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本作【SaGa SCARLET GRACE】のタイトルにもなっている用語。
【皇帝】になる超常の力のこと。
物質である【緋の欠片】は、【ファイアブリンガー】が七度目の見定めの後に地上に降り注いだ物であり、やがてそれの秘めた力に気が付く者達が現れたことで、緋の恩寵スカーレット・グレイスと呼ばれるようになった。
この緋の欠片は、ファイアブリンガーが最後の裁定のために降り注がせた物であり、冥魔や星神は人間に持たせて利用し、精霊はその力を危惧して破壊を試み、人間はその力を天啓と信じていたが、それらも人間に与えた試練の一環であり、それらを乗り越え神域に辿り着いた者に真のスカーレット・グレイスを与えるか見定めようとしていた。
真のスカーレット・グレイスは、太陽の光を手のひら大にしたようなもので、ラスボスであるファイアブリンガーを倒すと上空から落ちてくる。
そしてこれを手にした人間は決断する。手に入れるか、潰して処分するかは、ストーリーの分岐によって変化する。
引き継いだ者に皇帝の力が宿ることは、ウルピナのエンディングの1つが証明している。
だからといって主人公によって行く末はかなり違い、引き継いでも皇帝になると断定されたわけではない。