星系全史

Last-modified: 2019-04-01 (月) 14:12:57

有史以前

有史以前の歴史は「ポード安定期」とか言うページを参照

旧世界文明(第一次文明)時代

最初に説明しておくが、ポードでは時代ごとに時代暦をつける習慣があり、旧世界文明での時代暦はポードドミニカル暦である。

ディオクは1日にして成らず 三国時代(PD0-PD1350)

この時代を要約すると
多くの文明が誕生した基礎時代。第3惑星では3つの帝国が派遣を争った。この時代には文明発足当初とは思えない勢いの近代化が進んでいった。
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・ディオク文明誕生
ディオク文明は第3惑星の (南)大陸で誕生した。
当時の南大陸は海面が今より30メートル高かったと推測される。PD34年(シンテーア暦マイナス 年前)ごろから〇〇川流域においてディオク種族が定住生活を始めた。
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・モロベグ文明誕生
PD60年ごろから第7惑星での文明が誕生する。第7惑星は最果ての惑星の名の通りポード軌道を周回する最も外側の惑星である。この惑星は第4、第6惑星の影響で一切日の光が届かないが、この惑星に無数に存在する大火山が継続的に噴火を繰り返しているため気候は温暖であり、他の惑星ほどではないが水も存在するため生物が誕生した。
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・北方文明、テルグー文明の誕生
第3の南大陸テルグー川流域、北方大陸の 川では遅れてPD180年ごろから文明の存在が確認されている。
北方文明は人口の増加度が高かったことが近年の研究で確認されている
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・各文明の技術進歩
テルグーは稲作知識を得るのが早く、後のディオク交易で役に立った。ディオクは逆に狩の技術で他文明を上回っており、狩で得た戦闘能力は後の惑星統一で生かされることとなる。
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・テルグー=ディオク交易
テルグーとディオクは当初交易を行ったことがわかっている。しかしなんらかの理由で折り合い(野々村かな?)がつかなくなり、関係は悪化していく。
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・北方でどさくさ紛れ拡大
北方文明はその影の薄さを利用していつの間にかに複数の「文明に属さない」村を制圧していった。北方文明は大陸全土を手中に収める勢いまで拡大した。
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・世界で初めての戦争へ
各文明の知識レベル、技術レベル共にローマ帝国時代並まで発展したPD300年ごろ、ディオク文明は不仲だった同大陸のテルグー文明を潰そうと民を総動員し制圧に向かった。この戦争は「国力総活躍戦法」とも呼ばれ、何から何まで全てを制圧に利用したディオクの手段は、後の帝国主義者や軍国主義者の思想にもつながっている。(なお、この手段は一部の主義の人間からはその古代さと非現実さに非常に嫌われている。)
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・2000キロの移動
ディオクの文明位置は南大陸の南東部分だった。テルグーの位置は北方に2000キロ進んだ位置にあった。ディオクは2000キロもの移動の最中、各地に道と村を整備した。これは後の帝国統治の基礎となるものである。
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・いざ、制圧!
テルグーまでの大移動はおよそ5年はかかったとされる。テルグーは強襲に備え集落の塀を強化したり、家を高床式にするなどの思いつく方法を取ったものの、無駄だった。ディオクの勢力がすごかったこともありこの戦争自体は2年で終わっている。
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・帝国誕生
ディオクの勢力は南大陸のほぼ半分となり、ディオクは戦争を指揮した6人(サユ、ランペクト、カーター、レクト、残る2人は不明)を6王、ディオク民が進行していた宗教の最も位の高い役職の人間(名称不明)を帝国大王とした「ディオク帝国」を建国した。(建国書は3巻しか残っておらず、何巻あるかもわかっていない)
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・ケバ石の発見
ある日、ディオク人の子供が拾ってきた石を誤って火に投げるとすごく燃えた
名前をとってケバ石である(地球でいう石炭にそっくりのものだが、70度以上の高温になると有毒ガスを発するため採掘は難しかった)
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・北方帝国との交流
北方とディオクはテルグーの時よりも仲が良く、戦争は起きないと思われていた。
ディオクはケバ石技術を北方に教えたことによって世界的な技術革命が起きた。
ケバ石による燃焼機関が実現され、鍛治業や鉄鋼業が発達し、その交易のための街道なども各地で整備され、
この時代に人口は大幅に増え、一気に近代化を進めた。
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・北方とも長くは続かなかった...
PD700年ごろ、ケバ石の不足が目立つようになり、両国は新たなエネルギー開発を進めていた。が、一向に見つからず、エネルギー節約の風潮が広まっていった。そんな中、北方では新たな大規模鉱床が発見された。ディオクは交易での分割を求めたが、北方側はこれに応じなかった。この一件からディオクと北方の関係は悪化していく
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・ファリグ力の発見
706年の真夏のことだった。城壁の地下を掘り貫通させ城壁を門を通さず城壁の外へと出ようとしたディオク人坑夫がいた。坑夫は夏の間ケバ鉱内の空気が安定するまで(有毒ガス防止)
の1ヶ月間を利用し暑さ20メートルの硬い岩石でできた壁を貫通したと考えた。ところが上に掘ってみると壁にぶちあってしまった。それは坑夫が間違えて下方向に大きく掘り間違えてしまっていたからだ。しかし、なんだかその地面の感触が違う。このまま掘り進めてみるとどうなるか。と思った。坑夫は夏の終わり頃、友人の坑夫10人と一緒に掘り進めた。年の暮れになる頃には深さは約50メートル近くまで達していた。その頃には坑夫の数は100人を超えていた。とある朝のことだった。早めに訪れた坑夫が掘ると、謎の光を放つ石を見つけた。その石は非常に軽いがとても頑丈で、何で叩こうと割れなかった。
その石を帝国の王に献上した坑夫は兵士に石を使って実験させたところ、熱に弱く(それでも200度以上は必要)、熱により形が簡単に変えられることがわかった。また、当てた力をそのまま適用させることもできる石で、風を当てれば浮き、火を当てれば燃える。というものだった。ディオクはそれを交易の材料にし、大きく反映することとなる(ディオク記・筆者不明の文献より)
追記 ちなみに発見に関わった人は全員開拓地送りになりました
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・ファリグ研究のための「お世辞外交」
ファリグ力の使い道などを研究するためには長くの時間を要した。ではその間どうしたか?
答えは「お世辞外交」。ケバ石エネルギー交易の北方側の要求を全部のみ、わずかだったが輸入したケバ石エネルギーを使い研究を進めた。(ちなみにその間の国民にはケバ石機関を全て停止させた)
そしてPD734年
ついに「ファリグ機関」が完成する。
ファリグ力は物体の運動を促進させる力を持っていて、力を与えて熱したり冷やしたりするとそれなりの効果がある。
それで兵器を量産した
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・北方はディオクの怒りに追突してしまう
(国交を断絶して帰る北方外交員たち。その疲れからか不幸にもディオクの怒りに追突してしまう。後輩をかばい全ての責任を追った北方帝国王に対し、怒りの主、暴力的戦法のディオク帝王が言い渡した示談の条件とは)
・鉱床の割譲
・領土の割譲
もちろんこれを受け入れずついに開戦してしまう

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・北方制圧の道
北方制圧までは長い年月を要した。最初の方はディオクが優勢を保ったが始まって7年経つと以前の占領地を回復。20年経つ頃にはディオクが再び首都である街まで迫ったが粘り、結局全制圧には27年かかった。
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・惑星統一
北方帝国は崩壊した。
この星で生まれた3つの文明は最初の300年で2つに減り、740年経つ頃には1つが勝った。
ディオク大帝国の最盛期である。
ここから600年の安寧が訪れた....
ディオク国民にとっては
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・安寧の中の敗北者
ディオク帝国内での旧北方、テルグー民の扱いは卑劣なものだった。身分階級制度が設定され、最もしたのくらいであった。
移住地は制限され、開拓地に毎日駆り出される。
これは600年続いた。
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・安寧の中の技術
この間、さまざまな技術が発達した。
ファリグ力の他にも などが発見され、それぞれが生かされた。ディオクの技術レベルは地球の産業革命を通り越したものであった。人口は3億を抱える大国となり、空には飛空挺、夜には沿岸部のネオンが、内陸部では広大な稲作地帯が広がっているなど豊かだった。帝国政府では議会が開かれ、各地からの代表者が政治を行った。
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万民の蜂起 「世界大革命」(PD1350-1440)

この時代の要約

ディオクは長い間の安寧を維持できなかった。理由は自らが弾圧していた民族が蜂起したからである。600年に及ぶ支配から解き放たれた2国。それは後に惑星規模の戦争に至ることとなる。

・帝国議会への進出
世界的にも人口が増加していく中、テルグーや北方などの弾圧民族の人口はついにディオクを上回る。こうした状況を帝国は無視できなくなり、1427年にははじめてのテルグー北方政党「民族復権党」が誕生する。テルグー・北方の勢いは収まらず議会経由で入手したファリグ機関の情報で兵器を製造し、軍を組織した。
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・大革命勃発
ついにその日がやってくる。1436年3月、テルグー民族居住地とディオク帝国との境で、テルグーの最初の部隊が武装蜂起。
ディオク軍の到着が遅れたため国境付近の複数の街が1つの部隊によって占領される事態が発生。
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・ディオク帝都の混乱
同日、ディオク帝都では大規模な混乱が生じていた。理由はファリグ機関が一斉に止まったからである。理由は不明である。
この混乱を利用して北方居住地出身の部隊が一斉蜂起。その後この戦いは怒りの雪革命(北方は雪がよく振るため)と名付けられ、わずか1ヶ月での帝都制圧につながった。
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・帝国崩壊
帝国はあっけなく崩壊した。1ヶ月での帝都占領と軍の壊滅により帝国が降伏したのだ。
帝国は1436年7月の解放会議で分割され、(シエナ、フェルトー、北テルグー、南テルグー、サイゴン、トルパ、ケッタコ、スラバヤ島嶼、新ディオク)すべての国が独立することとなった。
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・ちなみに...
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・資源問題は続く
資源に関する不満はいまだに残っており、ケバ石に変わる新たなエネルギー資源が研究されていた(要加筆)
(ここまでPD1440年)

時代は新たな思想を求めた~惑星大戦~(PD1440-)

この時代の要約
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・革命後の世界
革命勃発後、N3には多くの国が乱立することとなった。しかしこれまで全ての戦争の原因であったエネルギー問題は解決されず、エネルギーが豊富な国が覇権を握る情勢は変わらなかった。(スラバヤ島嶼、南北テルグー、フェルトーなど)一方、資源を持たない国家(新ディオク、トルパ、ケッタコ、サイコン)などは小国扱いをされ、大国の属国である状態だった。
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・新資源の発見
待ちに待った新資源が発見された(PD1483)。発見したのはディオク人科学者のテオ・マリマイ。テオギーと名付けられたその資源はケバ石とは違う液状燃料であり、ケバ石を特殊な液で沸騰させることによってその液がエネルギー化するという活気なものであった。ケバ石は無限に使える。まさに夢のようなエネルギーである。