英語版は中国語版やロシア語版と並んで開発初期からPotPlayerを世界に広める役割を担ってきました。
2015年以降更新ができなくなり、2016年後半に配布元のサイト(dvbsupport.net)が一度閉鎖された後、2017年9月に再開しています。
PotPlayerが多言語切替に対応し、またセキュリティ強化のためにコードチェックで改変の禁止を徹底するなど、各言語による独自ビルドの意義は揺らいでいます。*1。
現在はリバースエンジニアリングによる海賊版で、プログラムに署名はあってもルート証明書の信頼が確保できない状態です。
おそらく通信関連が改変されていると思われますが、このページの記述がそのまま現在も当てはまるか確認していません。
http://www.dvbsupport.net/download/index.php?act=category&id=55
- リリース版
- http://www.dvbsupport.net/download/index.php?act=view&id=230
- リリース版(64bit)
- http://www.dvbsupport.net/download/index.php?act=view&id=236
- 開発版
- http://www.dvbsupport.net/download/index.php?act=view&id=285
DVB Support版デフォルトスキン BlackBox
組み込み(Built-in)の言語は英語です。
パッケージ内容としては
- 公式版にはないスキンやビジュアライザ、ピクセルシェーダ(3D関連)などが追加されている。
- 内部扱いのデコーダはすべて同梱されているので個別にDaumから落としてくる必要がない。
また、インストーラもDaum公式版とは別プログラムです。インストーラの特徴は
- 英語のみで表示される。
本体の言語設定も組み込み Built-in(English) に強制変更されますので注意してください。
組み込み言語は公式版に移行すると韓国語になります。
- 以下のオプションがある。
PotPlayer Localization Files 各国の言語ファイル(iniファイル)が入る PotPlayer Live Files tvpot関連のファイル(PotPlayer.exeなど)が追加される
- デフォルトのスキンが BlackBox に上書きされる。
- 設定のサンプルとしてプリセット Built-in ~ Decoder がいくつか作られる。*2
- ユーザーが作ったプリセットだけ表示順を逆にされる。
- PotPlayerの設定をiniファイルで保存する設定にしていても、強制的にレジストリ保存に切り替えられる。*3
インストーラを実行せずに解凍ソフトで解凍して使うこともできます。
その場合、含まれている Data.7z または Data64.7z をさらに解凍すれば、プログラムフォルダの内容を取り出せます。
ファイル名の末に Upd が付くのが開発版です。開発版の特徴は
- 差分ファイルしか含まないので直近のフルパッケージでのインストールを先に済ませておかないと導入できない。
- インストーラは実行しても基本的にdllファイルを更新するだけで、設定などは書き換えない。
- 7zファイルにカギがかかっていてインストーラの解凍はできない。