RS2
【南ロンギット】の【トバ】で発生。
【ギャロン掃討】を解決した後、5世代（約160年）経過*1すると周辺海域で嵐が発生し、【マーメイド】への船便が欠航する(マップ上からの行き来は自由にできる)。
酒場にいる【海女】から情報を聞くと、【沈没船】の【ギャロン】が原因であるという。
既に【幻の人魚追跡】で【人魚薬】を作っている場合はそれを使って沈没船に行く事ができる。
まだ作っていなかった場合は、【レオンブリッジ再建設】の際に【海の主】と和解していれば【海の主の使い】がアバロン宮殿の玉座まで届けに来てくれる*2。
作成途中であった場合や、海の主の使いが届けてくれない場合は、魔女のほこらで作ることになる。潜る回数が3回に達すると地上へ戻れなくなる警告をするのは「幻の人魚追跡」と同じだが、このイベントでその制約は発動しない。
このイベントが発生した場合幻の人魚追跡は終了扱いになってしまい、【ネレイド】が未加入だった場合加入不可になる。
沈没船の最深部に到達すると亡霊となったギャロンが出現する。
強さはギャロン掃討の時とほとんど変わらないため余程の理由がなければ負けることはない。
ヌオノで回収していなかった場合奥の宝箱に【詩人のファゴット】が入っていることがある。
進め方によってはここで【スービエ】が登場することがある。（詳しくはスービエの項を参照）
なお、スービエのセリフが聞けるのはここか、ラストダンジョンのみである。
スービエが現れなかった場合は徒歩で沈没船を引き返すことになる。外へ脱出すると嵐は収まり、沈没船には二度と入れなくなる。
あとはトバで海女に話しかければ字幕イベントが発生し、海女が加入すると同時に南ロンギットが帝国の領土になる。
沈没船でスービエが登場しなかった場合、ここで【ナゼール海峡】にいるという情報を聞くことができる。
嵐が発生しないうちに最終皇帝が即位した場合もこの情報は聞け、スービエを倒した後海女に報告すると海女が仲間になる。
ただし、「先にナゼール海峡でスービエを倒した後、海女に報告せずギャロン掃討をクリア」というルートを取ると仲間になってくれないという報告がある*3。
余談
このイベントは進行ルート次第で【ハマリポイント】が出てくることがある。
それは【武装商船団問題】クリア前に最終皇帝が出現した場合で、この状態で海女に話しかけると武装商船の行き先がナゼール海峡で固定され【ヌオノ】に行けなくなる。
ヌオノでの詩人のファゴット入手は武装商船団の服従が前提であるが、最終皇帝はワイルド口調タイプではないため陸路ルートが取れず、残った協力ルートでは通行料を払うか同盟しかなくなる。
つまりファゴットが取れなくなってしまうのでまずこの段階で【イーリス】が加入できなくなり、【人力風起こし】ルートでしか挑めない。
そして最終皇帝強制出現の場合は【クジンシー復活】が発生せず、ラストダンジョン以外で【クジンシー】と戦えないので、七英雄のうち他6人中誰か1人でも戦えない相手がいる段階で詰みとなる。
中でも【ジェラール】の代による最終皇帝強制出現の場合、【人力風起こし】が入手出来ず【ワグナス】が倒せなくなってしまうためハマリの条件を満たす。
嵐が発生しないうちに最終皇帝が即位した場合、海女に話しかける前に必ず武装商船団問題は終わらせておきたい。
RS2R
ギャロンの反乱クリアから嵐と沈没船の開始までに必要な世代数が5世代→6世代に変更された。
また、スービエが沈没船で出現する条件が「ギャロンの反乱クリアから16世代以上経過」になっており、海の主を倒したとしても確定で沈没船に出現するわけではなくなった。
さりげなく17世代から16世代に変わっているが、本作では年代ジャンプの年数と世代経過数が必ずしも一致しなくなっているため、大抵は255年ジャンプ2回で16世代経過するが最大年数2回の年代ジャンプで届かないケースもある。
なお、スービエが登場する場合、ギャロンと戦闘する直前に船の外を進むマップでスービエの触手と影が横切る演出が入る。
【幻の人魚追跡】を発生させる前にこのイベントが発生すると幻の人魚追跡が消滅するのは原作版と同じだが、この場合【踊り子】を仲間にできなくなるため、より被害が大きくなる。
さらに海の主の使いが現れて人魚薬をくれた場合はネレイドも仲間にできなくなってしまう。せめてネレイドだけは落とさないよう魔女のほこらルートを選択した方がいいだろう。
いわゆる東進ルート（運河要塞解放→王位継承問題、武装商船団問題）の場合だとなかなか幻の人魚追跡イベントを挟み込む余裕がないものの、このイベントが起きないようにギャロンの反乱を放置すると武装商船団の加入や斧の開発が遅れたりとデメリットが大きいため悩みがちである。
原作版より人魚薬を作るのが少し楽になっている事に加え、魔女のほこらが品切れ後も人魚薬を作ってくれるようになったので、このイベントで詰む事はなくなった。
また、詩人のファゴットもヌオノ地下固定となっており、このイベントとは無関係になった。
スービエが沈没船に現れなかった場合は一旦イベントは終了し、この後のスービエとの決着については【氷海の支配者】イベントに分割されている。
下記のスービエ戦で敗北した場合も、この流れになる。
一方でスービエが沈没船に現れた場合、ギャロンを倒すとムービーが流れた後に来た道は封鎖され、【ファストトラベル】もできなくなる。
ただし、オリジナル版と違い準備することはできる。(冥府と清水の書Ⅲは回収できる。)
どう進行させてもトバに帰還した際に自動的に海女に対して報告が行われるようになったため、イベントポイントや字幕を温存出来なくなり【最終皇帝以外で最終ボスに挑む方法】が使えなくなっている。
なお、本作では海女を仲間にするのにこのイベントのクリアが必須となったため、イベント発生前に最終皇帝が即位してしまった場合仲間になってくれない。*4
したがってジェラールの代で【皇帝の継承候補打ち止め】を起こしてしまうと、原作と違い海女が仲間にできなくなるので覚えておこう。
ちなみに悪天候はきちんと各町の描写に反映されており、【トバの崖】等は非常に見通しが悪くなっている。
期間限定の変更なのでせっかくなら地域一帯を歩き回ってみるのも一興。
原作でもあったなぜか普通に人がいる酒場で【スカルデーモン】5体との戦闘イベントが追加。
戦闘後は酒場だった部屋は他の区画と同様にボロボロになっている。
クリア後も沈没船に入れるようになっており、酒場以外は敵シンボルもそのまま。もちろん3回以上出入りしても海から出られなくなるなんて事はない。
ギミックは相変わらず面倒なので、取り溢しがないよう1回の探索でクリアしたいところ。