そのころ、まだ地球の人々は平和の中にいた。
恐るべき魔の手が刻々と忍び寄る気配さえ、知らずにいたのである。
ガンダムブーム後の83年に東映がヒーローロボットの原点回帰を目指して制作した作品。
ゲッターロボの再生をコンセプトに掲げており、舞台やキャラクター、ロボの設定に共通点が多い。
パイロット
- 円条寺大作
SP:根性, 1, 必中, 9, 熱血, 12, 気合, 14, 友情, 27, 覚醒, 30 - 神哲也
SP:努力, 1, 加速, 5, 集中, 8, 忍耐, 20, てかげん, 24, 愛, 34 - 水木ほたる
SP:魅惑, 1, 鉄壁, 1, 信頼, 10, ひらめき, 23, 熱血, 37, 祝福, 49
必要機体
- αロボ
- βロボ
- γロボ
アップグレード
アルベガス
↓
アルベガス(サンバイ剣ウルトラパワー)
(武装追加)
運用
目を引くのが三体合体六変化。メイン火力となるデンジンに加えて、
それぞれ地上(地中)、水中、宇宙、空中、防御に対応した六種類もの形態を使うことができる。
……と書けば聞こえはいいのだが、全形態で機体性能はさして変わらない。
おまけに火力は軒並み下がるわ得意地形以外は宇宙適応まで下がるわと何かと使い勝手が悪い。
その一方でデンジンは水以外Aかつ移動力もそこそこ。パイロットの格闘値も一番。
このため基本的にゲッターのような使い分けは考えず、デンジンに絞ったほうが使いやすい。
恐ろしいことに原作準拠である。
デンジン | 前述の通りメイン火力かつ水以外A。基本こいつだけで問題はない。 必殺武器のサンバイ剣は制限が重いが燃費良好。 |
マグマ | 地上戦型で地中にも潜れる。一応2P武器はデンジンより強力。 |
マリン | 水中戦型。水中適応を補え火力もデンジンに次いで高い。 射程4で装甲値も少しだけ上のため水マップで出番はあるか。 |
スペース | 宇宙戦型。移動力は最大の一方で火力は最低。もっともデンジンと1しか変わらないが。 |
スカイ | 空中戦型。スペース同様移動力が上がる代わりに装甲が最低。地上マップで移動力を稼ぎたければ。 |
レスキュー | 装甲はトップ……とはいえデンジンと200しか変わらない。 一応バリアも備えるが、陸以外Bの上に火力も二番目に低い。気休め程度。 |
SPは必中、気合、覚醒と主要なものが集中している大作への負担が大きい。
熱血はほたるで代用可能だが、できる限り鉄壁やひらめきに回したい。
この手の合体ロボでは珍しく幸運の代わりに祝福持ちだが消費を考えると微妙なところ。
一方哲也のSPは余りがち。他二人への負担を避けるためにも積極的に忍耐、集中を使っていきたい。
アップグレードで追加されるウルトラパワーは他ユニットで言うシャインスパーク相当の必殺技。
威力自体はあるのだが、必要気力がかなり重く機体のEN量も少ないので使い勝手はよくない。
加えて不幸なことにVer12.1.02cで移動後使用不可という謎の弱体化を食らってしまった。
はっきり言って弱いのでUGを急ぐ必要はないし、その費用で機体自体を改造した方が安定すると思われる。
ver12.5.01でウルトラパワーに調整が入り弾数制限の代わりに移動後使用可能になった。
一応マシにはなったのだが……今度は一部武装をUGまで封印というこれまだ謎の制限が追加。要はUG前の弱体化。
主に影響を受けるのはただでさえ微妙な性能の変形形態なのが不幸中の幸い。
なお、レスキューに限っては回復アビリティが増えたので少しだけ得をしている。バリアはUG後だが。
パーツ
スロット二つ。鉄板は装甲やEN。
前述の通り大作の負担が重いため、気合分をカバーするための闘争本能系を回したくなるのだが、
仕様が悪さをしているのか一回でも変形や戦闘を行うと闘争本能の気力上昇効果が消えてしまう。
一応SPアイテムは効果があるので、気になるならめざめる心(覚醒)やみなぎる心(気迫)でも持たせよう。
現行では修正されているので安心して闘争本能系を持たせられる。
その他、持っているなら光の勲章でもいいだろう。
備考
サンバイ剣を使っても原作でお馴染みの「この美しい地球を悪魔の手で汚すのは……」の口上は言ってくれない。残念。- 現行版では戦闘アニメ、ダイアログが更新され例の口上も言ってくれる。