Pacific Surfliner LA - San Diego

Last-modified: 2020-09-22 (火) 01:58:49

目次

基本情報

Dovetail Gamesが開発したアメリカの路線アドオン。2013年10月18日発売。

アドオン名Pacific Surfliner: LA - San Diego Route Add-On
アメリカ
開発元Dovetail Games
軌間1,435mm
最高速度79mph(127km/h)
電化方式非電化
時代設定現代
価格3,980円
発売日2013年10月18日
販売先Steam

紹介映像

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路線解説

実物紹介

パシフィック・サーフライナーは、カリフォルニア州のサンルイスオビスポを起点に、ロサンゼルスを経由してサンディエゴへ向かうアムトラックの列車である。アムトラックで3番目に利用者数の多い列車でもある。

その名の通り太平洋岸にそって進む列車で、ビーチのすぐ横を走り、太平洋を望みながら景色を味わえる。太平洋に沈む美しい夕日を眺めることもできる。サンディエゴはヤシの木も植わり、南国の雰囲気を感じ取ることができる。

アムトラックの本列車のほかにBNSF鉄道の貨物列車、そして通勤鉄道も走っており、ロサンゼルス近郊では「メトロリンク」、サンディエゴ近郊では「コースター」が運行されている。

収録内容

ロサンゼルスからサンディエゴの間を結ぶ128マイル(205km)の区間を収録。

Train Simulatorの本体機能が付属しているため、このアドオン単体を入手しただけで運転が可能である。そのためか、Train Simulatorのストアページのダウンロードコンテンツ一覧に表示されないことに注意する必要がある。

2014年9月に提供を開始したTrain Simulator 2015では、Steam Editionへの収録路線ともなった。

沿線概況

カリフォルニア州最大の都市、ロサンゼルスではユニオン駅に発着。水の少ないロサンゼルス川に沿い、貨車の操車場を眺めつつ南に向かう。

しばらくは建物の立ち並ぶ市街地を複線で進み、フラートンでは鉄道博物館の横を、アナハイムでは大リーグ「エンゼルス」の本拠地となるアナハイム球場の横を通過する。市街地から離れ単線区間に入ると、やがて太平洋岸の直ぐ側を走る。

サンディエゴに近づくと、ミラマーヒルの峠越えに差し掛かる。この路線で数少ない山岳区間である。山を越えると高層ビルのそびえ立つカリフォルニア州第二の都市、サンディエゴの市街地が近づき、市街鉄道と並走しつつ中心駅サンディエゴ・サンタフェ・デポ駅に着く。南にはBNSF鉄道の操車場も置かれている。

収録車両

F59PHI

EMD製の旅客用ディーゼル機関車。流線型の車体が特徴。1994年から2001年にかけて生産され、米国各地で旅客列車の牽引機として使用されている。最高速度は時速110マイル。

パシフィック・サーフライナー用のF59PHIは、海をイメージした青色の帯が巻かれている。

客車

2階建て客車「サーフライナー」が収録されている。大陸横断列車のスーパーライナーがベースだが、低床ホーム対応の両開き2扉。機関車と揃う海をイメージした濃い青が塗られている。制御客車からの運転が可能。

貨車

BNSFの貨車各種が付属、留置車として登場する。こちらはBNSF鉄道のアドオンにある地域制限の対象には入っていない。

シナリオ

9本を収録。

  • Training: F59PHI - Simple Controls
  • Training: F59PHI and Surfliner Introduction
  • Riding the Surf, Part 1
  • Riding the Surf, Part 2
  • Riding the Surf, Part 3
  • Night Train to LA
  • Get Out the Umbrella...
  • …and Put On the Waders
  • Big Bay Boom

Tutorial

Training: F59PHI - Simple Controls

F59PHI機関車の運転操作を簡単操作モードで学ぶ。

Training: F59PHI and Surfliner Introduction

F59PHI機関車の運転操作とサーフライナーの車両・路線について学ぶ。

Career

Riding the Surf, Part 1

ロサンゼルス・ユニオン駅旅客ターミナル(LAUPT)より、アムトラックの「パシフィック・サーフライナー」号532列車のサンディエゴ行きを運転。牽引機はF59PHI、客車は2階建て車の5両である。シナリオは3部構成で、第1部はLAUPT駅からアーバイン駅まで。

  • 所要時間:55分
  • 難易度:中

Riding the Surf, Part 2

アムトラックの「パシフィック・サーフライナー」号サンディエゴ行きの続き。第2部ではアーバイン駅からオーシャンサイド駅まで南下する。サン・ファン・カピストラーノ駅を出てしばらくすると、太平洋の沿岸を走る。

  • 所要時間:45分
  • 難易度:中

Riding the Surf, Part 3

アムトラックの「パシフィック・サーフライナー」号サンディエゴ行きの続き。最後の第3部ではオーシャンサイドから終点サンディエゴまで。終盤は山越えの区間がある。

  • 所要時間:55分
  • 難易度:難

Night Train to LA

アーバイン駅より、アムトラックの「パシフィック・サーフライナー」号の北行最終となる532列車をロサンゼルスまで運転。北行の場合は機関車が後ろにあり、先頭の制御客車の運転台から遠隔操作するプッシュプル運転となる。

  • 所要時間:55分
  • 難易度:中

Get Out the Umbrella... Part 1

太平洋の強い嵐が沿岸に押し寄せ、「パシフィック・サーフライナー」のサンルイスオビスポ発サンディエゴ行きの768列車6両編成は、悪天候により20分遅れの運転でラグナニゲルの南で停車中。この先の運転でも暴風雨が予想される。途中のオーシャンサイドまで。

  • 所要時間:40分
  • 難易度:中

...and Put On the Waders Part 2

「パシフィック・サーフライナー」のサンディエゴ行き768列車の続き。オーシャンサイドから先の区間では冠水被害もが予想されており、普段と違う運転状況の中でサンディエゴまで南下する。

  • 所要時間:35分
  • 難易度:難

Big Bay Boom

7月4日の独立記念日、サンディエゴ海軍基地の主催するイベントへ向かう乗客を乗せた特別列車がロサンゼルスからサンディエゴまで運行され、アムトラックのF59PHIの2両でサーフライナー客車8両を挟んだ長編成が組まれている。

終点間近のソレントバレー駅から、ミラマーヒルを越えてサンディエゴへ向かう。サンディエゴへの到着時、進行方向の先で独立記念日を祝う花火が打ち上がる。

  • 所要時間:30分
  • 難易度:簡単

実績

別売アドオン

BNSF ES44DC?
BNSF鉄道のGE製「エボリューション・シリーズ」の機関車。2003年登場時のヘリテイジ2塗装。現在米国国外から購入不可。
San Diego Commuter Rail F59PHI
サンディエゴの通勤鉄道「コースター」のF59PHI機関車と客車。サンディエゴの中心からオーシャンサイドまで運行。
Los Angeles Commuter Rail F59PH
ロサンゼルスの通勤鉄道「メトロリンク」のF59PH機関車と客車。ユニオン駅拠点に8路線、本路線ではオーシャンサイドまで運行。機関車は貨物機に近い角ばった形状。