レンちゃんに対する熱い想いを文章にしよう!
文章写すのが面倒だったり、整理するのが大変な場合はこっちも活用してください。
アニーは「いやー……私さお菓子作るの駄目だから……カップケーキしか作れなくて……」と気まずそうに少し焦げたカップケーキをレンちゃんに手渡しして
一瞬レンちゃんが眉を潜めるけどいざ口にしたら美味しくて「上手い!上手いよアニー!!今までで最高に上手いよ!!」とアニーを褒め称えるレンちゃんいいよね
「何よーいつもは不味いっての?」「いやーそうじゃないけど……」「フフッ分かってるわ、レンちゃん私の作るお菓子好きだもんねー」「せっかくアニーが作ってくれるんだもん、食べなきゃもったいないからね」っていつも通りの会話をして安心してたら
「じゃあ俺からアニーへ、中身マカロンだから一緒に食べよ?」と明らかに買ってきたであろうプレゼントを呆れ顔で受け取りながらレンちゃんの優しさを再認識してホッとするアニーいいよね
翌朝、レンちゃんから送られたマカロンの意味を知って頬を染めるアニーと意味を知らずに買ってしまい頭を抱える二人がいr
[追記 by:愛衣]
よくデパートやケーキ店で売られているマカロンの正式名称は、マカロン・パリジャン(macaron parisien:パリ風マカロン)やマカロン・ムー(macaron mou:柔らかいマカロン)と呼ばれるものよ。
※マカロンの語源はフランスの修道院起源説やイタリア起源説と諸説アリ
由来はパリにある菓子店「ラデュレ」の経営者ピエール・デフォンテーヌが1930年に販売した新商品が、始まりだと言われているわ。
その年に「2枚のマカロンにジャムやクリームをはさんで売り出した菓子が、彩りも豊富で贈り物として人気となり「マカロン」として定着したの。
ちなみにホワイトデーにおいて、マカロンは高級感のあるお菓子として定着していることからあなたは特別な人という意味があるわ。
ただいま、と 玄関扉の閉まる音を背中に聞きながら呟いた
返事の無いアパートは薄暗くて少し気味の悪さを感じたけれど、俺は溜息をひとつだけ吐いて、靴を脱いでリビングへと向かった
いつもならアニーが居るこのアパートは、今日から数日間は俺の一人住まいになるのだそうだ
なんでも、アニーにしかできない特別な任務なんだとか… 俺も手伝いたいとマリルに言ったけれど、それは却下されてしまった
「お前には訓練がある。 自分のするべきことを忘れるな」
オフのときとは違う仕事中のマリルの冷徹な態度に俺は何も言い返せず、そうして、こうして
薄暗いリビングに入り照明を点けて、ひとりきりのアパートはこんなにも広く感じるのかと、驚きと共に僅かな不安を感じている
べつに、一人が嫌な訳じゃない。 けれどアニーと一緒に暮らすことに慣れてしまったこの身が、また一人に戻ることに違和感を感じてしまっているのも事実だった
ただいまと挨拶をして、おかえりと返ってこないだけでこれでは、これから先が思いやられるなあ、なんて
なんとなくリビングの静けさに耐えきれなくなって、聞く人なんて居ないのに気持ちが口をついて出てしまう
制服を適当にソファに引っ掛けてブラウスだけのラフな格好なんて、きっとアニーが見たら茶化しながらも叱ってくれるだろうけれど
今日から数日は誰からも咎められることはない。 誰も見咎めない。 誰も居ない
アニーは今頃何をしてるだろう。 一人で心細くなったりしないだろうか
いまの、自分みたいに
身軽な格好になってから、一人では大きすぎるソファに身を投げだしてみた
アニーと二人きりですら余ってしまう大きな革張りのソファは、一瞬ひんやりとした温度とキュ、という音を残して、それ以上何も言わずに俺を抱き留めてくれた
しばらくじっとしていると体温が移って居心地の良い温度になる。 ふかふかの程よい弾力と座面の傾斜が、抱き寄せるみたいに俺の小さくなった身体を抱えてくれた
そういえば夕飯がまだだけど… いいや、もう寝ちゃおう。 お風呂は朝に入ればいいし
自分に言って聞かせる声に自ら頷いて、猫のように丸くなって瞼を閉じる
毛布があれば最高だけれど… 身体は既に眠る準備を始めてしまっているみたいで、もう寝室に取りに行く気分ではなくなってしまっていた
自分でもわかるくらい、意識が微睡んでいくのがわかる。 もう、そういえば灯りをつけっぱなしだったなあ、なんていう思考も形にならずに霧散していく
寝るには少し早い時間だったけれど、俺はそのまま意識を手放して…
「……ふふ、寝顔は本当に可憐だな、仔猫ちゃん」
ちゅ、と。 頬に何かが触れてしまうくらいに接近されたことに、一切気付くことが出来なかった
「まったく。 アニーが居なくなった途端に粗相とは… やはり仔猫ちゃんに一人暮らしはまだ早かったかな?」
びっくりしてソファから起き上がった俺の前に、シャツとショートパンツというラフな出で立ちの美女が缶ビールを片手に立っていた
特徴的な赤い髪を適当に結い上げて肩にタオルを引っ掛けた完璧な休日スタイル…
マリルはいつの間にかアパートにやってきて、眠っている俺に構わず一風呂浴びて晩酌をしようというつもりのようだった
「少し用事があって顔を出したら、花の女子高生がブラウス一枚で眠ってるなんて美味し…面白い光景に出くわしたものでね」
今夜は仔猫ちゃんを肴に一杯やろうかなって。 なんて言いながら、マリルはテーブルにおつまみらしい、ちょっとした小鉢をいくつも並べだした
枝豆に、何かの和え物。 軟骨の揚げ物やスティックジャーキーなんてものもある
一通り並べ終えたマリルは私の隣にやってきて、上官の座る席を温めてくれたのだろう? ご苦労。 なんて、まるで仕事のときのように澄ました顔で言った
「レンは夕飯は食べたのか? …まさか、カップ麺じゃないだろうな?」
えっと、あの…
「なんだ図星か。 愛衣から聞いたが身長は伸びてないのに体重は増えてるそうじゃないか」
あ、あの! え、っと… 食べてないです
「…何故?」
スティックジャーキーを咥えながら夜景を眺めているマリルは、仕事の時とは違う声で問い掛けてくる
俺は… ただ、なんとなく。 そう答えて、マリルの隣でまた丸くなった。 頭のてっぺんの少し後ろのあたりを、マリルの太ももにくっつけて
それから、俺の返事に何も返さないマリルを見上げる
もしかして、心配して見に来てくれたんだろうか。 そんな言葉が胸に浮かぶ
この大人の女性は酷くドライで冷酷な判断もできるほんとうに大人のひとなのに、オフの時はまるで話に聞く家族みたいに… お姉ちゃんみたいに、悪戯ばかりをして俺を困らせてくる
そんな大人のひととあまり接した事が無いからだろう、ふざけているとき以外に… こうやって何も無くただ傍に居てくれるときに、俺はなんとなく、居づらいような
だけど傍には居て欲しいような… 判別のつかない色のような気分を持て余してしまう
「学校は楽しいか?」
ん… 楽しいよ。 アニーも居るし、友達も出来た
「…そうか」
そうか。 の声のあと。 僅かに口元が綻ぶのが見えた。 だけどすぐに缶ビールを煽って、すぐに元の表情に戻ってしまう
元の、きれいな横顔に。 多分誰に聞いても美人だという答えを聞けるだろうその横顔は、こちらをちらりともせずに
だけどすぐ隣でブラウス一枚で丸くなっている女子高生をだらしないと叱るようなこともせず。 ただ淡々と
小鉢に時々箸を伸ばして、缶ビールを煽る。 マリルはただそれだけの動作を繰り返す
その合間に学校でのことや先週の休日の話を問い掛け、最後はそうか、と。 少し満足そうな笑みを溢していた
こうして静かに二人きりの時間を過ごしたことは今までに無かった。 この体になってから目まぐるしく過ぎていった時間の間に、こんな穏やかなひとときを挟む余地なんて無かったから
…だから、こうしてそういう余地の時間を与えられてしまって、俺は持て余してしまったのかもしれない
そうしてそういった持て余したものをこの大人の女性はどうやってやり過ごすのか。 ただ、それが知りたかったのかもしれない
俺はなんとなく、押し付けた頭をグリグリと、髪が乱れるのも構わずに擦り付けてみた
もしかしたら単純に、構って欲しかったのかもしれない。 だっていつもは嫌ってほどに構ってくるくせに、静かに月夜を眺めている今夜は、指一本も触れてくれてない…
「…ん? 腹が減ったのか? 仕方のないやつだな仔猫ちゃんは」
…俺は仔猫ちゃんじゃないし
「まだ俺なんて言葉を使ってるのか。 ボーイッシュなのはギャップがあって好きなやつは居るだろうが、お前には似合わないぞ」
…わ、私は仔猫ちゃんじゃないよ。 ちゃんと男なんだから
「ん。 そっちのほうが似合ってる」
可愛いよ。 と、マリルはにやりと笑って乱暴に頭を撫でてくれた。 髪をくしゃくしゃにかき回すあたたかな手のひらを捕まえて、おれは…
…私は、もうやめて、と形ばかりの抵抗をしてみせる。 だってマリルのおおきな手には、力では敵わない。 無理矢理に頭を撫でられたら抵抗なんて出来るはずない
「仔猫ちゃんの髪は気持ちいいな。 きちんとブラッシングしているようで関心関心」
朝、眠い目をこすってブラッシングしている長い髪は、指を通すとするりと抵抗無く指の間を通り抜けて、その心地良い感触は密かな自慢でもあった
それをこんなふうに乱暴に堪能して… きっと今頃、さぞ意地の悪い笑顔を浮かべているに違い無い
髪をくしゃくしゃにしてくる手のひらを抑えようとしながら、私はまた、彼女のほうを見上げてみた
…でも、マリルは横顔のままだった。 手に持ったビールを煽りながら、変わらず夜空を眺めている
変わらない綺麗な横顔は、私の方を見てはいない。 それどころか、空になったらしい缶ビールをテーブルに置いて、冷蔵庫に新しいものを取りに席を立ってしまった
少し離れたキッチンから、ガチャリと冷蔵庫の開く音がする。 それから、何かのリズムを刻む鼻歌が私の耳に届いた
…ビールのほうがいいんだ
それは、意識をしてない心の声だったのかもしれない
自分にしか聞こえないくらいに小さなそれは、だけど一度胸の内に生まれてしまったら、もう消し去ることは出来なかった
ぎゅっと丸めた身体をさらに縮こませて、せめてこれ以上なにも溢れ出てしまわないようにすることしか、私には出来ない
丸めてしまえばソファの半分にも満たない、小さな身体。 こんな身体では、きっとマリルを引き止める力も無いだろう
私はきっと、彼女から見れば本当に仔猫のような存在なのだろう
今だって、きっと悪さをしていないか見に来ただけで、心配なんてしていないんだ。 だって、私の髪よりビールのほうがいいんだもの
私はテーブルの上に残された缶ビールの空き缶に視線を向ける。 表面に描かれた神様の笑顔が、今は私を嘲笑っているかのように見える
…こんなの、何がいいんだよ
手だけを伸ばして空き缶に触れたとき、ちゃぷん、と中身が波立つ音が聞こえた
中身は少しだけ残っている。 手繰り寄せて、ひとまず匂いを嗅いでみる
…あんまり好きにはなれそうもない匂い。 こんなのの何が良いんだろう。 匂いが悪いだけで鼻歌を歌うくらいに美味しいんだろうか
身体を仰向けにして、掲げるように缶を振ってみる。 やはり僅かな量ではあるけれど残っているらしい
美味しいのかな。 ふと浮かんだ好奇心は、私の胸の内のもやもやを餌に、中身を試してしまえという欲求に成長していく
私は両手で掲げるようにして缶を持ち、きっとこぼれ落ちてくるであろうそれを受け止めるよう、口を…
「悪戯好きの仔猫ちゃんだなレンちゃんは」
その中身を味わう前に、ひょいと缶を奪われてしまった
「お腹が減ってるんなら出前でも取るが?」
…いらない
「そうか… ならいいが」
空き缶を一度キッチンに片付けてからマリルが戻ってくる。 手にはやはり、新品の缶ビールがあった
「ほら、もうちょっと席を空けてくれ。 私は上官だぞ?」
……ふん
「…なんだ、急に」
…なんでもない、はやくビールでもなんでも飲んじゃえば?
「…ん?」
私はもうマリルの顔も見たくなくなって、ソファの背もたれに顔を向けて丸くなってしまうことにした
そんなにビールが好きならビールばっかり飲んでればいいんだ。 好きなだけ飲めばいい。 勝手にすればいい
心配して来てくれたわけじゃ無くて、ここにはただビールを飲みに来ただけなんだ。 そんなこと、私には最初から分かってたけど…
髪だって、褒めてくれたことに他意はない。 ただ手触りの良いものがあったから触れただけ
似合うと言ってくれたこの話し方も、ただ体裁が良いからさせているだけ
近くに居てくれたから 傍に居てくれたから 勘違いしてしまっただけ
マリルにとって 私はべつに なんでもないんだ
「…レン。 どうしたんだ?」
返事を返したくない。 声も聞きたくない
顔も合わせたくない。 髪に触れないで欲しい、頭を撫でないで
「…泣いてるのか?」
言われて、はっとする。 強く目を瞑っていたから
指でそっと瞼に触れると、あたたかな水滴が指先に乗っていた
何か、悲しかったのか。 それとも、悔しかったのか。 判然としない胸の内側はいつの間にか嵐のように荒れて、狂ってしまっていた
きっと、だからだ。 涙なんて溢れてしまったのは
きっとそのせいだ
きっとマリルのせいだ
きっとマリルがやってきたせい。 こうして傍に居てくれて、傍に居るのを許してくれるせいだ
いつもはひどいことを言うくせに、今日に限っては静かにしてるから、すこしだけ混乱してるんだ
いつもは恥ずかしい悪戯ばかりするくせに、今夜は寡黙で大人びた表情をするから、すこしだけ心が乱されただけ
家族がいたら、こんな感じなのかな。 なんて そんな勘違いをしてしまったのも みんな
「レン」
名前を呼ばれる。 マリルがつけてくれた名前 可憐だからと安易に決められたそれは、いつの間にか私の心にぴったりと違和感無く収まってしまっている
名前を呼ばれて一瞬身体が跳ねた気がするのは、胸の内側がびっくりしたみたいに大きく跳ねたから
オフのときとは違う声。 真剣なときの声色に、私は抗い難い強制力のようなものを感じて、身体を起こしてマリルと向き合う
「何か辛いことがあったのか?」
マリルは私に向き合うようにソファに座って、真剣な眼差しで私を見ている
表情は、よくわからない… なんだかほんのりと赤い気がするのは、きっとお酒を飲んでいたからだろう
「……本当は学校で虐められているのか?」
私の眼尻を指先でそっと拭いながらも、きっとやっかみだろう、とか。 レンは可愛いからな、とか
そんな的外れのことを、マリルは私にやさしく囁く
私は… そんなことはないと心の中で呟くだけで、それを音にはしなかった
滅茶苦茶になった心の中のままに、ただマリルのことを見詰め続けることしかできなくなった私に、マリルは
「…心配だったから。 やはり見に来て正解だったな」
そう言って、私のことを抱き寄せた。 小さな仔猫のように座り込む私を、マリルはひょいと軽々抱き上げて… それから、膝の上に座らせてくれる
「もう学校には行きたくない?」
その問い掛けに、私は首を横に振って背後のマリルに答える
「ふふ… 偉いな、レンちゃんは」
後ろから耳元で囁かれて、一瞬、背筋を何かが走る
それにつられてぴくんと背が跳ねてしまったのを、マリルは見逃してはくれなかった
「おや? ああそうかレンちゃんは敏感だったね。 ……可愛いよ、レン」
背後から腰のあたりを抱きすくめられて、私は僅かに拒絶の声をあげそうになる
だけど… 後ろを振り返ると、マリルが私を見詰めていた。 オフのときとも、仕事のときとも当然違う。 初めて見る表情で
その表情を見て、私は… よくはわからないけれど、なぜか無意識にマリルのことを呼んでいた
初めは、掠れるような小さな声で
段々と、きっとマリルにも聞こえてしまう大きさに
マリルはその間、私に名前を呼ばれるたび、私の首やブラウスの肌蹴た肩口に唇で触れてくれる
最初は触れるだけだった行為が段々と音を立てて吸い、啄むようにエスカレートしていくその感触に併せて
胸の内側が満たされるような心地よさでいっぱいになっていく
いつしか、私はマリルの膝の上にまたがって、マリルと向かい合わせに口付けを交わし合っていた
背の高いマリルを見下ろすようにキスをすることなんて、普段は絶対に出来ないその光景に、余計に気持ちが昂ぶっていく
私を心配して来てくれたマリル。 それとなく学校のことを気にしてくれたり、女の子のことを… 悪戯しながらだけれど… 教えてくれる、優しいひと
今も、触れるだけのキスでは物足りなくなってしまった私に、舌を出してごらん? って、彼女は悪戯っぽく笑う
けれど、そうした私の舌を彼女は優しく吸って、あたたかくてぬめるその内側へと私を招き入れ、舌の裏側あたりをゆったりとした動きで愛撫してくれた
くすぐったさに似たその感覚は私の背筋から力を奪ってしまって
私は彼女の肩に手をついて、彼女が満足するまでずっと、この快楽に耐えることしかできなくなる
「レンちゃんの唾液は甘いね。 女子高生って感じ」
マリルのはへんな味がする… なんていうか、ちょっとにがい?
「おいおい… ちゃんと歯は磨いてるぞ?」
ん… でも
「……ん?」
これが、マリルのあじ… なんだね。 …っふふ、へんなあじ!
「…」
はた、と動きが止まるマリル。 …へんな味、なんて言って怒ったのかな。 私は、だけど好きだよ、と。 固まったままのマリルをまっすぐに見て囁いた
悪戯ばっかりで、ビールばっかり飲んで。 だけど本当に助けて欲しいとき、貴女は傍に居てくれた
家族ってこういう感じだったかな。 なんて、ずいぶん遠くに置き忘れたあたたかなものを思い出すみたいに、今も私を見上げる貴女に、今度は私からキスをする
「っ…ん…… ちゅ」
マリルみたいに上手には出来なくて、真似をしてマリルの唇に自分を重ねて、艷やかに濡れたそれをぺろりと舐める
まだ、舌を入れるのは恥ずかしいから… だから、できる限りに。 マリルがしてくれたことを、自分なりにマリルにもしてあげたいと思った
だから、唇にも、私を見上げるその表情にも。 薄く染まるほっぺたにも、いい香りのする前髪を鼻先でかき分け、おでこにも
仔猫が親猫にするみたいに、傾けられた愛情をそっくりとおかえしをするみたいに、気持ちを込めて唇で触れて、舌で撫でる
こういうとき、どうするのが正しいのか。 私にはわからない
だけど、今私の胸を満たすこの気持ちが駆り立てるままに触れるこの行為は、マリルにとっては好いもののようだった
くすぐったいよ、とか言いながら私を抱き寄せる腕はいつの間にか着崩したブラウスの内側に差し入れられて、そこにあった薄布の役目を終えさせてしまった
最近は慣れてきたブラの締め付けから開放されてか。 それともマリルがこの拙いふれ合いの先を求めていることをなんとなく察してしまったからか
私ははっと、静かに息を呑んでマリルを見た
「…レン」
幸せそうな笑顔で私を呼ぶ貴女に、私はなんて返しただろう。 すっかりふやふやにふやけた頭は、それより先のことをきちんと記憶してくれなかった
だけど、少しもいやなことは無かった。 そのことだけは、きちんと体が覚えている
うっすらと夜空が白むころ、私はソファの上にしつらえられた、かりそめの寝床から一人で起き出した。 身体を起こして、ブランケットの代わりに掛けられたブラウスと、マリルの腕が背中を滑り落ちていく
ふと身体を眺めると、私は一糸もまとわぬ姿で眠っていたらしかった。 その原因たる赤い髪の美女は、私と同じく一糸もまとわぬ姿で寄り添い、静かに寝息を立てている
…マリル
起こさないよう密かに名前を呼んで、私はまた、静かに寝床へと戻っていった
恐ろしくも優しいこの赤い髪の親猫のぬくもりが恋しくてその内側へと潜り込むと、マリルは寝返りをうつように私を抱き寄せて額にそっと唇を寄せる
「ずっと傍にいろ」
ふと囁かれたその言葉に、仔猫のような鳴き声で返して
ふふ、と微笑む貴女の腕の中で、私はしあわせな仔猫の夢のつづきを見る
にゅくらふぁ!
「あら、あなたも呼ばれていたんですね」
「なんであんたがここにいるのよ」
私の顔を見るなり、心底嫌そうな顔を見せる野菜色の服の相手に、内心でため息を漏らす。
「もちろん、SIDの捜査官として呼ばれたのですが。 そんなことも見てわからないのですか?」
「てっきりマフィアの娘が盗みでも働きに来たのかと思っただけよ。 それともその黒い手にはもっと汚い仕事の方がお似合いかしら?」
嘲笑うように頬をつり上げる相手に、こめかみがピクリとひきつる。
生い立ちから境遇から、何もかもが相反する人間が鉢合わせれば、どうあっても不快な結果にしかならないのはわかりきっているが、それでもこのまま退室してしまう訳にもいかない。
「今日はレンちゃんと同じお仕事と聞いていたのですが、長官もまだ来ませんし」
SID本社のビルの一室で、この相手と二人きりと言うのは奇妙な状況だが、決して快い状況ではなく、それはあちらも同じだろう。
「女装癖との任務と聞いてたのに、まさか騙したわけじゃないわよね」
それが私に向けた言葉ではないことはわかっていても、聞き捨てならない単語につい言葉を返してしまった。
「あなたまだその呼び方をしているんですね、レンちゃんに失礼ですし、それに本人も不快に思っているでしょうからやめた方がいいですよ」
「はぁ? あいつは一度も嫌だって言ったことがないわよ。 あんたが勝手にそう思っているだけでしょう?」
相手の口から出る勝手な言い分に更に不快感を覚え、反論をしようと口を開く。
その瞬間に、耳をつんざくけたたましいサイレンの音が室内に響いた。
『異質物の収容作業中に問題が発生しました、職員は規定のマニュアルにしたがって行動を開始してください』
流れるアナウンスを聞き終わる前に動き出す。
三級捜査員がするべきことは避難ののち状況を確認。 必要があれば上官の指示に従って対処を行う。
それは同室でアナウンスを聞いていた相手も同様で、ふたりほぼ同時に部屋のドアを飛び出して、……目を見開いた。
「は?」
と声を漏らしたのはどちらだっただろうか、ドアの外に続くべき廊下がそこにはなく、視界に映る小さな一室の壁に動きが止まる。
あり得ない状況に、出すべき結論はひとつ。
しかその結論は置いて、まず状況に対処するべく素早く振り向く。
そこには閉めたはずのないドアが閉まった状態で在り、やはりドアノブは捻ろうとしても微動だにしない。
「もしかして、あなたの仕業ですか?」
「はあ? それを言うならあんたの仕業じゃないの」
深く息を吐く。
もちろんそうでないことはわかっていても、確認せずにいられなかった。
もしお互いの仕業でないとするなら、これがとても厄介な状況に陥ったということ確定してしまう。
異質物……。
信じたくはない現実に、それでも行動を開始する。
まず、するべきはこの状況を作り出した異質物の特定。
しかしこんな現象を引き起こす異質物に心当たりはなく、それはあちらも同じだろう。
本来ならば、解決のためにお互いの考えをすり合わせ、意見を交換するべきなのだろうが、この状況に陥ってもなお、そうする気にはなれなかった。
その事実から目を逸らすように、別の解決策を求めて部屋に視線を巡らせる。
閉じ込められた部屋はさほど広くなく、四角く区切られた白い壁には窓のひとつもついてはいない。
内装はテーブルがひとつとベッドがひとつ。他には何もなくまるでまだ誰とも契約していないアパートメントの一室を思わせた。
テーブルの上には紙切れが一枚、これ見よがし置いてあるそれがこの状況の鍵であると確信しつつ、同じ結論に達した野菜色の服の女と並んで一歩ずつ近付く。
「これは……」
書いてある文字の羅列と微か感じる魔力。 それは間違いなく魔導書の一ページだった。
これが危険な魔導書なら不用意に読もうとするのは得策ではない。
悪意をもって書かれたものならば、精神に悪影響をもたらす可能性も十分に考えられる。
それでも解決策がないこの状況で、テーブルの向かいから用紙を覗き混んでいる相手に解読を任せるなんてことが出来るわけがないのだから、他に選択肢はなかった。
覚悟を決めて細心の注意を払いながら、意識を集中して文字を読み取る。
そこには、脳に染み込み、直接語りかけてくる文字でこう書いてあった。
『セックスしないと出られない部屋』
(つづく)
貴女に捧ぐ
べつに、俺はメイド服を気に入っている訳じゃない。 マリルが着て欲しいって言うから、仕方無く着ているだけ
大きな姿見の鏡の前でツインテールに髪を結い上げながら、もう幾度も繰り返した言葉をもう一度、まるで自分に言い聞かせるみたいに呟いた
マリルに言い渡された重要ミッションと言う名のメイド喫茶のアルバイトも含めて何度も袖を通したメイド服は、もはやガーターベルトの付け方に迷うことも無いほどに着慣れてしまっている
…マリルが着て欲しいって言うから。 だから着てるだけなんだ。 マリルが着て欲しいなんて言わなかったら、こんなもの…
自動的に口をついて出てしまう台詞を聞きながら、やけに短いスカートの端を摘んで鏡の向こうの自分へ頭を垂れる
おかえりなさいませ。 ご主人様
あれほどそう口にすることすら恥ずかしがっていた台詞も、マリルと愛衣に盗み見られていたときよりも羞恥心が煽られることはなくなったように感じてしまう
それもこれも、マリルのせいだ… マリルが、こんな格好をして欲しいなんて言うからだ…
鏡で衣装の細部を確認しながら、俺はマリルの顔を思い浮かべる。 あの、自身に満ち溢れた綺麗な横顔を
SIDの制服に身を包んだ姿は精悍で、凛々しさすら感じる立ち居振る舞いは、多分俺以外のひとが見ても、美しいひとだと感じるだろう
それ以外でも、あの発電所の事件のとき、助けに来てくれたマリルの雄々しさすら感じる姿を目にして、こっそりと見惚れてしまっていたのは自分だけの秘密
そういう格好の良いところが沢山あるのに、だ。 それ以外のときは気安くて、スキンシップが多くて、悪戯ばかりして…… 正直、どうしたらいいのか分からなくなる
いつも顔を合わせると冗談めかして言う、”可愛い”とか
このメイド服を見たときだって、”似合ってる”とか
ふにゃって感じに笑いながら言うときのマリルを見ると、何ていうか。 心がザワザワするというか、おなかの下のほうがムズムズするというか。よくわからない心地になる
嫌、では無い。 それに、居場所を作ってくれたマリルが嬉しいのなら、この気持ちを我慢することに一切苦痛を感じないので、今夜も俺はメイド服に身を包みマリルの帰りを待っている
「…帰ったぞ、レン」
ふと、玄関の扉をノックする音と、マリルの声が聞こえた
聞き間違えたりはしない。 よく通る声だし、聞き慣れた上司の声だ。 間違えたりしたらどんな恥ずかしい罰が待っているかわからない
俺は室内履きのスリッパの音が聞き苦しくない程度の小走りで、玄関へと急いだ
玄関は最新式のカードキーによる非接触認証で、いちいち鍵を捻らなくてもロックは解除される贅沢な仕組みになっている
だというのに、マリルは俺に玄関を開けるよう厳命して、それから…
…おかえりなさいませ。 ご主人様
そう、恭しくお辞儀をして、メイド喫茶でバイトをしているときのように出迎えるように、と。 上司の権限を行使してまで命令をしてきたのだ
慣れたとはいえ恥ずかしいそれを、強制とはいえしなければならない精神的苦痛と引き換えのお小遣いアップが無ければ、こんなふうにお出迎えなんて絶対にしないと思う
だけど今はアニーやイルカ、それに学校の友達と充実した日々を送るために財源の確保は急務であり、そういう意味でもいまは仕方ない、我慢のときなのだ
「…やっぱり可愛いな。 よく似合ってるよ、レン」
俺がお辞儀を終えて顔をあげると、いつの間にかすぐ傍に寄って来たマリルの顔が目の前にあった
整った顔立ちは、今は仕事のときとは違う表情を浮かべて俺の表情を覗き込む
「メイクも慣れたものだ。 愛衣も教え甲斐があると褒めていたよ」
そ、そんなこといわれても嬉しくないし…
「順調に女子高生に育っているようで関心関心」
ほんとうはこんなの嫌なんだからな?! メイクだって、ある程度はしないと学校で浮いちゃうからしてるだけだし
「ベースが良いんだ。 上達して悪いことは無いだろう?」
レンはかわいいからな そう言って、マリルは俺を抱き寄せる
決して無理矢理ではない。 だけど抗うことを許してくれない
これは、そういう抱擁だった
マリルはいつも出迎えに出てきた俺を、こうしてぬいぐるみでも抱くみたいに、頬を寄せて抱きしめてくる
いつものラフな白衣のときでも。 スーツ姿のときでも。 SID長官のシワを付けたら怒られそうな、豪奢な制服のときでもそうだ
きっと悪戯の一環なのだろうけれど。 マリルはいつも俺を抱き寄せて、それから言うんだ
「お前は私の物だ。 レン」
自分の人権を放棄した覚えは無いのだけれど、そう呟くマリルの表情はいつも穏やかで、幸せそうだったから
だから、いつも言おうと思って準備をした不平不満の数々は、いつまでも喉より先へと顔をだすことが出来ないでいた
…ご主人様、そろそろこの格好も辛いんですが?
「……ああ。 なんだ、レンちゃんは上司の大切な憩いの時間を奪いたいのか?」
毎日毎日やってるんだからそろそろ飽きてきただろ? 俺なんて抱きしめたってなんにも面白く無いだろうし
「何を言う。 こんなに可愛いメイドさんが毎日毎日飽きもせず完璧な衣装でノリノリの出迎えをしてくれたら、こうしたくもなる」
な、何言ってるんだよ! こんな格好したくないしべつにノリノリでなんて…
「衣装もやはり似合ってるよ。 お前の赤い髪と青いリボンの色合いもいいし、フリルたっぷりのメイド服も可憐だし…」
ごそごそと背中のあたりをマリルが弄っているのが分かる。 もう玄関の内側とはいえ扉一枚隔てた向こう側は外の世界だ
めったに人が通らないとはいえ、こんなところで何かを始めようだなんてそんなこと、ぜったいにだめ…
「……なんて、ね。 玄関先でナニをされると思ったのかな? この可愛いメイドさんは」
あ…
「…ん?」
…身体が離れていく。 そう思った瞬間、意識せずに声が出ていた
理由はわからない。 咄嗟の事だったから
マリルは一瞬呆気にとられたような、なにかに驚いているような顔をして、俺のことを見下ろしている
だけどすぐに表情を緩めて
「…なんだ、寂しかったのか」
そんなことを呟いて、また。 咄嗟に出た声の理由を探す俺のことを、優しく抱き締めた
今度はすこしきつめに、だけど苦しくはならない程度の力で
メイドさんは甘えん坊で可愛いね。 なんて、意味のわからないことを、本当に幸せそうにに呟いて
「レンが満足するまでこうしていよう」
だったら早く離して。 頭の中だけで呟かれた言葉は音にならずに何処かへと消えた
恐る恐るマリルの背に回した手は、拒絶される事無くマリルと俺の距離を縮めてしまう
「お風呂に入ったのか? いい香りがするな」
そう耳元で囁かれぎくりと背を跳ねさせた俺を、マリルはそっと廊下に横たえる
いつの間にか、背に結んだエプロンドレスの紐は解かれていた
だから、マリルの魔の手から俺を守ってくれる薄布はハイウェストのスカートとブラウスだけ
たったそれだけの心許無い防壁は、やはり
見下ろしながら優しく笑みを降らせるマリルの細くて長い指先の前には、何の役にも立たなかった
「それなら夕食より先にメイドさんを頂こうかな」
マリルは空いた方の手で自らの襟元をくつろげると、抵抗の意思を失った… いや、きっと始めからそんなものの無い俺の唇にそっと彼女を重ねる
鮮やかなリップが思いの外あたたかくて、心地良くて… 溜息みたいな甘い声が、意識せずに口から溢れる
「制服をシワにしたら怒られるかな」
口吻ですっかりふやふやになった俺との間に少し隙間を作って、マリルはそんな言葉で俺の唇を撫でる
替えは何着か貰ってるから そう、息も絶え絶えになんとか伝え終わる前に、また俺の唇は言葉ごとマリルにぱくりと飲み込まれてしまった
スカートを止めていたボタンも、ホックも。 ブラウスの前は盛大に開け放たれて、その内側の下着を飾る装飾みたいになってしまっている
マリルはそんな俺の姿がいたく気に入ったようだった
綺麗だよ。 なんて、あの整った美貌で囁くように告げられれば、おなかの奥底がずくりと疼くような気がして、僅かに背を震わせてしまう
「…ベッドに行くか?」
…いきたい。 キスだけじゃたりない。 もっとたくさん、たくさん触れて欲しい
そんな俺の願望を知っているのか。 胸の内側に渦巻くものをその外側から刺激して、それの輪郭をはっきりと俺に感じさせるように、マリルは俺の身体を弄んだ
きっと今口を開いたら、マリルの誘いを断れない。 きっと、信じられないくらいに恥ずかしい言葉でマリルを求めてしまうのは分かってる
マリルもそれを分かっているから、さっきからずっと俺の脇腹とか、太股の内側を撫で擦るように触れて、ふやふやにふやけきった思考を掻き混ぜてしまう
「……それとも、一度此処で…?」
今まで明確に触れてこなかったのに、するりとスカートに手を忍び込ませたマリルは、すっかり駄目になった下着の上から俺を指先で撫でる
それから、下着のレース越しに指先で、滴るくらいになった其処を捏ね上げて、俺から意志の力を奪っていった
口では優しい言葉を並べて、身体はじくじくと疼く熱に油を注いで火に掛け続けるこの触れ合いに終わりが近づく
波が引いては寄せるような感覚が強くなって、自然と呼吸は早く、浅くなっていく
視界がチカチカと光をはらんで、マリルの顔がよく見えない
マリル と、胸に浮かんだ一抹の不安のようなものが、彼女の名前を俺に呼ばせた
「レン」
ふと、額にキスをして笑う貴女に名前を呼ばれて、ひとつ、大きく心臓が動いた
それが引き金になったらしい、抑えられなくなった感覚の波が一際大きく俺を飲み込んで
幸せそうに微笑む貴女ごと、俺の意識を白い光で包んでしまった
「……ああ、いいや。 悪かったよ、レン」
ごうんごうんと盛大に回る洗濯機の前で、俺は腕を組んで仁王のように立つ
マリルは俺と同じく寝間着姿で、怒っていますと態度でアピールする俺を後ろから抱きしめてくる
「用意しててくれたんだな、夕飯」
…だって、マリルが早く帰ってくるって言うから…
「あの焦げた鍋の中身… 今夜はカレーだったのかな?」
もうただの焦げた何かだし、火に掛けたままだった俺も悪かったし…
「レンが作ってくれた夕飯。 楽しみだったんだがな」
少し残念そうな顔をしているが、あれからリビングに運ばれて… さらにベッドの上で… と、幾度も俺をだめにしたのはマリルである
「レンが誘ってくるから仕方なかった」
などと供述しているが反省の色は見られない。 マリルは同じシャンプーの香りがする身体を寄せて、こんなに可愛いメイドさんが居たらこうもなろう… なんて独りごちる始末だ
それならもう来ないから。 俺を抱く大きな手を取ってその甲をちくりと抓りながら、俺は背後のマリルを見上げた
今度駄目にしたら、次はもう許さないからね。 と、何故かふふと笑う彼女にしっかりと言葉を繰り返した
「それじゃあ、明日もメイドさんのお出迎えを期待しても良さそうだな」
本当に幸せそうに笑う貴女の腕に抱かれたまま、俺はその笑顔に出来うる限りに精一杯の悪態を捧げた
本スレで出てた怪文書をまとめました☆
目についたものを片っ端から集めたよ☆正直頭おかしくなるかと思った☆
何か不都合があれば遠慮なく消してね☆
「お前は男に戻るつもりなんだろ?じゃあ前は触らない方がいいよな~?」とマリル姉にお尻や乳首を開発されるもわざとらしく寸止めされて
男だったらすぐイけたのに余韻だけが残りただ悶々とした日々を過ごし
1ヶ月くらい我慢したけどもう我慢出来ず「お願い……します……イかせてくれ……マリル姉…イかせて………ください……」とぐしゃぐしゃに濡れたパンツを脱ぎながらマリル姉の前でスカートたくしあげるレンちゃんなんてそんな……
>マリルは凄い暴力的なプレイしそうで恐ろしい
>私が気持ちいいんだからレンちゃんも気持ちいいだろう?とか言ってきそう
優しいプレイで徹底的に開発してから突然暴力的なプレイを始めて
レンちゃんは怖がるし嫌がるけどめちゃくちゃ感じてすぐにイッちゃってパニックになるのいいよね
パニクってる間にも何回もイッちゃって頭も体もトロトロになってマリル姉のなすがままになるんだよね
いやぁ❤って言ったら急に嫌ならやめようって手を止めるから頭ぐちゃぐちゃになって自分からメス奴隷宣言しておねだりしちゃうんだ
その後はもう戻ってこれなくなっちゃうほどイキ続けて終わった後
お前は私のものなんだぞって耳元で囁かれるだけで体が悦びで震えてまたイッちゃうんだよね
>今日もするのか…?って上目遣いで言ってほしい
アパートにマリルと二人きりメイド服を着せられたレンちゃんは無言で抱きしめてくるマリルに最初緊張と少しの怖さを感じたもののマリルがもう少しだけこうさせてくれとレンちゃんが苦しくならない程度の力で抱き寄せ不安そうに見上げるレンちゃんの額に唇で触れるだけで何もしないことにうっすらとした恐怖が徐々に不満と渇望にすり替わっていきマリルがもういいよありがとうとその腕を緩めたそのときレンちゃんが離れようとするマリルの手をとって意を決して上目遣いに告げるんですね分かります
マリル姉に好意を持つんだけど自分の感情は男女のだと温度差みたいのを感じてスキンシップの度に悶々と悩み続けて欲しいよね
いつもの壁ドンされた時に背伸びしてレンちゃんからキスをするんだ 驚くマリル姉にその勢いのまま整理出来てない感情を赤裸々に話すんだけど自分でもわからないまま泣きながらになってしまい不安からしがみついたまま嫌わないでと懇願するレンちゃんを抱き直してベッドでもう一度重なりあうのがお似合いだよ
レンちゃんは魔女に百合乱暴されて欲しい
その後自分の部屋で乱れた自分の格好と百合乱暴されてたのに感じて乱れて雌の声を出してた自分を思い出して泣いちゃうんだ
そして泣いてるところをマリル姉に見られて慰められるんだよね
泣いてるレンちゃんの背中を擦ってたマリル姉の手が気付いたら腰をホールドしてて涙目上目遣いで顔を上げたレンちゃんはいつの間にかマリル姉と前髪が触れ合うくらい近づいてる事に気づいて
そのまま誘われるようにキスしてトロトロのメス顔にされちゃうんだ
その後いつもは激しく犯すのに今日に限って優しく愛でるように隅々まで愛撫されて簡単に何度もイッちゃうんだ
そうやってイクたびにマリル姉は耳元で「愛してるよ」とか「私のかわいいレン」とか優しく蠱惑的に囁いてその声でも甘イキしちゃう
その後もレンちゃんは優しく何度も何度もイカされてなにも考えられないくらいトロトロの快感の中で眠る
着実に自分のものになっていくレンちゃんを見てマリルの口元には笑みが浮かんでいるマリルルートいいよね…
レンちゃんがチョコを作ってるという情報で魔女たちに動揺が走る
誰に渡すかというので皆自分だと主張し諍いになりかけるけどその中で誰かが「あげる前に百合乱暴すれば…」って呟き喧騒が止まって一気に連携の取れた行動をする
そしてレンちゃんがチョコを作り終えて出てきたところを集団百合乱暴で滅茶苦茶に犯してホワイトチョコまみれにして欲しい
乱暴されたのにチョコよりも甘い快感を得てしまった自分を恥じながらチョコをキュって抱きしめて泣いて欲しい
そしたらマリルが来て深くは問わず自室でレンちゃんを綺麗にしてあげるんだ
自分は内心上気し肌に赤みがさし体が火照ってる湯上がりレンちゃんにムラムラしつつレンちゃんを落ち着かせて話を聞いてあげようとするんだけどレンちゃんは優しすぎるから言ったら最悪魔女たちが処分されてしまうんじゃないか?とか考えちゃってなにも言えないんだ
無言のままのレンちゃんを見て大切そうに持ってた包はなんだい?ってマリルが聞くとレンちゃんは一気に顔を真っ赤にしてしどろもどろになっちゃうんけど包を手にとって恥ずかしげにもじもじしながらマリルに差し出す
マリルは受け取ったあと大切そうに包を撫でて今まで見たこともない優しい笑顔で「ありがとう」って言うんだ
それを見たレンちゃんはまた泣き始めちゃうけどマリルがその涙を拭って百合乱暴されたことなんて忘れるくらい優しく甘い時間がはじまりレンちゃんはマリルという底なし沼にハマっていくマリレンいいよね…
家族の愛情に憧れるレンちゃんを優しく自分の掌の上に墜とすのいいよね
アパートに顔を出すとなんで来たんだよって悪態をつきながらマリルの手をとって嬉しそうに手を引くレンちゃんの笑顔に愛情の刷り込みが順調に進んでいる事を内心笑みを浮かべながら今晩はカレーを作ったからマリルも食べていくよね?って当然のように用意されてる夕食のお礼にそっと抱き寄せて頬に口付けをするマリルと文句を言いながら満更でもなさそうにはにかむレンちゃん怪文書ください
マリル姉になってレンちゃんを愛で回したい
レンちゃんはレンちゃんで俺は男だぞって嫌がるんだけどそれまで孤児で甘えることも出来なかったレンちゃんにとってもマリル姉は歳の離れたお姉さんのようなむしろもっと潜在的には母の温もりを求め始めていてマリル姉と同じベッドで眠りにつくと児童のような安らいだ顔で眠っているんだそれを見守りながらおやすみのキスをレンちゃんにしてあげたい
けどレンちゃんの甘えは段々とエスカレートしてきてマリル姉に母である象徴たる乳房を求めてくるマリル姉としてレンちゃんおっぱいを吸わせてあげるんだけど少しずつ吐息が淫れるマリル姉に欲情したレンちゃんは
レンちゃんは男の子だって言うくせに行動も服装も女の子だし
お前に似合うと思ったんだって定期的に服を差し入れしてくるマリル姉にそんなの絶対着ないからなって反抗するレンちゃんもそうか…って珍しく残念そうにするマリル姉の姿に罪悪感が芽生えてごめんでもこういう可愛いのは恥ずかしいよって顔を真っ赤にしてそっぽを向くレンちゃんにそんなこと無い似合うよって壁際に立つレンちゃんに覆い被さるように寄り添ってそれならせめて一度だけでいい着て見せてくれないかって囁くマリル姉の吐息に耳を撫でられ無意識にはい…って答えちゃうレンちゃんの可愛いプライベートストリップショーを例の表情で眺めるマリルだったが…
レンちゃんのご飯には毎日媚薬が混ざってる
微量で遅効性だから夜が更けてくるとなんだかムラムラするってくらいだけど女の子の体じゃ情欲の抑え方がわからなくて結局たどたどしいオナニーちゃうんだ
でもそんな程度じゃ全然満足できなくてでも媚薬は毎日のご飯に混入されてるからどんどん情欲は増して自分じゃどうしようもならないんだ
そのせいで仕草や表情が加速度的に雌になっていって魔女たちの百合乱暴欲も刺激されてるんだよね
レンちゃんもそういう目で見られてることをわかっていてもし滅茶苦茶にされたら…なんて期待する自分に愕然とするけど考えるだけで子宮がきゅんきゅんしちゃうんだ
そうして結局マリル姉に頼って縋り付くけど「どうしてほしいんだい?」って耳元で囁かれるだけで甘イキしちゃって
マリルに見られながら雌として相手を誘う恥ずかしい言葉を口にするだけでイッちゃうんだよね
その後は別室に連れて行かれてマリルに快楽の底に連れて行かれちゃうんだ
目の前で次々倒れていく仲間たちに気が動転して射線に飛び出し仲間に庇われるもその仲間はお礼を言う前に絶命してて脳ダイブマシンの保護装置で現実に戻されたレンちゃんがマリル姉にみんなが俺のせいで…とかごめんなさい…って謝り続けるだけになっちゃったレンちゃんは心の傷が癒えるまで新豊洲とは別のアパートに囲われて数ヶ月マリル姉にだけは笑顔を見せるようになるハッピーエンドのシナリオはまだですか
逆に全てを終らせるためにレンちゃんが犠牲になりレンちゃんを看取る中始めてレンちゃんに涙を見せたマリル姉が愛してるよって最初で最後の告白するのいいよね
その後は口では実験対象が居なくなっただけだとか冷たい態度で気にしてないふりするからmayちゃんにビンタされて少しくらい本音いいなよとか怒られるんだけどそれでも冷たい態度を崩さないんだよね
でもmayちゃんやアニーからすれば増えたお酒の量や無理に仕事量増やしてボロボロになる姿から無理してるのはお見通しなんだ
それで事後処理の全てを終えたあと自分が一番信頼する部下に長官の座を譲って研究職一筋になっちゃうんだよね
アニーとかイルカちゃんがお見舞いに来ようとするんだけど玄関のモニターにマリル以外の人影が映るとあのときの光景がフラッシュバックしちゃってその日はマリルに抱きしめてもらわないと満足に眠る事も出来なくなっちゃってるレンちゃんを助けてあげられるのはマリル姉だけだからね
抱きしめてあげながら、皆はお前のことを責めているけれど私だけはお前の味方だよって優しく抱きしめてくれるマリル姉のお陰でレンちゃんはマリル姉の為だけに生きる可愛いいきものに生まれ変わってしあわせにくらしました
っていうハッピーエンドいいよね
個人的にはマリレン死別はとてもいいと思うんですよね
上官としてもはや手遅れであろうレンちゃんの死の恐怖を和らげてあげなきゃいけないのに出てくるのはレンちゃんを失いたくないいなくならないでくれという自分でも驚くような言葉ばかり
そんなマリル姉に弱レンちゃんはマリル姉の頬に手を添えて「初めて…マリルを泣かせられた」と弱々しくも優しい笑顔で答えたあとごめんなと一言呟いて
玄関にマリル姉だけしか居ない時だけレンちゃんはお出迎えをしておかえりなさいマリル姉さま、って少し幼児退行しちゃってるけれどあの頃と変わらない可憐な笑顔でマリル姉を迎えるんだ
家事はそれなりに出来るし食事も作れるけどマリル姉から食べさせてもらわないと食事を一切摂らないように躾けられてて雛鳥みたいにマリル姉から口移しで食べ物を貰わないと喉を通らないようになってるレンちゃんはマリル姉が嬉しそうに微笑んでくれるからそれでもしあわせなのでハッピーエンドなんですよねわかります
レンちゃんから分離したロスゴールドが世界滅ぼそうとして大変だーみたいになってなんやかんやで大怪我したマリル姉を介抱するレンちゃんいいですよね
でも泣きながら心配するレンちゃんと違ってマリル姉は「こんな事で私が死ぬわけ無いだろう?」とか青い顔しつつも不敵に笑うんだ
それに愛衣に開発してもらった異質物応用緊急手当装置があるから大丈夫だって言ってレンちゃんもホッとするんだ
そしてレンちゃんを最後の戦いに送り出すんだ
本当はお腹の3分の2くらいが消し飛んでてコートで隠してるだけで緊急手当装置だろうと回復魔法だろうと助かるわけないんだけどレンちゃんの戦いへの決意を曲げないためには嘘をつくのも仕方ないよね
レンちゃんへ最後に愛を伝えて死ねば純粋なレンちゃんは一生マリル姉に囚われてマリル姉のもので居続けるだろうと考えたけどレンちゃんが愛おしいがゆえそれが出来なかったのいいよね
マリル姉は彼女を信じて戦いへ向かうレンちゃんの背中を見ながら微笑んで目を閉じるんだ
因みに死体は戦いの余波で崩壊した建物に巻き込まれて行方不明になるのでレンちゃんは自分の両親のようにもしかしたら生きてるかもしれないという願望を抱きながら生きていくことになるけどいいよね
おい...!マリル姉!何だよあの1番下のSOZAI!!
好きなの置いていいって聞いたから俺スクルドのSOZAIいっぱい置いたのにさ......こんないつ撮ったんだよ......俺何だか女の子みたいな顔になっちゃってるじゃないか
えっ?お前は女の子だろって?オイラは女の子じゃねぇ!って......何か言葉が汚くなちゃった...ってマリル姉何だよ人の顔ジロジロ見てさ...えっ同じこともう一度やったらレンちゃんはどんな顔するんだろうな~~ってやめろ~!!マリル姉ただでさえ美人なのにそんなに顔を近づけられたら......ちょっとマリル姉?いつ止めるんだよそのまま近づかれたら俺のほっぺた...あっ
チュッ
マリルは飴と鞭の使い分けが凄い上手そう
イベント終了後に抱きよせてよく頑張ったなって耳元でイケボで囁いてレンちゃんのおでことほっぺたにキスして次のご褒美は口だから頑張ってくれよって言ってどっか行きそう
レンちゃんはクソザコ敏感ウーマンなのでほっぺちゅーと耳元囁きの多幸感と抱きしめられた事による肉体的接触によって甘イキしてパンツぐしょぐしょにする
真っ白になった頭で次も頑張ろうって決意するのがレンちゃん
レンちゃんに催眠音声聞かせたい
はぁ~~?俺様が催眠音声~~?とかぐちぐち言うんだけど簡単にマリルの口車に乗せられちゃうレンちゃん
いざ聞いてみたら開始数秒でトリップしちゃって流石のマリルも予想外
でもこれはある種好都合なんじゃないかと自身の声とそっくりな催眠音声をレンちゃんに聞かせるマリル
マリルとよく似た声質の催眠音声をどんどんマリル本人がレンちゃんの為に収録した催眠音声とすり替えられていくのにレンちゃんは気が付くことが無い
ちょっとずつ頭の中がマリルの声でいっぱいになっていって最終的にはマリルの言葉一つで無限絶頂するレンちゃんだなんてそんな…
>そうか住居の手配もマリルがやってるからマリレンする為の部屋を魔女達にバレずに借りることも可能な訳だ
だからこうしてレンちゃんの学校の近くにセーフハウスを新たに作ったマリルが引っ越し荷物やら家事をこなす非常に重要な任務をメイドレンちゃんに課して何だかんだ言いながら学校からまっすぐ帰って家事をこなしてマリルを出迎えるレンちゃんがマリルのただいまの抱擁にドキドキしながら帰ってくるの遅いよとかどうせ夕飯食べてきたんでしょとか言うのにちゃんとマリルの分の夕飯も作って一緒に食べたくて待ってたレンちゃんが玄関先でマリルに摘み食いされる怪文書も可能というわけだ
レンちゃんって痛みに弱そうだからアニーが1発殴ればごめんなさい…殴らないでください…ってなりそう
でもアニーはレンちゃんとイチャイチャしたいのに言うこと聞いてくれなくてイライラしてなんでそんな顔するのよってまた殴りそう
泣いて怯えるレンちゃんを百合乱暴してから正気に戻ってレンちゃんごめんね本当はレンちゃんのこと大好きなのって言ってあげてそう
レンちゃんも優しくてチョロいからそんなアニーを受け入れちゃって日に日に怪我が増えていきそう
結局レンちゃんは誰かにチョコを渡せず
帰ってきたレンちゃんが無理した笑顔でやっぱり俺がチョコ渡すなんておかしいもんなーとか言って
勿体ないから一緒に食う?不味くはないと思うんだ!
ってチョコを半分渡されたアニーが自分のチョコを隠しながら
レンちゃんと二人でバレンタインデーを過ごすシナリオをください
アニーちゃんはレンちゃんのことを第一に考えるから
もしレンちゃんが他の人の事を好きになったとしても邪魔したりしないよ
頑張って笑顔を続けてレンちゃんからの相談に一生懸命にのったりするよ
レンちゃんから進展具合の報告を受けたりしてアニーのおかげだよ!本当にありがとう!って言われるが幸せなんだ
アニーは「いやー……私さお菓子作るの駄目だから……カップケーキしか作れなくて……」と気まずそうに少し焦げたカップケーキをレンちゃんに手渡しして
一瞬レンちゃんが眉を潜めるけどいざ口にしたら美味しくて「上手い!上手いよアニー!!今までで最高に上手いよ!!」とアニーを褒め称えるレンちゃんいいよね
「何よーいつもは不味いっての?」「いやーそうじゃないけど……」「フフッ分かってるわ、レンちゃん私の作るお菓子好きだもんねー」「せっかくアニーが作ってくれるんだもん、食べなきゃもったいないからね」っていつも通りの会話をして安心してたら
「じゃあ俺からアニーへ、中身マカロンだから一緒に食べよ?」と明らかに買ってきたであろうプレゼントを呆れ顔で受け取りながらレンちゃんの優しさを再認識してホッとするアニーいいよね
翌朝、レンちゃんから送られたマカロンの意味を知って頬を染めるアニーと意味を知らずに買ってしまい頭を抱える二人がいr
食べ過ぎてスカートが入らなくなってマリル姉にバレる前に痩せなくちゃって焦ったレンちゃんがアニーに縋り付いて欲しい
アニーは最初は純粋に頼られたことが嬉しくてよく効くダイエット方法とか教えてるんだけど少し効果出ただけで痩せた!って喜ぶレンちゃんのはにかんだ笑顔にムラってきて1番効果あるダイエットって言いながらレンちゃんを襲ってしまうんだ
レンちゃんは少し前まできちんとダイエット手伝ってくれてたアニーの言葉だから全く疑わずに流されて最後までしてしまい自分の少しムチってした身体にされる以前とは感触の違う百合乱暴に戸惑いながらもハマってほしい
レンちゃん食い溜めは体に良くないって言ったよね…あと9時以降はお菓子もジュースも駄目って約束したでしょ?知ってるんだからね 約束破ってるの…イルカちゃんが教えてくれたよ…
男の子頃の癖が残ってるのは仕方ないけど
男の子感覚で食べてるとあっとゆう間に豚さん
みたいに肥えちゃうよ?嫌でしょラファエルに
女装癖の豚野郎って罵られるの…
わかってくれた?そう… じゃあ明日からダイエット頑張ろうねレンちゃん
こんな感じでどうです?イージスリニンサン
>魔女マリル愛衣の中で結婚するとしたら誰?ってレンちゃんに聞いたら
>そりゃアニーだよ
>初めてあった頃から俺を支えてくれて…だから俺もアニーをいつまでも支えてあげたいんだ
>って言ってた
ありがとうレンちゃん…!
私とっても幸せだよ♥♥♥♥
レンちゃん…レンちゃんが居なくなってからもう一年経つね
レンちゃんのおかげでここ新豊洲だけは地球上で生き残れた…他の学園都市は全て滅んでしまったのに…
元老院が壊滅して事実上の新豊洲トップになったマリルはメイと一緒に生き残りのためにすべての指揮をとってる…もう二人の笑顔なんて一回も見てない
イルカちゃんやラファエルは魔女の力を失ってしまったけど自分達にやれる事を一生懸命やってみんなを助けてる
でもレンちゃんが居なくなった苦しみからにげるにはそれしかないんだよ、だって自分もそうだから
レンちゃん…レンちゃんが最後に戦いに向かうとき私レンちゃんと初めてのキスしたよね
あの時私赤ちゃんが出来たみたいなんだ
でも不思議な事に赤ちゃんの時が止まっていて…成長しないみたい
メイが前レンちゃんはもしかしたら異空間で自分の肉体を再構成して帰ってこれるかもしれないって言ってたことがある…すぐ妄想に過ぎないって打ち消してたけどきっとそれがなにか関係してるんだよね?
つまりレンちゃんが帰ってきたらレンちゃんと私の子供の時も動き出す、私にはなぜかわかるんだ
だからレンちゃん…お願い、帰ってきて…
これでいつでもアニレンが拝めるよレンちゃん!!......レンちゃん?......どこレンちゃん...どうしていないの?またあの女のところに行ったのねレンちゃん...どうしていつも私だけひとりぼっちであの女がレンちゃんを奪ったんだ...ラファエル...!!許せない私のレンちゃん私だけのレンちゃん私をひとりにしないって言ってくれたレンちゃんを惑わして拐った女...絶対に許さな...
ガチャ
......あれ?レンちゃん?...えっイルカとコンビニにお菓子買いに行っていたの?なんだ~出て行く前にちゃんと言ってよね!レンちゃん!♪︎
夢に入る装置の原理を応用した夢に入る魔法を覚えて夜な夜なレンちゃんの夢に入ってレンちゃんのストレスを発散させてあげるアニーちゃんいいよね
夢の中だから教室で百合純愛行為したりトイレで百合純愛行為したり外でアイス食べてるところを百合純愛行為したり人の集まる駅前で公開百合純愛行為したりしてレンちゃんを癒やしてあげるんだ
なのに現実のレンちゃんはどんどん暗くなっていってなぜかアニーちゃんに合うと少しだけ怯えるように
レンちゃんがお外にお泊りする頻度が増えると共に夢の中にラファエルが登場して甘っちょろいプラトニックラブしてる夢になる頻度が増えちゃうんだ
ラファエルのセクハラのせいでレンちゃんが苦しんでいることに気づいたアニーは夢の中で見せつけ純愛行為して対処するんだけど良くなるどころか逆に悪化してしまう始末なんだ
そして寝ても疲れが取れず朦朧とする寝起きアニーの前にレンちゃんがあぁ純愛行為して気持ちよくしてあげなきゃと思ったアニーはレンちゃんを押し倒して夢の中だからいいよね
今夜という今夜はゲームなんかせずに寝るんだからね!そう言うと強引にアニーは俺のベッドに上がって来て......手を繋いで眠り始めた
別に片手でもやってやれないことはないないんだけど......それだとアニーに怒られるしなぁ~それも困るので観念して眠ることにした
横になってアニーを眺めてみる
アニーは既に眠ってしまった慣れない任務の疲れもあるんだろう......だけど手はしっかりと握られたままだ
魔女になったからと言って何もかもが超人になるわけじゃないきっとアニーにも無理をさせてしまっている部分があるのかな...
そう思って寝顔を見つめていると急に手がギュッと握られる
「レン...ちゃん......」切なそうな色っぽい声に思わずドキッとしてしまう俺
そう言えば最近忘れがちだけど......いや忘れちゃダメなんだけど俺、男の子なんだよな
思わずゴクリと唾を飲みこむ......アニー...ええとこれは......
「レンちゃん...どこにも行かないで...」見るとアニーの閉じた瞼から一筋の涙が零れた
アニーは眠ったままだ
「アニー......大丈夫だよ...俺どこにもいかないから」
彼女の手を強く握り返し向かい合うようにして俺は誓うようにそう言葉を返した
レンちゃん!(バシィ
なんでいつもいつも休日は一人でどこかに行っちゃうの!?
異質物研究発表会を見に行くとか、美術品展覧会を見に行くとか、絶対にレンちゃんの趣味なんかじゃないでしょ!
私はいいんだよ…でもイルカちゃんの気持ちを考えてよ!
イルカちゃんにとって私達はもう家族…私達にとっての娘みたいなものだよね?そんなイルカちゃんを放っておいて…イルカちゃん寂しがってるんだよ!?
なのに自分の事ばかり優先してイルカちゃんを一人にするなんてそんなのッ…!
……あ………レンちゃん大丈夫…?怪我してない…?私ちょっと頭に血が登って…
「俺が悪かった」って…レンちゃんは悪くないよ…悪いのは暴力を振るった私…
……今週末は予定キャンセルしてくれるの?本当に?
レンちゃんありがとう!やっぱりレンちゃんは優しいね!レンちゃん本当に愛してる!ずーっとずーっと一緒だから!
今週末はイルカちゃん仕事だから二人で野球観戦に行こうね☆
どうしたのレンちゃん!?帰ってきて早々そんな大きな溜息なんかついて...えっ?街中でSID隊員とラファエル家の抗争って...またレンちゃんが魔性の女っぷりを発揮したわけだね!いくらマリルさんが全部揉み消してくれるからってラファエルもやり過ぎだよね
まぁ誘いに付いてくレンちゃんも悪いんだからね!イルカだって甘やかして連れ回してニュクス先輩と美味しいスイーツだって食べてきたんでしょ?...そりゃ私はお誘い断ったけどさそれはあの人......いや!なんでもない!それより今回は随分と追い回されてきたみたいだけど大丈夫だったの?ボロボロだよレンちゃん
逃げ回ってきた理由?そんなの決まってるってなにが?...あれその食材...この前一緒に作ろうねって言ってた...あれっもしかして私のために帰ってきてくれたの?
うん...そうだね...レンちゃんは私をひとりにしないって言ってくれたんだもんね
......っ...もう~~!一緒に作るご飯がしょっぱくなったらレンちゃんのせいなんだからね!!
や、やめて!もうぶたないで!
レンちゃんの嬌声が部屋に響く。それが嫌がっているフリなのは私には分かっている。なぜならあの日私を救ってくれた私の、私だけの、決して私以外の女のではない可愛い可愛い王子様が、私の愛を理解出来ないハズがないからだ。
私は昨日も言った一昨日も言った四日前にも言った。どこぞの売女の匂いがするスタバの袋を持って帰って来て私を見た途端に慌ててその袋を隠すレンちゃんに確かに言ったのだ「アナタは私の夫なんだよ?」
でも私は分かっているつまりこれはレンちゃんなりの照れ隠しなのだそうに違いない自分から誘うのが恥ずかしいレンちゃんが私と触れ合うために仕方なくやっている歪んだ愛情表現なのだ本当にかわいいなあレンちゃんは
すみません私はサモントンから来た移住者なのですが
レンちゃんとラファエルが一緒に電車に乗っていたら無防備なレンちゃんは痴漢されてしまい
恐怖で声も出ないレンちゃんにラファエルが気付いて切り抜けるんだけどその後すっかり怯え切ってしまったレンちゃんに独占欲嗜虐心嫉妬等々がない交ぜの感情を百合乱暴という形で激しくぶつけてしまい我に帰り治療施し優しい言葉をかけて依存するようにしむけ暗い喜びを抱くラファエルの怪文書が読みたいのですが見当たらなくて困っています助けて欲しいのですが
ラファエルにはレンちゃんから告白して欲しい
内心嬉しいくせに内容がチープだの安っぽいだのボロカスに言った後に言葉が馬鹿っぽいし行動で示したら?ってレンちゃんを挑発して顔真っ赤にしたレンちゃんからキスをされるんだ
お互いに顔真っ赤にしてるのにそれでおしまい?ってレンちゃんを煽り駄目だったのかと慌てたレンちゃんに被さるように唇を貪るのがお似合いだよ
最近落ち込んで見えるラファエルにバレンタインも近いからチョコを作ってあげて励ましてあげようとするレンちゃんいいよね
でも手作りチョコなんて作った事ないレンちゃんがラファエルにサプライズするため誰の力も借りずチョコ作ろうとして熱湯に直接チョコ突っ込むわ温めて手で形整えようとする和で全くうまく行かないのいいよね
それでもラファエルが元気をだしてくれたらとなんとかしていびつなハート型のチョコを作り上げてラッピングして渡しに行くんだ
それでいざ渡すとなるとラファエルの価値観だと歪で市販の安い商品溶かしただけのチョコなんて逆にがっかりされたりしないかな…って急に恥ずかしくなって赤面しながらそっけなく渡しちゃうレンちゃんいいよね
それでレンちゃんはラファエルがいつもの高飛車な感じに戻って受け取るのかと思ったら涙を流しながら胸に飛び込んで来るものだからもう驚くよね
それでレンちゃんが驚きながらもよしよしして落ち込んでた理由聞いてみると落ち込んでたのではなくレンちゃんと付き合い出して本当に彼女としてふさわしい付き合いが自分にできるのかレンちゃんを傷つけてないかが不安になってそっけなくなってしまったって理由が判明するんだよね
レンちゃんは笑いながら「そんな事気にするわけないだろ…だって俺はラファエルの彼氏でラファエルが大好きなんだからさ」って母性と父性同時にあふれるレンちゃんスマイルで答えて二人はキスをするんだ
それをレンラファが付き合ってることすら知らなかったアニーがチョコを握りしめながら見ていたバレンタインデーの夜
女装男!あんた男だからって夏の匂い対策してないんじゃないでしょうね!
「昔から消臭スプレーくらいはしてる」?それじゃ足りないわよ!香水もひつよ…スンスンしてるみたいね
え?「面倒だからいつもはつけてない」?女装男!(ペチッ
「でもラファエルに怒られるから"ラファエルに会うときだけはつけてる"」…………しょうがないわね今回は許してあげる、次からは私のあげた香水をつけること、種類も毎日変えなさい
でもまだ匂い対策が足りないわよ!そこは足!ちょっと足のソックス外して貸してみなさい!
スンスン…………スーッ…………………スン………ハーッ………………スーッ…………………………………
スゥーッ……………ハッ…………………スンスキ……………フーッ………………んっ…………
…………………やっぱり(そこはかとなく)匂ってるわ女装男!(ペシッ
ソックスはこまめに変える!足もきちんと隅々まで洗う!靴も清潔にする!きちんとこなすこと!
あとこのソックスは没収するわ!匂いを覚えて、あんたがまた足の臭い振りまいてたら注意できるように!
(あっ♥人混みの中でも直感でわかる私の美術品発見伝♥
女装してても隠せないくらい今日もかっこいいわね♥しかも女装姿も可愛すぎてもう美意識キュンキュンするわどうなってるの♥
女装してても雄なの隠せないのに女装やめたらどうなってしまうのかしら♥この学園の生徒全員レズからバイになってしまうわね♥
あっタイが曲がってる♥だらしない所も好き♥直してあげる♥)
「ちょっと女装男…タイが曲がってるわよ?ほら直してあげる…こんなことで迷惑かけさせないでちょうだい本当にグズなんだから」
まぁそう言っても女装男は私に夢中なのよねなんて言ったって私を毎週毎週しつこく遊びに誘ってくるんだものそういう気はないのに勘違いさせちゃったのかもしれないわね
しょうがないから付いてってやるんだけど飼い食いするものは子供みたいなアイスクリームとかだし見る映画は派手なだけの娯楽映画美術館に連れてってもいちいち私が解説しないとその素晴らしさも理解しないのよねあいつも馬鹿ではないから教えるときちんと理解してくれるのは評価するけどね
しかもあいつ最近は調子に乗ってプレゼントなんてしてくるようになって見てこの酷いデザインの安物時計捨てるのも不憫だから仕方なくつけてるのよ
ただ…女装男の癖に本気になると一途に求めてくるからこっちも勘違いしそうになるのよね毎回ホテルでキス添い寝までで済ましてやってるんだから感謝しなさいって感じ
ほぼ100%百合乱暴をされる側のレンちゃんだけどラファエルに対しては奴隷奉仕するのを要求されちゃうんだ
一緒にシャワーを浴びながらお嬢様の胸の先を優しく刺激したりシャワーから上がって体を拭きながら体中にキスしたりを強要されるんだ
部屋に入った時にはいつものラファエルだけど奴隷レンちゃんにご奉仕されてベッドに運ばれるときにはご主人様らしくトロトロになっちゃってるんだ
でもご主人様ラファエルは厳しいからレンちゃんを甘やかさずキスや愛撫やハグを絶え間なく要求してレンちゃんをイジメる
奴隷レンちゃんのご奉仕が全て終わった頃には好き大好き愛してるしか言えなくなってる超ドSご主人様を胸に抱きながら頭を撫でる奴隷レンちゃんいいですよね
◯◯◯◯/07/03
明日はイルカがお姉ちゃんをドクセンする日です。
色々なじじょうがあるらしく、なかなかイルカとお姉ちゃんはいっしょに寝る事ができなくてちょっとさみしいです。
だけど、月に数回はお姉ちゃんといっしょに寝られる日があるのでイルカはうれしい。
お姉ちゃんはフシギな匂いがします。ある人はカヤクだとかしょうえんだとかいってたけど、イルカにとってはどこかおちつく匂い。イルカ、この匂いがすきです。
この前はお姉ちゃんとかみ形を変えてあそんだから、こんどはイルカの番。ポニーテールやツインテールにサイドテールとか色々あったけど、イルカは何もさわってないかみがお姉ちゃんに似合うと思ったのは、イルカだけのヒミツ。
明日はおもいっきりお姉ちゃんを甘えようと思います。パフェ食べに連れていってくれるといいな。
ラファエルと付き合い始めたレンちゃんをアニーは最初は素直に祝福できていただが少しずつ話す話題も変わり買い物にも中々誘えなくなっていきたまたま時間があってもラファエルに似合いそうとレンちゃんは初めての恋に盲目になりアニーの変化に気付く事ができない
ある日一人で帰宅したアニーの目の前には一本のバットがあった
ラファエルにはレンちゃんから告白して欲しい
内心嬉しいくせに内容がチープだの安っぽいだのボロカスに言った後に言葉が馬鹿っぽいし行動で示したら?ってレンちゃんを挑発したらごめん、そんな…酷い…って止める間もなくレンちゃんが泣きながら去って行くのを見て言いすぎた本当は嬉しかったって謝ろうと思ってもレンちゃんが何日も学校に来ないので心配してれかの家に行くと何故か此方をゴミを見る様な目で見つめるアニーちゃんがでてきて
そうそれよ
ラファエルちゃんは勿論男の子としてレンちゃんを好きなんだそれがいい
けど今のレンちゃんと一線を超えることも厭わなくなってきている自分に動揺してしまってふとした拍子にレンちゃんに冷たく当たってしまう
流石に言い過ぎたと手作りのお菓子を持って少し夜は遅いけれどレンちゃんの部屋を尋ねる
けどレンちゃんの姿はそこにはなく真っ暗の部屋に立っていたのは青髪の少女
ラファエルが死んだ次日から俺はラファエルの子供を妊娠してるから戦いには出られないって言い出すレンちゃんいいよね
死んだラファエルの為にもこの子は大事に育てるんだと取り憑かれたようにつぶやくレンちゃんにマリル姉ですら真実を伝えることができないけど親友であるアニーちゃんが心配して伝えてあげるんだ
レンちゃん?女の子同士で子供はできないし仮にできたとしてもそんなに早く子供ができたかどうかわからないからラファエルの子供なんてのは妄想だよ?って
19年後の世界で頼る人もいない中で自分を助けてくれて優しくしてくれるレンちゃんにだんだん依存気味になるバイちゃんと一目惚れ気味にバイちゃんと仲良くなったんだけどバイちゃんの本当の笑顔は自分じゃなくてレコーダーの中の誰かに向いていると内心で気付いてるけど見て見ぬ振りしてるレンちゃんがどんどん共依存気味になっていったある日ミルクちゃんがあの日のままの姿でバイちゃんみたいに回収されてミルクちゃんに泣きながら抱きつくバイちゃんを見て寂しげに祝福を送りつつ二人の前から姿を消して日々枕を涙で濡らすレンちゃんに優しく接して依存させたい
アニーです…
レンちゃん!異質物を無断借用して作った一時間限定惚れ薬だよ!さあさあ周りのみんなに飲ませてみて!
アニーとラファエルに飲ませたけど完全にいつもと同じで効果なかった?ふーん…へー…
あとマリルが呼んでた?ちょっと急用が
お昼のレンちゃんは大変だよね
レンちゃんのご飯には常に媚薬が入ってるのは周知の事実だけどレンちゃんだけがその事実を知らなくてお昼休みには必ずトイレに行くんだ
当然トイレに行くのはオナニー目的だけどレンちゃんの中ではまだ女の子のオナニーへの葛藤があるしそもそもやり方もあまり良くわからなくて辿々しい拙いオナニーじゃ全然収まらない
そうしてるうちにお昼休みが終わって午後の授業が始まるけど中途半端なオナニーした後でムラムラが増してるレンちゃんはものすごい雌フェロモンを発してるから先生も含めた教室全員から性的な目で見られるしレンちゃんへの陵辱を想像してるひそひそ話も聞こちゃう
でもそんな状況でさっきのオナニーとも言えない自分のオナニーよりもずっと感じちゃって授業の間に何度も甘イキしちゃうんだ
そんな様子を魔女たちは百合乱暴されないように牽制しながらも愉しんで眺めて放課後は誰もいなくなったレンちゃんのクラスで百合乱暴
普段勉強してる神聖な学び舎での百合乱暴は背徳的で高まった性的欲求もありレンちゃんはどうしようもないくらいに感じて何度も何度も絶頂を繰り返すんだ
マリレンイルカでいる時にこうしてると家族みたいだなとか思ってニヤついちゃうレンちゃんマリルはそれを見て何にやにやしてるんだ~~いやらしいことでも考えてるのか~~?とか言われちゃうんだ
真っ赤になって言い訳するんだけど家族みたいでなんかちょっと嬉しかったって言う方がよっぽど恥ずかしいことに気が付いちゃって赤かった顔を更に真っ赤にさせるんだ
イルカちゃんは無言でレンちゃんの膝に乗るしマリルは後ろから抱きしめてくるしでもうてんやわんやなんだ
買い物から帰ってきたアニーが私もレンちゃんにくっつくー!って抱きついてくるんだ
そんな日常があってもいいじゃないですか
レンちゃんの人格を漂白・上書きして完全に普通の女の子としてSIDに送り返したい
ついでにイージスが改変したプロフィールを完全に信じ込ませておきたい
母代わりのマリル姉の命令に素直に従うようになるしメイド服とかの服もコスプレ感覚で喜んで着るようになるしアニーちゃんとかの同級生とも女の子同士エンジョイするようになるんだ
でも周りがたまに悲しい目で自分を見るのが不思議なレンちゃんなのでした
レンちゃんは最近マリルやラファエルの話しかしない
レンちゃんの携帯は常にマリルとの通話履歴ラファエルとのLINE履歴で埋まってる
今週末も用事があるから私とイルカちゃんとは出かけられないんだって
イルカちゃんがかわいそうで私は思わすレンちゃんをビンタしてしまった
すぐ我に返ってレンちゃんに謝るんだけどレンちゃんはアニーは悪くないよって慰めてくれた
やっぱり私にはレンちゃんがいないとダメだと思いました
P.S.携帯は後で弁償するからね
お姉ちゃんはイルカのお姉ちゃんです
ちょっぴりヘンタイだけどイルカにやさしいです
さいきんはメイドふくをきてたけどお仕事だから…といいつつかがみの前でノリノリでポーズとったりイルカをおじょうさまとよんでメイドごっこしたりして楽しんでるけど…
イルカの大好きなお姉ちゃんです
「レンちゃん…体の調子大丈夫?私の赤ちゃん出来てから気が滅入ってるみたいだから…私も吐き気がして辛いけどレンちゃんの子供の為に頑張るからね!それで二人の名前を考えたんだけど」
「女装へ…いいえレン、そのヘソ出し戦闘服だとお腹を冷やして胎児に悪いわ…わたしの選んだこの服に着替えなさい私もお腹の愛しい子の為に我慢してふさわしい服を選んでるんだから全く貴方も私もデッカード家の子を」
「レンお姉ちゃん、私の子供をにんしんしてくれて嬉しい…私も沢山イルカロボを作って子供が寂しくないようにするからね…最近生産性が向上して分間3体製造」
「ああマスター!お身体の調子はいかがですか!?お腹に耳を当てさせてください…今まさにこの中で私とマスターによる生命の創造が行われているのですね私もマスターの遺伝子から作り出した子たちを」
レンの元の体型ってどうなっているんだろう…
ふと夜眠る為に布団の中に入った時にア二ーは思った。
女になって身体が小さくなったのは聞いているし男の時代に着ていた服が一回りくらい大きかったことも覚えている、だがア二ー本人があったことがあるのは少女の姿になった以降だ、レンの男の身体の姿は知らない。
本人やマリルに聞けばどのくらいだったのかはわかるとは思うのだが夜寝る為に別れた後にそんなくだらないことを聞きに行くわけにもいかない
しかし…いやくだらないことだからこそなのか、寝る前に考えついてしまったものは止まらない。
布団の中で悶々としている時に男時代の服を回収していることを思い出した。
部屋着ならともかく外着なら大体の身長はわかるだろう、返しそびれただけで持っていても特に意味の無いものだと思っていたがまさかこんなところで役に立つとは、そう考え取り出した
「うん…私より少しだけ大きいのね…」
取り出した服を広げてみて大体の身長を把握した、野球選手にしては少し小柄の自分より少しだけ大きいがそれでも別に全身を抱きしめられるほどではないのか。
…イヤ自分はなにを考えているんだ、別に彼…いや今は彼女だそれとそういう関係でもそういう関係になるつもりもない。
そう思いながら服を元に戻そうとした時に汗の臭いを感じた。
汗の臭いは別段珍しく無い物のはずなのだが女性と男性ではやはり臭いは違うのだろうか、普段の生活やロッカーではなかなかに経験しない臭い無意識に興味が出てきて嗅いでしまう。
「…!」
物音で急に我に返り男物の服の臭いを嗅いでいるという自分の状態に急に恥ずかしくなり、今の状態をごまかすために服を元の場所に戻し必死で目をつぶりさっきまであったことを必死で忘れて寝ようとしたが、アニーはこの日一睡もすることはできなかった。
「最近はジジイ共がうるさくってさぁ~~!」
「いや~~やっぱりレンちゃんは可愛いなぁ~~!」
マリルはそう言いながら俺を抱きしめた。
数週間前から始まったこのストレス発散はマリルの酒癖の悪さと手練手管でアニーやラファエル達には言えない領域にまで踏み入ってしまっている。
一度あまりにもぐったりとして帰ってきたマリルを見かねた俺が何かできる事は無いかと聞くと
『ちょっとだけレンちゃんを抱きしめさせてくれれば元気になるんだがな~~』
と無理をしたような笑顔で言うので見兼ねて抱きしめてやった。
『俺はさ、あんまり強くないし、特別な事は何も出来ないからさ……』
『このくらいでマリルが満足できるんなら、いくらだって抱きしめてやる』
我ながら格好つけすぎたと思ったのだが何も言わずに抱き返されたのでベッドに運んでやって抱き合いながら寝た。
それ以来帰ってくる度レンちゃん好きだの可愛いだの愛してるだの言いながら抱き着いてくるようになった。
「かっ、可愛いって……男だぞ俺は」
十数回身体を重ねて(いやらしい意味じゃなく!)もマリルの言葉には慣れない。
嘘とかじゃなくて本気で言ってくるから質が悪い。
真っ赤になってるのがバレないように顔をぷいとそむけたが。
「そういうとこだぞ」
顔を掴まれ唇を奪われた。
ある日いつものように抱き着かれながらマリルに飯を食わせていたが、酒が入り徐々に雲行きが怪しくなってきた
抱きしめながら太股をなでたり胸を揉んだりうなじを舐めてきたり……。
挙句の果てにはキスまで!(はじめてだった)
あんまりにもマリルのキスが上手いので腰砕けになってしまいこのまま犯されるのかと思ったがこてんと寝てしまった。
翌朝流石に不味いと思ったのかマリルが謝ってきたが責める気にもなれなかったので許してあげた。
そしたらキスも日課になった。
じゅるじゅると音を立てる、俺に意識させる為のキス。
舌と舌が絡まり合い制服に混ざり合った涎がぼたりと音を立てて落ちた。
歯を一本一本丁寧になぞり、口蓋を刺激し、舌をこすり合わせる。
マリルの味を感じる度脳がパチパチとスパークを起こす。
数分だったか数時間だったか、或いは数秒くらいかの時間が経った
お腹の下の方に電気が走り立っていられなくなる。
内ももからがくがくと笑う膝に液体が流れているのが見えた。
座り込んだ俺を覗き込む赤い瞳が美しかった。
「あ……」
物足りなくなって舌をれろれろと動かすと口の端からよだれが垂れる。
それをマリルが舐めとり、また舌を入れてきた。
「うぁ……❤」
快感を処理しきれず呆けていると耳に刺激が走る。
俺の耳はマリルの執拗な愛撫により性感帯の一つと化していた。
ぐちゃぐちゃと音を立てながら舐め、時に息を吹きかけながら。
女の身体に慣れていない俺は当然だが女性の強烈な快楽にも慣れていない。
故に一度達すると何も考えられなくなってしまう。
「レンちゃんは可愛いよ」
「レンちゃんは女の子」
「レンちゃんはマリルの事が大好き」
真っ白になった頭の中にマリルの言葉だけが染み込んでいく
「う……❤ぎゅ……❤」
「だからマリルさんに気持ちよくしてもらおうな?」
ぷつんと何かが切れた気がした。
あのねラファエルさん
レンちゃんがそんなに気持ち悪くて嫌いなら毎日毎日傍にいなくていいんだよ?
ラファエルさんみたいに強い人ならああ言われても平気かもしれないけど、レンちゃんは繊細でか弱い女の子だからそうはいかないんだよ?
レンちゃんは強がりだからラファエルさんの前では笑って聞き流してるけど、帰ったら思い出したように泣いて私にすがるんだよ?オレって何かラファエルに何かしたかな…?何でこんなに嫌われているんだろう…ってね。
だからね、ラファエルさんがレンちゃんの事を心底嫌っているようだけどそれはレンちゃんも同じだから。
ラファエルさんは変な所で鈍感って言うか人の心の痛みに共感を感じられない人だからしょうがないかもしれないけどね
レンちゃんはラファエルさんと出会ったら体が硬直して顔がちょっと泣き笑いしているのが解らない?
まあ解らないだろうからああして嬉しそうにレンちゃんにひどいことを言うんだろうけどね
ひょっとしたらもしかしたら万が一の事だけど…まさかラファエルさんって別にレンちゃんの事を嫌いだからああ言っているんじゃなくてからかっているつもりだとか興味を引きたいからなのかな?
…まさかね、もしそうならレンちゃんを吐くほど追い詰めることなんてしないよね
え?初耳だって?
……レンちゃんが吐くほどラファエルさんの言葉で傷ついているって少しも解らなかったんだ…ふーん…
…まぁ今更どっちでもいいんだけどね
結局は変わらないし
ラファエルさんがもし仮にレンちゃんと親しくなりたいとしてもレンちゃんの方はもうラファエルさんを見ると泣きそうな表情になるくらい近づきたがっていないから
まぁそれでもレンちゃんは見栄っ張りだからすぐに内心を隠して笑顔を浮かべて対応するけど……そういう所もレンちゃんの良い所だよね
まぁともかくもうレンちゃんには近づかないでね
え?謝りたい?許してもらいたい?
……いや、いいから。本当にそういうのいいから。
謝ったらどうなるかぐらい解らない?
そりゃレンちゃんは優しいから絶対に許してくれるよ
今後も変わらず接してくれるだろうね
でもね、吐くほどだったんだよ?
あんなに人から悪意を真っ直ぐ向けられたのは初めてだったんだろうね……え?悪意なんて向けてない?
……はぁぁ……。
あのねラファエルさんの未熟で稚拙で幼稚な愛情表現の内実なんてどうでもいいんだよ。
重要なのはそれを相手がどう受け取ったかだよ。解る?解らないよね?その程度も解らないからこうなってるんだよね?
まぁいいや、別にラファエルさんを責めたってしょうがないもんね。
肝心なのはもうこれ以上レンちゃんに近づかないでって事だけだから。
謝って許してもらって傍にいようとするなんて、ちょっとずつちょっとずつレンちゃんの心を鑢で削るようなものだって解ってね?
本当にレンちゃんが大事ならもう近づかないでね?
……っていうかラファエルさんは何時までここにいるのかな?
会わなくても同じ場所にラファエルさんがいるってだけでレンちゃんがビクビクして可哀想だから早く自分の都市に帰ったら?
突然だがこの世には『マネキン買い』と言う物がある
お洒落な人間が考えたマネキンのコーディネートをそのまま着れるというお手軽なお洒落だ。
上から用意してもらった服はフリフリだのが多く(本来は)男の俺が着るには流石に少女趣味できつい。
本人たちは俺が着る気が無いのはわかってて買っている悪ふざけなのもわかるし着る必要はない。
しかし(姿は)年頃少女がジャージ姿なのは流石に周りの視線が気になる物がある、アニー達に付いてきて貰いって自分の服を見つくろってもらうのも気が引ける上に男として大事な物を失う気がする。
このままだと本も買う事も出来ない状況にあっては仕方ないと、男として勇気を出し本来生きてて入ることも無かっただろう女性用の服の店に入る。
男物の店とは何かが大きく異なる空気に圧倒させていると店員が現れた。
「お客様今日はどのような服がお望みですか?」
上下ジャージの店に慣れていない雰囲気の少女を手助けするつもりなのだろう、しかし現状でさえ混乱している自分にはキャパシティオーバーだ。
そこを前に見たテレビ番組で出てきた『マネキン買い』の存在を思い出した、これを考えたやつは天才だろう。
「これでお願いします」とっさにあったマネキンを指をさした、店員に持ってくるから試着室で待っていてほしいと言われたので精神を落ち着かせながら店員の誘導に従い衣類が来るのを待つ。
ここで一つミスをした、上がっていたとはいえ指をさすものの確認は最低限するべきだっただろう。
店員が持ってきた服がフリフリ…ではなく都会の女子高生が着ているような少し過激な服…杏が着ているようなコーディネートだった…。
彼女のファッションをバカにするわけではない、しかし男である自分には敷居が高い、そう思い断ろうとしたが。
「お客様、どこかわからない部分がありましたか?」
「あ、大丈夫です」
店員からの援護を完全に間違えた部分で受けてしまった。
ここで間違えたと言って渡していればまだ何とかなっただろうになにが大丈夫だ、これじゃあ着るしかないじゃないか。
ここで逃げたら男が廃る!、そう自分に言い聞かせ着ることに。
「ありがとうございましたー。」
流石プロと言ったところか、一度話を聞いてしまったら断るタイミングもない位のマシンガントークに乗せられてあれよあれよと試着を進められて気付けば大量の服を買ってしまった。
最初ほど過激な服はそう無く無難な服を購入できたのでまだよかった方か、両手に紙袋を持ちながらそう示唆しながら帰路を進んだ。
後日最初に試着した過激な服も購入していることに気付き再び悶々とするのだが別の話だ。
レンちゃんは…いつもきれいで…おっちょこちょいだったり抜けてるところもあるけど、私やみんなが困ってる時はいつも助けてくれて、そういうところがとてもかっこよくて大好きだった
だけどレンちゃんが…レンちゃんがあの人に告白して受け入れられたのを偶然見てから、この恋心は胸に秘めたままにしておこうと思った、親友でいたかったから
でもレンちゃんが嬉しそうにあの人との思い出を私に話すたびに、あの人が幸せそうに惚気けるたびに、レンちゃんとあの人が一緒にいるのを見かけるたびに、私は心を抑えきれなくなっていった
だからレンちゃんを襲ったんだ
先に私がレンちゃんに痕をつけちゃえば、私にレンちゃんの痕を刻み込んじゃえば私があの人の位置を奪えるんだって…そんなわけないのにね
でもレンちゃんは、私のことを信じてくれたよね
私が予想していたみたいに泣き叫ぶのでもなく、恍惚として私を受け入れるのでもなく、あのみんなを助けようってレンちゃんが頑張ってるときの顔で私を助けるって言ってくれたよね
誰かに操られてるのか、遺失物の仕業なのかって必死に問いかけてくれたよね、ただ私がバカだからレンちゃんを襲っただけなのに
だからね、急に怖くなっちゃったんだ
レンちゃんに嫌われたくないって心の底から思った
だから正気に戻った演技をして…それもレンちゃんは信じてくれたよね
ううん…最初は半信半疑って顔だった、こんなにあっさり元に戻るのかって
でもレンちゃんは私のこと、それでも信頼してくれたんだよね、「親友」だから
嬉し涙を流しながらアニーが正気に戻って嬉しいって…
本当はレンちゃんの優しさに甘えずに、本当の事を伝えなきゃいけないんだってわかってる
でも怖くてできないよ、レンちゃんとこれ以上繋がりを失いたくない
だからごめんね、レンちゃん…これからも「親友」でいようね
今日はいよいよ結婚式。
レンちゃんと私はお互い15歳かつ女性なので、新豊洲の法律では結婚できるのだ。
レンちゃんの衣装をドレスにするかタキシードにするかはSID中で論争を引き起こしたけど、最終的には最初はタキシードでお色直しの時にドレスにするということで決着がついた。
そしていざタキシード姿のレンちゃんを見るととても綺麗で思わず顔が赤くなってしまう。
「アニー…とても素敵だよ」レンちゃん…
「なんだか子供が巣立つのを見るような気分だな」マリル…
「女装癖と結婚するからには、幸せにならないと許さないわよ」ラファエル…
「アニー…そろそろおきてー…」イルカちゃん…
レンちゃんやみんなに祝福されて思わず泣き出しそうになってしまう、でもまだ泣いちゃだめ…
レンちゃんがヴァージンロードの先で待っている、私は父親の代わりにイルカちゃんに手を引かれヴァージンロードを歩くことになっている。
この幸せがいつまでも続いてほしい…そう感慨にふけっていた私にイルカちゃんが手を握りながら話しかけてくる。
「アニー…遅刻する…最終手段…」
笑いを浮かべよだれを垂らし眠るアニーに向かって、イルカの身体から魔女が死なないギリギリの電流とされる(SID調べ)10万ボルトが放射される!
「ん゛に゛ゃ゛ーーーーーーーーーーーーーっ!!!!!!!!!!」
今日も新しい一日が始まるな、レンは聞き慣れた悲鳴を聞きながらパンを一口かじった。
これは私が7年前小さかったレンちゃんからアニーお姉ちゃんって慕われてたときの話なんだけど
当時私の家の近くには孤児保護施設があってそこにレンちゃんも保護されてたんだよね
私はスポーツを子供たちに教えてあげるボランティアに参加してそこで当時のレンちゃんに知り合ったんだ
レンちゃんはそのときまだ8歳くらいかな?あともちろんかわいい男の子だったよ!
レンちゃんは運動音痴ってほどではないけど得意ってほどでもない中途半端な運動神経だったよね~今もそうだけど
とにかくレンちゃんに野球を教えたのを機に妙にレンちゃんに懐かれちゃって「アニーお姉ちゃん!」って笑顔で抱きついて来るくらいになっちゃったんだよ!
それからはこっそり施設を抜け出してきたレンちゃんとキャッチボールしたり、街に連れ出して遊びに行ったり、勉強を教えてあげたり本当に姉弟のように過ごしてたな~…
しまいには施設の人からもすっかりレンちゃんの半保護者みたいな扱いになってレンちゃんを私の家に泊めたりする事まであったんだから!
ふふふ~…おねしょして申し訳無さそうにするレンちゃんや夜トイレに行くのが怖くて私に付いてきてもらったりするレンちゃんの事全部覚えてるんだからね…!
そんなレンちゃんとの楽しい日々も自由光ドーム事件に巻き込まれた時終わりを迎えた…
そんな私を助けてくれたのもレンちゃん…しかも私と同じ年齢の女の子になって…
レンちゃんは小さい頃の思い出だからよく覚えてなくても仕方ないけど、私も事件の影響でレンちゃんとの日々を忘れてしまってた
でもレンちゃんの力になりたくて魔導書から知識を引き出してる時に魔導書がこの記憶を教えてくれたの!きっと魔導書が私の記憶を保持してくれてたのね!
おかげで今では魔導書に触れてなくても昔の事や忘れていた事がどんどん思い出せるようになったのよ!
レンちゃんは「大きくなったらアニーお姉ちゃんと結婚する!」って言ってたの覚えてるかなぁ…
私は女の子になったレンちゃんでもOKだよ…どうしたのイルカちゃん?まだ話が…マリルのところに行ってくる?仕方ないなぁ送ってあげるねイルカちゃんは私がレンちゃんとの間に産んだ子供だもんn