公式ジョブ説明
戦士同様、近接戦闘の技に秀でている上、厳しい精神修行により『白魔法』をも習得する、高貴な騎士。
世界観的ナイト概要
本来騎士とは、主に騎馬(この場合は騎鳥か?)で戦う戦士に与えられる名誉的称号・階級を指す。
冒険者のジョブとして存在するナイトは『騎士(ナイト)』ではなく『聖騎士(パラディン)』である。
基本的に騎士とは騎士団に属する兵卒の事を指し、彼等は必ずしも魔法を使えると言う訳ではない。
つまり、冒険者のジョブとして存在する騎士は国に属さぬ所謂『自由騎士』であり、
正義でも悪でもない中立的な一介の冒険者と言える。
尚、ヴァナ・ディールでの騎鳥する騎士はクリスタル大戦以前の三国敵対時にウィンダスの魔道士の
遠距離からの魔法の斉射やバストゥーク発祥の銃火器の台頭から騎兵隊による突撃の重要性が薄れ
現在では移動手段以外では見かけなくなった背景がある。
それ以前ではサンドリア騎兵隊は無敵を誇っていたという。
リアルでのパラディンとは一定以上の高位の騎士を指し
起源は古代ローマ皇帝ディオクレティアヌスの侍従・親衛隊と呼ばれる宮殿護衛兵プレトリアンガード。
語源はラテン語のパラティヌス。
その後中世期神聖ローマ帝国にて貴族位となり現在のイメージが定着する。
中世文学「フランスの主題」でシャルルマーニュの家臣として知られていた十二勇将がパラディンと
呼ばれていたのが有名な所だろう。
『聖騎士』とは高潔なるイメージから来たファンタジーにおける日本での架空の語当て。
性能
- 全ジョブ中最も防御力が高く自己回復も可能であり、比較的盾役に向いているジョブ。
その性質から中衛としても向いている。
また戦士等よりも攻撃力は劣るが、装備と敵次第では他前衛並に優秀な削り役になる事も可能。
元々の防御性能の高さから『もしタゲを取っても問題が無いヒーラー』として立ち回る事も可能である。
- HPは多いように見られるが意外と少ない(平均値程度)。HPブースト装備等は豊富。
盾として動く場合にはHPを豊富にする事で安定感が増す。
但しHPのみを重視したナイトだとまるで役に立たない。バランスを考えること。
- MPは豊富とまでは言えないが、中レベル帯からオートリフレシュが特性として付き、MPの回復力が高い。
またMP装備も充実しており、白魔道士の穴埋めとしてのヒーラー役も可能。
但し、白魔導師ほどサポート能力もなく、回復役としてのサポートなので過信は禁物。
MPを多く持つ事で、よりナイトとしての万能性も高まる為、MPはナイトにとって重要な要素である。
- 武器スキルは豊富であり、攻撃用には両手剣(強化パッチ+グリップによりかなり優秀)
も選択肢の一つ。
防御用には片手剣+盾の組み合わせ、また両手棍によるスピリットテーカー(与ダメージMP変換)
等の幅広い武器を使える。
敵によっては片手棍+盾の組み合わせで無類の強さを誇れる。
- 防御系のアビリティが豊富であり、PTの盾となる時は敵の攻撃を一身に受け止める事が可能。
また、アビリティ[かばう]や[センチネル]等は、仲間を守るためのアビリティとして扱える。
[ランパート]に関しては範囲内に居るPTメンバーの数が多い程にヘイトが上昇するので
使い所を見極めよう。
特に魔法や範囲属性攻撃を使ってくる相手と戦う場合は、其れに合わせて[ランパート]を発動させれば
範囲内のPTが喰らう相当の被ダメをカット出来る。
- サブ盾としても優秀であり、リンク時の処理や、傷ついた仲間の回復等も可能。
他のジョブと違い蝉の有る無しのタイミングを見計らう必要無しにいつ如何なる時でもタゲを
引き受けられる所が最大の強み。
サポ戦士の場合はタゲを取りやすく、またリンク時に迅速に対処できる為、安定度が増す。
サポ忍者の場合は自分の受けるダメージを抑える効果がある為、
防御力ではどうにもならない強烈な一撃や魔法を使用して来る相手に対して有利である。
また、どちらのサポジョブも削りとしては優秀である。敵やPTにより使い分けが大切。
- ステータスの関係上、AGIが低いためクリティカルを受けやすく、回避も低い為、被弾率が高い。
またINTが低い為、魔法ダメージも大きく受けやすい。魔法に関しての防御力はアビリティの
[ランパート]のみ。
状態異常への対処は75以上限定でのメリットポイントアビリティ[フィールティ]のみとなる。
但し他の前衛ジョブと比べると単独でシェル3まで扱える為、魔法防御に関しては若干だが高めか。
- 2時間に一度だけ使用可能な[インビンシブル]は魔法ダメージを除く物理攻撃を総て無効にする。
(実際は0ダメージ計算。ヒット扱いで、完全な『無効』ではないので追加効果は発動してしまうので注意)