新時代の幕開け

概要

ヨーロッパマップの第3弾、フランスを舞台にしたシナリオ。
このマップの都市も発展に必要な物資の種類が多いものの、ドイツと比べると地方ビジネスの偏りはあまりなく、マップの地形も全体的に緩やかで比較的攻略しやすくなっている。
また、産業品の種類が多いため、発展には都市間での交易が重要になりやすい。都市毎の役割を考えて工場を建てていく必要がある。

そしてこのシナリオはメキシコの時と同様、ストーリーが途中で分岐するのも特徴。
首相の「ルイ・ド・フレシネ」の案に乗るか、軍人の「マリー・ブーランジェ」の案に乗るかで、出てくるタスクの内容が変化する。
どちらのルートも都市の発展が重要になり、産業関係のタスクが多く出てくるので、実業家(ルイ・ビラード)での攻略をオススメする。

また、ライバル社は所有しているテリトリーをこちらがアンロックするまで、エリアの外に出て来ることはない。
これを意識しておけば、ライバル社の鉄道ネットワークの発展を止めさせておき、終盤で楽に買収できるようになる。

激動の時代

まずはル・マンとナントを繋ぎ、さらにブタ、穀物、ワインの地方をビジネスも繋げよう。
今回の食肉工場は、生産に穀物も必要になるので、この点は意識しておくこと。
地方ビジネスから必要な物資を運び、2都市で産業品を交換していれば、自然とこれらのタスクは達成できる。

資金が$620,000まで貯まったら、テリトリー「オート＝ノルマンディー」をアンロックし、ル・マンとカーンを繋げよう。
エリアに都市はもう一つあるが、ここではカーンの発展に集中させ、ル・アーヴルは資金に余裕が出たら繋げておこう。
カーンにも穀物とワインを運送し、ル・マンとの間に貨物用列車も配備しよう。穀物とワインは長距離輸送になるので、列車は2本程配備しておくと良い。
また、カーンの西には木材の地方ビジネスがあるので、これもそれぞれの都市に運送しよう。
ル・マンの人口が40,000人になったら製織工場を建て、近くから羊毛を運送させよう。
この辺りでル・マンの駅の利用率がかなり高くなるので、拡張するか脇道を作って列車を分散させておくこと。

パリへの旅路

オート＝ノルマンディーを発展させると、ブーランジェから北東にあるパリを目指すよう指示される。
テリトリー「イル＝ド＝フランス」を所有しているライバル会社の株が購入できるようになるので、合併して鉄道ネットワークを取り払ってしまおう。
あとは、ル・マンに新たな駅を建設し、パリと繋げればOK。するとフレシネとブーランジェの間で意見が対立し、ルートの分岐が発生するようになる。

フレシネ(ブーランジェ)の計画を支持する

テリトリーで「サントル＝ヴァル・ド・ロワール」をアンロックするとフレシネルートへ、「ブルゴーニュ」をアンロックするとブーランジェルートへ突入となる。
どちらのルートでもやる事はあまり変わらないが、後者のルートの方が比較的難易度は低めになる。

インフラ計画

テリトリーで「サントル＝ヴァル・ド・ロワール」をアンロックすると、このルートへ突入する。通称フレシネルート。
パリを中心に周囲の都市を発展させていき、最終的には万国博覧会に向けて、かのエッフェル塔の建設資材を集めることになる。
難易度はこちらの方が高いが、クリアした時の達成感も一入である。

まずはテリトリーで「サントル＝ヴァル・ド・ロワール」をアンロックし、このエリアの3都市をル・マンから繋げよう。
地方ビジネスから穀物、木材、ワインを運送して、各都市を発展させておくこと。
それぞれの都市の人口が40,000になったら、オルレアンには蒸留酒製造所、トゥールには製織工場、ブールジュには製鉄工場を建てておくと良い。

次に「ポワトゥー＝シャラント」をアンロックし、トゥールに駅を増設してから、エリア内の2都市を繋げよう。
このエリアの都市は、周りに必要な物資が一通り揃っているので、比較的発展させやすい。

パリは人口が40,000になったら、ひとまず製油所を建てておこう。その後北の「ピカルディ」をアンロックし、アミアンと繋げよう。
またアミアン近くに木材の地方ビジネスがあるので、そこから木材を両都市に運送しておこう。
パリには博物館が建てられないので、周囲の都市と繋げて様々な産業品を運送して人口を伸ばさせていくこと。

万国博覧会

木材の地方ビジネスは既に繋げてある筈なので、列車の数を増やしておくと良い。
材木はアミアンに製材所を建てて、そこからパリに運送させよう。資金に余裕があればどんどん工場をアップグレードさせていくこと。

このシナリオ最大の難関。たたでさえ生産できる量が少ない石炭と鉄と鋼を、大量に生産して輸送しなければならなくなる。
もはや言うまでもなく、鋼はパリで直接生産した方が圧倒的に効率が良い。
まずはパリにある産業を製鉄工場と工具工場に建て替え、工場の規模も最大までアップグレードさせておこう。
その後、鉄と石炭を鋼を格納する倉庫も設置しよう。石炭と鉄はテリトリーで「オーヴェルニュ」と「ラングドック＝ルシヨン」をアンロックし、そこにある地方ビジネスから運送しよう。
できれば鉄の鉱山は買収し、最大までアップグレードさせておきたいところ。途中にあるブールジュにも鉄と石炭を運送し、生産した鋼をパリに運ぶことで効率を上げることができる。

見事に目標数の資材を生産できれば、エッフェル塔の完成と共にシナリオクリアとなる。
完成したエッフェル塔は、クリア後もゲームを続けることで、存分に眺めることが可能だ。

仲間からの評判

テリトリーで「ブルゴーニュ」をアンロックした場合はこのルートになる。通称ブーランジェルート。
国家の結束と兵力を高める事を目的とし、特定の貨物を指定の都市に運送するタスクがメインとなる。最初はこちらがオススメ。

まずパリとディジョンを繋げ、その後「サントル＝ヴァル・ド・ロワール」をアンロックし、エリア内の都市を全て繋げよう。
ただし、線路に配備するのは乗客・郵便用列車のみにし、貨物列車はまだ走らせないようにしておくこと。

まずは急行列車のタスクを最優先で達成させよう。
パリの北にあるテリトリー「ピカルディ」と「ノール＝パ・ド・カレー」をアンロックし、アミアンとリールを繋げ、急行用列車を配備させておこう。
それでも足りない場合は、さらにエリアをアンロックし、繋げる都市を増やして急行用列車の数を増やしておこう。

急行列車のタスクを達成すれば、ようやく都市間で貨物用列車を走らせられるようになる。
ディジョンの人口を40,000までにしたら、産業を仕立屋と高級洋服店に建て替え、南からシルクの生糸を運送して来よう。布はブールジュで生産し、ディジョンに運送すればOKだ。
なお、高級洋服店を建てるには人口119,000の都市が必要なので、前以てどこかの都市を発展させておこう(開始都市のル・マンがオススメ)。

パリには蒸留酒製造所を建てておき、リールには香水工場を建てよう。
あとはテンサイをパリに、アルコールとラベンダーをリールに運送すれば、香水の生産ラインが出来上がる。

国境警備

まずはブザンソンとナンシーの人口を40,000まで上げておき、その後ブザンソンの産業を製鉄工場と工具工場に、ナンシーの産業を製鉄工場と製材所に建て替えよう。
石炭も鉄も木材も、両都市のすぐ近くから運送可能だ。材木はナンシーで生産したものをブザンソンに運送させよう。
ナントは最初にル・マンから繋げた都市。これをナンシーと一直線に繋げて、乗客・郵便用列車を複数配備しておこう。

最後の一仕事。ライバルの所有しているテリトリーをアンロックして株を一気に買い占めてしまおう。
ちなみに、このタスクを出現させる前に済ませておくことも可能だ。

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