序章、ゼルダの伝説 [#fce535d4]
これはとても悲しいお話・・・
「とても元気なお子さんですよ!!・・・でもちょっと異常が・・・」
「何ですの?病気!?障害!?!?」
「・・・生まれてきたお子さんは・・・・・髪がとても長く、そして金髪です」
「・・・?何ですのそれ?聞いたこともありませんわ。見せてくださる?」
「これなんですが・・・」
「!!!!か・・・髪が・・・・お尻よりも長く・・・そして全部金色・・・・いやぁぁぁぁぁぁぁ!!!!気持ち悪い!!!!!!!」
「落ち着いてください!!!貴方の子供ですよ!!!」
「こんな気持ち悪いの私の子供じゃありませんわ!!!預かってください!!!!」
「いや、それは困ります・・・」
「じゃぁ捨ててしまいなさいよ!!!どうせまだ脳とか発達してないんだし、死んでもわからないし誰も困らないでしょ!!!」
「貴方!!!!そんな言い方ひどすぎますよ!!!立派に生まれてきた正常なお子さんですよ!?」
「その髪の長さでどこが正常なのよ!!!!もういい!!帰ります!!!」
「ちょっと!!この子は!!??」
「育ててください!!!できないのあら捨てて結構!!!!」
「・・・・ごめんね、私の病院じゃ子供がいっぱいで育てられないから・・・・ごめんなさい!!!・・・ごめんなさい!!ごめんなさい!!ごめんなさい!!ごめんなさい!!!!!許して・・・・・・・」タッタッタッタッタ・・・・・
「おや?あそこにカラスの群れが・・・・ってあれは人じゃないのか!?髪は異常に長いけど・・・・って食われてるぞ!!!!とりあえず助けなきゃ!!!!」
「とりあえず城に持ってきたけど・・・王様がこの子を助けてくれるか・・・・いや、助けてくれなかったら僕がこの子を守ろう!!!!・・・あっ!!王様!!この子・・・・」
「なんだその薄汚い赤子は?それに傷だらけじゃないか」
「どうかここで育ててくれないかと思いまして・・・・ダメでしょうか?」
「・・・事情はどうであれまだ赤子だ、育つまで面倒を見よう」
「ありがとうございます!!!!やったな!!!お前!!!・・・ってその前に傷の手当てしないと!!!」
そしてその赤ん坊は『ゼルダ』と名づけられました。そして彼女にはその経歴、傷跡のこと、全てを話しました。彼女は根はとてもいい子ですので、良からぬことを考えたりはしませんでした
そしてもう大人になったころ・・・
「私、何か武道というのを習ってみたいですわ」
「・・・なぜいいきなり?それに貴方は守られる存在なのでは・・・・」
「いいから習わせて!!!」
そしてゼルダは剣道を習い始めました。そしてその剣道3段の腕を使って城から抜け出し、ある街に出てきました
「城の生活にはあきたものですわ、私は私の人生を歩みますわ!!!」
そして彼女はとある高校、「江戸高校」というところに特別入学しました。
「とても面白そうな高校ですわ、街って面白いですわね!!」
その高校にはとんでもない秘密があるとは知らずに・・・・