ゾンヨンジュ

　「ゾンヨンジュ」とは、「奇屋敷ゾンゾン」、「不死奇ヨンシィ」、「死骸美 呪々」からなるクリエイター系３人組人外VTuberグループである。グループの名称は、メンバーの名前に由来する（奇屋敷『ゾン』ゾン・不死奇『ヨン』シィ・死骸美 呪々（『ジュ』ジュ））。
　初見向けには、ゾンヨンジュ公式のYouTubeチャンネルより再生リスト「💎ゾンヨンジュ入門！とりあえずこれをみろ！ 」が用意されているので、こちらも推奨されたい。

　奇屋敷ゾンゾンは「秘密の観測所（サナトリウム）からやってきたホムンクルスの女の子」、不死奇ヨンシィは「キョンシーみたいな女の子」、死骸美 呪々は「ゾンビの女の子」。
　見た目や名前の印象から全員がアンデッドと思われがちだが、奇屋敷ゾンゾンは「ホムンクルス」であり、メンバー内で唯一の生者である。

　メンバー全員が何らかの技術（イラスト、Live２Dモデリング、３Dモデリング等）に秀でており、個々での創作活動や仕事としてのクリエイター業に励んでいる。

　グループの活動としては、動画投稿、コラボ配信、３Dライブ、グッズ販売、動画のMV制作等を行う。クリエイター系のグループということで、MV制作も自身らで手掛けることが特徴的である。
　他には「#まいにちゾンヨンジュ」として毎日Twitter(X)上に、フォトや動画のコンテンツを投稿していた（※2024年9月で終了）。

　グループ結成の経緯は、不死奇ヨンシィと死骸美 呪々とそれぞれ交友関係にあった奇屋敷ゾンゾンが主体的に動き、二人を引き合わせたことがキッカケとのこと。その他語られるエピソードからは、彼女らの非常に良好な関係が窺える。

　さえきやひろは、2021年頃から自身がゾンヨンジュのファンであることを公言していた。

　さえきやひろとゾンヨンジュとの配信上での初コンタクトは、2021年8月のさえきやひろのバースデー凸待ち配信（後述）。同年12月には正式にコラボ配信を行い、その後も交流を重ねた。
　2021年を振り返る年末配信では、「推しが出来た」という話題も挙げており、さえきやひろの推しVTuberといえばゾンヨンジュであることが周囲にも定着していった。
　
　さえきやひろとしては、ゾンヨンジュの好きなポイントとして「自身がやりたかったことが詰まっている」とも語っている。

　2023年には、さえきやひろとゾンヨンジュ、さらに人造人間ジンゾウ、衛星ライトを加えたVTuberグループ「私立セルジュニ美術学園（セル美）」が結成された。同じグループのメンバーとしても彼女らは活動を共にし、現在ではさらに親交が深まっている様子が窺える。

　2021/08/16、さえきやひろのバースデー凸待ち配信に、ゾンヨンジュが凸参加した。さえきやひろとゾンヨンジュの配信上でのコンタクトはこれが初であり、お互いにファンである様子を公に明かした。　

　不死奇ヨンシィが『ヴんか祭』（さえきやひろが主催メンバーの一人である展示会イベント。イベント詳細については別ページ「ヴんか祭」参照。）に足を運んだ様子が投稿された。

　こちらはゾンヨンジュとの交流とは毛色が異なるが、元々「推しに認知されたくない」タイプであったさえきやひろが、ゾンヨンジュの話題を積極的に出すようになってきたキッカケの一つとして、ヴんか祭が終わった後に不死奇ヨンシィから手紙を貰ったことを後に語っている。
　また、奇屋敷ゾンゾンは、『ヴんか祭マンガ』（ヴんか祭を開催するまでを記録した漫画）について投稿している。

　2021/12/16、ゾンヨンジュとさえきやひろの正式な初コラボ配信が行われた。「バーチャルマーケット(Vket2021)」公認の配信であり、ワールド「私立Vket学園“電市祭” 夜の部」を散策し、ゾンヨンジュの出展ブースにも訪れた。正式な初コラボにしてVR上での接触を伴い、さえきやひろのゾンヨンジュへの熱烈なファン振りが発揮された。

　翌日の「まいにちゾンヨンジュ」では、ゾンヨンジュとさえきやひろのオフショット動画が投稿された。
　また、後日さえきやひろの配信にて、コラボの振り返り話やゾンヨンジュについての話が語られた。

　2022/04/05、「バーチャルのメディア」にて、さえきやひろとゾンヨンジュに関する動画が投稿された。直接的なコラボではないものの、「第一回　やひろちゃん告白王選手権」として、ゾンヨンジュのメンバーがさえきやひろへ告白するVTR映像が提供された。

　なお、ゾンヨンジュはバレンタインデー（2022/02/14）に、「バーチャルのメディア」スタジオ協力の元「ゾンヨンジュ - バレンタインライブ -」を実施しており、VTR映像はその際に撮影されたものと思われる。さえきやひろは、同ライブもといゾンヨンジュのファンアートも投稿している。

　2022/07/22、さえきやひろがホストとして行ったTwitter(X)スペースに、途中からゾンヨンジュの面々もスピーカーとして参加した。
　突発的に行われたスペースではあるものの、さえきやひろと当時直接的または間接的に繋がりのある人物たちが続々と参加し、結果的に「デジタルおさななじみ」「ゾンヨンジュ」「トライアンブリ」のグループ対談の様相を呈するまでになった。

　2022/09/02、ゾンヨンジュのチャンネルにて行われた凸待ち配信に、さえきやひろが凸参加した。初コラボから時を経て互いにより打ち解けてきた様子を見せつつも、「ゾンヨンジュの活動内容にやけに詳しい」、「ゾンヨンジュのグッズを着々と収集している」等々…さえきやひろのファン仕草は健在であった。

　ここでは、さえきやひろが「ゾンヨンジュ」を知ったキッカケも本人らを前にして語られた。さえきやひろと元々交友関係にあった「旱林鏡香」が、不死奇ヨンシィと同じVTuberユニット（キョンシーVTuber5人組ユニット「でっどanでっど」、また後には不死奇ヨンシィと旱林鏡香の二人ユニット「molete（モルテ）」も結成）を組んでおり、彼女を介して最初に不死奇ヨンシィを知った、とのこと。この話に出てくるファンアートについては、添付の投稿を参照。

　VTuberユニット「トライアンブリ」の企画番組（動画）『トライアンブリと』のゾンヨンジュ回にて、さえきやひろの話題が取り上げられた。
　こちらもさえきやひろとゾンヨンジュのコラボではないが、死骸美 呪々が「憧れている人」としてさえきやひろの名前を挙げたり、ゾンヨンジュのさえきやひろへの好意がここぞとばかりにアピールされた。

　2022/11/06、ゾンヨンジュの三名がそれぞれどうぶつ化した姿「どうぶつゾンヨンジュ」とやひろ犬によるコラボ配信が行われた。
　どうぶつ４匹による和気あいあいとした（？）交流が行われた他、同日公開のゾンヨンジュの２ndオリジナル曲関連（後述）の告知も為された。

　2022/11/06、ゾンヨンジュの２ndオリジナル曲『I scream, melty love! 』のMVが公開された。イラストはさえきやひろが担当し、同イラストを用いた記念グッズセットも販売された（販売期間は終了済み）。

　2022/11/12、不死奇ヨンシィのアカウントより、Twitter(X)スペースが行われた。奇屋敷ゾンゾンとさえきやひろも同じ場におり（いわゆるオフコラボ）、各々の「概念グッズ」を作成する様子が配信された。グッズの完成品は添付の投稿を参照。死骸美 呪々はその場にはいなかったものの、彼女の概念グッズも作成された。

　2023/04/01、さえきやひろとゾンヨンジュの面々、さらに人造人間ジンゾウと衛星ライトを加えたメンバー構成による「私立セルジュニ美術学園（セル美）」が結成された（グループの詳細については、別ページ「私立セルジュニ美術学園」参照。）。早々にリアル展示会イベント（通称「セルセル展」。イベント詳細は別ページ「セルセル展」参照。）の開催も発表され、その宣伝も兼ねたグループ活動が活発に行われた。以降、さえきやひろとゾンヨンジュとのコラボはセル美のコンテンツとしてのものも多い。
　
　また、同じグループのメンバーとしても密な時間を共にしたことによる距離感の変化について、さえきやひろとしては「マブになったけど、ファンの気持ちも残っている」といった様子。

　なお、セル美のグループとしての正式な結成日は2023/04/01だが、それ以前にメンバーを集めたDiscordサーバーが先に出来ていたようで、その交流の様子が窺える場面もある（突発的なコラボ配信が行われる、絵チャットの交流が投稿される等、さえきやひろとゾンヨンジュのメンバー、さらに衛星ライト、ジンゾウとの交流が表向きにも窺えた）。

　2023/10/29、「やひろくん」とゾンヨンジュのTS化形態（藤屋敷オズ、不死奇ヨンジ、死骸美ジュジュオ）によるコラボ配信が行われた。

　なお、これでさえきやひろとゾンヨンジュは「通常状態」、「どうぶつ化形態」、「TS化形態」全てのバージョンでお互いにコラボを果たしたことになる。