ここではRS2・RS2Rのゲーム版の台詞を解説。
- 漫画版の台詞は【…こんな 醜い姿をもうあなたに見せたくなかった……】を参照。
RS2
イベント【幻の人魚追跡】にて男性である【皇帝】で【踊り子】のショーを3回見た直後、彼女の後を追って正体を見ると【人魚】が言う台詞。
この後人魚は海に潜り、以降地上に姿を現さなくなる。
その言い回しからおそらくこれまでも他の人に正体を見られたことはある様子。
RS2R
人目を避けて【マーメイド】の【酒場】の裏に身を潜めていた踊り子は、自身が人間の姿を保てなくなり、隠された正体である人魚の姿を露わにしてしまった状況を深く悔いていたのである。
彼女は、自分の変貌を偶然目撃してしまった皇帝に対し、最も知られたくなかった事実が明らかになったことを痛切に感じていたのである。
長く築いてきた仮初めの生活は、この発覚によって維持不可能となり、これまで過ごしてきた場所に再び姿を見せることは許されないと判断していたのである。
彼女は、自らの存在が周囲にもたらすだろう混乱や危険を冷静に見据えたうえで、静かに別れを告げる決意に至ったのであり、その胸中には断ち難い未練と、海へ戻らざるを得ない宿命への諦念が重く沈んでいたのである。