- 名前
- ナンキン
- 学名
- Oryctolagus cuniculus domesticus: Nankin
- 英語表記
- Nankin
- 分類
- ウサギ目 ウサギ科 アナウサギ属 アナウサギ種 カイウサギ亜種
- 保全状況
- 不明 (UK)
元動物の解説(製作者様のレスより抜粋)
白色の短毛と赤い目が特徴の、日本で誕生したカイウサギの品種には、ニホンハクショクシュが居ります。
17世紀初頭、明王朝の崇禎期に中国へ舶来した赤い目の白い小型のカイウサギは、18世紀には日本に渡来し、ナンキンという品種として定着しました。
その後、アメリカから入った中型のアメリカンブルーやアメリカンホワイトが定着した大型のメリケン、イタリアから入ったカイウサギが定着した中型のイタリアン等の品種が交配され、明治期初期には、ニホンハクショクシュという品種が成立しました。
更に、第二次世界大戦終戦直後の復興期迄に掛けて、食肉や毛皮をより多く採取可能な大型化が行われて3~6kg程に成り、戦後の安定期に入ると、学校の情操教育の一環としての飼育が推奨されました。
このニホンハクショクシュの成立過程で更に大型化の育種を受けて分化した品種が、岐阜県から秋田県旧中仙町地域に明治中期に導入されたニホンハクショクシュの大型個体を祖先に持つ、6~10kg程のニホンハクショクシュノアキタカイリョウシュです。
ナンキン、メリケン、イタリアンは多くの場合区別される事が少なく、それらをも含めたニホンハクショクシュとしての個体数は減少傾向にあるとされ、ニホンハクショクシュノアキタカイリョウシュは更なる大型化及び毛並みの美しさの向上の為の改良が続けられています。
概要
中国起源の日本産小型カイウサギ「ナンキン(南京)」のフレンズ。けものフレンズBBS NEOの「【創ってみよう!】オリフレ投稿スレ」にて投稿された。作者はamamas氏。
“日本の養兎業シリーズ《第一弾:『明王朝よりのモフモフが日本でモフモフ』》(全六弾中第一弾)”と題して投稿された。
特徴
日本白色種と日本白色種の秋田改良種の成立の歴史をその儘、フレンズに詰め込みたかったらしい。
なので、設定は、ナンキン、メリケン、イタリアン、日本白色種、日本白色種の秋田改良種で稍連続性を持たせてある。
中国に起源を持ちはしますが、最初期の日本のカイウサギという事で、一人称は「オネエちゃん」に。
日本白色種の原種に近いカイウサギの内、小型の品種の為、自分は貫禄がある事を認めて貰いたいという願望を常に持っているイメージに。
何だかんだで、カイウサギの仲間の中では、日本での歴史が古い方である為、ここぞという時には、本当に頼れる性格ではある。
上記5品種は歴史的に連続性を強く帯びる為、ナンキン、メリケン、イタリアン、日本白色種、日本白色種の秋田改良種は、上下は特に無い姉妹、五つ子の様な関係性を考えているとのこと。
日本白色種の仲間は粗食な事も、少し意識されている。
アナウサギ類は、群れで暮らす為に、ワイワイとした賑やかな雰囲気を漂わせようと努めたのだとか。
ウサギの多くの便には通常の硬便の他、粘液質に覆われた柔らかい盲腸便があり、これは盲腸内の相利共生微生物に因る醗酵を受けた高栄養価の食物である、というのも少し意識されている。
御堅い感じを無くして、皆で楽しい雰囲気を醸しているのは、そういう感じらしい。
このコ達(5人:ナンキン、メリケン、イタリアン、日本白色種、日本白色種の秋田改良種)も個性豊かで、いっぱいのお友達と賑やかに暮らしたいと思っています。
(コロン以降は品種名です。)
一言
「謝々! オネエちゃんにお任せあれなのぢゃ!!」
セリフ
「アイ呀ァ?! オネエちゃんはチッチャくない! 夢とかデッカいのぢゃ!!」