ロマンシングサ・ガ

Last-modified: 2013-11-09 (土) 19:53:17

<ロマンシングサ・ガ>
詳しくは虎の巣様をご覧ください。

主人公を選ぼう!

■せっかくだからこの赤くてかわいい女の子を選ぶぜ!
主人公は8人(男性4人女性4人)の中から選択する。個性的な面々が揃っており、ゲームスタートから頭を悩ますことになる。
キャラそれぞれには年齢が設定されており、それぞれ特徴を持つ。
若いキャラ(アルベルト、アイシャなど)は初期ステータスこそ低いものの、その分伸び代が大きい。
逆に大人なキャラ(バーバラやホークなど)は初期ステータスが高い。

 

■この親にしてこの子あり
初代ロマサガには、主人公の初期能力値決定の際に「両親の職業」を選択する必要があり、戦士や武闘家、占い師など10種類の中からそれぞれ選択する。
もちろんどの職業を選んだかがキャラの初期能力値に影響するのだが、異性の親の職業の方が大きく影響するというリアルな一面も。

 

■私ピンクのサウスポー
両親の職業選択の他に、主人公の利き腕を決定する必要がある。
左利きを選ぶと与ダメージ低下・命中率低下とデメリットが生じる。・・・しかし、最終試練で入手できる「レフトハンドソード」を左利きキャラが使用すると、なんとゲーム中最強の「不動剣」を放つことができるのだ。まさにロマン設定と言える。

 

能力値の意味

■愛とはなんぞや・・!!
各ステータスは後のサガシリーズでお馴染みになってゆくものばかり。基本的にはこれ以降のものとイメージは同じである。しかし、
器用さは命中率や術法での回復量に影響し、精神は術法の被ダメージの減少や術法での状態異常回避率に影響。そして、愛は「ウィークネス」での魅力減少量に影響するのみ。ちなみに、魅力はレフトハンドソードの固有技「王者の剣」の成功率にのみ影響する。
この様にやけに限定的なステータスもあるため、注意が必要である。

 

■男子三日会わざれば刮目して見よ
ロマサガ1でも他のサガシリーズの例にもれず、経験値の概念は無い。したがって戦闘中にとった行動によって能力値を成長させて行くことになる。
しかし、今作は取る行動によって成長が促進されるステータスもある一方、成長が抑えられてしまうステータスもある。これは特に術法に言える。
例えば、火の術法を使えば火術が上昇しやすくなるが、水術の成長は抑えられる。つまり、相反する属性の成長が抑えられるというわけだ。
注意すべきは、他サガシリーズとは違いその戦闘で「実際に行動」しなければ能力値成長の判定が行われないということである。

 

代名詞なんて言わないで

ロマサガ1にも数々のバグが存在する。
いや・・・もしかしたらサガシリーズ随一の「バグにまみれた」作品なのかもしれない。
以下に挙げるものはほんの一例である。

 

■ハヤブサキャンセル
全ての片手剣で使用できる「ハヤブサ斬り」。この技は確定先制の特殊効果を持っている。
そこで、一度「ハヤブサ斬り」を選択し、直後にキャンセル。そうするとキャンセル後どの技術を選択したとしてもその技術にハヤブサ斬りの特殊効果、つまり「確定先制」が付与されてしまう。これは技術のみではなく、「逃げる」コマンドなどにも適用される。
注意を挙げるとすれば、一度コマンドをキャンセルしなければならない都合上パーティメンバーが2人以上いる場面では無いと使えないという点か。

 

■シンボル一時消し
ダンジョン内などにはボスシンボルが配置されている。それらのシンボルは(一部ではあるが)一時的に消して、さも撃破したかのように道を進むことができる。
その方法は至って簡単。「逃げるだけ」である。・・・もちろんいくつか条件は付いてくるが。
条件その1。上記の通り、条件に見合う敵シンボルであること。トマエ火山の最深部に鎮座するフレイムタイラントが有名。その他にも凍りついた城のフルフルなども一時消しが可能である。
条件その2。直前の戦闘で勝利していること。その勝利判定を次戦闘、つまりシンボル一時消しの戦闘で引き継いでしまっていると予想できる。
このバグは様々な制限プレイに使われてきた歴史がある。

 

■レイディバグ
この作品、いや、テレビゲーム全体を見ても特に有名、そして悪名高いバグである。
発動条件の中にキャプテンホークの船「レイディラック号」が登場するため、この名前が付けられた。
ある程度は制御が可能とのことだが、基本的に何が起こるかわからない。それはゲーム内だけではなく。カセットを含めて。何が起こるかわからない。
「人間の恐怖の根源は未知」だと言う。そして「恐怖は快楽である」ともいう。
今日も未知なる結果に身を震えさせ、レイディラックを出し入れするのだ。
・・・カセットは大切にしましょうね!

 
 

文責:ミルド