アルベルト・安生・アズナブル（アルベルト・あんじょう・アズナブル）/ベルグマン・馬場・バジーナ（ベルグマン・馬場・バジーナ）

表サクセス

　謎の外国人で『パワプロクンポケット』シリーズ屈指の色物。
　『パワプロクンポケット』シリーズ表サクセスで唯一の皆勤賞を果たしたシリーズ常連登場人物。
　基本的にランダムイベントでの登場だが、一部の作品では定期イベントで登場する。
　私服の背広の色はシリーズ初期では「赤」「桃色」「緑」と頻繁に変わっていたが『5』以降緑服が定着。一方でネクタイだけは全作品共通で黄色を着用しており、『ルパン三世』を彷彿とさせる衣装が特徴。
　元ネタは昔の怪獣映画に出てくる変な外国人*1。

　本名はアルベルト・安生・アズナブル。略すとAAA。
　「安生」の由来はデザイナーの前川恵一によれば『「安生（あんじょう）」はイニシャルをAAAにしたいね、という話が出たときに当時人気だったプロレスラーの方から持ってきたと記憶してます』とのことで、90年代のレスラー「安生洋二」が元と思われる。
　また「アズナブル」の由来はおそらく『機動戦士ガンダム』シリーズのキャラクター「シャア・アズナブル」から取られている（『2』で偽名として使用した「バジーナ」も『機動戦士Zガンダム』で用いていた偽名「クワトロ・バジーナ」と同じ）。また妹(アンヌ)が居る設定もシャアと一致している。
　本名の他に『7』で何故か数多くの偽名を使用。更に何故かその偽名は本名含めイニシャルの頭文字が同じ。(例:ベルグマン・馬場・バジーナ→BBB。クリス・千葉・チャップマン→CCC。デビット・台場・ドノフスキー→DDD。)
　「野球をしている子供を見ると指導したくなる」と本人は言う程の大の野球好きであり、登場するイベントの多くが主人公などに野球の指導を行おうとするイベント。
　かなりの虚弱体質であり、毎回出る度に骨折したり関節を外したり交通事故に遭うなど、何かしらの怪我に見舞われる不幸なキャラである。その殆どが主人公にとってバッドイベントなのも特徴。
　一方で身体能力もかなり高く、トラックに撥ねられそうになる寸前で回避（しかし直後に反対車線のトラックに撥ねられる）したり、騒ぎを起こした後主人公も驚くほどの逃げ足で逃走したり、銃撃を容易く回避して逃げ出すなど怪我をしない場面ではなかなかの活躍を見せる。
　年齢は明言されていないが、『1』から最終作『14』まで登場しているので、後期のシリーズではかなりいい歳になっていることが推測される。
　なお、名前に漢字が含まれているが日系人ではないらしい。

　全シリーズ通して「変人」という周囲からの印象は共通で、各主人公の彼に対する評価は様々で役に立たない練習や品物を押し付けられるなど散々な目に遭わされる「疫病者」かと思えば、たまに全く逆の真面目なコーチングで経験値をくれたりちゃんと貴重なアイテムを譲ってくれる「良い人」もしくは「怪しいけど悪人じゃない」など役所まで極端な人だったりする。

　『3』で唯一火星オクトパスのチームメイトで登場したが、試合前に様々な理由で最後まで出場しなかった。
　しかしアレンジチームの火星オクトパスでは選手で登録されており、本当に野球能力が高い事が判明。
　本当に元大リーガーなのかもと思わせるほどの高い基本能力（耐エラーのみ最低値）を誇り超特殊能力も取得しているが、逆に多数のマイナス特殊能力も持っている両極端な選手となっている。

パワプロクンポケットR/パワプロクンポケット1･2/パワプロクンポケット（極亜久高校編）

　極亜久高校の英語教師を務めており、ようこ先生に誘われ野球コーチで登場。主にランダムイベントでの登場で、田中が野球部に入部してない状態だと最大3回発生する。極亜久高校の教室でランダムで登場する事もある。
　元大リーガーでオリンピックのアスリートと自称したが、登場する度に言う事が違い主人公(1･3)達から胡散臭く思われた。
　1回目と2回目のランダムイベントで主人公(1･3)達が驚愕する程の野球の腕前を披露したが、すぐ骨折して主人公(1･3)達とようこ先生を呆れさせた。その後、ようこ先生に病院に送られた。
　 3回目は、ようこ先生からも呆れ顔で「来てしまいました...」と言われ、ついには主人公(1･3)達からまたすぐに骨折すると思われ相手にされなかった。お構いなしにランニングに行ったものの、今度は交通事故に遭い結局主人公(1･3)達に呆れられた。またもやようこ先生に病院に送られるが、この際のようこ先生は泣き顔で呆れていた。

パワプロクンポケットR/パワプロクンポケット1･2/パワプロクンポケット2（ドリルモグラーズ編）

　自称・マサチューセッツ大学の筆頭教授。『2』では『1』同様赤服、『R』『1･2』では桃色の服を着用して登場する。
　何故か「ベルグマン・馬場・バジーナ」という偽名を使い「アルベルトの兄」と主張する。恐らくランダムイベントで登場した際に主人公(2)と凡田にドリルモグラーズ球場に侵入しようとフェンスをよじ登り転落して野次馬が集まったり、町中で主人公(2)と凡田の元へ向かおうと道路を横切ろうとして車に撥ねられ再び野次馬が集まる恥ずかしい所を見られた為だと思われる。これらのイベントでは必ず無言で一切喋らない。
　その後は本社をうろつくと偶然主人公(2)と遭遇し、「アルベルトの兄ベルグマン」と主張して主人公(2)に「ロックオン」や「ラブスコープ」といった役立つアイテムを提供する。


　アルベルトとベルグマンは同一人物だが、『1･2』プロフィールでは何故か「ベルグマン･馬場･バジーナ」という偽名のフルネームで紹介されたが、『R』プロフィールでは何故か「ベルグマン」と名前だけに変更された。一方『2』のコナミ公式パーフェクトガイドや双葉社の攻略本では「アルベルト・安生・アズナブル」と表記されている。

パワプロクンポケット3（サイボーグ編）

　本作のみチームメイトとして登場。彼女候補に妹のアンヌ・安生・アズナブルが登場。本作で初めて定期イベントで登場する。
　本作では1人暮らしである彼女の身を心配したりと兄らしい一面が見れた。
　火星オクトパスの4番を任されているが、垣内には妹のおまけとして見られていた。
　結局は試合前に牛乳の飲みすぎで腹を下したり、グランド整備の車に轢かれたり、球場の照明が落ちて来て怪我をしたりと、一度も試合には出られず試合中はベンチにいる。ベンチにいる際は普通に座っている・三角巾で腕を吊るしている・飲み物を飲みくつろぐ・頭に包帯を巻いているの4種類がある。
　ちなみに、トラックに撥ねられる交通事故のイベントで流れる「あーっ!!」という叫びはなぜか音声付。
　今までは無表情だったが、本作では表情差分が複数存在する。

パワプロクンポケット4（日の出高校編）

　謎の行商人として登場。主人公(4)を「呪いボーイ」と呼び怪しい物を売り付けてくる。
　その後はプロのエクソシスト、高野山の修験者でウルトラベテランな法師、心霊研究の大学教授と次々と様々な姿でやってくる。ちなみに鎮台高校には「人工精霊」が売れたらしい。
　イベントを進めるとみゆき先生の紹介により日の出高校野球部のコーチとしてやってくる。
　主人公(4)が怪しむ中で他の部員は皆アルベルトは変人だと知らない為に信用していた。

　最初に日の出島に来る理由は野球大会が開催する場所に向かう船に乗る筈が、船を乗り間違え日の出島の港で偶然主人公(4)と遭遇するというもの。『3』『4』は同時期の設定なので、この時火星オクトパスにも所属している筈だが、何故わざわざ離島である日の出島まで来るのかは謎。

パワプロクンポケット5（大神モグラーズ編）

　唐突に登場して主人公(5)の指導を行う。本作では「コマンドサンボの使い手」という設定が追加されている。
　『1･2』の『2』を除き『4』までは赤服だったが、本作で緑服が定着。
　主人公(5)をフットボールの選手だと思い込んでいる。本人曰く足の筋肉が証拠らしい。
　イベントが最後まで進むと最終的には主人公(5)の専属コーチ化し大神モグラーズ寮の部屋に住み着いてしまう。しかもアルバムまで用意されている。

パワプロクンポケット6（未来から来た男 町工場社会人野球編）

　最初に戦う敵チーム「フローラルローンズ」の助っ人で奥野に紹介され登場。面識があった山田からは相変わらず先生呼ばわりされていた。
　凄い変化をする豪速球を投げた後で全身の関節を外してしまい欠場、その場に居た人達に呆れられた上に試合終了時まで忘れられていた。明言されなかったが、このイベントでアルベルトを慕ってた山田も漸くアルベルトが変人だと気付いた模様。
　一方で沙耶ルートでは、貴田がどじを起こす度に何故か偶然にもタイミング良く登場して貴田に強引に野球を教えた。そして貴田が沙耶に当時デートに誘われた真相を知り傷心の貴田に野球を教え励ます等、珍しく「野球の伝道師」らしい所を見せた。

　裏野球大会の決勝で負けるとMrチキン共々何の脈絡もなく登場し、主人公(6)に対し「情けない」と一言だけ述べて行く。だが和桐バブルスが裏野球大会で優勝すると実は裏野球大会の大会主催者だと判明し、優勝賞品の「奇妙な物」を主人公(6)に渡した。
　主人公(6)は最初はこの裏野球大会が「歴史と関係がある」と考えたが、後に関係無いと知ると心で激怒した。ちなみに『6裏』でも裏野球大会が登場したが、『6裏』では何故か未登場*2だった。

　正史ではないが鈴音ルート以外での時間犯罪者の容疑者の1人になっているが、その場合は自分が真犯人ではないにもかかわらず、何故か自分が時間犯罪者である事を宣言してしまう上に主人公(6)の銃撃をあっさり回避して逃亡する。

　余談だがカビンダと奇妙な舞を踊っている所に主人公(6)が出くわすイベントがあり、これにはカビンダがその場を立ち去って終わるものと奇妙な現象に巻き込まれて気がつくと自分の部屋にいるという2つのパターンがある。ちなみにこのイベントの名前は「世紀の対決？」。

パワプロクンポケット7（謎の転校生 甲子園ヒーロー編）

　本作では連続イベントが2パターン存在する。
　片方は街中で主人公(7)と出会い、素振りを強要させる。その後もノックしたりと野球らしいことを教える。その際はおなじみのケガはお預け。強引にコーチを受けさせられるものの、講習内容自体は真面目だったので「少し迷惑だけど良い人ではあった」印象に終わる。
　もう片方のパターンの場合はレッドと関わり合いになり（この時はレッドも驚くほどの豪速球を見せている）コーチとして招かれるがいつものようにいきなりケガをしてしまう。こちらは何故か主人公(7)の家に押し掛けて来て散々な目に遭わされるのでもう一方とは真逆のマイナス印象である。


　真央ルートでも登場。
　トラックにぶつかっても怪我しない方法を伝授するためと称して真央とともに体当たりしてくるイベントがある。

パワプロクンポケット8（特命ハンター編）

　主人公(8)の野球講師として登場。『6』同様「野球の伝道師」らしい所を見せている。
　ちなみにアルベルトが変人だと知られてる為か主人公(8)がアルベルトを野球講師で尊敬してる事を湯田と水木と町の子供に知られると彼等の評価が下がってしまう。

パワポケダッシュ（親父ボール編）

　空き地に出没。相変わらず交通事故に遭う。
　「一体何だったんだ?」と述べる主人公(ダッシュ)に対し、直後に現れた荒井三兄弟が彼の事を親切に説明してくれた。

パワプロクンポケット9（さすらいのナイスガイ編）

　川で溺れているところを主人公に救出される。その後は川原で野球の見本を見せようとして川に落ち溺れる様が何度もあった。ただし溺れたフリをしているだけで普通に泳げる。そのためか後半は主人公も助けなくなる。
　主人公に野球の実力を披露するシーンでは見事な豪速球を見せ、主人公(9)がブギウギビクトリーズにスカウトしようとしたが直後にいつも通り大ケガをしたため諦めている。しかも主人公にスカウトしようとしたことを後悔される始末。

　武美ルートではミルキー通りでのデート中に遭遇。
　　アルベルト「フォト、ポル　ファボール！（Foto, por favor!　写真お願いします！）」
　　武美「オラ、ポソ・アジュウダル？（Olá, posso ajudar?　こんにちは、どうしました？）」
　完全に日本語をマスターしている彼が、この場面で何故敢えてポルトガル語で叫んでいたのかは不明。

パワプロクンポケット10（甲子園一直線編）

　警備が厳重な事で知られる親切高校に侵入していつものように骨折。その後のイベントでは校長室に侵入し、主人公(10)の知り合いと名乗っている。
　三度侵入した際には、校舎の高いところから飛び降りてもいつものように骨折せず、すぐに立ち上がって逃走している。
　更に、車坂監督、校長を一発殴っただけでノックアウトするなど、いつもとは違った武闘派な一面が見られる。

パワプロクンポケット11（新球団ナマーズ編）

　いつも通り練習中のナマーズグラウンドに乱入し、それなりに活躍しては救急車で3回運び出されて行った。
　主人公(11)を歴代主人公の中で唯一「いい人」と評した。
　なお『2』でベルグマンと名乗っていた為か水木からは「ベルグマン」と呼ばれる。ところがアルベルトはすぐ「自分はアルベルト」だと主張。
　「ベルグマン」と名乗っていたのが上記『2』における一件のみであるため、水木からそう呼ばれた事から『2』で水木と既に面識があったと思われる。しかし『2』における当該イベントで水木は登場しないため、具体的にいつ知り合ったのかは謎。

パワプロクンポケット12（電脳野球編）

　いつも通りランダムイベントで登場。しかし本作では主人公(12)がリアルの野球をしていない事に露骨にガッカリしており、いつもの面白いノリやキレは見られない。
　それでも毎回のお約束であるボキボキと音を立てながらの骨折は行っているが、いつものような反応は得られず少々消化不良気味に終わっている。

パワプロクンポケット13（逆襲球児編）

　いつも通りランダムイベントで主人公(13)の前に唐突に現れ、にこやかに全身を骨折して担架で去ってゆく。今回は主人公がちゃんとリアルの野球をしているためか、いつも通りのノリやキレが見られる。
　村田と再会したとき村田が「アルベルト先生」と呼んでいたことから、正史で『4』連続イベントは全部発生した事が判明。昔を懐かしむが、主人公(4)に英会話の教材や人工精霊等を売りつけていた事を暴露されてしまった*3。
　最終的に村田と主人公(13)は何度骨折しても蘇る彼の「ガッツ」に勝手に納得してしまい、グラウンドに倒れる彼に救急車を呼ぶのもそっちのけで声援を送り続け傍らで詰井理人が只管首を傾げた。
　後日アルベルトの話を聞いた冴花は話を聞いても全く信じず存在そのものを疑った。

パワプロクンポケット14（燃えろ！魔球リーグ編）

　最終作でもいつも通り何の脈絡もなく勝手にフィンチーズの練習球場に乱入する。
　今回の主人公は小学生なためか異様にテンションが高い。
　身体面ではいつも以上にアスリートな面を見せてから、いつもの様にすぐに骨折してしまうが、主人公(14)の助言のおかげでとうとう骨折体質からの脱却に成功する。
　ところがその後で約30年ぶりに再会した外藤に色々とダメ出しをされてしまい、メンタル共々骨も折れてしまい、治った筈の虚弱体質が悪化してしまった。

裏サクセス

　『2裏』『4裏』『5裏』『7裏』『8裏』『9裏』で登場。『2裏』『8裏』以外で仲間になる事がある。裏サクセスでは『9裏』を最後に未登場になった。因みにアルバムは表サクセスでは『5』だけだが裏サクセスでは『2裏』を除きアルバムが存在。
　『4裏』を除き戦闘時の基本能力は申し分なく高いが、何故か勝手に逃走する事が多く使い勝手が悪い。
　基本的にどの作品でも表サクセス同様変人色物。

パワプロクンポケットR/パワプロクンポケット1･2/パワプロクンポケット2（戦争編）

　敵国の隊員「アルベルト」で登場。主人公(2)達の部隊の捕虜となり、解放されてもまたすぐに捕まる。
　兵隊だが本編同様スーツ姿。因みに『R』『1･2』では『R』『1･2』の『2』同様桃色スーツだが、『2』では『1』『2』『3』『4』『4裏』同様赤スーツ。
　戦争が始まる前は野球選手だった。また本国に家族が居る為に軍隊から逃げられないとも言っている。
　最終的に主人公(2)と友好的になり最後は食料の問題等も有ってか逃がして貰える。

パワプロクンポケット4（RPG風ファンタジー編）

　自称「オリンピックのアスリートで大リーガーでソルジャーでセールスマン」の「アルベルト」で登場。服は『1』-『4』の赤服を着用。
　表サクセスで車に轢かれるネタが本作では馬車に轢かれる設定になり、初登場時でいきなり馬車に轢かれ、すぐ復活する等、表サクセスの色物ぶりは本作でも健在。
　しばしば野球の練習としてゴムを使ったトレーニングやダンスなどをするが、それに付き合わされる主人公(4裏)は毎度なんらかの被害を被る。
　一方で芸をして金を稼いだり、ゴーレムのパーツをくれたり、傭兵が放った矢をお尻で受け止めたりと、それなりに役立つイベントもある。
　仲間ではあるが戦闘能力は低め。加えてHPに関わらず勝手に逃走する。
　アルバムでは各地で人々に野球の素晴らしさを説くが、「オリンピックのアスリートで大リーガーでソルジャーでセールスマンで勇者」と言い、主人公(4裏)と冒険して勇者の素晴らしさを知った為か何故か勇者が追加されていた。ところがそれを聞いた人々は頭に「？」を浮かべ意味が分からず更に後ろから馬車が迫って来て馬車に轢かれそうになり、相変わらず馬車に轢かれる癖が直っていなかった。因みにアルベルトのアルバムは表サクセスでは『5』だけだが、『パワプロクンポケット』シリーズのアルベルトのアルバムが本作初登場。

パワプロクンポケット5（忍者戦国編）

　南蛮街に住むアメリカ人「アルベルト」で登場。自称「野球の四番でエースで異端審問官で神父様」であり、設定に準じて宣教師の格好をしている為に本作では珍しく禿頭で登場。
　行方不明になった妹アンヌを捜しており、後に妖怪軍団に金髪の女性が所属していると聞きつけそれをアンヌと思い主人公(5裏)に仲間にしてくれる様に頼み込む。ここでアルベルトを仲間にするとアンヌが風賀の国の襲撃イベントの2回目か3回目のイベント後に捕らえた後でシュールストレミングの強烈な臭いでアンヌの洗脳を解き、アンヌを仲間にする切っ掛けを作った（仲間にしなかった場合はアンヌを捕まえた後で引き渡す約束をして主人公に前払いで金と野球人形パーツをプレゼントし、その後アンヌを引き渡すと追加でパーツが貰える）。
　野球人形のパーツを大名相手に売って金を儲けている筈なのだが、何故か財布には10両しか入っていない。
　主人公(5裏)に「胸の肉1ポンド」を担保に投資を持ちかけるイベントがあり、成功すると見返りは大きいが、失敗すると投資金が無駄になる上に夜逃げする。実際は夜逃げなのだが、仲間から外れてしまう為かこのイベントでアルベルトは死亡扱いになる。
　前作とは違い高めのHPや素早さに高火力の鉄砲を使うなど戦闘能力は高いが、勝手に逃走するのは相変わらず。


　表サクセス同様妹思いだが、アンヌが野球仮面に好意を抱いてる事を快く思わず、EDでアンヌと「愛の逃避行」をする野球仮面に「妹をどこに連れていくつもりだ」「捕まえて八つ裂きです野球仮面」等と罵声を浴びせたが、実際はアンヌが野球仮面を縄で縛り彼を何処かに連れ去ろうとしていたのだが、それをアルベルトが「野球仮面がアンヌを何処かに連れ去ろうとしてる」と本気で誤解していた。

パワプロクンポケット7（大正冒険奇譚編）

　野球人形や鉄人の調査を行うアメリカ合衆国の諜報部員「アルベルト」で登場。相変わらずの変人。服は『5』以降の緑服を着用。
　大学で主人公(7裏・8裏)と接触して野球に誘うが、その際はなぜか「アルバート」という偽名を使う。ちなみに読み方がドイツ語と英語という風に違うだけでスペルは本名と全く同じ。
　野球人形に対抗して、アメフト人形を作りたがっている。人形の調査もそのため。
　所持している武器は3回攻撃のトンプソン（軽機関銃）で、諜報部員だけあって戦闘では攻撃さえすれば普通に強い。特殊能力「逃走」を持ち勝手に逃走する点は変わらないが、本作ではパワーアップさせると「逃走」の能力が消失するため、『4裏』『5裏』と違いHP減少以外で逃げる事がなくなる。ただし何もせずターンを消費するようにもなってしまったため戦果が運に左右されるのは変わらず。
　多力王に興味を抱き、アルバムでは自身がこれまでの冒険で集めた我威亜党の鉄人の部品で巨大人型ロボを作り、ちゃっかりアメリカでヒーローデビューした。
　余談だが、何故かこのロボのデザインは『キン肉マン』の登場人物の一人「ロビンマスク」に酷似している。


　プロフィールによればその後映画会社も設立し、巨大企業のボスとして90歳を超え、今なお健在であるとのこと。作中の年代がバッドエンド（死亡エンド）時の主人公(7裏・8裏)の銅像のプレートに没年が1923年と明記されている事や、この「今」がパワポケ7の発売年である2004年を指すのであれば、90歳どころか100歳を超えているものと思われる。

パワプロクンポケット8（昭和冒険編）

　主人公(7裏・8裏)に対する依頼者の1人で登場。
　諜報部員を辞めて会社を始めており、裕福に暮らしている。

　主人公(7裏・8裏)に1万円(現代の金額に直すと約2千万円)の報酬を与えて黄金像の捜索を依頼。
　しかし道中に落ちているお金が日本円だったり、黄金像が日本製だったりと実際はアルベルトのやらせだった事が判明。探索の途中にはアルベルト本人も登場し、ヒーローに扮して追っ手（その際ミューラー中佐が「いや、アルベルトさんですよね？」と言っていることからおそらく彼らもアルベルトの仕込み）のミューラー中佐や帝国兵士を蹴散らす活躍を見せる。
　アルバムでもヒーローとして活躍し、黄金像の依頼の後も彼のやらせに付き合った結果湯田に見捨てられた主人公もアルベルトの部下として付き合わされている姿が描かれる。
　一方で偽物の黄金像を持ち帰る(25面まで到達していない)と、罰ゲームとして鮫のいるプールに主人公(7裏・8裏)を落としてしまう。

パワプロクンポケット9（スペースキャプテン編）

　宇宙一の野球好き以外素性不明の人物「アルベルト」で登場。『4裏』同様「野球（愛）の伝道師」として野球のすばらしさを各地で説いて回っている。
　ペラヘブンの宇宙船から「研究のため」と称して古代の野球道具を盗み（後で返すつもりだったらしい）、追われていたところを、事情を知らない主人公(9裏)により助けられ、それ以降恩を返すために主人公(9裏)に付き纏う形で仲間に加入する。
　宇宙船を所持しており宇宙戦闘では囮として活躍してくれる。一方地上戦闘時は基本能力は高いが攻撃手段が貧弱なため、思ったほどの活躍はしない。
　実はディープグリーン議長のアンヌとは兄妹関係にあり、ディープグリーン到着時には主人公(9裏)達にその事をそれとなくアピールするのだが、スルーされてしまう。
　ボブ絡みのイベントを消化したアルバムでは、よりを戻したアンヌとボブを心配そうに見守っていた。
　アルベルトは本作を最後に裏サクセス最後の登場になった。

プロフィール2

パワプロクンポケット7

　『2裏』のアルベルトで登場。『2裏』で捕虜になる事から兵隊らしいが表サクセスと全く同じ姿。因みに『1･2』では桃色服。『2』では赤服で登場。一方『4』では様々な仮装で登場。

『実況パワフルプロ野球』シリーズ

実況パワフルプロ野球2013

　妹アンヌ共々『パワプロクンポケット』シリーズからゲスト参戦で登場。本作でも変人扱いされ相変わらずの様に骨折していたりと本作とはあまり変化がない模様。
　一方で骨折をするにしても主人公と共同練習した後で骨折をする等、従来に比べ「野球伝道師」としては多少進歩している模様。
　実況パワプルプロ野球アプリ及びサクセススペシャルでは現在でも未登場だが、すでに登場済みのアンヌの台詞で存在が仄めかされている。　

※簡単な意見交換にどうぞ
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• この人何歳だろう… 3でアンヌが20くらいで20年近くたってるし50前後かなぁ？ -- 2010-11-29 (月) 21:12:03
• 50歳くらいなのにこの再生能力はどうなってるんだ？ -- 2010-11-30 (火) 00:05:52
• アルベルトだから仕方ない -- 2010-11-30 (火) 19:59:35
• 毎回どこの病院に運ばれるのだろう、すぐ治って帰ってくるよな -- 2010-12-27 (月) 00:40:41
• 13のアルベルトの3回目のイベントは全身骨折しているよな・・・いくらアルベルトでもあれから復活するのは容易ではないだろ -- 2011-01-24 (月) 17:44:58
• 車に轢かれてでも笑ってるからなあいつは・・・不死身の帝王だわ -- 2011-01-24 (月) 19:03:07
• ↑×２ まさか引退フラグじゃないだろな -- 2011-01-28 (金) 22:45:59
• 6じゃ全身の関節が外れることもあったんだし、全身骨折くらい今更って感じだけどな。 -- 2011-01-29 (土) 12:10:02
• なんで赤い彗星？ 妹がいるから？ -- 2011-02-12 (土) 14:44:17
• ↑アズナブルだけで判断するのは早計すぎる気が…。どれだけの元ネタがあるか気になるがな -- 2011-02-12 (土) 19:54:36
• ポケ２やった？ バジーナバジーナ -- 2011-02-12 (土) 20:39:46
• ↑だが、やってねえ。 -- 2011-02-12 (土) 21:02:05
• アルベルトの言ってる事が全部本当なら最強だな… -- 2011-03-07 (月) 15:24:43
• ↑すくなくともオールＡだろーなｗ -- 2011-03-07 (月) 15:45:26
• ちょっとトレーニングしたら怪我しなくなるんだからアルベルトは凄いよ -- 2011-12-18 (日) 03:50:03
• 14でも登場しましたが、今年で引退ということだそうです。 -- 2011-12-21 (水) 16:08:49
• パワポケ１４でも主人公(14)にいい人と言ったよ。 -- 2011-12-21 (水) 23:51:54
• そういや､アルベルトって緑色のスーツっぽいもの着てたよな!?　ネクタイもしてたし｡あの格好で3か4とか忘れたけど野球やってたよなｗ -- 2011-12-24 (土) 12:44:40
• アズナブルにバジーナ、まちがいなくシャアだろ -- 2011-12-26 (月) 10:30:27
• ↑金髪だし、けっこう死にかけてるけど生きてるあたりも似てるな、あと無理矢理だが最後は精神的な部分で負けるあたりも -- 2012-01-10 (火) 22:40:18
• 妹の名前から安生・アズナブルっていう名字は解るんだが、してみるとこいつ日系人なのか？ -- 2012-02-20 (月) 20:29:23
• ↑西川「名前に「安生」と入ってますけど、怪しいだけで日本人の血は入ってないと思います」 -- 2012-02-20 (月) 21:08:03
• 4では何で主人公が呪われてると分かったんだろう？ -- 2012-03-14 (水) 20:56:34
• アルベルトの服が赤だったり緑だったりするのはルパンを意識してる？ -- 2012-05-11 (金) 23:50:27
• DDDがデビットになってるけどデビッドだぜ -- 2012-11-19 (月) 12:36:38
• アルベルトって1と14で全然年齢変わらない気がする｡なぜ？ -- 2013-02-18 (月) 12:38:19
• で、結局何歳の設定なん？ 妹のアンヌとはなんだったのか… -- 2013-03-11 (月) 19:26:26
• 高校の英語教師で､野球選手であることを考えると､30前後 -- 2013-03-15 (金) 08:04:10
• ↑ということは、14の地点で60歳くらいでいいのだろうか？ -- 2013-03-15 (金) 15:06:46
• 12裏の伯爵(or男爵)のアルベルトって似てるけど誰？ 同一人物じゃないの？ -- 2013-04-21 (日) 06:59:23
• ↑フランシスのイベントに出てくるやつのこと？ あれはバジリスクだよ -- 2013-04-21 (日) 13:51:13
• 9裏の項目に古代の野球道具ってあるから9裏も表サクセスとつながってるのかな？ -- 2013-04-21 (日) 22:32:32
• ↑↑いや、失礼。ヘルモンドだった。あの「魔王城の決戦」で出て来るボス。結構外見が似てたからそうかと思った。 -- 2013-04-29 (月) 06:17:45
• あの有名な断末魔みたいな声がたしか９裏で聞けた気がする・・・・ -- 2013-05-12 (日) 23:46:31
• ９裏でもあのボイスが聴けるよ -- 2013-10-09 (水) 13:52:32
• オーウ！！ -- 2013-12-06 (金) 21:59:50
• 8では水木コーチにアルベルトってよばれてるよな？ なんで11でベルグマンになったんだろう？ -- 2014-01-29 (水) 15:29:39
• ｃｖハ東山奈央サンガ似合イソーネー！ -- 2014-03-25 (火) 19:34:22
• 「お年頃」は年を食ってるっていう意味じゃなく女性の妙齢のことですよ。直した方がいい -- 2014-06-09 (月) 23:00:33
• パワプロ2013に登場（7月14日から20日までの週間チャレンジ報酬）。 -- 2014-07-14 (月) 00:40:17
• アルベルトティーチャーはいつからルパン三世になった？ 後ルパン三世は何かとアルベルトティーチャー並に怪我しない -- 2016-06-05 (日) 12:02:59
• こいつパワプロアプリでも出たよね。PSPパワプロにも出たしある意味皆勤賞 -- 2017-12-14 (木) 20:49:48
• アプリには出て無いんじゃないか？ アンヌの説明に存在を匂わせるようなのはあるけど -- 2018-06-16 (土) 12:51:03
• アプリってか課金ゲーとして本格的に始動したパワプロ2013 -- 2018-07-05 (木) 03:39:11
• パワプロアプリで再現すると選手ランクはどうなるんだろ？ あのゲーム特殊能力によるランク査定もでかいし -- 2018-07-22 (日) 12:55:42
• その人の癖かもしれんけどこのページところどころ読点の使い方がおかしいな -- 2018-09-08 (土) 08:18:04
• ↑2 マイナス得能のせいでCくらいになりそう -- 2019-08-03 (土) 18:23:31
• パワプロ１０では野手だけど投手能力も持ってて、150km台後半の球速とナックル７投げられる代わりに投手赤特全部持ってるみたいなかなり極端な奴だったな、こいつの投手査定は果たして -- 2019-12-06 (金) 17:34:43
• ↑12 アルベルト本人が訂正してそうだったなってなってたはず。水木が間違えただけ -- 2020-10-25 (日) 17:38:32
• パワプロ10超によるとアンヌと1歳しか違わないらしい、まあそこの設定では大神と山田が同い年だったり凡田の方が年下だったりするのであまり当てにならないのだが。 -- 2021-01-23 (土) 20:07:44
• 元教え子にコイツ呼ばわりされる男 -- 2023-05-19 (金) 23:31:04