天月五十鈴(あまつきいすず)

Last-modified: 2021-06-21 (月) 02:14:28

 10の彼女候補。名前の由来は三重県伊勢市を流れる「五十鈴川」という実在する川から来ており、これは本人も作中で述べている。
 父母共に死去しており他に身寄りもないため、家族はいない。後見人はおそらく南雲家と思われる。
 南雲瑠璃花の幼馴染みで「瑠璃ちゃん」「鈴ちゃん」と呼び合う仲だったとのこと。また、五十鈴の父は南雲ホールディングスの株を持っていた。瑠璃花とは2年離れているはずだが付き合いは14の時点でも脈々と続いている。
 親切高校の学業成績ではいつも上位。また料理を作るのが上手で、陸上部に所属している。



パワプロクンポケット10

 同じ陸上部の奈桜を部活に引きずってでも連れて行く、予習復習を習慣にしているなど、非常に真面目な性格(ただ本人曰く部活と勉強両方とも真剣に取り組んでいるわけではない)。
 普段の模範的な生活態度に加え、学業成績も優秀な為、教師陣などから自治会への加入を薦められているが本人が自治会の行動を快く思っていない為その気は無いようだ。
 野球をおろそかにして会おうとすると五十鈴に精神修養のために反省室へ連れて行かれるイベントがある。イタチ人形には近いものを感じるようで主人公(10)に持ってきてもらったものを無理やり返してもらうが、誤って崖から落としてしまい爆発させてしまう。
 父が麻雀好きで、その影響で麻雀がとても強い。

 

 主人公(10)とは1年生のとき、女子寮を見ようとして森の中で迷子になっていたところを匿ったことがきっかけで知り合いとなる。2年生からは同じクラスになり、すでに顔見知りであった事も手伝って仲を深めていくが、やがて自分のせいで彼が野球の練習に身が入らなくなるのでは、と悩み始める。思いつめるあまり一時は 別れを切り出すまでに至るが、そうは思っていない主人公(10)が「絶対に甲子園で優勝する」という決意を伝えると付き合うことができる。
 五十鈴ルートの主人公(10)は出会ってから結婚するまで一貫して五十鈴にベタ惚れであり甲子園優勝を目指すことで精神的に支えようとする。10の本筋ともいえる「ライバルルート」のモチベーションへの補強にもなる彼女候補と言えよう。

 

 2人が付き合い始めた途端、主人公(10)の周囲で不可解な事故が起こりはじめるようになる。
 桧垣もその事に気づき、五十鈴を精密検査した結果、事故は五十鈴の能力によるものだという仮説に達する。

 

 桧垣の仮説によれば、五十鈴の能力は周囲の「運勢」を操ることであり、野球よりも自分を優先してもらいたいという彼女の深層心理にこの能力が過敏に反応し、主人公(10)の運勢を操作して事故に遭わせようとさせていたのだという。

 

 この事実を桧垣から聞かされた五十鈴は、取り返しのつかない事態に陥ってしまう前にと、主人公(10)の目の前で崖から身投げしてしまう。しかし、その場は間一髪で五十鈴の後を追って飛び込んでいった主人公(10)に助けられるものの、未だ心の定まらない五十鈴に主人公(10)は甲子園で優勝することを再び誓い、五十鈴も再びこの言葉をよりどころにして身を持ち直す。この時、主人公(10)に「こっちへ来て。私を暖めて」と誘っており弾道が上がるイベントが起こる。
 その後の桧垣の検査で、五十鈴の超能力が弱まっていることが分かる。身投げの一件で主人公(10)との仲が深まったことが理由だと桧垣は推測した。今後も五十鈴の超能力を研究し続けたいと考えた桧垣は「優勝するという約束が果たされなかったとき、反動で主人公(10)に大事故が起こる可能性がある。それを防ぎたいなら、私の研究に協力しなさい。」と脅しをかけるが、五十鈴は主人公(10)が必ず優勝すると信じ、桧垣の脅しを突っぱねた。

 

 なお、ここで優勝できなかった場合再度崖から身を投げ、行方不明になる。
 主人公(10)が見事甲子園で優勝し、ドラフトで指名された後に改めてプロポーズされ、高校卒業後すぐに彼と結婚し子供も授かる。
 この時は能力もいつの間にか消滅してしまった事が明かされているが、14で子供に遺伝していることが判明した。

 

 能力はどのEDでも消え去ってしまうか、五十鈴が行方不明になってしまうので、桧垣の仮説も立証されることは無く、その詳細が明らかになる事も無かった。薬の投与自体はどのルートでも(主人公(10)と会わなくても)されている、という記述が質問コ~ナ~にある。

 

 ちなみに、収録されているミニゲームPカードの隠しキャラとして登場している。彼女候補のキャラクターがミニゲームに出演している例は少ないため珍しい事例である(14までを通しても白瀬芙喜子(ばんばんどーん)と神条紫杏(Pカード)しかいない)。

 

 攻略本の公式インタビューでは「(攻略が)難しい彼女」として意識されており、交際するまでの手間・交際してからの不運イベント・体力や野球魂の管理・上がりにくい好感度・時間制限選択肢の多さ・状況によってはイタチ人形の強制入手(破棄イベントもあるがランダム)・3年目の夏の甲子園で優勝しないとバッドEDで超特殊能力の剥奪とパワポケシリーズでも屈指の難度を誇る。
 その一方で主人公(10)と交際してからの彼女の行動原理は主人公(10)の野球に対するひたむきさに惹かれてる所から始まっており、自らの超能力に思い悩むのも主人公(10)が野球をするのを邪魔したくないという願いから来ている。そういう意味では10の彼女候補では特に野球に深く関わり続ける人物と言えよう。

パワプロクンポケット12

 浅井漣ルートにて、

  • 漣の後輩(恐らく南雲瑠璃花)の母親がどこかの会社の社長をやっている。
  • 漣のアバター時の口調はその後輩の友人のものを真似ている。
  • 映画「銀の盾の戦い」にその後輩の友人に似たヒロインが出演している。
  • その後輩の友人は漣と同い年。

 など、彼女と思わしき女性の話題が出てくる。
 更に、「(漣の)後輩の友人が結婚して子供がいる」という話が出てくる。
 この時点では、結婚相手が主人公(10)なのか、そもそも後輩の友人が五十鈴本人の事を指しているのかまでは不明であり、明確なことは分かっていなかった。
 余談だが12の裏サクセスで五十鈴互換のイーベルは主人公(裏)と思われる人物の子供を成し、異能力を娘に遺伝させたという表に通じる設定が既に出ていることから、彼女のライターの中では「五十鈴は正史では主人公(10)と結ばれ、その能力は子供に遺伝した」という設定がこの時点であった可能性も示唆している。

パワプロクンポケット13

 桧垣東児が親切高校について語るイベントで、「確率を操る人がいた」「彼女は崖から身を投げたが、助かった」「崖下で捕獲する準備はしたが甲子園優勝して計画も御破算」といった話が聞ける。
 例によって明言はされていないが、明らかに彼女のことを指しており、彼女と主人公(10)は一定以上の付き合いがあったことが示唆されている。
 また、一ノ宮桜華ルートにおいて、「浅井漣の後輩が南雲瑠璃花である」と推測するに足る情報が出たことから、12における「後輩の友人」→「瑠璃花の友人」となり、高確率で「後輩の友人」とは瑠璃花と仲が良い彼女のことであったと考えられる。

パワプロクンポケット14

 天月紗矢香の母親として登場。結婚しているが苗字に変化は無い。なお、パワポケ世界では夫婦別姓が認められていることをパワポケ1で亀田が語っている*1。仮に夫が婿入りしているとしたら10の時点で五十鈴が天涯孤独であった事が関係しているのかもしれない。
 夫は「プロ野球で活躍中の選手」で分数が苦手とあり、主人公(10)であることが示唆されている(もっともこの点については議論があり、詳しくは主人公(10)の女性関係についてを参照)。
 母親としては「普段は優しいが怒らせると怖い」タイプであると記述されている。まだ8歳である娘に5つも習い事をさせているため、真面目な性格は相変わらずのようである。

 自身の超能力は失われているが、娘の紗矢香にそのままの形で能力が遺伝してしまっている為、日常生活に支障が出ないかと娘の事を気にかけている。あまり他人と接しない紗矢香と接してくれる主人公(14)に対しては好意的な印象を持っている。
 夫は主人公(14)に似て「困っている人を放っておけない性格」であり、そのことが家をしばらく空けている原因に関わっているらしい。同時に「最後には必ず帰ってくるって信じている」とも語っている。これは10の頃の夏の甲子園で五十鈴が主人公(10)を信じきった事に繋がっているのかもしれない。
 同時に幼い紗矢香が自分のように主人公(14)を信じきれるかどうか不安も抱いており、主人公(14)に娘の事を託している。


 なお、この紗矢香の能力に関して、プロフィールに「『幼馴染の友達』を通して調べてもらっていた」と書かれていたことと、紗矢香が浅井漣を「レンお姉さま」と呼び慕っていたこと、紗矢香が「お母さんより料理が上手なるりかお姉さん」と瑠璃花の存在に言及していたことからすると、過去作で推測されていた「五十鈴―瑠璃花―漣」という人脈が成立し、12漣ルートで言及された「後輩の友人」が彼女であることと充分に推測が成り立つようになった。

裏サクセス

秘密結社編(パワポケ12)

 「鈴」をベルと読み替えた『イーベル』という名前で登場。
 性格はクールで、なんでも1人でできそうなタイプと思われることが多いのだが、実際は精神的にもろい部分がある。また、「想う人を不幸にしてしまう」という呪いがかけられており、表の五十鈴とよく似た特徴を持つ。戦闘中でも主人公(裏)に敵の攻撃が集中してしまう呪いがたまに発揮する事がある。好感度が上がると隠れ家で主人公(裏)と一緒のベットで寝てもいいと誘ってくる。

 

 彼女は古代帝国時代に、人間の親魔族派と魔族の親人間派との間で研究されていた「魔族と人のハーフ」の実験体。この研究は人と魔族の混血を進めることで争いを終わらせるという目的のもとに行われていたというが、主人公(裏)も文献でしか知らなかった。
 実験後は施設で冷凍睡眠措置を受けていたが、近年になって施設老朽化により眠りから目覚め、リエーシュの村で保護される。しかし、魔族の力を暴走させてしまいリエーシュを壊滅に追い込むことになってしまう。
 このリエーシュ壊滅事件の際に魔族としての記憶を喪失。また、魔族としての力も封印をかけている。この力の封印の副作用が上述の「呪い」である。

 

 リエーシュ跡地に魔物が巣くっている原因の調査にイーベルを同行させると、実験施設跡地の中で記憶と力を取り戻してしまい、施設の中に籠ってしまう。彼女を救えるかは主人公(裏)との関係と行動次第である。仮に魔族化したイーベルに敗北した際にはカイダに対し「後を追わせてやる」と殺意を向ける。状況次第ではその後に主人公(裏)の後を追う事を示唆している。
 なお、このリエーシュは後に銀の盾の管理下の訓練場となる(管理人はシズヤ)。また、ボスとして登場するイーベルは、シズヤが操る人形となっている。人形を作る際には、イーベルの気分を害しかねないためか、念のため事前にイーベルに許可を貰っていたらしい。

 

 無事救い出した場合、魔力は失うものの主人公(裏)に対する愛情もあって自らを取り戻すことができた。主人公(裏)に対し「いつか仲間以上の存在になってみせる」とさりげなく告白するもザム団魔王との決着がまず大事として再び仲間として加入する。その後のエピローグでは「あやつ」との間に娘が産まれている。それによりイーベル自身は魔族としての力を失った。しかし、シズヤによると娘には魔族の血と呪いが受け継がれているとのこと。せめてもの救いは容姿が「あやつ」に似なかったことらしい。
 イーベルが異能力を「娘」に遺伝させて消失させた設定は、14で判明した五十鈴と紗矢香の関係のプロトタイプとも呼べるものである。ただしイーベルの娘は「お母様」と呼ぶなど紗矢香に比べるとキリッとした印象を与えている。
 なお、このエピローグはアマルダの子孫が登場するエピローグと並立する。同じ周回に二人のイベントを同時進行させ、エピローグを見ることも可能。

 

 先述の通りイーベルの生い立ちは不幸なものであるが、魔族の親人間派と人間の親魔族派の間に産まれた存在、すなわち「望まれて産まれてきた」存在である事が判明。そして、あまり自分を責める事無く、与えられた生命を 大切に生きるようにシズヤから諭されている。

海洋冒険編(パワポケ13)

 彼女本人は登場しないが、レンのパラポルトでの友人として「狩人で、女性なのにきりっとしててとても格好いい射撃のできる友人」が話に登る。
 前述した通り表の彼女と浅井漣は、南雲瑠璃花を通じて関係があると考えられ、その瑠璃花もレンが「友人から料理を習っている」と言及している他、射撃術に覚えのある狩人という設定がイーベルと同じであることから、「レンの友人」のモデルは彼女であると考えられる。


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  • 年表によれば、10主の高校卒業の年は14の8年前。つまり、その次の年は7年前にあたる。ちなみに紗矢香は14の時点で小学3年生なので8歳か9歳。 -- 2015-01-01 (木) 13:30:19
  • 10主って彼女によって人変わりすぎだよな。奈桜の時はカッコいいが五十鈴ではベタ惚れすぎな気がする。 -- 2015-01-25 (日) 01:10:55
  • ↑どの主人公もライターによって若干違いはあるよ。 -- 2015-01-25 (日) 01:25:10
  • 毎回キャラによって違う人が作ってるのか。 -- 2015-01-25 (日) 13:38:43
  • メインは西川氏なんだが、サブキャラとの会話イベントとかは他のライターが担当するからね。で、主人公の描写もそのライターの作風に基づくから。 -- 2015-01-25 (日) 14:07:20
  • なるほど、だから博多氏が担当している茜と奈桜ルートの主人公は少し似ているのか。 -- 2015-01-25 (日) 20:56:24
  • そのライターは今なにをやっているのでしょうか? -- 2015-01-25 (日) 21:13:27
  • パワポケチームが解散してしまったからなぁ...密かに新作でも作ってくれてれば嬉しいんだけどな。 -- 2015-01-25 (日) 23:48:26
  • アプリ版もパワプロだしなーパワポケ復活を切望 -- 2015-01-27 (火) 16:10:47
  • 甲子園にしゅつ -- 2015-02-27 (金) 04:04:42
  • 超能力も魔力も処女である必要があるのかもしれん -- 2015-06-10 (水) 11:14:39
  • 鉄砂高校の女監督はけっこして名字変わってなかったか? -- 2015-09-05 (土) 10:13:09
  • 他の人の参考になるかもしれないので一応コメント。パワポケ10の外出デートでの低確率の特殊能力取得は好感度80以上という隠れ条件があるのかもしれない。 -- 2016-03-26 (土) 15:24:21
  • それは初耳だ -- 2016-08-23 (火) 01:21:43
  • 結局のところ彼女の超能力は本当に消滅したのだろうか? -- 2021-06-21 (月) 02:14:28

*1 矢部という姓の父親について主人公(1・3)に説明しているシーンで、はっきりと「今の時代は夫婦の名字は別でもいい」と言っている。