スメル

表サクセス

パワプロクンポケット10（甲子園一直線編）

　『パワプロクンポケット』シリーズ常連の本作犬マスコットの1匹。本作の犬マスコット。頭部と頰と胸のフサフサと顔を二分する白い切れ目模様が特徴的な雑種犬で兎に角臭い。親切高校の寮で飼われている。常にニコニコとした笑顔を浮かべており、人懐っこい性格。
　名前の由来は「いつもニコニコしているから」と、飯占が名づけたが、当然ながらニコニコしている≠スメル（smell）であり*1、高校生にもかかわらずsmellとsmileを間違える彼の学力（少なくとも英語力）は惨憺たる物である事が窺える。
　ちなみに荷田はすぐに名前の由来と意味の食い違いに気づく一方で主人公(10)は全く気づかずに感心していた。

　飯占の野球部引退後は寮長以外に世話をしてくれる人間がおらず、その寮長も仕事のために世話ができない日もあったため、小屋に溜まった糞で臭いがさらに酷くなってしまっていた。スメルの窮状を見た主人公(10)は仕方なく面倒を見ることにする。
　最初は過酷な練習の後の負担であったスメルの世話だったが、いつのまにか主人公(10)にとって欠かせない日課となり、スメルも主人公(10)との毎日の散歩を心待ちにするようになっていた。

　官取孝弘の連続イベントでも登場しており、兄に会うために親切高校裏山の森に侵入した官取の弟をドーベルマンの襲撃から助けている。

裏サクセス

パワプロクンポケット14（札侍編）

　野球仙人の飼い犬「おイヌ様」で登場。中央の白い切れ目が無くなっているが、それ以外のグラフィックは『10』で登場したスメルと同様である。
　表サクセスでのトレードマークであったニコニコ顔はこちらではあまり見られず、逆に睨みつける目つきをしている事が多いため、ややガラが悪い。
　何故か野球札を扱うことができ、何故かその実力も高い。天狗党の件で野球仙人にあまり構ってもらえないストレスから札侍達に札勝負を仕掛けては連勝を重ね、彼らを次々と野球札に変えていた。
　まことが勝負を仕掛けるものの彼女も当然の如く返り討ちにされてしまい、仕方なく主人公(裏)が相手することになる。

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