■加瀬修次郎との対談より■

Last-modified: 2008-05-14 (水) 19:52:30
――加瀬修次郎との対談より

これらの能力が僕の同僚の何人かが愛読する『能力バトルな漫画やラノベ』的な能力発現をする事もある、
……と言った場合、多くの人は何となく胡散臭げな顔をする。
しかし、そうした限定条件的・複合的な発現をするPSI保有者は意外なほどに多い。
後天性のPSIに多く見られ、時期が遅いほど、特に思春期以降だとその傾向が飛躍的に顕著になる。
その主な理由として、自我が育ち、世界の捉え方が明確になってから発現する為だろうと言われている。
成長と共に自我と認識能力が発達し、知識も豊富になり、同時に様々な制約と思い込みが生まれて来る。
それは常識と呼ばれたり、こだわりと呼ばれたり、信念と呼ばれたり。
或いは癖の様にもっと他愛なく、それ故に強いものかもしれない。
それらがPSIの発動形態に様々な制約をかけ、或いは力を強化したりもする、と。
先ほど言った『個性的な能力』を演出する娯楽メディアが浸透している事も一因になっているという説もある。
脳が己の力の形と方向性を形作り始める時に何に影響を受けるかと言えば、脳の中にある記憶情報だ。
趣味志向で蓄えられたイメージが影響を与える可能性だって否定は出来ない。

08/05/13(火)00:51:16 No.12029847

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