SCP-ONJ/D因子

Last-modified: 2018-02-17 (土) 10:48:21

SCP-131-ONJ D因子

 

Object Class: Euclid Keter

 

取扱方:

SCP-131-ONJの発生が確認された場合、精神耐性C以下の観測者は直ちに電脳エリア-Jから離れてください。またSCP-131-ONJの影響下にある人物(以下SCP-131-ONJ-A)は電脳エリア-KCへの立ち入りが禁止されます。
SCP-131-ONJは発生の予兆として強い嫌悪感や苛立ちを感じます。これらが確認された場合、速やかに電脳エリア-Sの専用隔離施設へ行く事が義務付けられています。この対策により、SCP-131-ONJの封じ込めが可能です。 定期的に、およそ一ヶ月間に渡る『頻発期』が発生する事が確認されており、この期間中は対策が不十分となり電脳エリア-JへSCP-131-ONJが流出してしまうようです。
またSCP-131-ONJは、SCP-131-ONJ-Aから観測者へと感染する事が確認されています。観測者は速やかに精神洗浄、またはSCP-072-ONJを行う事が推奨されています。

概要:

SCP-131-ONJは精神汚染型疾病であり、遅くとも曝露から一分以内には発症します。
SCP-131-ONJ-Aは自身の感情の制御が不可能となり、電脳エリア-Jで暴言や恫喝などといった強い負の感情を露にします。これらの対象は往々にして電脳エリア-KCに在籍するエージェントであり、彼女達に精神的疲労をもたらしています。対処法として被害者たるエージェントにM&Iを処方する事は効果的ですが、一時的な対処に過ぎません。
現段階においてSCP-131-ONJの発生は完全な抑止が不可能となっています。性質がSCP-046-ONJと似ている事から、近似の疾病であると考えられています。SCP-131-ONJとSCP-046-ONJを同時発症する例が確認されています。
稀に、恫喝の対象がSCP-131-ONJ-A自らに向く事がありますが、この場合観測者は無視して結構です。 被害者の自傷行為に充分留意して下さい。

補遺:重度の発症者による発言一覧

「なんのために制空権とってんねん阿呆戦艦どもが!」
「当たらない弾の補充して楽しいか?」
「支援艦隊も第二艦隊も頑張ってくれたのに...」
「キラ付け中に出てくるなや糞猫が!三味線にしたろか!」
「大和くん...その鋼材をふんだんに使った装甲はハリボテなのかね」
「穀潰し...」
etc.
これらの発言を非発症者が周囲を困惑させる目的で発する事は許可されていません。


SCP-ONJ