クチノシマウシ

Last-modified: 2018-07-06 (金) 16:50:37
クチノシマウシ(オリフレ)_2_fw.jpg
名前
クチノシマウシ
学名
Bos taurus taurus: Kuchinoshima ushi
英語表記
Kuchinoshima Cattle
分類
クジラ偶蹄目 ウシ科 ウシ属 オーロックス種 ウシ亜種
保全状況
積極的保護下近絶滅 (CR-M)

元動物の解説(製作者様のレスより抜粋)

鹿児島県鹿児島郡十島村、トカラ列島北端の口之島に棲息する日本在来の野生のウシであり、日本古来のウシの形質を保持しています。
平安時代や鎌倉時代から、牛車を牽いていたウシがこの品種であるとも言われています。
雄は400kg程で、雌は300kg程迄しか成長しない小柄なウシであり、古くの人為淘汰も少なく、自然淘汰も受けており、体型にはバラつきがあります。
毛色は黒色から褐色等様々で、白色の斑模様を持つもの等も居り、変異に富んでいます。
草本爾ならず、木本やタケ類、シダ類といった、多様な種類の植物の葉を食べます。
母子関係は社会的に強固ですが、それ以外は離合集散が激しく、10頭前後が近隣関係と呼ばれる社会構造を形成しています。
これは、必ずしも常に特定の1つの群れを作らず、行動域を重複させる事で、互いに漠然とした知り合いを作り、必要に応じて容易に1つの群れを作る事の出来る関係です。

概要

日本在来の野生のウシで牛車を牽いていたと言われている「クチノシマウシ(口之島牛)」のフレンズ。
けものフレンズBBS NEOの「【創ってみよう!】オリフレ投稿スレ」にて投稿された。
作者はamamas氏。
6月25日の“指定自動車教習所の日”(牛車繋がり)と6月26日の“雷記念日”(菅原道真氏繋がり)を意識して投稿された。

特徴

輓獣としてのヒトとの歴史も長かった事から、牛車は、“けものプラズム”で現出する事が出来る。
服装は牛車を牽く姿が描かれ始めた頃である、平安時代の物がモチーフに成り、又、原作の変異の多い体色も反映され、上の服装が橙色、下の服装が赤茶色である。
烏帽子と胸の辺りの十字星状の意匠は、原作の白斑模様の表れであり、それ等は白色である。
原作の「近隣関係」という社会構造から、広く浅い関係を好む性格になっている。
そこから転じて、様々なコミュニティの情報を入手出来る「情報通」でもある。
又、この「近隣関係」から、情報にゆとりを持たせ、関係の強弱を調節出来る様に、断定口調を成るべく遣わない癖がある。
然し乍ら、平安時代に牛車を牽いたウシの可能性や、母子関係が社会的に強固である特徴から、平安時代の詩人や学者でもある菅原道真氏とウシとの関係が連想されている。
菅原道真氏はウシに愛され、ウシを愛し、という幾つもの逸話があり、遺言にて己が亡骸を牛車に載せて貰い、ウシに墓地の場所を決めさせ、そこに埋葬されたという説も残っている。
そういった所から、広く浅い関係を好んでいても、どこかで、感情の爆発、或いは爆発しそうな得体の知れない感情を持つ事を知ってはいるのだ。
因みに、山林にも棲息する原作ですが、険しい地形は余り好まない様で、植林地や窪地等の平坦な地形で食餌を取る事が多い為、険しい道程や状況の中でも、意外と楽な歩み易い方法や道程を知っているという、少しだけ達観している性格である。
このコが感情を爆発させた時、何が起こるのかは、謎に包まれているそうだ。
(コロン以降は品種名である。)

一言

「山越えでしたら、歩き易い道を教えましょう。険しく見えましても、意外と楽な道程もありましょう」

セリフ

「情報通といいますのは、どの様な“群れ”にも“個”にも馴染めましょう。『情けは人の為ならず、巡り巡りて己が為』なのでしょう。然し乍ら、素適な感情の爆発も、生ある限り、屹度どこかでありましょう」