ロックマンシエル2

Last-modified: 2011-05-17 (火) 03:36:32

●ゲームプロットアイデア(GO!)

・シナリオ案2 ゼロ・レクイエム編

レッドレクイエム02.jpg

世界を救った英雄としてヒトビトの記憶に刻まれたゼロだったが、
未だ帰らぬ英雄を死んだものとして扱う者もいた。

そして、彼の失踪から幾年月、ヒトビトはかつての繁栄とまではいかないものの、自然と寄り添った理想的な暮らしを送る道を歩んでいた。

しかし、そんな世界にもかつての事件を忘れ、<イレギュラー>判定を受ける者も現れた。

そこへ、イレギュラーを狩る謎の武装集団<ゼロ・リバース>が現れる。
かつての英雄の失踪を嘆き、これからは自分達が世界を動かし、守っていくと言う。

だが、その強引なやり方はかつての偽りの蒼き英雄のものと酷似し、
彼らに逆らうものは有無を言わさず処分され、
世界は徐々に彼らの力によって支配されようとしていた…

そして、その頂点にいる男はかつての英雄の面影を思わせる姿で、
「ゼロ・レクイエムの始まりだ」と言い放つ…


基本はゼロ・レクイエムを歌う集団<ゼロ・リバース>に、
歴史の真実を見てきたシエルが立ち向かうお話。

構造的にはゼロ1の別視点での焼き直しで、最終的にはロゼと対峙する。

キャッチコピーは「紅き伝説への鎮魂歌(レッド・レクイエム)」


●プロローグ

レッドレクイエム01.jpg

シアール事件の脅威から数ヶ月。
各地で発生する”野生のイレギュラー”の調査中、エリアゼロから緊急の連絡が入る。

ガーディアン一行と並行するかの様に、各地でイレギュラーを討伐する集団が居るとの事だ。
彼らは『ゼロ・リバース』を名乗り、世界を次々と占領下に置き、支配している。
そして、ついにエリア・ゼロも占領下に入れるため、『ゼロ・リバース』が現在進行を開始していると情報が入ったらしい。

更に、敵の中にかつてのオメガやダークエルフとまったく同じ反応が観測されたとの報告を受けたガーディアンは、一旦エリアゼロへと引き返す事となる。

言い知れぬ不安を抱えた、シエル達を待ち受けている物とは・・・?


■オープニング

ガーディアンベースハッチ~エリア・ゼロ

VSブレイブ 「我が忠誠に誓ってここは通さん!」

ブレイブを退けると、「ゼロ・リバース」軍団(8ボス)出現。
ロゼ登場。
「ゼロ・・・?ゼロなの!?」シエル驚愕。

「…報いは受けてもらうぞ」
「ゼロ・レクイエムの始まりだ」と言い放つ。

両者の緊張が続く中、マザーエルフが介入し、場を混乱させる。
マザーエルフの力に反応して、シエルの変身が強制解除。
モデルBをロゼに奪われ窮地に立たされるが、そこへグレイシアが乱入し、更に敵を撹乱するものの、圧倒的物量のまえに絶体絶命。

だが、アルエットが機転を利かせ、ガーディアンベースが登場し逃げる形でこれに乗り込む。


艦内デモ挿入。

行方が知れなかったマザーエルフの再来と、同じ反応を持つロゼに動揺するシエル。
かつての悲劇を避けるためにもマザーエルフの保護が最優先と考える。
そして奪われたライブメタルの代替機として、シアールとの戦いで回収したエクスカリバーの残骸から、ライブメタル・モデルRe:Xを作成。

エリア・ゼロが占領された事により、逃げ遅れた住民は捕えられてしまった等の事実が判明する。


・インターミッション

艦内を散策可能。色々会話できる。

艦のどっかでグレイシア登場。
シエルに「シアールを退けたのはマグレか?」と言い放ち、「アナタの力を私が試してやる」と模擬戦を申し込んでくる。
強制ではないが応じると鬼スペックのグレイシアにボッコボコにされる。

艦のどっかでネージュ登場。
「久しぶりに帰ってきたら散々な目にあった」と愚痴を言う。
以後何かある度顔を見せる。

ガーディアンベースで占領された各地へ。(ステージセレクト)


■4ボス

4ミッションが出現。
敵の戦力を削るミッションが主。(通信施設、工場の破壊等)
ステージでは強制労働させられてるキャラがでるといいかも。
迫る敵の迎撃もありか。
マザーエルフの追跡も。






※ステージクリア毎にインターミッションに移行する。


■中間ステージ&ボス

グレイシア登場。先行して住民を解放する、と言って去る。

敵の戦力を削った事で警備が手薄になったエリアゼロの奪還ミッション。


ボス戦:VSブレイヴ(仮)

最後はグレイシアと合流して住民の安否を確認。

中心部の奪還により開発アイテムなり移動地域なり拡張する。

※以後艦から降りるとエリアゼロへ行く事が可能。


ロゼと会話するダブル博士のデモ挿入。(二人の関係を示すため)
会話はエリアゼロが奪還された~早期にマザーエルフを確保する必要がある~等


■4ボス

残りの4ミッションが新たに出現。
そのステージを敵の占領下から開放する。

捕らわれているはずのダブル博士を見た、という噂の調査ミッションがあってもいいかも。






※インターミッションでの会話の内容が変化。


■終盤ステージ&ボス1

グレイシア登場、自分が先行すると、先に行く。

「ゼロ・リバース」の神殿。


VSブレイヴ(仮)

グレイシアが消息を絶つ。

※クリア後インターミッションでの会話の内容が変化。


■最終ステージ&ラスボス

「ゼロ・リバース」の神殿最深部

ステージ開始直後グレイシアとバトル。
彼女は初めからロゼの味方であった事が発覚。

こんなやり方では、ロゼを本当に救うことは出来ないと、シエルにエイトブランドを預ける。
※エイトブランドでヴァルキリー化。 

ボス再戦。

ワイリードローン、ロゼ登場。
ロゼは自分こそが世界を導く英雄だと言う。

VSロゼ。撃破後、変身するたび死に近づく、と告白。
だがロゼはマザーエルフを用いてブラスター化。再度戦う。
(実はその時点でボディの崩壊が始まっており、死を覚悟した戦いだった)

なぜここまで覚悟しても自分が敗れるのか、と問いつつ、
「自分は英雄となるべくして生まれてきた」とロゼは言う。
シエル「英雄とは結果論であり、皆に望まれる存在こそが英雄、エックスもゼロも自らを英雄だと名乗った事は無い」と諭す。

ロゼは「人でもレプリでもない奴が英雄を語るな!」と、背を向け奥へと進もうとしたシエルにセイバーを突き立てるが、シエルを庇って割り込んだグレイシアを貫いてしまう。
「・・・ロゼは私にとっては、ずっと前から英雄なんだよ」というグレイシアの言葉を受け止めながらボディの崩壊により機能停止。
寄り添うように眠る二人の下へワイリー登場。

二人の亡骸を見てあざ笑うワイリー。
今回の事件は自分が仕組み、全ては「最高傑作であるりながら英雄などと言う下らない物に成り下がった、ゼロを越える真の悪を生み出す為」と語る。
以前シエルに渡したライブメタルこそがその切欠であったが所詮はコイツと同じく試作品だ、と足元に倒れるロゼを蹴り飛ばす。

怒るシエル。
ワイリーを指して「私には・・・アナタがイレギュラーにしか見えない!」と怒りをぶつける。
「面白い!ならば力ずくでワシを止めてみろ!新たなロックマン!」

VSワイリードローン2連戦。

ワイリードローン「やはりワシは負けるのか・・・いいだろう、ならばあの世で世界の行く末を見せてもらう」
と言い残し、笑いながら機能を停止する。


●エンディング

シエル、機能停止したロゼを見て、ゼロの事を思い出す。
そして、こんな悲劇を起こさせないためにも、改めて止めなければならないと思い直す。

ワイリーの機能停止により、崩壊が始まる神殿。
転送機能が遮断されるが、何とか自力で脱出する(脱出ミッション)。

何とか脱出には成功したものの、負ったダメージによって意識を失うシエル。
気絶したシエルの元に出現するゼロ、一時の邂逅。
(ゼロ1ラストの、エックスとのやりとりのオマージュ的な)


●スタッフロール


●エピローグ

ガーディアンベースにて意識を取り戻したシエル。
謎の通信によって、シエルの居場所を知る事が出来たと聞く。
安堵するアルエット達に囲まれながら「・・・ありがとうゼロ」と呟く。

【以下は未定】
1本の剣を手にしたシアール。
その傍らには、カプセルに入ったレプリロイドの影。
「良い頃合ね・・・ふふ、そろそろお目覚めの頃かしら?」
「・・・オレを修復したのか・・・どういうつもりだ?」
「あの老いぼれより、アナタの方が有効利用できそうだから修復しただけよ」
「ククク・・・オレは科学者ってのが大嫌いだが、お前のその性格は嫌いじゃないぜ」
「ここからが本番よ・・・さぁ本当の楽園計画を始めましょう」


■クリア後ミッション

VSアルティメットゼロ(ミュトスゼロ?)
(忘却の研究所跡地)


●備考

GOさんのゼロレクイエムをベースに、続編としてまとめさせて頂きました。
今度はゼロと戦いたい、そのご意見も結構ありましたので、そこを何とか形に出来ればと。

また、ワイリーさんの性質や目的としても、一応の決着はついたかな?と。
悪の最高傑作が、英雄なんかになってたら気が気じゃないと思ったので。

また、英雄の定義(シエル視点)って何さ?って事もやってみたかった事の一つです。

シナリオの肝も、GOさんの案に添ったままにしてありますが、四天王だけは1で決着つけてあるのでオミットしました。
ゼロに託された者=シエル、ゼロになりたかった者=ロゼ、ゼロを信じていた者=ゼロ・リバース、
ゼロを創りし者=ワイリー


2からは、基本的に”モデルB”のシエルが主体となります。
ゼロの次の世代のロックマンとして、ヒロイックな表現が出来れいければ・・・

ワイリーは表向き世界制服チックなことをしつつ、
その実、自分が作った「Z」の因子が今後世界にどう影響を与えるかを見ていた。
仇敵のX亡き後も、子供の成長を見守る親の心理。
多分彼にとっては、ゼロの意思を受け継いだシエルも子供の様に映ったのかもしれません。

ロゼは妖精戦争時代に作られた、ゼロのコピーボディの1体という考えです。
封印されたゼロの意思を継ぐ形で英雄となるべく生きてきたが諸事情で幽閉され、
100年以上歴史の表舞台にでる事はなかったという案をいじらせて頂きました。
ゼロだけど、ゼロじゃない。
そんなジレンマみたいな事が出来たらなぁ、と。

妖精戦争時代より歴史を見てきた重みとかを出せればとかとか。


ロゼ案その2.変身するごとに死に近づく。強大な力の代償。
投げっぱなしのマザーエルフをここで登場させ、彼と合体させてラスボスに。
出来ればマザーエルフも一緒に消滅さしちゃおうかなって思ったり・・・


VAVAさんシアールさんは今回はお休み。
3で再び登場、VAVAさんパワーアップしてハッスルしてもらう予定です。

グレイシアさんの扱いが本当にムズイ。
どうしよう、こいついるのか?という気持ちになってきました・・・スイマセン

ゼロ型のザコを出すならこの案でしょう。