ホワイトファング

Last-modified: 2021-12-04 (土) 17:52:27

ホワイトファングは、ファウナスのファウナスによるファウナスのための人権団体である。団員はグリムを象った仮面をつけている。ハイリーダー(最高指導者)はシエナ・カーン。前ハイリーダーは現在メナジェリーの首長を務めているギラ・ベラドンナ。
そのほか、各地に支部が存在し、作中ではヴェイル支部のリーダーをアダム・トーラスが、メナジェリー支部のリーダーをコルサック・アルバイン及びフェネック・アルバインが務めている。

概要

ファウナス革命以降に設立されたこの組織の当初の理念は、人とファウナスの団結であったという。
ゆえに、当時の指導者ギラ・ベラドンナによって統率された団員達は暴力を振るうことを良しとせず、非暴力的な方法での差別問題解決を試みていた。
だが、ギラの辞任と新リーダーであるシエナ・カーンの台頭によって、ホワイトファングはその姿を大きく変貌させることとなる。
シエナは力によるファウナスの復権を目指しており、活動は日に日に過激化の一途を辿っていった。
暴力や盗みなど、テロ組織紛いの活動を繰り返し、現在の彼らは人間・ファウナス問わず恐怖の的となっている。

構成員はほぼ全員グリムの仮面をつけている。これは彼らが人間から怪物のように扱われ続けたのに対し、ならばそうあらんとする彼らの決意を象徴する為の装いである。
彼らの目的は「ファウナスの求めるものは尊重である」ということを世に知らしめることである。
皮肉にも、テロリストに成り果てた彼らの活動は、ファウナスの扱いに対していくらかの効果を発揮し、ファウナスにいくらかの平等をもたらした。
もっとも、この社会の動きの根底にあるものは、彼らの欲する尊重の念などではなく、ファウナスに対する恐怖である。
表面的な成果とは裏腹に、その暴力的な振る舞いがファウナスに対する風評被害を強めてしまっているのは、疑いようもない事実であろう。


シュニー・ダスト・カンパニーとは敵対関係にある。

所属OC

アンブラ・ストリクスグスタフ・プライミーバルエステル・サパンウッドエスタ・フランブエッサ

元所属OC

ティグリス・リー・ジェンフィアナ・サーヴァ
ルイチ・ピーラルー・ピースーティモシー・サルファー
リンドウ・タンザナイト?エリカ・タンザナイト?ザミエル・ダラーモーリッツ・マーカサイト