のヒーローインタビューは、駆逐水鬼を撃沈した時雨さん、終始旗艦を務めた川内さんです」


「どうも、よろしくね」
「よ、よよ、よろしく……」
「あらぁ～、川内ちゃんらしくないわねぇ」
「こういうの、あまり慣れてないみたいなんだ」
「へぇ、意外ですね」
「ま、まぁ、私のことはいいじゃん、ほら時雨」
「あ、うん」
「えー、ではどこかで食わせてしまった無能さんのところでもお馴染みの、時雨ちゃんにインタビューでっす」
「その話はやめてくれ……」
「イベント攻略の秘訣などあれば教えてください」
「特にないかな。無我夢中で、がむしゃらにひたむきに戦うことくらい」
「時雨ちゃんらしからぬ感想ねぇ」
「別に、僕はいつもそうだよ。イメージに合ってないというのはわかるけどね。でも事実そうだからさ」
「では、この喜びをまず誰に伝えたいですか？」
「白露姉さん…といいたいところだけどやっぱり山城かな。あの人は僕にとってとても大事な人だから」
（あらぁ＾～）
（臆面もなく言えるのがすごい…）
「じゃあ、祝勝会もそろそろ始まるし、僕はこれで失礼するよ」
「はぁ～い、ありがとうね～」




「………」
「さぁてぇ、川内ちゃん、時雨ちゃんもういないから存分に語っていいわよぉ？」
「夜戦海域だったのですから、出撃時の気分もさぞ高揚したのでは？」
「う、うん。そうなんだけどさ……」
「？？」
「私さ、行くときは凄いワクワクしたんだけど、逆にだんだん怖くなってきたんだ」
「それは……」
「夜は好きだよ、夜戦だって好きだよ、だけど、だけど…私の指揮が及ばないがために、みんなが傷ついて、辛い顔を見ていくのはとても怖かった……」
「川内さん……」
「判断を誤れば轟沈の恐れだってある。敵艦を満足に落とせないことだってある。その重圧が積み重なって……私……私っ」
「川内ちゃん……、でも、もう終わったのよ？」
「………うん」
「そうです、確かに攻略中は心労が募っておられたと思いますが、今はもう勝ったという事実だけがあるんです」
「私は、川内ちゃんが勝ってくれて、心から誇りに思うわ」
「辛いこと、苦しいこと、それらを全て払拭してくれるのが、『勝利』ではないのでしょうか？」
「………うん、そう、だよね」
「だからぁ、辛気臭いことはもうヤメヤメ、で、今一番言いたいこと、言って欲しいなぁ～」
「…」
「……」
「………」
「…………」








「ぃやったぁぁぁーーー！！勝ったぁぁぁあーーーーー！！！！夜戦は私の真骨頂だああぁぁぁぁーーーーーーーー！！！！」






「うふふ、やっぱり川内ちゃんはああでなくっちゃ」
「さ、私達も祝勝会に行きましょう」

「では後日談ということで、イベントの結果などを報告するわよぉ～」


■資材の変換


・開始時

※バケツは1856個※


・完了時

「相変わらずボーキサイトはほとんど減ってないわね」
「空母勢の出番も少なかったから尚更よねぇ～」


■レア艦掘り





「掘りも無事完了です」
「贅沢を言えば秋月ちゃんを2隻目お迎えしたいところだけどぉ～」
「提督はとりあえず休みたいと仰ってたわよ」
「うふふ、そうよねぇ～。終わったばかりだし、ゆっくりさせてあげましょう」


■感想


「さすがに夏と比べるとゆるい難易度だったわね～」
「掘りはなかなか手ごわかったけど、全体的な難易度は中レベルといったところかしらね」
「このくらいの難易度が基準になるくらいがちょうどいいのかもねぇ」
「あとは、連合艦隊エリアが多かったこと、札付きが優しかったこと、最後の海域が手順が多いだけでE3、E4ほどの辛さはなかったといったところかしら」
「もうちょっと歯ごたえがあってもよかったかもしれないけどぉ」
「夏といい今回といい、海域のラスボスに駆逐艦はトレンドなのかしらね？」
「どうなのかしらぁ～、ま、なんにせよ」
「輸送作戦、無事完遂…」








「お疲れ様でした～♪」
「お疲れ様でした！」




おんJ提督の皆様の武運長久を祈っております　　　2015年11月23日　12：20
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　煤提督