SF2
【兄弟再会】のラストシーン、蟠りが解けた【フィリップ】と【マリー】の帰りを送った【ギュスターヴ13世】。
その嬉しそうな様子を見た【フリン】が呟いた、健気な言葉。
フリン「ギュス様、いい事あったの?
そういう顔してる。」
ギュスターヴ「ああ。
なぜか心が晴れ晴れとしてるんだ。
こんなのは久し振りだ。」
フリン「そういうの、
続くといいよねギュス様。
ず~っと続くといいよね。」
追放され、共に追放された母親は亡くなり、腹違いの同じ名を持つ兄弟と殺し合いもした。
フィリップとの和解は、そんな彼に訪れた、ひと時の幸せと言えただろう。
───だが、波乱の時代はそれを許さなかった。